穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

(第9話)トロピカル~ジュ!プリキュア「メイクは魔法?映画でトロピカる!」感想

2021年04月25日 | トロピカル~ジュ!プリキュア
■(第9話)トロピカル~ジュ!プリキュア「メイクは魔法?映画でトロピカる!」感想


(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第9話より)

あおぞら中で映画の撮影がなされることになりました。そして主演俳優を捕縛しました。
聞けばそれまでのキャライメージと異なる役柄に戸惑っているとのこと。
トロピカるな面々も色々と協力してみるものの、いまいち効果は出ず。先日の女王様レッスンをもっと真面目にやっておくべきだった。まさかこんなすぐに役立つ局面がやってくるとは…。
こうなったらいっそプリキュアにしてしまおう。みのりん先輩という前例があるし、たぶん性格も変わる。

そんな折、たまたま涼村さん家でやってた着ぐるみ販促を見て、俳優さんは何かをつかみました。
自分と似た大人しそうなタイプの娘こと凉村さんも、着ぐるみ着てはっちゃけていらっしゃる。

かつてハートキャッチの来海さんはおっしゃった。
「性格を変えるのは難しいけれど、服を変えれば気持ちも変わる。単純だけどそれでいいと思うんだよね」。
今回もそれと同様の話…ではあるのだけど、「メイク作戦は過去に失敗している」のが気になります。

涼村さんも「顔が隠れたので性格が変わった」のではなく、「表に出す機会がなかった」。
最初のメイク作戦が失敗したのは「本人が、別の自分を表に出すのに抵抗があったから」だろうか。意識的に抑え込まれたら外見を変えても振る舞いは変わらないし、変わってしまっても困る(じゃあ、みのりん先輩のアレは何なんだろう…。プリキュアには何か怖い興奮成分でもあるんだろうか…)。

言い換えると「やる気がないなら、お膳立てしてもどうにもならない」なのかもしれない。
メイクをしても、本人にやる気がなければ効果がない。
さてそうすると、あとまわしの魔女様から新兵器をお膳立てされた敵幹部様は、来週どうするのだろう?

【次回は追加玩具】

追加玩具に関連して、個人的には「ローラはプリキュアにならない」と予想してる。

まずビジュアル的に人魚姿は強烈です。
販促用の集合絵等で「人魚」が映っていれば、舞台背景がなんとなくわかるし、目にもつく。
プリキュアに変身してしまうと、せっかくの強みが消えます。

ストーリー上も「人間」と「謎生物」の両方の役割をまとめてできるのは面白い。変身して切り替わるココナツやハリーの前例はありますが、素のままで両立してるのは何気にレア。
くるるんを雑に扱える(そしてそれがとても楽しい)のも「ローラが人魚なので、役割を一手に引き受けられるから」の面があると思う。
ですが、変身して二足歩行できるようになってしまうと、せっかくの特殊性が失われます。次回予告のラストにあった「地面をはいずって水を目指す」とかやりづらい。

ローラ自身もプリキュアになる気はないようですが、今回の話「求められているイメージからの脱却」を見ると、どちらに転ぶでもおかしくはなさそう。
今回、ローラは終始「メイクは裏方の仕事」として興味を示していません。まぁ彼女はメイク云々と関係なく自分を出せばよいと思っている上に、そもそも悩んでいた役柄はローラの性格に近い気がするので、何を悩んでるのか理解の外だったのかもしれない。俳優さんが知る由もありませんが、あの役が似合うのはあすか先輩ではなく、ローラだ。

【蛇足】



(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第9話より)

夏海さんが左の中指にしてる指輪、よくよく見れば微妙に付け替えてるんですね。落ち着きのない子だ。
その内うっかり薬指につけたりとかやらかしそう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「トロピカル~ジュと2043年の戦い」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

2021年04月25日 | ハグプリ最終回考察
ただの人生観的なことを書いてみる。

【未来から見た過去である現在】

トゥモローさんが活躍する2043年シリーズはプリキュア40周年。
初代を見ていたお子様が40代半ばになり、自分の子供がプリキュア年齢(14歳前後)を迎えることから、子離れ・親離れ(そこから連想される「これまでの人生に一区切りがつく」こと)がテーマになるのではと勝手に予想しています。

トゥモロー視点で見た場合、「2043年シリーズで母と対立し決裂。しかし25年前にタイムトラベルし、若かりし頃の母と出会い、母の想いや歩みに触れる。母もまた一人の人間であること、また自分への愛を知る。2043年に戻った後、対等な関係を築き大人としての一歩を踏み出す」ようなストーリーです。
トゥモローさんはああ見えて反抗期が激しい感じの娘さんなんだ、きっと。

