ロゴス古書

 年年歳歳 花相似たり
 歳歳年年 人同じからず 

しゃごみ

2008年05月15日 | 随想・日記

 パソコンの検索で、ある「しゃごみ」の書き込みを見て、うぅ~とニガわらいをしてしまった。次のような内容である。

 ※ Kブラザーズさんに答えられている記事である。

  2005年6月21日 (火) 10時05分52秒
[名前] :   おじい
[タイトル] :   まかせなさい
[コメント] :   しゃごみは全国区のようですよ。
薄皮のところがすっぱにがくて、種の周りが甘い実で小さいサクランボのようらしい。
らしいというのは、食したことはないんですな。
残念!
食べるとやみつきになるらしい。
らしい。
しゃごみはともかく、これからベリー系のシーズンですぞ。

今はいちご、ハスカップが食べ時ですな。
このあと、ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリーと続きますぞ。
店頭にはなかなかならばないのが難点ですが。
ハスカップは酸味が強く、ジャムに最適素材ですな。
私はスコーンにもしますがね。
ベリー系はアントシアニンという血管を強くする物質をたっぷりもっていますぞ。
日頃、運動量が多すぎ、活性酸素に痛めつけられ続けている先生方には、最適の食材なのですよ。
体勝負の先生方は食も大切にしてくださいね。

なにをかくそう小生も「しゃごみ」の正式な植物の名前等は知らなかったのである。

 岩手での子供のときであるが、となりの家の道路に面した裏の垣根に、「しゃごみ」の木が二本あった。ザングリと鈴なりになった真っ赤に熟した実を、その家のタダチャンと木に登り良く食った。 「しゃごみ」とは「なつぐみ」のことであった。

  「ところで、生まれも育ちも岩手県なのに、しゃごみを知りませんでした。ショックン・・・。」とも書かれていたのには、こちらもショックでした。

 昨年の六月、梅郷の孫のところでも、あまりにも見事な実のりぐあいだったので、「収穫」してジャムと焼酎に漬けた。毎年孫の所では近所の通りすがりの方や、小鳥にショリしてもらっていたのであったが、何かの用事で行ったときの出来事、美味かったので持ち帰ったしだい。 

 

 しゃごみは、シャグミからの訛りではと考えられる。「なつぐみ」や「とうぐみ」は実が大きく、屋敷内に植えられていた。秋の「きのこ」採りのころや山栗ひろいの時期に山野で良く見られるグミは、「あきぐみ」である。どちらも初夏に花を咲かせる。

 

 


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