穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

大空を飛べる夢を見れたらイイナ!

2006年04月30日 | アニメ・日曜朝 感想その他
・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~ 第5話「仲間が見つかったらイイナ!」

所用で出かけた旅の途中。
JALの飛行機を利用したのですが、
機内サービスのキッズ向け音楽番組表の中に不穏な文字が。

(おねがいマイメロディより)
 『夢見るチカラ』

なんてこった。プリキュアやふたご姫を抑え、大空に進出。
しかもOPではなくEDなあたりが芸が細かいです。
『偽装ED』の愛称で親しまれてるアレですが、これなら偽装した甲斐もあったというものです。


さて、前作のマリーランド崩壊の折、脱出しそこなったクロミさんの元手下たち。

(マリーランドニュースより)
 「当局の発表では、ダークパワーによるマリーランド崩壊のさいに逃げ遅れたとし、絶望視すると発表」

それは『死んだということにして見逃してくれた』という温情処置なのでは?
そんなことも思いましたが、そこは非情で無能な最悪国家・マリーランド。
本気で行方不明のようです。

心配になったクロミさん達は、元部下を探しにマリーランドに舞い戻り。
一方マイメロや夢野さんたちも旧知のよしみで一緒に探索。
結果、マリーランド崩壊のさいも影響を受けなかった箇所が判明。もしそこに逃げ込んでいれば生存の可能性が…。

読みは見事に的中し、件の場所『黒い森』にて行方不明者たちを発見。
が、その森に居たダークパワーの精の部下の襲撃を受け、眠りの魔法にかかっていました。
助けに来たはずのクロミさんや柊弟も、哀れ魔法にかかり夢の中。

夢野さん:
 「マイメロ、なんとかしてあげて!」
マイメロ:
 「…(魔法の)エネルギーがなくなってた」

やる気がありません。

でもこれで、久々のパワー充填曲「シアワセの羽」の出番か。
この局面で歌うにはちょっと雰囲気が違うような気もするけれど、挿入歌の使い方が下手なのは「マイメロ」の伝統。
まぁ、いいか…と思ってたら。

夢野さん:
 「スキスキトキメキ気づいてた~♪」

ひぃぃぃぃ!!

一人「ドリーム!ドリーム!ドリーム♥」。
酷い羞恥プレイです。
開き直ったのか、物凄く爽やかな笑顔で熱唱する夢野さんの将来がとてもとても心配です。

そんなこんなでパワーも充填され、魔法発動。事態も無事に解決。
次回はナチュラルに電波を送受信する娘・桜塚さんとピアノさんのお話。
前作からの引継ぎ回が続きますが、さすがにそれもそろそろ打ち止め。次々回以降が要注目。


ところで、柊弟が悪夢に取り付かれたときのことですが。
あれはてっきり、自力帰還すると思ってたので拍子抜け。
例えば、こんな感じ。

(魔法にかかって眠り込む弟にマイメロから一言)
マイメロ:
 「…でも、先輩さんは魔法にかからなかったよ?」

そんな感じの台詞が夢の中に届き、発奮。
魔法を打ち破って見せるのかと思いました。
が、実際は『兄に勝つ夢を見て大喜びしていたものの、夢の中でまで兄に反撃され敗北』、そんな悪夢を見てうなされてただけ。

…このままでは、本当に単なるダメな奴でしかありません。
まぁ、それが売りと思えば、それはそれでいいか。
最後までヘタレなラスボス。



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シングル「ドリーム!ドリーム!ドリーム♥」
(ダークパワーのテーマも収録)

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どうでもいいですが、今回の話、歌ちゃんのガードが固すぎて歯がゆいです(掲載画像参照)

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ぶっちゃけはっちゃけ最後の舞台

2006年04月30日 | アニメ・日曜朝 感想その他
・ふたりはプリキュア Splash Star 第13話「熱すぎ!モエルンバダンス!」

今日もまた、いつものように「プリキュア」視聴。
なぜか旅行先のビジネスホテルから。
私の人生、おおむね平穏。

一方、全く平穏でない人生を送ってるモエルンバさん。
度重なる失態のため、ついに絶縁勧告を突きつけられました。
必死の哀願のかいもあり、なんとかラストチャンスはつかみましたが…。

「お前のように馬鹿正直に真正面からぶつかっていくだけの奴では無理だ」

どっちかというと、結構絡め手で攻めてる方だと思ったけど…。

つうか、真っ向勝負はプリキュア敵幹部の伝統であり、美徳だというのに。
正体や弱点まで完全に分かってるのに、夜討ち朝駆けをはじめ家族や友人を人質にとったりもしません。
え?ポイズニー?そんな奴のことは忘れた。

さて、そのころ日向さん。
一夜漬けのテスト勉強が大失敗し、凹みまくりながらも自宅の家業のパン屋お手伝い。
今日のお仕事はパンの出前配達。珍しいシステムです。

で、指定された場所は廃工場のような人気のない薄気味悪い場所。
つうか、誰がどう見ても性犯罪者の罠にしか見えません。
そりゃ元気で可愛い女子中学生が一人でのこのこ配達に来てくれるなら、私も注文しまくるわ。

危機感皆無の日向さんですが、ラッキーなことに今回の依頼者は女性のガラス細工職人さん。犯罪者ではありませんでした。
なんでもガラス細工作成のために、この工場に篭っているようです。
彼女の作る作品にいたく感動した日向さんは、翌日美翔さんに大興奮しながらご報告。

美翔さん:
 「珍しいわね。咲がこんなに興奮するなんて」

美翔さん、なんか冷たい。

日向さん:
 「今日の放課後、一緒に行ってみようよ!」
美翔さん:
 「うん…いいけど…」

なんだか乗り気ではありません。
いつもはあんなにラブラブなのに。
美翔さんはお馬鹿な子は嫌いなんでしょうか。

そんなことを思ってたらCM。

九条さん:
 「私たちのDVDが出ました!」

MaxHeartのCMやってる!しかも二本も!
ああ、だから美翔さんも機嫌が悪かったのか。
プライドを傷つけられまくりです。私たちだけじゃ商売にならないっての!?

