明日から普通の生活に戻ることになりそうです。
なんとなく以前のブログを見ていて「ここ抜けてるな〜」とか「就園前はテレビだけが楽しみだったんだね・・・」とかいろいろと思い出されていました。
しかし婚活からの結婚、妊娠、出産、育児、DV、離婚の流れがつぶさに見て取れて、大変興味深いですね・・・
これを見ていると元夫がなんとか結婚してくてあの手この手、甘言を弄してますね〜言葉はタダですからね・・・もう義両親が「若くて新しい奴隷が来た!」って感じ、すごいし。義妹、どうしてんのかな・・・。
もうラブラブな夫婦が、妊娠して逃げられなくなってからの変わり様がすごいですね。お互い。
元夫の「片付け」に対する執念とかあと浪費もすごいね
これ、娘が大きくなってきたらどうなってたんだろう・・・間違いなくぶん殴られてただろうな・・・などと思って読んでました。でも途中までしか読めてません。
やっぱり出産後はエントリーが少なくて。
出産の大変さは書き残してましたね。
出産の日、何があったか書かれてないことがあります。
ある意味、ターニングポイントになった日。
この日のことを思い出したのは、きっかけがあります。
「となりのチカラ」
https://www.tv-asahi.co.jp/tonarinotikara/story/0004/
このドラマの松嶋菜々子さん回の再放送が、偶然目に入ったんですね。
怪しい宗教に入信して、マンションの住人に水を売りつけようとする女性。どうも子どもを亡くし、もう一人の娘とも絶縁状態らしい。その娘の婿が訪ねてきて「仲直りさせたい」と言うので、また松潤演じるチカラがひと肌脱ぐ・・・という回。
良い人かと思った婿は、実は金をせびりにくるクズ野郎で、息子の墓前で鉢合わせした親子は思いを打ち明け和解する。そして婿に言い放つ。「二度と姿をあらわすな!」そして孫を迎えに行き、思わず娘が泣きながら言ったのが
「この子を産む時、一人で心細かったんだからね!」お母さんにそばにいて欲しかった、と。
そこで私の脳裏に浮かんだのは、トロのお寿司。
母が出産後に買ってきてくれたそのトロのお寿司は、誰にも食べられなかった・・・。
私の出産の際は、母親が出てきてくれて、そばに付き添ってくれた。腰をずっとさすってくれた。
そう、私はひとりじゃなかったのだ。
そう思い出したら涙が出て、止まらなくなった。
「ごめんなさい、お母さん。来てくれたのに、せっかく来てくれたのに、ごめんなさい」
ひとり、テレビを観ながら泣いていました。
私の出産に際して、退院後に手伝いに来てくれることになっている姉や、わざわざ姉の所によって姉を送ってきてくれる私の両親のために、夫はしばらく自分の実家に帰る、ということになっていました。
しかし、突然夫は「自分の親も泊めたことがないのに、なんでお前の親を泊めないといけないんだ」と言い出したのです。
姉が自分の子どもの幼稚園を休ませて一緒に連れてきて、退院後の私の面倒を一週間見てくれる。その姉を送るために、私の両親も来てくれることになっていたのです。
あちらの義母は、自分より実の家族の方がいいだろうということで何も申し出なく。(私はそれで良かったので、姉にお願いして来てもらうことになりました。)
姉だって、自分の家庭があります。でも「リツコには自分の時にお世話になったから」と義兄も賛成してくれて、来てくれることになってる。
それを再度夫に説明したのですが、夫は納得しませんでした。
夫が自分の親を泊めないのは、潔癖症だからです。
でも今回はお願いしてきてもらうのだから、夫も了解していたのに。
私はそう言われて困ってしまいました。
そしたら父は気を悪くしたようでしたが、ホテルを取るから大丈夫、心配するな、と言ってくれました。
そして迎えた出産。
私は妊娠高血圧症で検診からの入院になってしまいました。
それを両親に連絡したら、母は新幹線に飛び乗ってしまったとのこと。母は5時間もかけて駆けつけてくれたのです。
でも、私はそれに感謝できなかったんですね。「勝手に来てもらっても困る」と。
なんでそんな風に思ってしまったんだろう。今はそう思います。
夫と母は折り合いが悪くて、また夫の機嫌が悪くなるのが嫌だったんですね。事実、それを聞いてなぜか夫の両親が病院にやって来て、「お前の親が勝手に来るから、うちの親も来なくちゃいけなくなっただろうが」と夫に怒られました。
意味不明ですよね
そして夫の両親は何するでもなくただ私が陣痛で苦しんでるのを見ているだけで、帰って行きました。何しに来たんだ?
母が来てくれましたが、私は冷たい態度を取ってしまいました。
「夫婦でやるからいいのに」と言ったと思います。
母は帰りがけに「りっちゃん、お母さん来て迷惑だった?」と寂しそうに言いました。
今でも申し訳なく思います。本当に、あんな寂しそうな母の姿は初めてでした。遠くから、取るもの取りあえず駆けつけてくれたのに・・・
「自分たち夫婦で乗り越える」なんて、甘い見通しだったことを、私は次の日知るのです。
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