のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

安納芋のパン

2014-10-22 | パン作り・クッキング



3日間、雨降りです。
家の中が冷え冷えとして肌寒く、ストーブをつけてしまっています。
暖かい家に慣れた道産子の身には本州の寒い家は辛いです。
結局は暖房期間はかわらないのかも・・・?

「こたつ」があったので、お世話になろうと思っていますが、
出られなくなりそうです^^;

さて、私が北海道帰省中に家族で芋掘りをやってくれたようで、
大量の安納芋が掘り出されてました。

友人におすそわけしたりして、大分減りましたが、
まだまだ大量にあります。

今日は、さつま芋とりんごを一緒に煮てシナモンをふり、
いつものくるくるパンにしてみました。



あの手、この手で食べていかないと~^^

帰路 北海道 -5-

2014-10-20 | 2014年秋



作業日3日目の夕方。いよいよ明日は帰る日だったので慌ただしく作業を終えました。
すると、「台風で影響のある便」になったから飛行機を翌日に変更したよ
と相方のメールが入っていました。

思いがけず1日休養日に。

夜になって、冬囲い用のメッシュを一箱分出し忘れていたのに気付き、
雨がふる前にと小一時間ほど暗い庭で作業をしていたら、
なにやら視線を感じます。

ふと顔を上げると、キタキツネ~^^
冬にむけてフサフサのしっぽを振りながら、
私の方をじっと見ていました。
一応、住宅地なんですけどね。きつねを見たのは2度目です。
実は、誕生日だったのですが、お祝いに顔を見せてくれたのでしょうか?




結局翌朝に飛行機は欠航になったので、早めに変更して正解でした。
台風からの北風で冷たい雨が降り、初めてストーブをつけました。
きれいに黄葉していたカツラも、雨に濡れてハラハラと葉を落としています。



近くの公園のカエデの木も真っ赤に紅葉してました。



近所のロサ・グラウカの木です。
見上げる高さの巨木になっていて沢山のヒップがついていました。

友人の家にお邪魔したり、家の掃除をしてゆっくり過ごせました。

翌朝は快晴。



空港行きの高速バス乗場まで朝の散歩です。



ひんやりと冷たく、気温は4℃
白樺やナナカマドがとてもきれいでした~




千歳上空から見ると木々は錦色です。



北海道の大地




ラムサール条約に登録されているウトナイ湖
オオハクチョウなど色々な貴重な水鳥が生育していますが、
飛行機はその上空を通過していくんですね。




いよいよ苫小牧を後にします。




あっという間に下北半島~




青森市でしょうか。




紅葉している山々が見えてきました。
う~ん、白神山地??




あっ。ここは秋田上空~


カメラをパチパチ撮っている怪しい人と化してました^^;
私の席の周辺は中国に向かうおじ様達の団体さん。
ガヤガヤと賑やかだったので、まあ許して下さいな。

まだ緑が広がる空港に降り立ち、まず2枚着ているものを脱ぎました。
本州に戻り、北海道の冬囲いの旅は終わりました。
やはり、北海道は別世界ですね。

北海道編、終わります。

マルメゾン 北海道 -4-

2014-10-19 | ブルボン(B)・ポートランド(P)


スヴニール・ド・ラ・マルメゾン

北海道に帰宅した時に、唯一咲いていたバラがマルメゾンでした。

夏に帰った時もマルメゾンが出迎えてくれました。
今年は相性がいいみたいです^^




他に、ジャクリーヌ・デュ・プレやスキャボローフェアなどの
四季咲きバラも蕾をつけていましたが、
残念ながら開花に間に合わないので蕾を切って
冬囲いをしました。
体力温存で来年に回ってもらいましょう。