CM明け。
もはや後がないモエルンバさんの最後の襲撃開始。
それはいいのですが、周りの目を気にする様子がなかったらしく…

ガラス職人:
 「な、なに!?」

み、見られた!
民間人に正体がバレる!
そこにモエルンバさんからの攻撃。

日向さん:
 「あぶない!」(攻撃から庇うために床に押倒)
職人さん:
 「う!」(後頭部を床に殴打)

職人さん、失神。
目撃者は消せ。
さりげなく酷いことするな、日向さん。

邪魔な部外者もいなくなったところで、モエルンバさんとのラストバトル開始。
流石に後がないモエルンバさん、そこそこの強さを発揮しますが、やはり状況は劣勢。
あっさり追い詰められてしまいますが、ここからが見せ場。

前任の敵幹部・カレハーンさんも、ラストバトルではウザイナーとの合体技を披露。
さらに『植物を枯らす』などという特殊技能を見せてくれました。
モエルンバさんもそんな奥の手を持っているご様子。『全てを焼き尽くす』とかそんなのでしょうか。それは強そう。

モエルンバさん:
 「セニョリータ。本当のショウタイムは…」

不敵な笑顔。やる時はやる。さあ、ここから反撃開始…

モエルンバさん:
 「…これからだ…」
謎生物1:
 「今だピ!」
謎生物2:
 「急ぐチョピー!」
羽&花キュアさん
 『ツインストリームスプラッシュ!!』

相手の口上を遮って大砲発射。ひでぇ。
最後の最後まで見せ場を奪われ、無残に散っていきました。
彼の無念を思うと涙が止まりません。

ラストシーンは意識を取り戻したガラス職人さんが新作を作り上げたところで。
そこにあったのは…モエルンバさんのガラスの彫像。

ガラス職人さん:
 「さっき夢の中に出てきたイメージなの。ちょっと面白いと思わない?」

モエルンバさんは亡くなったものの、彼の生の証は芸術家の中で生き続ける。
嗚呼、なんだかとてもいい話です。
そんなことを思ってたら、いきなりその彫像が溶けて自壊した。

美翔さん:
 「…溶けちゃったね」

なんで!?

ガラス細工のことは全く知りませんが、なんでいきなり溶けるの?
人がせっかく感動したというのに台無しです。
つうか、最後まで惨い扱いです。安らかに眠れモエルンバ。


次回は謎の女キャラ二人組の登場。
次に戦う新幹部か…とも思いましたが、次のステージは『土』?
そうすると、直後に出てきたモグラ人間の方が幹部のような。じゃああいつらは一体何?

1.モグラはフェイクで女の子二人組が土の幹部
2.土の幹部はモグラ。二人組は次の次の幹部(水とか風とか)
3.第三のプリキュア
4.たんなるゲストキャラ
5.美翔さんたちをリストラして主役交代。来週からは「ふたりはプリキュアSplashStarS」開始

つうか、次回予告での新キャラ二人の後姿。
絶対、美墨さん&雪城さんへの期待へミスリードしようとしただろ。
そんなことやってると、また美翔さんが拗ねちゃいますよ?


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そんなことを言いつつ、私も喧嘩を売ってみる。
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ジョーカーばかりのババ抜き

2006年04月29日 | アニメ、ゲーム・全般
「ぴちぴちピッチ」第三期シリーズついに放送開始!
やった!生きててよかった!
人生万歳!るちあさんに乾杯!

……でもよく見たらタイトルロゴがそっくりの別の番組でした、という夢を見た。


そんな果てしなく縁起の悪い夢でうなされながら、
とあるカードゲームの予選に参加。
場所は大阪。私はこんなところにまで来て何をやっているのだろう。

遠路はるばるやってきたので、いろいろと心配でしたが、無事に参加受付も完了。
さあ、席につくか、と思ったところ、ここにきて筆記用具を忘れてきたことに気づいた。
一応、大きな大会なので、自前で持ってないのは気まずいです。

私:
 「すみません、会場内でボールペンの販売とかやってませんか?」
スタッフ:
 「そういうのはないです」

前の予選のときはあったような気もしますが、今回はないらしい。
仕方ないので、時間をみつけて外に調達にでも行くか…。
幸先が悪いです。

しょんぼりしてると、見かねたスタッフが自前のボールペンを差し出してくれた。

スタッフ:
 「…では、このプチキャラットボールペンをお貸ししましょう」

プ チ キ ャ ラ ッ ト ボ ー ル ペ ン

この瞬間、自分がブロッコリー主催のカードゲーム大会に出てることを強烈に認識しました。
きっと、会場裏では普段着の蘭花さんやモリナスさんがあくせく雑用に追われてるに違いない。
つうか、随分と商売熱心なスタッフさんです。

