お昼過ぎに足場撤去のトビ職のお兄さん二人が来ました。
あいにくの曇り空で心配しましたが、来てくれましたので一安心です。
パイプ材を大きな音をたてながら、勢いよく外していきます。
家の中で「どうか、屋根や壁を傷つけないで!」と祈る気持ちでした。
とうとう雨が降ってきました。
足場が濡れて滑りやすくなるので、お兄さんが怪我をしないか・・・
と、その心配も増えました。
夫も撤去作業が気になるのか、表に出て様子をずっと見守っていましたね。
三時のおやつにバナナ・お菓子・缶コーヒを持って行くと
「はい!いただきます!」と元気な笑顔をみせてくれました。
二人とも若くて華奢な体つきのお兄さんです。
だから軽々と高いところに登れるのだなぁと感心しました。
「雨が降ってたいへんですね」
「はい!降ってきました!」
短い会話をしてから、邪魔しないように私は家の中に入りました。
夕方5時半ごろには、すっかり取り外しが完了しました。
パイプ材とシートが外されて、家全体がすっきりしました。
これで、暗い穴倉生活から解放されます。
外は雨でしたが、気持ちは晴れ晴れした感覚です。
家の中に居て何もしていないのですが、
3月初めから、気持ち的に疲れ果てていたので、
一気に解放感を味わったのです。