そして仮にそうだとすると、「では何も積み重ねなかったものはどうすればよいのか」が真の問題として立ちふさがりそうです。


(「HUGっと!プリキュア」37話より)

15周年にて野乃さんは「思い出があるから踏ん張れる」と立ち上がった。
そしてカウンターとして「思い出を持たない」ミデンが問題になった。
これと同様に「そもそも子育てに参加しなかった人」は挽回のしようがありません。

話の流れ上「育児」を前提にしていますが、仕事でも健康でも同じです。
想定年齢40代半ばともなると、諸々のことに結末が見えてくる。
現実的な問題として、40代半ばも過ぎれば仕事力や役職はほぼ固まる。努力すれば向上の余地はあるにせよ、それは若い人にも言えるわけで。20代から同等以上の努力をしている人に勝てる道理はない。
健康も更年期を迎えれば、男女問わず色々調子もずれてくる。健康診断も何かしら引っかかるのが普通になってくる。

15周年の時のミデン「外的要因で何もできなかった」と違い、「自分が何もしなかった」のは痛いです。しかも自分だけでなく、子供や周囲にもマイナスの影響を与えてしまう。いわばミデンの悲劇を自分が生み出してしまう。不摂生がたたり体を壊した→そのせいで子供の選択肢を制限してしまった(ミデンの倒産と同)のように。

この課題を抱える敵との戦闘を想定してみれば、深刻さが浮き彫りになります。我々の知る1~18年のプリキュアでは解決策がない。

1~15年(想定年齢20歳)では社会的な問題が壁になった。努力して頑張っても不況だったらどうしようもないよね、みたいな。
だから「未来は破綻している」「その破綻した未来をどう迎えるか」が共通的に流れていた。

16年~30年(想定年齢35歳)は、ライフステージの問題なのだと予想しています。結婚して独身時代に別れを告げる(あるいは結婚しないと決める)、賃貸を出て家を買う(あるいは買わないと決める。以下同)、転職や昇進による働き方の変化、子供が産まれる等々。

これらは望んだ展開なので不幸ではない。が、そこに疑問や寂しさもある。スタプリ・ヒープリを見ていると、「ついにやってきた破綻した未来をどう生きるか」を扱っているように思えます。

31年~40年(想定年齢45歳)になると、その「破綻した未来」が過去のものになり、どう乗り越えてきたかの問題になるんじゃなかろうか。
挑むべきだった壁は既に過去の物。そう思うと、過去にタイムトラベルして戦ったクライアスも何やら示唆的です。

ただ私らは当然タイムトラベルなんてできない。じゃあどうすれば「何もしないまま年だけ取ってしまい、気が付けば終わってしまっていた」を解決できるんだろう?
言い換えると、まだ見ぬ31年~40年のプリキュアや、トゥモローさんはどうやって勝つんだろう?

冒頭で触れたように、トゥモロー視点では「追体験」の物語なので、そこをキーにしてみる。
現実の人生を考えると、40歳~45歳は人生の折り返し点です。それならば「ここから第2の人生」「第1の人生の反省を活かせ」と切り替えるのが良さそうに思う。

40歳から第2の人生の始まりとすると、45歳はその意味では5歳(プリキュアのターゲット年齢)。そこから60歳ごろの定年退職まで第2の学生時代と思うのはどうだろうか。
第1の人生で「20歳前後に学生を卒業して社会人になる。それに備えて学生時代を生きる」のと同様に、「60歳前後に老後を迎える。それに備えて会社勤めを生きる」。会社勤めをゴールにせず、次への準備段階と位置付ければ戦い方が変わるんじゃないかな。

趣味や健康でも同様で、かつての学生時代の感覚で老後に備える期間だと思えば、もう一度戦いを始められる気がする。
学生なんだから色んな未熟があるのは仕方がない。受験勉強をするのと同じように、老後勉強をするんだ。

「プリキュア」なので子供に話を戻すと、私自身の経験としても「子供を通じてもう一度人生を体験している」感覚はかなりあります。
自分の果たせなかった夢を託すとかそういったことではなく、ああなるほど運動会って親の視点ではこう見えていたのか、と舞台裏からBサイドを見る感じ。
同じことは多分今後も言えるはずで、就職や結婚や孫の誕生などで、もう一度経験する機会がある。それらをしない選択を子がしたとしても、それはそれで立派な追体験です。


いずれにせよもう一度人生を歩む機会があり、反省があるならその時に活かせばいい(子に自分の理想を強制するという意味ではなく、自分がその場に相応しい適切な振る舞いをするという意味で)。