で、大会の結果。

6勝5敗1分(予選落)

そりゃまぁプチキャラットボールペンじゃな。
なぜ始まる前に気がつかなかったのか。
やっぱり、ジョーカーばかりのババ抜きなんかやっちゃダメだった。

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お願い&助けてMyメロディ

2006年04月28日 | アニメ、ゲーム・全般
本日夜から大阪に行くことになりました。
目的は、蘭花さんやモリナスさんの雇い主がやってるカードゲームの予選に出ること。
賞金に目がくらみました。僕は生活費が欲しいのです。

そんなわけで、今週末の番組の感想は書き上げるのが遅れます。
多分、早くても日曜深夜ぐらいになる予定。
いつも見に来てくださってる方々、TBさせていただいている方々、すみません。


…これだけでは何なので、カードゲームをやっていて遭遇した与太話をいくつか。

○どうでもいい話1
友人と飲みに行ったときのこと。

友人:
 「待ってる間にカードショップに行ったらプリキュアのカードが売ってた。
  せっかくなんで、お前に買ってやろうかと思った」

おお、なんて素晴らしい友人。

友人:
 「でも美翔さんが売り切れてて日向さんしかなかったから止めた」

…これは、人のことを美翔さんしか眼中にない奴だと見下してる友人を罵るべきなのか、
一人売れ残って呆然としてる日向さんを慰めてあげるべきなのか。
まぁ、私が美翔さんの犬なのは間違ってないので、日向さんの頭をなでてあげる方向で。頑張れ、黄色。


○どうでもいい話2
前に「プリキュア」の感想でも書きましたが、隣でゲームをやっていた人が手札を見て口ずさんだ一節。
『だって、やってらんないじゃん~♪』
世の中、美墨さんだらけです。

しかし実際問題、ゲームやってて『絶好調ナリ!』なんて思うときよりも、
『戦うより抱き合いたい』とか『だってやってらんないじゃん!』とか思うときの方が多いです。
日向さんは、もう少し周りの空気を読む必要がある気がします。そんなんだから売れ残るんだ。


○どうでもいい話3
カードゲームの大会に行ったときのこと。

見知らぬ人:
 「おい、『ぴちぴちピッチ』!」

は?
一瞬、何のことかと思いましたが、どうも仲間内でそう呼んでいる相手がいた模様。
思わず、私のことかと思って振り返ってしまった。変な子だと思われてたらどうしよう。


○どうでもいい話4
ナムコVSカプコンなカードゲームが出るそうな。
そういえばリセとかもコラボネタ。
どうせならその路線で、土日朝の番組が殴りあうようなゲームを出してください。

「横回転」を「ぱらりら!」で必死になって迎撃したり、
「ドリーム!ドリーム!ドリーム♥」を「オーロラの風」で粉砕したり、
「メイド・ローズマリー」に「二段変身」カードを使って「真のプリンセス・ローズマリー」にクラスアップさせたりしてみたいです。

ちなみに、アン・シャーリーやエリザベス・マーチが殴りあうようなカードなら持ってる。
リーフファイトのオリジナルカードですけど。
作ってくれた人、ありがとう。

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交配の可否が種の垣根

2006年04月27日 | アニメ、ゲーム・全般
アニメの感想を書き始めて早半年。
気がついたら、結構な数を書くようになってしまいました。
何せ暇だし。

現在書いてるのが、「ふしぎ星のふたご姫Gyu!」「ふたりはプリキュアSplashStar」
「おねがいマイメロディ~くるくるシャッフル!~」「シムーン」「Fate/stay nigth」「きらりんレボリューション」。
計6つ。数えてみたら、自分でも予想外に多かった。

で、ありがたいことにTBさせてもらったりしてるので、あちこちのサイトさんにもお邪魔しているのですが、
番組ごとに、視聴者層の違いが明確に出ててちょっと面白いです。
おおむね、以下の感じで扱われてる番組に関連性が見えます。

・マイメロ
 ↓
・プリキュア
 ↓
・ふたご姫
 ↓
・(???その1)
 ↓
・Fate
 ↓
・(???その2)
 ↓
・シムーン

要は、「プリキュア見てる人は、高確率でふたご姫も見てる」といったような感じ。

ミッシングリンクが二つありますが、
その1は「スクールランブル」、もしくは「ひぐらしのなく頃に」、
その2は多分「ホスト部」あたりで埋まりそう。

そんな中、「きらりんレボリューション」だけは、完全に断絶してます。
唯一、「ふたご姫」や「プリキュア」でお世話になってる横溝ルパンさんの「日々の記録 on fc2」で扱われてますが、
他のアニメ系感想では総無視。継続して感想を書いてるアニメ系のブログが見当たりません。

それでも探し回った結果、モーニング娘。やジャニーズ系のファンページで取り扱われてました。
どうも主役の中の人関連でのみ、生き延びている模様。
前にうちの「きらりん」感想で書いてた予想は、はからずも当たっていたようです。

