11月24日 つづき・・・・
春に「住まい論」の本を読んで以来、どうしても絶対、
東求堂へ行きたいものだと思っていました。
今回やっと念願が叶いました。
それにうれしいことに特別拝観ができたのです!
『東求堂』の内部を拝観できるなんて、なんてラッキーなことでしょう!!
もちろん内部はカメラ禁止です。当然ですよね。
自然の光にも気を付けられて、障子も閉じていますから。
今回は、障子もあけて自然採光のもと襖絵もみせてくださいました。
檜皮葺きの現存する最古の書院造りです。
東求堂は書院造の原型ですね。
まだ、この時代「床の間」は組み込まれていません。
15世紀後半から座敷飾りが次第に定型化するその過程ですね。
国宝・東求堂
付書院は机として使用していまして、筆・文鎮などの道具が置かれています。
左端に季節の花一枝が活けられています。
違い棚には壺とか貴重な品々が飾られています。
この部屋は「同仁斎」と名付けられています。
本堂(方丈)の襖絵も与謝蕪村・池 大雅による実物の襖絵を見ることができました。
普段は、複製品を展示しているとのこと。
なんて、今回は しあわせなことでしょう