(※「15歳~20歳前後で学校卒業」と違い、成人してからはライフイベントの発生時期も選択肢も人により全然違うし、理想的なタイミングなんてのもない。統計的な平均である30歳出産を念頭に書いていますが、18歳や45歳で出産したり養子や前配偶者との子など様々なケースも当然ある。住居や仕事も、「家を買った後、売って、また別の家」とかいろんなパターンがあるので取り組み方はかなり違うはず。それらも表現に違いはあれ、上記のようなことは当てはまると思う)

この解決策なら、勝てないと思われた1~30年シリーズも息を吹き返します。
再び似通った道を歩むのなら、かつてのテーマが答えになる。60歳(45歳からカウントすると15周年)になったとき「辛くても完璧でなくても15年歩んできたんだ」「これしきのことで心折られるなんて、私のなりたかった私じゃない!」と叫び、老後の戦場に向かっていくんです。意外に結構しっくりくるんじゃなかろうか。

【今一番大事なこと】

それはそれとして、今はまだ18年目です。2043年まで20年以上ある。
「何もしなかったことをどう乗り換えるか」の前に、そもそもでいえば「今からちゃんとやれ」が明らかに正論です。
奇しくも今年のトロプリさんは「今一番大事なこと(=これまでの描写から推測するに「今しかできない、未来を幸せにする行為」)」をテーマにされています。
2043年に立ち向かうために、ちょっと真面目に「今一番大事なこと」に向き合いたいです。

参考:
●HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察(一覧)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(第8話)トロピカル~ジュ!プリキュア「初めての部活!お弁当でトロピカっちゃえ!」感想

2021年04月18日 | トロピカル~ジュ!プリキュア
■(第8話)トロピカル~ジュ!プリキュア「初めての部活!お弁当でトロピカっちゃえ!」感想


(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第8話より)

夏海さんの白米お弁当事件をきっかけに、トロピカる部は「弁当を作る」ことになりました。
「そうか、自分で作ってもいいんだ」とは夏海さんの弁。この子、自活能力高めな気がしてたんですが違ったらしい。
ついでに涼村さんやみのりん先輩も料理はいまいちだった。涼村さんの存在感がどんどん薄くなっていく…。

調理室を早速借り、あすか先輩に指示いただいて楽しいお弁当作り。
「お弁当」とは「後で食べる」ための料理。それは「後回し」なのか「今一番大事なこと」なのか。
涼村さんの作ってた「可愛さに集中」も、みのりん先輩の「栄養価」も正解ではなく、それらを両立して料理する。

その後の、

・「好きなものを最初に食べる」「最後に食べる」
・「せっかくなので楽しい場所で食べる」「食事を優先する」

等々、目まぐるしく状況が変わります。「今一番大事なこと」は何なのか。
先日「計画を立てる」も正解ではないとされていましたが、今回はまさにそう。良い場所で食べるのも大事なので我慢したが、必要ならば今食べる。
逆に敵幹部は「食事を氷漬けにして保存する=計画外が起きたら困る」方向に向かってるのも象徴的。

明確に描写されていないところもあちこち気になります。
冒頭の「白米+白米」弁当にて、おかずを分けてもらった夏海さん、あろうことかおかずを即行で食い切っています。常人ならば、貴重なおかずをちびちびと食べながら白米に向き合うところなのに…。「今一番大事なこと」を見失ってる感と、ラストシーンで「好きなものを後から食べてみようか」に変化してるのも面白い。

人魚さんの扱いも最高です。


(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第8話より)

びちびちと跳ねる調理台の上の人魚。様式美。

上半身の人間部分でごまかすより、下半身の魚部分でごまかすのは良いですね。はからずも夏海さんの本音が出た。彼女はローラのことを「魚」と認識していらっしゃる。

ローラからすれば調理スキルより筋力を上げて欲しい。ほらこの間みたいな砂浜ジョグとかやりましょうよ。料理なんてしてないで。
そもそも彼女は地上の食材を知りません。この赤や緑のむじゃむじゃした物体は何…?先入観を持たず口にできるのは、さすが女王候補。
そうこうして乗り気になっていく様がとても良い。

くるるんの適当な扱いも素晴らしいです。ただの海洋生物。お世話対象でも、殊更に守る対象でもない。
あすか先輩の「人魚」呼びといい、この適切な距離感を最後まで大切にしていって欲しいです。