なお、番組の評価は、『中の人が好きかどうか』の一点のみで、
身も蓋もないくらい見事に割れてました。
もはや異世界です。

…異世界ですが、せっかくなので、お互いの溝を埋め得る接点を考えてみました。

一応、
「マイメロ」→「ぴちぴちピッチ」→「中の人(本職はモデル)」→「モデル・アイドル系」→「モーニング娘。」
とホップステップしていけば繋がる…のか?
やっぱりなんだかんだで、あの番組は「ぴっち」の遠い親戚なのかも。何かが釈然としませんけど。
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シムーン 第4話「近い戦争」

2006年04月25日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
・シムーン 第4話「近い戦争」

底なし沼のように下落を続けていたバンダイビジュアル株ですが、本日25日、ようやく反転。
相方のブロッコリー株も無事に上昇。
良かったね、「シムーン」。


冒頭は、先週初登場のモリナスさんと主人公様のシムーン飛行から。
この二人、キャラが被ってるので仲悪くなるのかと思いましたが、そうでもなかった模様。
少なくともモリナスさんは、主人公様のテクニックに骨抜かれ。

とはいえ、主人公様も半人前の新人です。
その主人公様から見ても技量に劣るモリナスさん。
お前、どんだけレベルが低いんだ。

リモネさん:
 「あんな簡単なこともできないなんて、ここ、本当にコール・テンペスト?」

そりゃ、ベテランのリモネさんから嫌味の一つも言われるわ。

不協和音は仲間内からだけでなく、他のシムーン部隊からも。
今までエリートと祭り上げられてきたテンペスト隊ですが、先日の戦闘以来、開店休業状態。
その皺寄せを食らった他の部隊からは白い目で見られっぱなし。

そんな、いらない子扱いに終止符を打つには、とにかく戦果なり訓練なりが必要。
逸る主人公様ですが、シムーンは二人一組でないと起動しません。
元々は最エース・ネヴィリルさんとのペアを希望していた主人公様ですが、
手ひどく振られてしまったため、現在は、手当たりしだいに他の娘を食い散らかし中。
そんなわけで、今夜はリモネさんを誘って無断飛行を決行。

…この世界において、シムーンのペア相手は、イコール百合相手を意味します。

リモネさんのペアは本来ロードレアモンさん。
ロードレアモンさんからしてみれば、『寝取られた』と同義。
ひどい話です。

さて、敵を求めてそこらを飛び回っていたところ、森の中にシムーンの残骸を発見。

友軍機に何かあったのか。すわ戦闘だ!
はしゃぐ主人公様ですが、それは敵の罠でした。
シムーン残骸もどき(注:囮用の張りぼて)に不用意に近づいた主人公様たちは、哀れ虜囚の身に。

主人公様たちを捕縛したのは単独行動をしていた敵国の一兵士。
様子から察するに、病の体をおして、シムーン捕獲のため、ゲリラ戦を展開していた模様。
なお、病の原因は敵国を蝕む大気汚染。

彼の独白によれば、敵国は現在、致命的なまでに公害に苦しんでいる様子。
戦争をしかけてきた理由も、公害を解決できる新技術をシムーンに求めてのこと。
かなり切実です。

しかし、せっかく奪ったシムーンも飛ばし方が分からず。
捕虜にした主人公様たちに操縦法を聞きだそうとしますが、言葉が通じません。
なんてこった。この二国間ではコミュニケーション不能なのか。

…一応、エリート部隊のはずの彼女達ですら、敵国の言語を全く解さないというのはいかがなものなのでしょう。
まぁ、公害に苦しんでる国があるわりには、主人公様の国は異常に自然豊か。
もしかしたら、この二国間は滅茶苦茶に距離があるんでしょうか。アメリカ新大陸VSヨーロッパくらいの感覚で。

しかし、銃を持った相手に対峙しても、一切怯まないあたり、
なんだかんだで主人公様らも軍人ですね。
まぁ、その後の描写を見るに、単に死に対して実感を持ってないだけのようにも思えますけど。

捕虜になった二人ですが、敵兵の隙をついて脱出。シムーンを捨てて森の中へ。
一方の敵兵も、国を救える超兵器・シムーンをなんとしても持ち帰らんと、操縦席に篭城。
両者にらみ合いのまま、時間だけが過ぎていく。

…一夜明けて。

元々、瀕死の重病人であった敵兵は、シムーンへの想いと祖国の栄光を夢見て、立て篭もった操縦席で息を引き取っていました。
しかし、救国のため、そして自身の誇りのため、シムーンを手に入れようとした執念は凄まじく、死後硬直したその手は操縦桿から離れず。
危機は乗り切ったものの、このままでは帰還することができません。

主人公様:
 「操縦桿を持ってる手が外れれば…。仕方ないよね」

敵兵の指をぶったぎって操縦桿から引っぺがす主人公様。
ノータイムでその選択肢を実行できるあたり、なかなか肝が座ってます。
なんともいえない暗澹たる空気を抱えたまま、次回へ。


サブタイトルから察するに、絶賛モラトリアム中の主人公様が戦争の厳しさに直面するとか、そんな話かと思いましたが、
逆に、『戦闘くらいちゃんと理解して覚悟してる』という話でした。
まぁ、ぐじぐじ悩まれるよりずっといいです。

それにしてもこの話、ラストの落としどころはもちろんのこと、次週のストーリー展開が全く読めません。
やろうとしているテーマは理解できますが、それを「お話」の形でやるのはかなり大変そう。
一応、戦争はやっているものの、具体的な敵キャラが居るわけでもないし。
かといって、戦争が終結する見通しも全くないし。
全何話の予定か知りませんが、脚本書く人は毎回ネタ出しに死んでそうな気がする。

とりあえず私は、モリナスさんがお気に入りなので、出番を増やしてあげてください。
奴のキャラクター性はなかなか謎で愉快です。
やたらと人に媚びたかと思うと、挑発的な態度をとったり。妙な部分で斬新。


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なお、今回の話で『シムーン起動前後に行われる百合行為』は単なる儀礼行為と判明。
スタッフ、この異常な百合世界に対する最後の建前を自ら捨てやがった。
いいのか、そんなんで。

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どうせなら逆パターンの方が見れたらイイナ!

