穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

「episode28:しのびよる魔の手」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年9月号)感想

2024年09月03日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode28:しのびよる魔の手」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年9月号)感想


なかよし 2024年9月号 [2024年8月2日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

母親を救出すべく敵地に乗り込もうとしたところ、他人様の家に勝手に上がり込んで、落ちてた菓子をむさぼり食った結果、動物に姿を変えられてピンチに陥りました。
一から十まで自業自得過ぎて、ピンチがピンチに感じられない。

とはいえ本当に一大ピンチです。かつての激戦を戦い抜いた水色と緑が完全に無力化。
それどころか星羅がぴょんぴょんと鳴く謎の生物に成り果ててしまった。
罠の主・キルケすごい。この子がいれば、ガクト様もミケル様もあんなに苦労しなかったのに。

嘆いていても仕方がない。唯一まともな理性があったおかげで無事だったので、るきあさんは単独変身。
事態が奇妙だろうと、やることは毎度同じです。歌おう。お唄は全てを解決する。

キルケ:
「効かぬ!効かぬわ!!」
「さすがのマーメイドプリンセスの歌も」
「これじゃまるで森の音楽会じゃな…!!」

なんたる屈辱。
彼女らのアイデンティティはもちろん海中生物でサカナですから、「森の音楽会」はなかなかに煽り度高い。
私らでいえば「まるでメダカの学校じゃな…!!」とかだろうか。
何というか近縁のサカナではなく、わざわざ陸上生物に変化させてるあたり、キルケさんの嗜好は相当に歪んでいらっしゃる。

絶望的な状況をヒッポがどうにかしかけたものの、ローランが出張ってきました。ボス枠なのに前線が大好きらしい。

マメプリの皆様は瓦解(盗み食いのせい)。るきあさんも変身解除。おまけに人質までいて、ついでにアクアレジーナも所在が判明して拘束済。
圧倒的な優位。それなのに、ローランは交渉を申し出た。
るきあが残ってくれるなら、母親も仲間もみんな無事に帰してあげるよ。

あまりに意味不明ですが、るきあさんは承諾。かくして星羅たちは強制送還されました。最強戦力だと思ったのに…。トロピカルフルーツサンデーのせいで…。

残ったるきあさんは真珠を握りしめ、いつお歌をぶちかますかと臨戦態勢。
だけどローランからは意外な一言。

ローラン:
「オレの花嫁になれ、るきあ」
るきあ:
(なにをたくらんでいるの…!?)

いや、普通に惚れているのでは…。
初接触時から雰囲気づくりに必死でしたし。
勝ちが確定している状況を手放してまでのプロポーズに、るきあさんももう少し真摯に向き合って欲しいです。

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「episode27:キルケの罠」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年8月号)感想

2024年08月01日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode27:キルケの罠」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年8月号)感想

長らく箱推し気味でしたが、aquaによって星羅支持に収まりました。星羅可愛い。そしてトロピカルフルーツサンデー万歳。
何かもう異常なまでに満ち足りた気分です。アニメ最終回の、あの名シーンが蘇る。ありがとうありがとう。


なかよし 2024年8月号 [2024年7月3日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

るきあさんは敵地攻撃に打って出ました。
頼れるマメプリのお姉さま方に黙って、こっそりと。だって頼りならないし。

それを聞いた星羅さん、同行を宣言なされた。

星羅:
「それならわたしも行くわ」
「ローランにあやつられてたとはいえ…」
「わたし今までずっとるきあのジャマばかりしてたもの」

操られてた…のでしょうか。割とノリノリだった気がしてならない。
前に波音さんも「星羅は操られてた!この話はこれでおしまい!」とばかりに強弁なさっていましたが…。
まぁ深入りすると誰も幸せになれないので、操られてたということにしよう。この話はこれでおしまい!

何にせよ、この生物が付いてきてくれるなら勝ったも同然。
というか「星羅と一緒に出撃」というピュアまでならありえないシチュエーションに胸が高まります。
これこそ続編の醍醐味。ありがたい。本当にありがたい。

るきあ:
「わたしたちふたりなら」
「どんな敵がきてもへっちゃらよ!」

るきあ:
「星羅が仲間になってくれたんだもん」
「わたしたちならだいじょうぶだよ!!

