のーざんぷらんつ

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表情のあるバラの葉

2017-06-04 | 原種・原種交配バラ

オールドローズや原種のバラは一季咲きが多くて、
花は一瞬で終わってしまうのですが、四季咲きバラにはない葉の魅力がたっぷり。
バラの一つ一つに個性があって、芽出しの季節、蕾の季節、変わっていく表情を見ているのが楽しいです。




トスカニー・スパーブ

黄色、オレンジを帯びた葉がこの時期とってもきれい~



トスカニー・スパーブ


特にここ数日は、新しい蕾を発見したり、バラが開花したりと忙しいのですが、
まだまだ葉巻き虫、アブラムシ、黒い小さな虫の被害があるので、
一通りパトロールしながら葉の表情を楽しんでます。




ロサ・フェドツェンコアナ




フェドの赤い棘!




フェドの蕾

フェドにも葉巻き虫がいるのですが、葉が薄いので、つぶしやすい!
でも、枝が暴れて、いたるところから出てくるので、奥深くのものまでチェックできません。
蕾が上がってしまえば、一安心ですが。





実生タカネバラ

ルゴサ系の肉厚な緑の綿毛のある葉です。緑色がきれいだな~




ベル・イシス

輝いてます。蕾が上がってきました。
枝の一番上の芽がみんなダメになってました。これも葉巻き虫が食べてしまったんだと思います。
きっと、私がいない間、やりたい放題でバラを食べていたんだろうな~




テレーズ・ブニェ

ルゴサ系だし、病害虫に強いと思っていたのですが、葉巻き虫が蕾の奥底に潜んでいます。
なかなか蕾が上がってこないので、こじ開けていくと、いるんです・・・
一体、いつ入るのでしょう?
もう、芽の時点で卵が産みつけられているかのように、一つ一つの蕾が出てくるその中に、もう潜んでいます。





葉も蕾も肉厚なので、つぶそうとしても葉の弾力性に助けられているようです。
小さな黄色の芋虫が、美味しい蕾を食べています^^;




でも、蕾が出るこの時期、托葉の外側が赤くて枝の緑とのコントラストがきれいです。



株元には赤ちゃん苗が育っています。
どんな花が咲きますかね?





ロサ・ダビディ’フェンヤ’


これも!葉巻き虫と戦ってます(泣き)



一足先に食べられてしまった蕾。ありません・・・




葉巻き虫は葉がクルリとまかれたものがあったり、蕾近くに黒い糞があるのが目印。
この中に、小さいのが潜んで、まだ托葉の中にある蕾を食べているんです。

そりゃ、フェンヤやテレーズの蕾は美味しいでしょうね。



蕾が無事に上がるまで、パトロールしないとダメだあ




大好きな葉です。





ロサ・マクロフィラ’マスターヒュー’




13枚葉です^^




カマキリが鎌をふるっているような、何かをつかもうとしているような
空をワタワタと泳ぐような、そんな雰囲気がしてなりません。




枝の角度、葉の出る角度、何もかもが45度!!小さな発見をして喜んでます。





ロサ・モエシー’ヒリエリ’

こちらも45度組^^

あーきれいだな。素敵な葉だな。




蕾も沢山「こんにちは」と出てきています。
雨の続く中、いくつか咲き出しています。




ロサ・ペンデュリナ・オクシオドン実生

出たばかりの葉は黄緑。少し前に出たのは緑。葉の濃淡が見られます。




スノードンは照葉




蕾はまだついてません。見守ります!





カナリーバードの丸い小葉
この株は地植えですが蕾はまだつきませんね~
ユゴニスとの比較はできないかな~




ラネイ

こういうのを見てしまうともっとモスローズがもっと欲しくなります。




ペンデュリナもあっという間に蕾が上がり、こちらもいくつか咲いてきています。




このバラもガクが長くて、実が細長いタイプですね。




ガザンリクは美しいの一言!!
葉も美しいバラは花も美しい!!


ついついぼーっと葉を眺めるので、なかなかに虫退治も進みません^^;


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