2006年04月23日 | アニメ・日曜朝 感想その他
・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~ 第4話「イケメンになったらイイナ!」

新番組開始以来、ゴリゴリと下がり続けるサンリオ&ウィーヴの株価。
嗚呼、投資家さんたちは、そんなにくるくるシャッフルされるのが嫌なのか。
夢も希望もありません。


今回は、そんな非情な現実に生きる女・夢野三姉妹の長女こと奏姉さんのお話。
去年一年、夢の扉の被害に合わなかった唯一のレギュラーキャラです。
夢見る少女なんて卒業済み。脳裏にあるのは物欲・金欲・色欲のみ。

…思うに、奏さんが夢の扉を開かなかったのは、単に『桃音符になる展開を思いつかなかった』からのような。

前作で付き合ってた男と別れたこともあり、最初のメイン回でいきなり男漁り。
声をかけてきた男と片っ端から逢引き、物色。
迂闊に夢なんて抱けない、この戦時下に豪気なことこの上なし。

歌ちゃん:
 「そんなことしてたら夢の扉が…」

ガン無視です。さすが奏姉さん。

が、そんな娘が心配なお父さん、こっそり後をつけて相手の男をチェック。
気に食わない野郎と見るや妨害工作に。
一例:『味方の振りして、相手の男に間違ったアドバイス。奏さんに嫌われるように誘導』。

父:
 「奏は親父ギャグが好きだ」

あんた、嫌がられてるって自覚あったのか。

父の暗躍の甲斐もあり…というか、元々ロクな男がひっかかっておらず、奏姉さんも落胆。
嗚呼、どこかにいい男はいないものか。
あまりにも無防備な煩悩の前に、とうとう現れる黒頭巾。

クロミさん:
 「その夢、叶えてあげるよ」

2年目にしてようやく開かれた、重い重い、夢の扉。
白山くん並に欲望の塊の姉さんの悪夢により、周囲の男性がことごとく美形化し、
一斉に奏姉さんの元に殺到。

嗚呼、これでいつものドタバタ逃げ回る展開か……

歌ちゃん:
 「マイメロ、なんとか…」
奏姉さん:
 「別にいいんじゃないの?こういう気持ちのいい魔法は解くことないわ」

なんてこった。ハーレムに満足していらっしゃる。

奏姉さん:
 「歌達にも構ってあげて」

ご満悦の奏姉さんの指示を受けて、
たちまち歌ちゃんたちの元に押しかける美形集団。
良かった、これでいつもの「悪夢に追いかけられてドタバタ」な展開になる…

歌ちゃん:
 「…これはこれで楽しいかも」

!!
なんてこと!?
歌ちゃんが悪夢に溺れてる!!

主人公様がこれでは救いがありません。
挙句、マイメロさままで男色に溺れる始末。何だこの牝ウサギ。
マリーランド、最大の危機を迎える。

絶望的な状況ですが、最終的には殺到しすぎた男の群れが仲間割れ。
その混乱から脱出するために対抗魔法発動。
なんとか事態は収拾されました。

…というか、解決までの道程が強引かつ唐突です。スタッフ、綺麗な展開を思いつかなかっただろ。

てっきり、小暮くん絡みでなんかあるのかとも思いましたが、特になし。
まぁ、正直、小暮くんと歌ちゃんではバランスが悪すぎるので、その路線は勘弁して欲しいのですけど。
ローレンスに必要なのはエミリーだし、ジョゼフィンに必要なのはベアさんなんだよ。

最終的には、危機を身をもって守ったお父さんの姿に心打たれた奏姉さん。
無理がありすぎる気もしますが、無事に桃音符を放出。
残念。初の『夢野家から黒音符』が見れると思ったのに。


次回は「仲間が見つかったらイイナ!」。
謎のアイキャッチは何か意味があるんでしょうか。(追記:アレは菊池くんだった模様。完全に忘れてた…)
つうか、前回からの引継ぎ話が続きますが、この調子で1年間ネタが続くのか。頑張れ。


蛇足:
 今回のネタ、登場人物の性別が全部逆だったとしたらネタとして成立するんでしょうか。
 『イケメンだらけになったらいいのに』はギャグになりますが、
 『可愛い娘ばかりになったら…』は引かれるような…。
 
 ついでに、『マザコン』はデメリット特性扱いなのに、『ファザコン』はそうならず。ちょいと不条理。
 仮に性別が全て逆だとすると、今回のラストシーンは綺麗にまとまってないような気がします。
 さすが奏姉さん。紙一重の危ない綱渡りの連打です。 

蛇足2:
 精神レベルまで操る強制恋愛ネタは、マドンナさんに引き続き2回目。どっちも対男性のテンプテーション。
 対女性で同様の夢の扉が開かないとは、あのクラスの男どもの理性は聖人のレベルに達しています。
 私があの世界に住んでたら、一日と持たす自信はないね!

