今までは《高齢化》といってもさほど気にもしなかった。
自分が後期高齢者になってから、やっと意識しはじめました。
「とうとう後期高齢者になったんだ」としみじみ思うようになりました。
どなたにも公平に年々、ひとつづつ年が増えていきます。
とうとう団塊世代も後期高齢者群の仲間入り。
2年前にご主人を亡くされた奥様がいます。
たった2年間なのに、その奥さまが変わってしまわれた。
ブログで話題にするのも、はばかれますが・・・
失礼なこととわかりつつ、
他人事ではありませんし、
自分事としてとらえたいと思います。
いつものようにおもての掃き掃除をしている時に、
その奥さまが「家がわからなくなっちゃった」と
私に言いましたので、
「すぐそこですよ。一緒に行きましょう」と
足並みを揃えながら、一本むこうの道筋まで行きました。
たった一本の道筋が違っただけなのに、
自分がどこにいるのか分からなくなるのですね。
認知行動に異変がおこる話はよく聞くことですし、
自分でもそれだけは防ぎたいけど、
病気だから仕方ないのかな。
今一度「認知機能」について学びたいなと思います。