路地猫~rojineko~

路地で出会った猫と人。気付かなければ出会う事のない風景がある。カメラで紡いだ、小さな小さな物語。

ブラックとハラスメントの行方

2015-08-04 | ★ほんの日常




最近ドラマやニュースにも良く登場するようになった
ブラックバイトやブラック企業の話やらの所謂、ハラスメントの問題。

一番驚いたのは、ハラスメント行為を行っていながら
自らその様子を動画に撮ってネットに投稿している事。
この辺のモラルの無さが如何にハラスメントを行う側に
自分が間違った行いをしているという意識が失われているかが
伺える所だと思います。

先日訴えられた○イゼリアの副店長に
セクハラで自殺に追い込まれた女の子がいましたが、
これも多分、セクハラを行っている自覚がない人なんだろうな。
給与明細に手書きのメッセージが残っていたそうですが、
何だか独り善がりで気持ち悪い文章でした。
確かお若い副店長だったと思いますが、
妻持ち(お子さんはいたのかな?)だったとか。
そもそも、そんな輩が人の上に立つ仕事をしていいものか。
いや、若い社員を採用して人権費を安く抑える為かも知れませんが、
人選以前の問題かもですね。
割と大きな企業なのに何故??と思える事件です。
女の子も責任感の強い娘なのかも知れないけど
40代50代のオジサンオバサンではないのだし
若い女の子だったら転職先なんて引く手数多な筈なのに
辞められないくらい追詰められていたのかも知れないですが
何も命まで捨てなくても。

企業としての資質も人事の不思議を感じずにはいられない。

私達が若い頃(こういう言い方好きじゃないんだけど)は
特にデザイン職は深夜残業なんて当り前だったし、休日出勤もザラでした。
まだブラック企業なんて言葉は当時はなかった。
ま、自分も若かったから(体力的に)全然平気でしたが
(あ、でも積もり積もって後に体にガタが来たのは事実)。笑。
今なら呆れる様な就業環境も虐めの様なノルマも
自分のキャリアプランに夢があったりすれば
それなりに頑張れるものだと思います。
そう、目的なしに闇雲にやっても頑張れない。

ここ15年位の間に正社員という餌をチラつかせた
ブラックバイトが増えている。
バイトの時給で正社員並みの仕事をさせちゃうって奴。

そもそも、労働者に人としての生活が成り立たない時給しか払えないくせに
雇用主だからって偉そうな顔すんなよって話なのである。
そんな企業に限って面接時に
「親御さんはお近くにお住まいなんですか?」とか聞いてくるらしい。
そもそも仕事の面接に「親御さん」は関係ないではないか。
それはつまり、正社員よりちょっと少ない時間目一杯拘束しちゃいますが、
あなたには最低賃金ギリしか払いたくないから
生活費の足りない分は親を頼ってねと言わんばかりです。
この手の質問をされたら大した会社ではないし
バイトでいくら頑張っても多分、正社員にはなれません。
うかうか正社員という餌を信じて入社してみたらば
モラルの無い経営者や上司達からの激しいハラスメントの嵐…
八つ当たりのサンドバッグ代りをやらされる、何て事もあるからです。




しかし、被害者だけの声を鵜呑みにするのも考え物だというケースもあります。

私が若い時(しつこいけどブラック企業なんて言葉がない時代ね)、
珍しく職場の愚痴をこぼす男性に出会ったのですが、
やれ、変な癖のある上司がいて嫌だとか、
外回りの業務中に抜け出して来てはぼやいていました。
「へー、そうなんだ。大変なんだねぇ。」と上っ面の話を聞いていました。
この時代(今でもそうだと思いますが、男性は弱音を吐けないし、吐かない人が多いので)
だから記憶に残っていたのかも知れませんが。
彼の会社は割と大きな企業で全国に支社や支店がある企業でしたが、
学校卒業後の就職当時は本社勤務→地元の支店へ出向→結婚後に更に遠くの地方へ転勤と、
色々あって転職したと風の噂に聞いていました。
その新しい職場でもまた上司の悪口を話していました。
女性ではこんな人はザラにいるので、
「この人、女みたいな人なんだ」と思っていました。
その後、彼が私の良く知る人物の会社に転職したそうで、
その知人に聞くと、彼の社用車はいつも汚く、仕事が出来ない人物だと聞きました。
そう、大きな企業ほど、使えない人材の掃溜め的部署をちゃんと用意していると聞いた事があります。
改めて今になって思えば、過去の彼の愚痴の中にはその掃溜め的部署の片鱗が見え隠れしています。

企業というのはどんなに優秀な人物を集めて来ても
必ず2:6:2の比率で出来る人:普通の人:出来ない人に分かれるもの。
大きな企業程、その2割の人数が増える訳で、
この使えない人をいちいちクビにしてたらより一層面倒な事になります。
しかし小さな会社にこの出来ない人が1人、入社する事で
会社を潰す危機に直面する程のダメージを残すのは目に見えています。
恐らく最初の会社で彼自身は空気が読めないので
会社の意向に反して会社に居続けた結果
どんどん地方へ飛ばされていたのではないかとも思えるのです。
まぁ、こんな人は稀ではありますが居る所には居るもの。
こういうタイプの人が同じ会社に長く在籍して
間違って上司になった場合が、一番たちが悪いかも知れません。
人前で部下を怒鳴りちらすパワハラ上司に成りかねません。
例え生活がかかっていても職を離れてしまう部下が後を絶たないので
いつまでたっても部下が育たない→会社自体が育たない…悪循環です。

何だか、ただの悪口みたいになってますが…
当人の言っている事だけが真実とは限らないと言う事です。
女性ならよく喋る人が多いので解り易いのですが、
注意深く話を聞いていると話の辻褄が合っていないと感じるタイプ。
こいつは話半分に聞いた方が良いという人物は大抵何処にも一人はいるもの。
実害を被る事がなければ、「変わった人だよね」で済む問題なのですが。

何だかだらだら長くなってスイマセン。笑。











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命が繋ぐもの

2015-08-04 | ★フォトログ






この界隈の猫達はほぼ

『ルビー』の末裔。






おばあちゃんだもんね。













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