去年の暮れ、文庫用の書棚を木材買ってきて自分で作って(DIYってやつ)
部屋にあふれてた文庫を整理してたときに「あれ、こんな本買ったっけ?」
というのが出てきたのです。
デビュー作「プラダを着た悪魔」は面白かったので、ほかの作品も読んでみ
ようかな、と買ったはいいけど、そのまま放置パターン。
『ハリー・ウィンストンを探して』は、ローレン・ワイズバーガーの3作目に
なります。
今回も舞台はニューヨーク。主役は30歳手前になる女性。調理師のエミー、
出版社勤務のリー、親が大金持ちのアドリアナの3人。
エミーは、長年付き合ってきた男にアッサリ振られます。彼女を慰めようと
リーはアドリアナも呼んで話を聞いてあげることに。
3人とも30歳を目前に控えての独身、リーには恋人がいるのですが、あまり
結婚を意識してはいません。アドリアナは親の金でニューヨークのペントハウス
に住み、夜な夜なパーティーに出かけては男漁り。
リーとアドリアナはエミーに「もっといろんな男を知って遊んだほうがいい」と
提案します。
はたして3人はいい男と出会えることができるのか。
とまあ、全体的にはそういう感じの話ですが、この3人のガールズトークという
んですか、話が弾んでる中にさらりと適度な嫌味だったり皮肉だったりが入って
きて、思わずクスリとします。
それにしても、この作者の「ニューヨークの切り取り方」は面白いですね。
誰に頼まれたわけでもないのにニューヨークに住んで、ニューヨークで暮らすなら
こう、みたいな背伸び感も描きつつ、でも浮世離れした中にあっても、どっこい
人間が生きているんだ、という視点。
部屋にあふれてた文庫を整理してたときに「あれ、こんな本買ったっけ?」
というのが出てきたのです。
デビュー作「プラダを着た悪魔」は面白かったので、ほかの作品も読んでみ
ようかな、と買ったはいいけど、そのまま放置パターン。
『ハリー・ウィンストンを探して』は、ローレン・ワイズバーガーの3作目に
なります。
今回も舞台はニューヨーク。主役は30歳手前になる女性。調理師のエミー、
出版社勤務のリー、親が大金持ちのアドリアナの3人。
エミーは、長年付き合ってきた男にアッサリ振られます。彼女を慰めようと
リーはアドリアナも呼んで話を聞いてあげることに。
3人とも30歳を目前に控えての独身、リーには恋人がいるのですが、あまり
結婚を意識してはいません。アドリアナは親の金でニューヨークのペントハウス
に住み、夜な夜なパーティーに出かけては男漁り。
リーとアドリアナはエミーに「もっといろんな男を知って遊んだほうがいい」と
提案します。
はたして3人はいい男と出会えることができるのか。
とまあ、全体的にはそういう感じの話ですが、この3人のガールズトークという
んですか、話が弾んでる中にさらりと適度な嫌味だったり皮肉だったりが入って
きて、思わずクスリとします。
それにしても、この作者の「ニューヨークの切り取り方」は面白いですね。
誰に頼まれたわけでもないのにニューヨークに住んで、ニューヨークで暮らすなら
こう、みたいな背伸び感も描きつつ、でも浮世離れした中にあっても、どっこい
人間が生きているんだ、という視点。
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