るきあさんからも絶大な信頼が寄せられています。大丈夫、間違ってない。

こうして二匹で泳ぎに泳ぎ、ようやく近場まで来たところで民家を発見。入ろう。そして食べ物を見つけた。食おう。むしゃむしゃむしゃむしゃむしゃー!!

あまりにもあまりなマメプリムーブに、るきあさんもさすがにドン引き。
人様のお家に勝手に上がり込み、海中に放置されていた食べ物を、躊躇なく食いやがった。
しかも直前に「絶対に食うな」と忠告されていたのに。

星羅:
「ごめんつい…」
「わたし じつはトロピカルフルーツサンデーが大好物なの」

トロピカルフルーツサンデーなら仕方がない。
匙すら使わず、頭から突っ込んでむしゃむしゃやってる様が大変に可愛らしいです。
これが海中でもトロピカルフルーツサンデーを食べたいって想いなのね…。

が、当然ながら罠でした。食ったら動物に変化するキルケの罠。なんたることだ。最強のオレンジがあっさりと無力化された。トロピカルフルーツサンデーのせいで!

トロピカルフルーツサンデーなら、仕方がないか。

納得はしたもののいきなりの大ピンチです。
実はついてきていた先輩マメプリの皆様も、同じように勝手に菓子を食って、勝手に無力化されました。やっぱり頼りにならない…。
マメプリの皆様は、さすが海の絶対支配者なだけあって、民草の倫理が抜け落ちていらっしゃる。

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「episode26:荒れる海」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年7月号)感想

2024年07月03日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode26:荒れる海」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年7月号)感想


なかよし 2024年7月号 [2024年6月3日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

るきあさん、セイレーンと交戦…!黒砂君を巡って!

るきあさん:
「彼はわたしの!!」
「変身っ」
「ピンクパールボイス!!」

セイレーン:
「このマーメイド、彼女きどりだわ」
「コドモのくせにナマイキなっ」
「セイレーンコーラス!!」

何の戦いなんだろう、これ。
とりあえず「彼女きどりだわ」はけだし名言。
実際、まだ正式に「彼女」ではないんだっけか。
この子らの距離感はよくわかんない。

マーメイドとセイレーン。一斉にお歌の構えに入り、先手を取ったのはセイレーン。
歌合戦は基本的にイニシアチブ勝負…なのですが、セイレーンのお歌はあっさりと無効化されました。
ヒトデさんが耳栓さんになってくれたからです。ヒトデさん自身がどうやってお歌に耐えたのかはわからない。

るきあさん:
「ふっふっふっ」
「あんたたちかくごしなさい」

バキリ、ボキリ。
拳を鳴らし、るきあさんが死の宣告をなさる。
お歌を唄うのに何故拳で威嚇するのかはわかりません。わからないことだらけだ。。

るきあさん:
「彼女ヅラじゃなくて」
「わたしは彼女なのっ」
「ぴちぴちボイスで怒りの横どり禁止ライブだよっ!!」

そうか、彼女さんだったのか。先ほどの謎が一つ解けた。
そして怒りに任せて熱唱されました。

セイレーン:
「い~や~!!」
「心がおだやかになってきちゃう」

恐ろしいことに、この怒りに満ち満ちたお歌の追加効果は「心が穏やかになる」のようです。
どういう歌い方をしたらそんな怪奇現象を引き起こされるのか、本当にわからない。

こうしてセイレーンを一掃し、目覚めた黒砂君と、壊れたヨットで例によって例の如くいちゃつかれました。

るきあさん:
(わたしの気持ちを見ぬくように)
(マーメイドのわたしのことも見ぬいてほしいな…なんてね♡)

そういえば、まだマーメイドのことは秘密のままでした。黒砂君が人間かどうか、まだ確証を持てていなかったのか。
彼の視点では、今はどんな状況なんだろう…?
あれだけ色んなことに巻き込まれてるのに、るきあさんのことはただの人間だと認識してるんだろうか。早く真相を教えてあげて欲しい…。

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「episode25:セイレーンの誘惑」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年6月号)感想

2024年06月01日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode25:セイレーンの誘惑」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年6月号)感想


なかよし 2024年6月号 [2024年5月2日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

マメプリ7匹を捕まえるべく、ローランが本格的に動き出しました。
彼の呼び声に応えて終結するセイレーンたち。ローランはああ見えて慕われているようで何よりです。
居場所が分かってるんだから、前にやったようにローランが直接乗り込んだ方が早そうには思いますけれど。