 まぁ、小暮くんの夢の扉話あたりで、強制恋愛ネタは出てきそうな気もしますが。


※発売日以降入荷●“コイ・クル/ハレ・ソラ ~「おねがいマイメロディ」”SCD(2006/4/26)
OP/ED コイ・クル/ハレ・ソラ(4月26日発売)
1,250円(税込)

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気がつけば、発売まで後3日。

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ぶっちゃけはっちゃけいい話シリーズ

2006年04月23日 | アニメ・日曜朝 感想その他
・ふたりはプリキュア Splash Star 第12話「チョッピはチョピっとホームシック?」

先週末、とあるカードゲームの大会に出たときのこと。

近くに座っていた見知らぬ人が、手札を見て一言。

見知らぬ人:
 「ぶっちゃけありえない~♪」

なんてこと。
「SplashStar」が始まってもうかなりになるというのに。
未だに世間には美墨さんがはびこっています。

まぁ、「SplashStar」語録といえば「絶好調ナリ」「ぶっちゃけはっちゃけ~」。
前作の「ぶっちゃけありえない」「だってやってらんないじゃん」と比べると汎用性がなさ過ぎます。
仕方がないのかもしれません。

さて、そんなネガティブな前作とはさよならした美翔さん、今日も今日とて元気に部活動。
新しく出されたテーマを元にお絵かきに励みます。
が、周囲の期待もあり、若干プレッシャーの模様。

悩める美翔さんの横では、彼女のお付の謎生物も悩み中。
どうやらホームシックのようです。
まぁ、あの精神年齢で、他国に亡命してのレジスタンス生活は酷というもの。

言葉にならないSOSを発信し続ける謎生物ですが、
美翔さんとのタイミングが合わず、鬱屈するばかり。
翌日、とうとう家出してしまいました。

…ごめんなさい。正直、謎生物がいなくなったことよりも、
寝起きの髪を下ろした美翔さんの方に意識を奪われてました。
ずっとそうしてればいいのに。

懸命に探し回る美翔さんたち。
ですが、そんな絶対的な隙を敵さんが見逃すはずもなく、あっさり捕縛され大ピンチに。
先週に引き続き、変身アイテムを人質に捕られすぎです。

モエルンバさん:
 「さあ、『泉』の在り処を教えるんだ!」
日向さん:
 「…分かった。教える」

日向さん超うそつき。
つうか、この娘らは『泉』の場所なんて知りません。
聞く相手を間違えてる。

……あ、もしかして、正体までバレてるプリキュアさんの、唯一のアドバンテージなんでしょうか。

『プリキュアは泉の場所を知らないし、自力ではたどり着けない』
実のところ、プリキュアさんと戦闘する意味はないはず。
謎生物を捕獲したなら、とっとと帰ればいいのに。

それはともかく。

日向さん:
 「…分かった。教える。『泉』はあなたの後ろよ!」
モエルンバさん:
 「へ?」

哀れモエルンバさん。
人を疑わない純真な彼が振り向いた隙に謎生物は脱出。
無事に変身して、いつものように戦闘。

花キュアさん:
 「魔法パンチ!」
羽キュアさん:
 「不思議キック!」
ウザイナーさん:
 「ウ、ウザイナー」

大事なことを何も学習せず、あいかわらず肉弾戦を挑むプリキュアさんたち。
それを必死になって寸前で押しとどめるウザイナー。
健気です。今、一番、番組の空気を読んでるのはウザイナーのような気がする。

花&羽キュアさん:
 「やーー!!」(全力で体当たり)

その攻撃を待っていた。
グレーゾーンな気はしますが、それなら、まぁ、許容範囲。
大人しくその攻撃を受け入れ、満足気にウザイナーさんは散っていきました。お疲れ様。

そんなこんなで、今日もモエルンバさんは敗北。
次週は『熱すぎ!モエルンバダンス!』。遂にサブタイに登場。死への秒読みが進みます。
今まで不遇だった彼にも光が当たるのでしょうか。健闘を祈ります。


ふたりはプリキュアSplash Starキラキラトレーディングコレクション2(予約) 6月中旬以降発売...
ふたりはプリキュアSplash Starキラキラトレーディングコレクション2(予約) 6月中旬以降発売
4,200円 → 3,200円

その他、プリキュア関連アイテム
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カード業界でも奮闘中。全カードがホイル仕様って凄いな。

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「守りを捨てて前のめり」……これぞ宇宙が授けた光の答え

2006年04月22日 | アニメ・土曜朝 感想その他
・ふしぎ星のふたご姫 Gyu! 第4話 「いきなり退学~!?☆初めての授業」

土日アニメと他の番組(ドラマ、映画等)の最大の違いは何か?
OP・EDに対する異常な熱意や、番宣・アイキャッチの一発芸などいろいろありますが、その中の一つがCM枠。
特に今回の「ふたご姫」の気合の入れ方は異常。むしろこっちが本編。

OP終了後、いきなりハッピーベルンの新CM。
凱旋門や雷門をバックに、着ぐるみ双子が踊り狂います。
肝心の商品よりも、着ぐるみ双子のインパクトが強すぎて、もはや何のCMか分かりません。