マルメゾンの中心部分の色あいや立体的な形がとてもきれいで、
切ることができず、このバラは一番最後の囲いになりました。

株を2~3箇所縛って小さくする作業に丸1日。
翌朝は早くも全身筋肉痛になりました。
縄をひっぱるのに意外と力を使っていたようです。



翌日は竹の支柱を出して、株を囲うように3本立て、
さらに縄で縛っていきます。







バラの大切な株は、さらにメッシュで覆って
雪の沈降による枝折れを防ぎます。



これは、鉢植えのバラを引越す時にとりあえず地植えにしていったバラ団地。
支柱1本に一株植わっています^^;
支柱の内側に枝をまとめて、さらにメッシュで覆いました。

おそらくすっぽり雪に覆われると思いますが、
ここまでやれば、折れないで大丈夫だと思います・・・多分。



セージ

時間があれば、乾燥させて料理やリースに使いたいけれど、
残念ながら片づけ~ ><



数年前に苗木をもらって育てていたツリバナ。
どうやら咲いたようです♪
かわいらしい実がついていました。
ツリバナの紅葉もすばらしいので今後に期待します。



ヤマシャクヤクの種(黒の部分。赤いのはダミー)が一つだけ
残っていました。他ははじけたようです。
勝手に増えてくれたら嬉しいけれど!?



作業3日目。いよいよマルメゾンの番になりました。


花をカットして、ガラスの器へ



友人が顔を見に来てくれたので、このまま持っていってもらいました^^

作業日を丸3日使ってなんとか冬囲いが終了しました。
本当は、芝生の雑草をとって、きちんと芝刈りしたかったのですが、
春に持ち越しです。

つづく

ローズヒップ 北海道 -3-

2014-10-17 | 2014年秋

今夜はローズヒップの様子をアップします。

今年は毛虫駆除も農薬散布も一切なしでしたが、
例年と同じくらいのローズヒップが残っていました。


ロサ・ダビディ’フェンヤ’

つやつやのヒップはフェンヤです。



この形といい、トゲトゲといい、独創的ですね。
このバラは一切切り詰めていません。
大分枝も充実して、しっかりしてきました。
来春はいい花がつきそうです。



タカネバラ

いくつかタカネがありますが、こちらは赤シベタイプのタカネです。
紅葉が始まりつつ、いい感じなのですが、
写真に納めた後、ヒップは切り取られ、葉はむしられ、枝は一まとめ。



時間がないので作業はどんどん進みます。




とびきり可愛らしいヒップがついていたのが、
こもれび家からきたロサ・ペンデュリナ・オクシオドンの実生です。
丸い、真っ赤なヒップが本当に可愛い。
ガクの部分がチャームポイントです♪
思ったより小さな葉でバラの雰囲気も華奢です。
う~ん、やっぱり花が見たいです^^



ロサ・エグランテリア

このバラもたくましくなってきて、伸び始めたので
切り詰められています。
それでも、ヒップも沢山ついてきました。
ローズヒップティーが飲みたいなと思い、植えたバラ。
夢はいつかかなう日が来るでしょうか?



ロサ・ピンピネリフォリア

カナリーバードやピンピのダブル・ホワイトのヒップは
小さな赤い実なのに、原種の一重の方は黒いヒップです。
夏にはもう黒々とした立派なヒップになっていて、
秋にはシワシワになっていました。

いつも思うのですが、オオタカネやルゴサなど、
寒冷地に適したバラほど、ヒップが熟すのは早いですね。




今年鈴なりだったのがロサ・モエシー・ヒリエリのヒップです。



長細いフラゴン型のヒップ



サクランボのように連なっているのもありました。
夏に見た時は、まだ白かったのですが、ちょうどいい熟れ具合です。

今年、ものすごく太いシュートが出ていたのですが、
建物の基礎の水きりに引っかかって、途中折れ曲がるように
伸びてしまい、このままでは建物によくないと思って
株元から切ってしまいました。
来年も古い枝でがんばって咲いてね^^;




すぐ隣には、モスローズのラネイのヒップがあります。
トゲトゲで実に趣のあるヒップ。色あいも渋いです。
こういうのを見ると、もっとモスローズが欲しくなります。




ブルボンクイーンのヒップです。
実は強く切り詰めてしまったのですが、
下の方で房咲したのですね^^;