事態の変化を察したるちあさんは、こっそりとヒトデらしき謎の生き物を呼び寄せると、娘へのメッセンジャーを頼みます。
隙間だらけの雑な警備のおかげで、ヒトデらしき何かは容易く脱出。
あまりにザルすぎますが、多分オキアミとかとも会話しかねないので、空気口(排水口?)がある限り、情報伝達は阻止できないのかもしれない。

それより問題は、るきあさんが内陸部にいた場合です。ヒトデの悲しさ。陸に上がられたらどうにもならない。
のですが、るきあさんは余裕で海辺にいました。マーメイドの本能に支配されていらっしゃる。

こうして果たされた伝言。「ローランが動き出したから気をつけて!」。
そんなことは言われなくても分かってる。宣戦布告されてるから襲われるのは織り込み済みだ。
ローランが放置するわけだ。どうせ状況は何も変わらない…。

それどころか、直後に黒砂君から海上デートに誘われて、ほいほいとOKを返しました。
狙われてると分かってて、何故に水面に行くのか。マーメイドとパンタラッサの血が、海に吸い寄せられていく。

貸し出しヨットに乗って海に出たものの、案の定というか罠でした。
敵の作戦は明快。女子を片っ端から海に叩き落とす。尾びれがぴちぴちしたら捕縛しよう。
力技ですが間違ってはいない。さあ落とそう。

るきあさん:
「マーメイド!?」
「なんでこんな人前に!?」
「ってふえてる!!?」

にょきにょきと生えてくるマーメイド。かと思いきや、よくよく見れば尻尾が鳥です。

るきあさん:
「マーメイドは人間をおそわない……!」
「じゃあ彼女たちは何者なの!?」

マーメイドは、人間を襲わない…?
どこかのオレンジマーメイドの一件を、るきあさんは知らないんでしょうか。知らない気がする。ならば仕方がない。
星羅のことも忘れ去ったんだろう。

悩んでる内に、鳥の尻尾持ちことセイレーンは唄う。
由緒正しきオデュッセイア。伝統に則り、帆に縛り付けて耐えようとしますが、所詮はじり貧。
本能の赴くままにわらわらと男に群がってくるセイレーンに、るきあさんも大ピンチ。

るきあさん:
「この歌…頭がボーッとしてなにも考えられなくなる…」
「このままじゃヨットも流星もおかしくなっちゃう」

ヨットがおかしくなるって何だろう?
いや変ではないんですが、ヨットは物理的に沈没しかけてるので、「おかしくなる」と言われても違和感が。
るきあさんの頭もおかしくなってるようなので、まぁやむなしか。

描写を見るにセイレーンは大量にいて、モブ的な輩まで歌えるようです。
BBSやみつかいほどの破壊力はなさそうですが、さすがは伝統あるセイレーン。
歌による幻惑に関しては、マーメイドよりも本家本元です。本家と亜種対決という意味では、ローランとパンタラッサにも通じるものがある。
何気に熱い戦いです。しかも海生生物バージョン。るきあさん単独で、どうこうできる気が全くしない。

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「episode24:かさなる想い」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年5月号)感想

2024年05月01日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode24:かさなる想い」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年5月号)感想


なかよし 2024年5月号 [2024年4月3日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

星羅がローランから離反してくれました。

マメプリ:
「それにしても」
「ローランの術がとけて」
「星羅がもどってきてくれてほんとうによかったわ!」
「ね!星羅!!」

星羅:
「まぁね…」

もう冒頭からおかしい。「それにしても」の語りだしで大事なことをさらりと。

星羅さんは腐ったマメプリのお姉さまに嫌気がさして、自発的にローランの元に行ったと思ってたのですが、操られていたことになったようです。
いや確かに、何か怪しげな囁きとかはされていましたけど。

「ね!星羅!!」のあたり、「そういうことにしておこうね!」的な圧をひしひしと感じます。
あれはローランのせい!ということにして水に流そう!
強い決意を感じます。発言者がはっきりしませんが、コマの絵と口調から波音さんと思われます。というか波音さんの笑顔っぷりが邪悪で良い。知らぬ間に全責任を押し付けられたローランの健闘を祈ろう。

さて星羅のことは片付きました。裏切り?あれは操られてただけ!