【蛇足】

ところで夏海さんは、あの量で足りるんだろうか。
元々彼女はケース2個使う量を食ってます。他の娘さんらの倍。

あと白米+白米弁当を防ぐ手っ取り早い策は、「ライスとおかずの容器の形を別にし、取り違えを防ぐ」だと思う。
あすか先輩が「夕食の残りや冷凍食品でもいい」とおっしゃっていたように、人力や練度に頼らない対策は大事。

まぁそれはそれとして「今一番大事なこと」=「自分が戦力になれるように」は正しいです。現に夕食の準備にも転用なされてる。この調子だと、夏海さんは一年後には超優秀プリキュアに成長していそう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「魔法つかいが大人だった、その理由」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

2021年04月18日 | ハグプリ最終回考察
全体像は自分なりのゴールについたので、これまでの検討を振り返ってみる。

【全員集合】

36話にて「魔法つかい」「アラモード」はなぜか成長した姿で登場します。
公式様のインタビュー記事などを見るに、深い意味はない(強いていえば誤解から生まれた)演出かに思えますが、それで終わっては考える楽しみがないので理由をこじつけたい。

以前に考えたのは「彼女たちは2033年から参戦している」。


(「HUGっと!プリキュア」36話より)

仮説:
『最終回にて2043年に戻ったトラウムは、未来での最終決戦の後、2033年を経由して、36話のオールスターズ戦を起こした。
(そして37話にて消滅。トラウムの時系列は、35話→38話→最終回→2043年→36話→37話→消滅)』

37話ラストの彼は、素直に見れば消滅しているようにしか見えません。
「えみるはどうやって「未来は不変だ」と気づけたか?」への回答にもなるため、私的にはこの仮説は気に入っています。

参考:
「えみるの戦い」
「時間への挑戦」

また上記記事を書いたときには思いつきませんでしたが、「ジョージ最愛の人の死亡」もこの事件と組み合わせればいい。
2033年(30周年)のテーマには1~15年シリーズは太刀打ちできないと予想しているので、「野乃さん(15年の代表)が敗北」はこれまでの推察と一致します。
その後、16~30年のシリーズのプリキュアさんらが突破口を開くようなイメージです。
2019年から歩んできたジョージの状況ともかみ合う(「大事なものに別れを告げて、前向きに先に進む」は30周年のキーだと思ってる)ので、「ジョージの助力で16~30年プリキュアが奮起」とか楽しそう。

参考:
「ヒープリはミデンに勝てるのか」

他、細かな点を深追いしてみる。

【いつの日か大人になった自分に】

トラウムは何でこんな面倒なことをしたんだろう?
えみるに情報を伝えたいだけならばオールスターズ戦を起こす必要はなく、動機が分かりません。

これについては「36話の戦いを起こした理由」と同じ方向で考えてみる。

参考:
「タイムパラドックスの真相」

トラウムが36話にて1~15年プリキュアに挑んだのは、歴史改変により出現した「プリキュア」の存在を、野乃さんに刻み込むため…だと勝手に思ってます。
これと同じ理由で、2033年に16~30年プリキュアと戦った。

2033年時点で、はぐたんは3歳前後。タイミングにもよりますが「プリキュア」を視聴し始める直前ぐらいの年齢です。
言い換えると、2034年以降のプリキュアのことは、はぐたんも知っている。でも2033年までのプリキュアのことはリアルタイム視聴していないので知らない。
そこで、はぐたんの目の前で16年~30年プリキュアとの戦いをトラウムは起こした。
野乃さんに「プリキュア」の歴史を刻んだように、はぐたんに「プリキュア」の歴史を伝えるために。

これにより1~15年は野乃さん(を通じて、はぐたん)に、16~30年ははぐたんに伝わり、31年~40年はリアルタイム視聴者として継承する。
2043年にプリキュア全シリーズをバックに、キュアトゥモローが戦えます。強い。
このためにトラウムはわざわざ危険を冒して、2033年にも戦ったんだ…と決めつけてみる。

【どんな夢に魔法を使いたいの?】

2033年を経由したのは良いとして、では何で「魔法つかい」「アラモード」の2チームをわざわざ連れてきたんだろう?

