台風、怖かったですね。
さっさと寝てしまえばよかったのですが
ダラダラとテレビみたり本読んだりしてると
みるみる風の音がしてきて結局一睡も出来ませんでした。
うつらうつらはしてたと思うけども。笑。
で、読破しちゃったので、読書メモです。
「悪の芽」 貫井徳郎 著
またまた貫井徳郎さんの作品。
図書館でだいぶ前に予約していた本がやっと届いたので
台風の前に借りて来れて良かったです。
この作品も実際にあった京都アニメーションスタジオ放火事件が
モデルになっているのかな?って感じのお話です。
コミケのようなイベント会場で放火事件を起こした犯人がその場で焼身自殺してしまい
事件を起こした動機が不明のまま、犯人(斉木)の小学生時代の同級生(安達)が過去のいじめが
転落人生の始まりを作ったのではと、過去を調べはじめるのだが…。
グイグイ引き込んでくれる文章なので読みやすくて、読み終わるまであっと言う間でした。
想像力の欠如が悲しい事件を引き起こすのは、最近の統一教会の事件でも同じで
簡単にはなくならないものなのかもしれません。
思いやりのない弱肉強食の動物の世界、
逆に、良かれと思っての行為がまわり回って誰かを苦しめる事も同じなんじゃないかと。
ちょっとしたボタンの掛け違えが生み出していく事件もあります。
切ないけど、現実はもっと悲惨な気がします。
神様っているのかしら。
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