しかしながら、るちあさんは捕縛されてしまいました。そして暴れていました。
出せー!出せー!!!
下品だな…。見るにたえん。
先代のアクアレジーナ様もお休み中はこんな感じだったのかしら。

娘に置き去りにされた形ですが、るちあさんは娘を信じていました。
何せマメプリとパンタラッサの血を引くものです。ついでにアクアレジーナの血も引いてる。強い。

あとさりげなく実子だと判明しました。
るちあさん達が妙に若い事もあって、血がつながってないんじゃないか疑惑もありましたが、普通に子供のようです。

さて、信頼に応えて早速るちあさん救出に動くのかと思いきや、るきあさんは遊園地を貸し切って黒砂君とデートに行かれました。
貸切ったのは己に懸想するナム王子。同行するは、かつて黒砂君にアタックしてきた星羅。
この状況でデートを楽しむとは、凄まじい胆力の持ち主です。
「運命に立ち向かう勇気が欲しい」的なことをおっしゃっていましたが、こんな真似ができるなら大概のことはビビらずにできるんじゃないかな。

とりあえず星羅派としては、あっさりと身を引かれたのは大変に残念です。
油断させて背後から不意打ちBirthOfLoveするぐらいのアグレッシブな星羅が見たかった。

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「episode23:星羅の覚醒」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年3月号)感想

2024年03月01日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode23:星羅の覚醒」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年3月号)感想


なかよし 2024年 3月号 [雑誌]

るちあ&るきあさんの両名は、あっさりと捕縛されてしまいました。
波音&リナさんが助けようとするもローランに通用せず。
歌えない面々はそもそも戦力外。

そこに更には星羅さんまで現れました。これ、詰んでるのでは。

ところが唐突に沙羅さんと思しき幻影が現れ、星羅が暴走。るきあさんを救い出しました。
ローランの叫びが物悲しい。「星羅!?なにをしている!?」
本当に何をなさってるんだ、星羅さん…。

星羅さんの突然の行動に、るきあさんも応えた。よくは分からないけど、真珠が共鳴している!
そしてセルフ海苔で変身なされた。るきあさんも何をなさってるんだ…。

一緒に唄おうと手を差し伸べるるきあさんに、星羅も感激しきり。
まぁそもそもグレた発端は、お姉さま方が話を聞いてくれない事でしたから、対等に接してくれるるきあさんに心を開くのは自然な流れなのかもしれない。

かくして響き渡る「オレンジパールボイス!」の死の宣告。
つくづく何がどうなって、どうしてこんなことになった。

ピンクとオレンジ人魚が揃って歌うは「Blue Resonance」。
るちあと海斗をイメージして作られた曲ですが、「aqua」の星羅のイメージにも合ってるように感じていたので、星羅が歌ってくれるこの展開は個人的にはかなり嬉しい。

こうしてローランは敗北しました。気の毒でならない。
ついさっきまで勝ち確定だったのに、何でこんなことに。

あと、いまだに捕まったままのるちあさんが愉快なことになっています。
つい忘れがちですが、るちあさんはアクアレジーナ様でもあるんですよね。
捕まったままで「わぁ娘がすごい!」みたいな顔してますけど、何をなさってるんですかね、この海の女神さまは…。

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「episode22:紋章のひみつ」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年2月号)感想

2024年02月03日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode22:紋章のひみつ」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年2月号)感想

八景島やら何やらと派手なイベントに現を抜かしていて、1カ月遅れの更新です。


なかよし 2024年2月号 [2023年12月28日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

星羅さんは夢を見ていました。純真無垢だった、幼き頃のあの夢を。

星羅:
「もうっ!どうしてみんな信じてくれないの!?」
「ローランは強いし協力してくれるっていってるんだよ!?」

お姉さま方:
「もう星羅ったらお子ちゃまね~」
「そんなことばを真にうけてんのか?」
「星羅はピュアだから…」

こうして星羅さんはグレました。全てお姉さま方のせいです。
あのふざけ切った対応を思い出し、星羅さんも怒りを新たに…かとも思いましたが、リナの発した「ことばより行動だろ?」が妙にひっかかる。
ローランは平和を約束してくれた。でも陸も海も争いがたえない。

星羅:
「なぜ?」

ローラン一人では荷が重いだけではなかろうか。
マメプリの皆様が非協力的ですし。

しかしながらピュアな星羅さんはそんなことは露ほども思わず。
懐かしのココロのかけらが足りていない。そんな焦燥感に悩むことしきり。
本当にピュアな娘さんだ。お姉さま方はもうちょっとケアして欲しい。

