その晩、夫が帰宅してから、話をしてみました
彼女と旦那さんのことを大まかに話し、自分でもとても考えたこと。
彼女の話を聞いて、自分が傲慢だったと思ったこと。
「わたしも完璧な人間ではないから、受け入れて理解する努力をしないとと思う」
と言いました。夫は
「じゃあ離婚届破棄して」
と言いましたが、それはうやむやにしましたあれは「保険」ですから。
まあそこに話をもっていくところが、夫の「ないわ~」と思う部分なのですが
まだまだ油断は出来ません。
夫に「リツコは自分を特別だと思ってる」とも言われました。話をしていく過程で。でもそれは違います。
「わたしは自分をそんな風に思ったことはない。でももしなにか違うのだとしたら、それは状況に不満があったら、変える努力を死に物狂いでやってきたことだと思う」
と返しました。
大学受験、姉をサポートしての学生生活、神戸の地震で被災したこと、待遇・状況への不満からの転職、その時やりたいことが実現できる会社に就職できたこと。
そして今は仕事をするにあたって、育児生活からのリハビリもかねて資格取得の勉強をしています。
仕事再開のとっかかりになれば、という気持ちと、頭を切り替えていけるか、という自分を試す意味で。
もしこれに合格したら、次に取りたい資格があるのでそれの取得にはずみをつけたいという挑戦です。
しかし思った以上に勉強する時間がとれず、子供が寝てからしかできませんね、やっぱり
その上、せっかく勉強する時間、と思っていると夫が帰宅して夕飯の支度・後片付けなどなど・・・。夫は次々話しかけてくるので、いい加減一喝する場面もしばしば焦ります
先日、ネットで40歳男性の年収・業界別順位というものを見たのですが、見事に夫の業界最下位
地方の会社なんて書いてある年収の8割にも満たないです。大体の平均の6割。
つまりわたしが4割を稼ぎ出さないと厳しい経済事情です
本当に申し訳ないけど仕事において転職してスキルアップと収入アップをはかってきた私は「あなたはその年までなんで資格を取るなり転職するなり手を打ってこなかったの?!」って思ってしまいます
その埋め合わせをするのは他ならぬわたしであり、わたしを働かせる気は満々です、夫
わたしは働くのは好きだし、働きに出るのは全くイヤではありません。でも暴力振るう夫の埋め合わせのために働くのはイヤです
生活を切り詰めれば、働かなくてもいいかもしれません。でも夫は「新しくブルーレイレコーダーが欲しい」「りおにipad買ってあげたい」とか、物欲はキリがないですわたしに臨時収入がある、なんていえばあてにする人です。
以前、臨時収入があったとき「繰り上げ返済よろしくね」と言われたことがあります。
そしたらさ~、こっちの公務員さんとか銀行勤務の女性で産休取れるような人と結婚すればよかったじゃないの~と思います。わざわざわたしが仕事辞めて来させることなかったじゃん・・・。
あとは母親と妹に2日に1回はメールするのも、わたしからすると「ないわ~」ですね。
なんかふと気付いてしまったんです。彼女の話を聞いてから。旦那さんが縁もゆかりもない土地に、結婚のため転職して生活していく中のストレスがあった、と聞いてから。
「わたしも、ずっと一人だったんだな」
と。両親にも会えず、実家にも帰れず、年に2回ほど姉と弟に会えるけど、ずっと寂しかった。
最初から、他の人に送ったコピペメールで釣って、前の彼女が来ていたうちに嘘ついて呼んで、義母に「孫置いて出て行け」と言われたり、殴られたり暴言吐かれたり。そのなかで育児して。
頼りになる人、味方なんていなくて。
ずっとそんな中で結婚してから5年暮らしてたんだ、って。
そしたらすごく悲しくなってしまって。
寂しいとか、認められなかった。気付かないようにしていたんだって。
それで夫に
「一ヶ月に2回は実家に帰って親に愚痴って甘えて休んで、妹も近くに住んでて、自分が居ないのに『遊びに来い』なんて気軽に呼んで、わたしがいないのにわたしが勝手に自分の弟呼んであなたとご飯食べてって言ってるんだよ、わかる」
と言いました。例えを出さないと、というか自分の身に置き換えて話さないと分からない人なので。
「パパにわたしの気持ちなんて分からないよ!」と。
わたしは寂しいです。
夫が味方じゃないから。わたしを一番の家族と思ってないから。夫が支えでも、頼りでもないから。
でもそれはわたしも同じではないか?
そうも思います。
だから、これから仕切りなおしなんです。
やっと現状を認められた。
わたしは夫を信頼していない。夫もきっとそう。
だからまたイチから積み直しです。
ひとって、優しくあたたかい関係になれたら、ずっとずっと幸せな毎日が続くと思いませんか?
コーチング講座を受けたのですが「何を言われたか」ではなく「誰が言ったか」が重要なんですって。
信頼している人の言葉は聞ける。信頼している人に話すのは安心する。
夫にはないわ~
だから、「理解する努力を継続する」
これは結婚式の際に誓ったことばでもありました
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