Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

平井康三郎「日本の笛」

2022-12-28 11:21:00 | Weblog




久しぶりのルーテル市ヶ谷教会。
うわぁ。
もうクリスマスツリーが…と思っていたのに、それすら終わってしまったというなんとやら。

とっても素敵な憧れの先輩、メゾソプラノ 麻生公子さんのコンサート。

ソプラノは田坂さん、伴奏は山中歩夢さんでした。




私のイチオシは麻生さんの歌われた平井康三郎「日本の笛」シリーズ。
自分には全く縁のなかったジャンルでもあるのですが、面白い!
ものすごくカッコいいです!

ソプラノの田坂さんが歌っていた「淡彩抄」も、同じ平井康三郎の作曲ですが、和声が綺麗でピアニストとして興味の湧く作品でした。
こっちの方が自分的には挑戦しやすそう。

そして、この曲集の詩は山田耕筰「みぞれに寄する愛の歌」の大木惇夫さんでした。
一月にメゾソプラノの長谷川暖さんとこの曲をご一緒するのですが、これまたとっても素敵です。

でもね…
日本人なのに日本語の歌詞を読んでもわからない…という難しさよ(泣)

母国語だからわかるってものでもないんですよね…

言葉って本当に難しい。

そしてつくづく自分は言葉を扱えない人間なのだと思い知るのでした。
考えてる間に我慢できなくなるというのか、気持ちを抑えきれない。
それで演奏したくなっちゃうのだから、やっぱり音を扱う方が性に合ってるんだな。