一方その頃ローランは、黒砂くんにパンタラッサの紋章のことをレクチャーしてあげていました。丁寧で優しい。
ローランが言うには、黒砂くんは「ガクトの子孫」だそうです。

私の感覚だと「息子」を「子孫」とは呼ばないのですが、まぁサカナ的にはそうではないらしい。
それ以前に「息子」ではなく、数世代先なのかもしれない。サカナの世代交代は早い。
そんなわけで「ガクト様に子供がいたのか…?」については、一旦スルーしよう。踏み込むのが怖いので。

そこにるきあさん達が到着。
お歌を唄い、さっくりと黒砂くんを助け出します。

更にるちあさん達も到着しますが、ローランの見事な一本釣りにて、母娘ともども捕縛されてしまいました。
ほぼ見た目の変わらない母娘の人魚さんを並べて幽閉か…。またそういう黒砂くんの性癖を破壊するような真似を…。

気が付けば周りが下半身サカナの連中ばかりです。黒砂くんのメンタルが本当に心配だ。

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「episode21:運命の嵐」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年1月号)感想

2023年12月29日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode21:運命の嵐」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2024年1月号)感想


なかよし 2024年1月号 [2023年12月1日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

自分の素性に悩む黒砂君。意を決して謎のマーマン・ローランの城に赴き、事の真相を知りました。
一方その頃るきあさん。同級生の白浜君から真相を聞かされました。

黒砂君、何のためにリスクを負ったんだろう…。

13年前、ローランはどこぞの浜辺で出会った娘さんと懇ろな仲になったものの、人間どもの反対で引き離され、しかも娘さんのも駆け落ちの場に来てくれなかったそうです。
やさぐれて嵐を起こしたら、黒砂君が乗った船も巻き込まれて海に転落。たまたま通りかかった、るきあさんが助けて出会ったそうな。

つまりは前作の沙羅さんの立場だったようです。その上で今は深海王を目指していらっしゃる。
星羅は実行手段ですから、ある意味、沙羅・ローランとガクト・星羅で立ち位置が逆転してるのか。

ただこのロジックで、どうやって星羅を地上にけしかけるんだろう?
そもそもローランは地上をどうこうしたいんだろうか。

黒砂君の正体も何気に不明なままです。彼からすれば「マーマンの過去なんぞ聞いてない」な気もする。
現状、黒砂君について分かったのは「国籍不明の謎の船から落ちた少年」です。隠す意味もなさそうですが…。
るちあさんも同様の経緯で海斗君を助けた…というか助けられたのですが、黒砂君も何かあるのかしら。

引き続き本題をお聞きしたいところでしたが、謎の幻影攻撃を食らわされました。
「人間はすぐに裏切る。本音を見せてみろ」からの「大量の人魚娘」攻撃。黒砂君の性癖が狙い撃ちされてる。

しかも、るきあさんはアイデンティティがヒトで、本性はマーメイドのややこしい方です。
迂闊に「俺は人間がいいんだ!マーメイドになんて興味がない!」と叫ぶとまずいし、「マーメイド万歳!」でも「へぇ私の下半身にしか興味ないんだ」と白い目で見られそうです。詰んでる。

どう反応するのが正解なのか割と分からない。海斗君は何かうまく切り抜けましたので、黒砂君もどうにか頑張って欲しい。

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「episode20:渚のクリスマス」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年12月号)感想

2023年12月01日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode20:渚のクリスマス」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年12月号)感想


なかよし 2023年12月号 [2023年11月2日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

感想が遅れてしまったので簡潔に。
というか、何をどう書けばよいんだ今回の話。

何かの不安に突き動かされるかのように、黒砂くんはそれはそれは凄まじい勢いで、るきあさんに急接近。
るきあさんの自宅かつ親の目の前で、いちゃいちゃいちゃいちゃそれはもう凄まじい勢いです。
彼氏彼女どころか夫婦でも無理な所業。さすがは深海の王・パンタラッサの血筋(?)

