Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

congratulation

2018-09-28 00:28:20 | ピアノスタジオ



今夏、またもや生徒が自分の意思でコンクールに挑戦しました。

私も救急車に乗ったくらいですから、健康な子供といえど、この猛暑に体調を崩してしまって、苦しい局面が何度もありましたが、本当によく頑張りました!

セミファイナルにて奨励賞をいただいたのですが、本人的には賞状が小さいとショボンの様子。

いやいや。
二カ月ほどの期間の中、ステージの度に、確実にレベルアップしていたし、ここまで飛躍的に伸びていけるのも珍しい。
実際、全てのコンクールで連続入賞しているのは、本人に力がある証拠。
そしてまだまだレベルアップできる。

コンクールでは完成した演奏を披露して、その演奏に対して順位がつきます。
でも、どんなによく弾いていたとしても、その演奏の伸び代、将来的にこうなるであろう予測がつくことも事実。

私は、やっぱり上手いだけのピアノは好きじゃない。
知的な演奏、丁寧な演奏は、聴いていて好ましく、そこに個性が加わることが面白い。

そんな話を子供とできるようになるのだから、その成長には驚くばかり!
いろいろな変化を感じて、嬉しくなります。
そしてこれからもとても楽しみ!


この受賞者コンサートがあった日、駅の中のお花屋さんで花束を選んでいたら、後ろから「先生!」との声が聞こえ、振り向いてビックリ!
20年ほど前に教えていた生徒のご両親でした。
嬉しいやら、懐かしいやら、ビックリしたやら、恥ずかしいやら(笑)
でもいまだに私のことを覚えていてくれるなんて、本当にありがたいことです!
当時、小学生だった子ももう立派なお母さん。
赤ちゃんを交えて再会できる日が楽しみです。




久保先生と弘中先生のコンサートでも、

「リサさん!」

と声をかけられ、振り向いてビックリ!
これまた10年以上前に一緒によくデュオをやっていたヴァイオリニストの斎木なつめさんでした。


世界は広いけれど、自分のいる場所、固執している世界はなんて狭いのでしょう(笑)

続けている限り、必ずどこかでまた再会できる。

嘘偽りなく、真摯にやり続けるのみ。