しっかりヒップが残っていてビックリ。
なんだか可愛そうなので、今年伸びた枝は数本長く残しました。
来年はもっと高い位置で花を咲かせてもらいましょう。



ロサ・マネッティー(カラフトイバラ)

もう枝が赤くなってきて、葉も黄葉が始まっています。
ヒップはとても柔らかく熟していました。
葉といい、枝ぶりといい、ヒップといい、とてもしなやかな柔らかい表情を持つバラです。



が、しかし、葉むしりをしていると今年もありました、
謎の卵・・・

毎年、このバラの葉にこの卵がくっついています。
なんでしょう。結構大きいのです。
大きな芋虫?毛虫???
でも、葉は食べられている様子もないのです。
いつも不思議に思う卵です。




ロサ・ユゴニスの紅葉



ルイ・リール

このバラも一度も切り詰めたことはなく、大きく育ってほしいと願っているバラです。
他のヒップより濃い赤色をしています。
葉は銅葉だし、どのバラより個性的^^




ヒップを並べて撮ってみました。

左から右方向に、
1段目:ロサ・ペンデュリナ・オクシオドン実生、オオタカネバラ(白花)、ガザンリク
2段目:ロサ・モエシー・ヒリエリ、ラネイ、ルイリール
3段目:ロサ・マネッティー(カラフトイバラ、ラネイの下にあるヒップ)、ロサ・エグランテリア




1段目:ブルボンクイーン、フェンヤ
2段目:タカネイバラ、ロサ・メリナ

何もお世話ができなかったシーズンですが、これだけのヒップが見られて満足でした!
来年は、原種のバラが咲くころに、こっそり帰りたいです^^

秋の花 北海道 -2-

2014-10-16 | 2014年秋



もう辺りはすっかり秋色でしたが、夏に咲いていたガウラがまだ咲いていました~

一方で秋の花は・・・



クミンさんに頂いたホトトギス。
どうやらちゃんと越冬しているようです。




そして小菊も。
本州生まれのものばかりだったので
耐寒性が心配でしたが、大丈夫でした。



こちらはノコンギクでしょうか。
咲き始めです。




そしてサツマノジギクかな~?
地植えにしたものは、こんなに株が増えていました。
でも全部まだ蕾です。
雪が降る前に咲くのでしょうか?
花がみられず残念です><




こもれび家からきたポテンティラ。
夏の時もポツポツ咲いていました。
この赤黒さが大人色で素敵です。




ミントさんに頂いたハルマチのバラの株元についていた
白花のバーバスカムが一輪だけ咲いていました。
確か、夏に花柄をカットしたはず。
もう一度、咲いたようです。
こんな可愛い花が沢山咲いていたのですね。
あ~見たかった~^^




ゲラニウム・サンギネウム’エルク’
秋にもよく返り咲くフウロ草です。
ろくにお世話もせずによくぞ咲いてくれました。



チャイブ


ユーパトリウム・セレスチナム

西洋青色フジバカマです。
そうかあ、北海道に植えたのが西洋で、こちらにある家のが在来の日本のフジバカマなのかあ~
こちらにいる間に秋の七草をきちんと覚えたいですね。



白萩

紫のハギの株はかなり大きく育ってきて、
このままでは手に負えなくなるのが目に見えたので、
引越す時に抜いてしまいました~

こちらは、どうか少しずつ大きくなってほしいです。



シュウメイギク

後ろの紅葉している葉は、柏葉アジサイです。


ピンクの八重咲きのシュウメイギクも咲いていました。


そして、楽しみにしていた原種シクラメン・ヘデリフォリウム



今年も咲いてくれました。
花が終わるころにはもう雪が被るので、種をとるところまで行きません。
もっと増えてほしいけど。日陰の条件のよくない場所で
頑張ってくれています。
よかった。この花を見られて^^








今、住んでいる所の庭は、大きな蜘蛛があちこちに巣を張って
見た目も汚らしいのですが、北海道にはなぜかこの蜘蛛がいません。
何も手入れをしていない割には、きれいに感じるのは
蜘蛛の巣がないのも一因のようです。

つづく。