そんな強靭な彼に惹かれて、ローラン様もご出陣。とりあえず唇を奪ってみました。何故にそんなことを。
そういえばローランもマーマンなので、性別未決定だったりするんだろうか(既に説明があった気もする)。
性別が変わるおサカナさんなので、その辺の感覚が緩いのかもしれない。

突然の意味不明の挙動にも黒砂くんは怯まず。
謎の紋章について知っていると聞き、ローランの城に赴くことにしました。
その紋章、さっきまでいちゃついていた彼女さんの家にいた生き物のほぼ全員がよく知っているのですが、そんなことは露にも思わず。

黒砂くん的には運命に向き合う悲壮ともいえる覚悟の行為で、謎を明かして愛しの彼女の元に帰るぞなのかもしれません。
身の回りにいるのが実は人魚ばっかりで、その紋章は尊敬する海斗くんを初めとして皆さまよくご存じだと知ったら、どんな顔をなさるんだろう…。

難しいことはさておいて、サンタコスプレしてるBBSのお二人に癒されました。完全なる接待業務。おサカナさんの苦労が偲ばれる。
あと成長した星羅のグッズを是非出して欲しいです。仏頂面が大変に可愛い。

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「episode19:贈りもの」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年10月号)感想

2023年09月03日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■「episode19:贈りもの」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2023年10月号)感想


なかよし 2023年10月号 [2023年9月1日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

るきあさん宅で食事会が開かれました。黒砂くんもお呼ばれしました。ご両親もお呼ばれしました。外堀が埋められていく。

るきあさんは当然ながら大混乱に陥ります。
が、読者的にも大混乱です。るちあさん達はナム派ではなかったのか。
それどころか、ナムを運転手にしてお邪魔虫は退散してくれる有様です。何があったのこの子ら…。

ところでマメプリたちは自動車免許を持っていないようです。それ以前に戸籍もないので当然といえば当然ですが(学校はどうやって…?)。
波音さんはまだしも、リナさんは自分で運転しそうなイメージもあったのですけど、考えてもみればサカナでプリンセス様だものな。「車」そのものに今一興味がわかないのかもしれない。もしくはバイク免許だけ持ってるとか。

それはともかく、七海家3人と黒砂家3人による顔合わせ会が粛々と始まりました。
そしてそこに星羅さんがやってきた。さようなら平穏。

着飾ってきた聖羅さんは、何やらごついプレゼントまで持ってきました。今日はね、流星の誕生なの。るきあはーどんなプレゼントするのかなー?
そもそも誕生日なことも知らなかったるきあさん、しょんぼり。

ショックのあまり逃走したりもしましたが、るきあさんと一緒にいればそれでいいんだと黒砂くんから叫ばれて、めでたく仲睦まじくなられた。
ここまでやってもなお、彼氏彼女ではないのが恐ろしい。

星羅:
「そう…それが答えなの流星」

こっちの方がもっと恐ろしかった。
インド洋のマーメイドプリンセスの前で、他の女といちゃつくとか自殺行為にもほどがある。

怒り狂って即座にお歌を唄いだす…かと思いきや、謎クラゲを呼び寄せて襲ってきました。
唄わないとは案外冷静だったのか。と思ったのですが、呼んだのが「海月(クラゲ)」か。何か凄く怖いぞ、それ。太郎ちゃんの化身だったりしないよね、それ!?

突然の奇襲に、るきあさん応戦。ついでに、るきあさんも応戦。ママ!?なんて格好を!?

高校生の娘と並んで、ほぼほぼ同じ格好(故に旧コスにも見える)をする三十路母。
エグいです。クラゲたちが盛んに「見分けがつかない」「ふたご!?」とリアクションしてるのも切ないです。
いや実際、若々しくて区別つかないのだろうとは思いますけど、るきあさん的にはどうなんだろう…?

クラゲはさっくり撃退しましたが、今この現場には星羅がいます。
アクアレジーナ様がいるところに、堂々と乗り込んでくる星羅。旧作と違い正体がバレているので本拠地攻撃が懸念されていましたが、何かそういうのと違う次元で攻撃されてる気がする。ふらっとホームパーティに参加して、気に食わなければ攻撃。

一方その頃、白浜くんは黒砂父母に何やら指示を出していました。この2人、嘘父母だったらしい。
黒砂くんの情緒、大丈夫かな。

好きな娘:人魚
何か言いよって来る娘:人魚
憧れてたサーファー:パンタラッサ
好きな娘に異様にそっくりな母:人魚かつ女神
同居の親友:謎生物
父母:偽物かつ謎生物

気の毒すぎる。

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