呆然としていると、すかさず流れるシナモロールのCM。
シナモンといえば、サンリオの人気商品。サンリオといえば同業他番組「マイメロ」。
敵国の侵入を許してしまっています。負けるな「ふたご」。

義憤に燃えているところに、今度はちいぽぽちゃん。
昨年度の「ふたご姫」CMの殊勲賞、影の支配者・ちいぽぽちゃん。
「子供の母性を育てる」がテーマの、株式会社ピープル製のお人形です。

新番組になってから彼女のCMがなくなったので、
ファンの間では落胆の声があがっていました。
しかし、その声にこたえて遂に復活。しかも新商品を引っさげて。

 新商品『ちいぽぽちゃんの救急車セット』。

!!
ちいぽぽちゃん、病院送りになってたの!?
そりゃ、CMもしばらくお休みするわけだわ。

意外な事実に度肝を抜かれたところに、駄目押しとばかりに流れる元祖ハッピーベルンのCM。
暗い会場で、群集に取り囲まれながら踊りまわる着ぐるみの双子。
頭がおかしくなりそうです。なにこの狂気CM。


もはや、CMだけで満腹になりながらも、一応、本編。

無事にチームわけも終わり、今日から授業開始。
さりげなく双子の側に陣取ってるリオーネさんが切ないです。
いじらしいまでのポイント稼ぎ。

そのリオーネさんですが、無名のキャラ二人とチームを組むようにした模様。
「ミルロさんと組む」「ソロやシェイドと組む」などと言われていた彼女ですが、恐ろしく地味な選択を取りました。
まぁ、旧ふたご星キャラだけが世界の全てではありません。馴れ合いを続けられるよりもスマートで好感です。

追記:
 掲載画像はサンバチームの3人。

 くるくる踊る3人が愛らしくて素敵です。
 リオーネさんは身体能力の高さで面子を選んだ模様。
 それなら、音楽・体育・ダンス・体育祭系のイベントで出番を確立できそうです。万歳。

 で、クレジットから消去法で考えるに、二人の名前は「アスリ」と「カロリ」さんですか?
 この手の超脇役さんは大好きです。
 ファインやレインは放置して、独自の世界を突っ走っていってください。


さて、肝心の授業ですが、校則によれば「授業中の魔法使用禁止」とのこと。
わざわざそんな校則があるということは、割と日常的な能力なのですね、魔法。
通りで、双子の変身能力に誰も跪かないわけだ。

…しかも「禁止」ということは、「足が速い」とか「知識豊富」といった「特技」として認められず、
カンニングペーパーやイカサマグッズと同列の「借り物の力」扱い。
報われません。

唯一の取り柄を封じられた双子達、懸命に授業に挑みますが、ことごとく失敗。
変身能力の代償として手に入れたマスコットキャラが騒動を起こしまくり、
責任を負われて減点に減点を重ねます。

…ところで、減点加点はチームの連帯責任。
ふたごと「ジェミニチーム」を組んでるシフォンさんも、その巻き添えを喰らいます。
これでは、優等生の履歴に傷が…!

シフォンさん;
 「わたし、1,000ポイント持ってるから全然平気」

100ポイントあれば卒業資格をゲット可能です。
桁が違いました。
もはやポイント制度と無関係の世界に突入していらっしゃる。

しかしそうなると、シフォンさんを戦力として当てにできません。
別に、ポイントが増えようが減ろうが、今の彼女には無関係。
成績度外視で「不思議生物・ふたご姫」の観察に専念されてしまいます。

『変身能力禁止』『優等生は手助けする気なし』。
望みの綱がことごとく潰えた今、双子は自力で結果を出すしかありません。
そんな彼女達の次なる課題は「パラグライダー飛行」。(ちなみに科目は「理科」。なんだそりゃ)

野生の勘を駆使するファインの功績あって、今度こそトップに躍り出るジェミニチーム。
が、エリザベータチームとアクシデント。
パラグライダーは墜落、両チーム揃って遭難する羽目に。

…どうでもいいことですが、エリザベータさんの側近、シャシャさんとカーラさんが愛らしいです。
こいつらのエリザベータさんへの忠義の尽くし方は異常です。しかも異様にポテンシャルが高い。
過去に何かあったんでしょうか。

追記:
 「むしろエリザベータの方が校則違反じゃ」という声もありますが、奴らの星は金を持ってるのが特技。
 リオーネさんがリズム感で勝負するのや、レモンさんが漫才芸で勝負するのと同じような気も。
 まぁ、そうだとすると「魔法禁止」が理不尽になりますけど。


落下地点から学園を目指す双子たちですが、
闇のストーカー・トーマ君の襲撃を受けました。
こいつ、どこにでも沸いて出てくるな。

レイン:
 「輝くレイン!」
ファイン:
 「煌くファイン!」

起動する変身能力。
が、これは校則「授業中の魔法使用禁止」に抵触。
流石のシフォンさんも表情が強張ります。

ファイン:
 「ぱらりら!」
レイン:
 「たらりら!」

1回2回3回…。
『変身で1回』がフェアな気もするのですが、わざわざ『ぱらりら』でカウント。
つうかそもそも、『授業中』なのか、これ。

何はともあれ、自身の成績も省みず魔法を連打した甲斐があり、無事に危機は回避。
ですが、エリザベータさん救出のために行使した魔法で、ちょうど累積減点-102点。
おめでとう。見事、退学です。学園最短記録樹立。

