のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

百合ヶ原 ケンティフォリア

2013-12-08 | ケンティフォリア(C)

ファンタン・ラトゥール(Fantin Latour,1900)

毎年この時期に考えることは同じらしい・・・
去年も同じ頃に百合ヶ原公園の夏のバラの写真をアップしていたのを見つけ
我ながら笑ってしまいました(汗)
全く進化していない私ですが、やはりこれから長い冬の突入の前に
輝かしい夏の景色が懐かしくてたまりません^^;

この時期、外は3時にもなると薄暗く、4時過ぎにはもう真暗になってきます。
夏はあんなにまぶして日も長かったのになあ~
バラの開花時期に忙しくてアップしきれなかった写真をポツポツ整理しながら過ごそうと思います。
よろしかったらおつきあい下さい^^

まずは、気品あふれるバラは、ファンタン・ラトゥール





葉の色、やさしいピンクの色合いがなんとも上品ですよね。





トゥール・ド・マラコフ
(Tour de Malakoff,1856年,Soupert&Notting,ルクセンブルグ)


1855年、ロシアとヨーロッパ連合軍の戦闘でマラコフ砲台攻略記念に名付けられたバラと言われています。



この青みがかったピンクの色合いが独特な雰囲気をもっていて、
葯もバラの蕾のような形で面白いです。




咲き進むにつれて次第に退色してゆき、
咲いたばかりの花とのグラデーションもきれいです。




一目見たら忘れられない、そんなバラです。







バラエガータ -百合ヶ原公園-

2013-07-02 | ケンティフォリア(C)


6月27日 バラエガータ(ケンティフォリア、フランス、1845)

百合ヶ原公園のバラエガータが雨の中、とても美しく咲いていました。


去年もここで出会っていいな~と思いましたが、
今年の花はもっときれいに感じます。



絞りのバラは色々あるけれど、私はこのケンティフォリアの花が好き
なんだか優しい気がします。また、ケンティフォリアならではのこの花の形が好き。



今年、思い切ってお迎えしました。
どこに植えるかまだ迷っています^^



6月30日

晴天の空のもとで見たバラエガータは、白いバラかと思うほど
表情が変わっていました。
ふわりと花びらが広がってとても美しかったです。
我が家のも大きく育てたいな~

一足早いバラ

2013-05-28 | ケンティフォリア(C)

私はバラ苗を買う時はいつも長年お付き合いしている、ある生産者から買っています。
ここは、通年バラの値段が変わらないので、いつも秋に立派に大苗に成長したものを迎えていました。

今年は早めに地植えにしようかと思い、春のこの時期に注文を入れたのです。
そうしたら、奥様が大苗があるので送りましょうと言って下さり、
早速届いた箱をあけると、花や蕾付きの株が入っていました。
例年、こんなことは無いのですよ!!
スペシャル・大サービスです^^


ロサ・ケンティフォリア・パヴィフォリア(ポンポン・ブルゴーニュ)

去年、この小さな葉と花に魅せられてしまいました~
鉢植えで育てたいと思います。



ロサ・ケンティフォリア・ヴァリエガータ

優しい雰囲気と花の大きさが好みです。
ブルボンのヴァリエガタ・ディ・ボローニャと似ていますが、
こちらの方がピンク色が薄い感じかな~?



こちらのナーサリーもカニガラの肥料を使っています。
とっても栄養があるように見えます^^

最近はこちらも暖かくなったのでもう花も傷まず大丈夫でしょう。
一足早くバラの花を楽しみました~^^


百合ヶ原 ケンティフォーリア

2012-12-06 | ケンティフォリア(C)

今日はまた大荒れの天気予報となりました。
現在は嵐の前の静けさ・・・
鉛色の雲が広がっていて非常に落ち着いているところがかえって怖いです。

今日も初夏の百合ヶ原公園のバラの中からケンティフォーリア系のバラを
集めてみました。

ダマスクローズとアルバローズの交雑種といわれいて花弁数が多いことから
「キャベジ ローズ」と言われています。
香は濃厚なダマスク香で花弁数が多いのでより強く香るとか・・・

実は私はケンティフォーリアのバラが好きだというのがとってもわかった年でもあります^^

その理由はこちらのバラ~
本当はブログで紹介したくないくらい、独り占めしたいバラです。


ポンポン・ド・ブルゴーニュ(Pompon de Bourgogne, 1664年以前)

葉も花もとっても小さく可愛らしく、花色が紫!!
中心に少し白が入って華やかさが加わり、花びらがとっても可愛らしい~
非常にコンパクトサイズで鉢植えで持っていたいバラだと思いました。
非常にお気に入りになっています^^




プティ・リセット(Petite Liette)

昔持っていたバラですが、引越しの時に里子に出しました。



梶みゆきさんの「オールドローズガーデン」で紹介されていますが、
小さな花が沢山つきます。
ですが最後まで花が乱れることなく、コロコロとコンパクトで
とてもかわいい印象があります。



ボタンアイが花びらを引き締めているのですね~



大好きなバラなのでもう一度育ててみたいです。



バリエガータ(Variegata, France, Jean-Pierre Vibert, 1839)

絞りのバラです。
ブルボンのバリエガータ・ディ・ボローニャにとっても似ていると思います。



花弁が多いにも関わらず、ふわっと咲く姿にうっとりしてしまいます。
なんてやさしい色なのでしょうか。






ブランシュ・フルール(Blanche fleur, Vibert, 1835)

その名の通り、「白い花」白バラです。



咲いている花が少なくて、グリーンアイを見られなかったのが残念です。
こんなに花弁が多い白バラなんて、なんて贅沢~



トゥール・ドゥ・マラコフ(Tour de Malakoff, Lux Soupen & Nottign, 1856)

素敵な色です。
花の色は咲き進むにつれて変わっていくそうです。



蕾も素敵~
来年はもっと花をよく観察したいです。



ファンタンラトゥール(Fantin Latoue, Unknown 1900.)

今我が家で小さな実生苗が育っています。
親とはまだ違うのかな~
こんな花が自宅でたおやかに咲いていたら素晴らしいですよね。

ケンティフォーリアは花弁が多いですが、どのバラも無農薬で健康的に咲いているのは
やはり北国の湿度の低い環境があるからこそだと思います。
小さめの花はだらしがないところがなく、みんな上品で可愛らしい。
ケンティフォーリアのバラが大好きになってしまいました。



外はいつの間にか深々と雪が降り始め、雷が鳴り始めました・・・
どうかお手柔らかにお願いします。