念願かなわず、授業開始一日目で退学。けれど、人助けのために行使した魔法に悔いはありません。
その功績はちゃんと上の人にも伝わり、今回は見逃してもらえることになりました。
なんだ、結構まともじゃないか、この学園。つうか、この展開には素直に感動。


次回は「学園ニュース☆レインの女子アナ大作戦」。

…女子アナ?
昨年度までは、この番組のコアターゲットは未就学女児だったはずですが…。
明後日の方向に、猛スピードでハンドル切ってるような自暴自棄ぶりが最高です。


●フリップ・フラップ“キミのアシタ ~「ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!」”CD(2006/4/26)OP キミのアシタ
ED 学園天国 各1,250円

その他、ふたご姫 関連アイテム
および、同、オークション

FLIP-FLAPさん達も、2年目にして本人がCM出演。戦う気満々です。

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きらりん☆レボリューション 第3話「キャー!めざせCMデビュー!!」

2006年04月21日 | アニメ、ゲーム・全般
・きらりん☆レボリューション 第3話「キャー!めざせCMデビュー!!」

なぜ私はこの番組を見続けてるのか。
著しく疑問です。
疑問ですが、そこから人生の答えが見つかるかもしれないので、しばらく耐えてみよう。


痴情の果てにアイドルデビューを目指すことになった主人公様。
まずは登竜門として手作りケーキセットのCMオーディションに参加することに。
芸能事務所に入った即日からチャンスをゲット。約束された勝利の人生。

 …「手作りケーキセット」という内容から、スポンサーの明治さんが一枚噛んでるのかと思いましたが、いたって無関係でした。
 なんだか、劇中の商品を見ると、即、販促グッズを連想する悪い癖がついています。
 嗚呼、土日の朝の子供番組が、私を商業主義者に変えていく。

さて、オーディションの採点項目には、『実際に商品を使ってケーキを作る』ことが。
三度の飯より食べることが好きな主人公様ですが、料理技能はゼロ。
付け焼刃で特訓を重ねますが、形にならないまま、当日。

 …まぁ、「料理が下手」というのは、この手の元気&ドジなヒロインのお約束なんでしょうけど。

 なんだか「ぴちぴちピッチ」のるちあさんが懐かしいです。
 奴は能天気馬鹿のくせに、炊事技能が異様に高い、という珍しい特技もちでした。
 なお、得意分野は魚料理。
 さすがは人魚。海の食物連鎖の頂点に立つ、恐怖の存在。
 (アンコウの妖怪にアンコウ料理を振舞った回では、こいつら悪魔だと思った)

一方、オーディションには主人公様と同事務所の娘さんも参加。
絵に描いたような、性格の悪いライバルキャラです。
ここまで捻らないキャラは、むしろ希少な気がする。

そんなこんなで始まるオーディション。
懸念だった料理審査ですが、ライバル娘の妨害により、主人公様作のケーキは破壊。結果、うやむやに流されました。
特訓、意味ねぇ。

その他、いろいろ嫌がらせやら何やらを受けながらも、
持って生まれたビジュアルで圧倒し、勝利。
念願かなってCMデビューしたところで次回へ。

…努力や根性よりも、「ビジュアルが大事」というのは、
「アイドル」という職業を考えると、至極まっとうな気もしますが、
身も蓋もないというか、夢も希望もないというか。

一応、この番組はネタ番組に分類すべきなんでしょうが、
その手のジャンルは狙って成功できるものでもありません。
ストーリーが奇天烈なんてのは最低限の話であって、他にも、

1.気象テロップ
 例:「わー、雪が降ってきた、すてき!」→(ポッポッ)『大雪警報 以下の地域で…』
2.作画ミス
 例:いないはずの人物がなぜかいる
3.現実世界でトラブル
 例:公開イベントに台風が連続直撃
4.バンクシーン
 例:30分番組の半分近くが使いまわし
5.放送事故
 例:音声が出ない、試験用映像が流れる
6.自暴自棄なCM
 例:中の人が素顔でCM出演
7.OP映像の差し替え
 例:わずか10話足らずで、都合6回微調整
8.夕方番組の名物・L字放送
 例:放送開始から続けざまに数話、選挙や天災にぶつかりL字放送
9.スポンサーに喧嘩を売る
 例:スポンサー企業を敵の黒幕に設定、知名度のある既存人気キャラを冒涜
10.作画がジェットコースター
 例:回が変わると別人

…この辺は必須。
放送枠を考えると、8.は楽勝だと思う(テレ東にL字がなければアウトだけど)し、
偽装三文字なことを踏まえると2.にも期待できるかも。

後は、中の人がモーニング娘。ということで、6.あたりは現実味がありそうです。
タカラトミーさまがギャラを払えるか、という問題はありますが。
ここはぜひ、頑張ってみてください。


CMといえば、この番組、何をどうやって利益を上げる気なのか、とてもとても疑問だったのですが…

きらりん☆レボリューション きらりん☆スタイル 制服タイプ (4/下 発売予定)
その他、アイドルタイプ、ドレスタイプ
パーツは交換してコーディネイト可能

…もしかして、立体版ラブandベリーを目指してるんですか?
それなら、番組最後の不思議な小コーナーも理解できます。
人形ならタカラさんの得意分野だろうし。
コメント (6)
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