ストーリー面でいえば「この2チームはハグプリチームと接点があるから」かと思います。
えみるが「未来不変」の検討材料にするためには「連絡がつく」ことが条件なので、それなりに親しいチームでないと不発に終わってしまいます。だからこの2チームにした。

なお、「ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!」にて「野乃はなと夢原のぞみは連絡を取り合える仲である」と描写されています。
これは上記仮説と妙な干渉を起こしていて、ちょっと面白い。

「ゆめのまち」は素直に考えるなら37話より後・最終回より前のお話です。未来に帰る前のトラウムがこの事件を知っていたなら、「プリキュア5」を選ぶような気がする。
逆に言えば「ゆめのまち」を知らなかった(夢原さんと連絡を取り合える仲だと知らなかった)ので、「スーパースターズ」当時の知識をもとに「魔法つかい」「アラモード」を選んだのかもしれない。
だとすると38話以降のトラウムは別の時代から来ていた可能性があるとか、「ゆめのまち」のタイミングが実は違うのかとか、色々と妄想が膨らみます。

【気まぐれな昨日へ】

せっかくなのでテーマ面からも「魔法つかい」「アラモード」が選ばれた影響を考えてみる。

「魔法つかい」は「自分と異なる価値観や性格の人も世界には多数いる」「自分の中にも複数の自分がいる」という多様性を扱っています。
ルビースタイル等のモードチェンジは、テーマを昇華したすごくよいギミックだと思う。
そして「一人一人が違うからルールがある」。ダークマターは善意で人助けをしていましたが、でかい熊が手から炎を吹き出しながら無言で近づいてきたら、怖がられて当然です。魔法にもルールがある。

トラウムの事情に当てはめてみよう。
異なる時代から入れ違いにやってきて、時間を渡り歩くトラウムは「一人の中にも複数の存在がいる」といえる。
「ルール」の概念もいい感じにくすぐってきます。トラウムにはトラウムの事情があったとしても当然こちらは応戦するとか、「タイムトラベルは何でもあり、ではない」「ルールがある」として、えみるに検討を促す役割に合致します。

「アラモード」のテーマは「大好きを諦めない」。
玉砕を前提としているトラウムのこの行動は、よほどの「大好き」がないと決行できません。
その気持ちを受け止める役としては、宇佐美さんが適任だと思う。

完全にこじつけ&他チームでもどうとでも説明はつけられる話ですけれど、テーマ的にも「魔法つかい」「アラモード」は割と違和感がないです。

何か他にも色々と、考えれば考えただけ取り留めもなく思い浮かびます。「2033年の戦いを生き残れそうなのはこの2チーム(30周年テーマに1~15年は勝てそうにないが、この2つはテーマ的に善戦しそう)」とか。
実際に2033年を迎えるまで、延々と楽しめそう…。

参考:
●HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察(一覧)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(第7話)トロピカル~ジュ!プリキュア「やってくる!海の妖精くるるん!」感想

2021年04月11日 | トロピカル~ジュ!プリキュア
■(第7話)トロピカル~ジュ!プリキュア「やってくる!海の妖精くるるん!」感想


(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第7話より)

みのりん先輩が想像力で頑張るお話。

めでたく部として立ち上がった「トロピカる部」、早速活動を始めます。とりあえず砂浜をジョグ。それにトロピカるさを感じるのは少数派かと思いますが、まぁ何をやるにも基礎体力は大事だ。伸び盛りの今、体を鍛えることは将来を左右する。うん、前回の「今一番大事なこと」の定義通りです。

部長も創設者も肉体派ですから、このままでは「来るべき未来に備えて、ひたすら体を鍛える」部になりかねない。
北条響さんという成功事例があるだけに、洒落になっていません。
非肉体派の嘆きは、息も絶え絶えで言葉にならない…。

そこに今作のマスコット枠・くるるんが到着。ようやくです。そしてお土産渡して帰っていった…かと思いましたが、アクアポットに居着くらしい。

くるるんは現女王様のペットだそうで。何気に「ペット」は初かもしれない。メルポは何だかよく分からんし。

ペットなので喋れません。というか言語で意志疎通が可能な相手を「ペット」にしてたら、人魚世界の倫理観がかなり怖い。

何しにやってきたのか等々、コミュニケーションは難航したのですが、みのりん先輩の想像力によって乗り越えられました。知性派の面目躍如。体力ばかりが「今一番大事なこと」ではない。知識を積むことも将来に役立つ=今一番大事なことなのだ。
「大人になること」を後回しにして遊んでいるエルダとは違うのです。

ところで涼村さんはどうなされるんだろう?
悲しいことに、自動相づち機の呪縛から逃れきれていません。個人的には、青い顔して背景でコクコク頷いている彼女のままでいて欲しい。

【これからのことは明日考えよう】

素直に考えれば、くるるんが帰らなかったのは現女王の指示です。
ローラの様子を視察に来て、ひとまず問題はなかったので、そのままお目付け役として残った。
もしくは次期女王候補に(ペットというより使い魔的な位置付けで)くるるんの扱いを継承するために派遣した。

これはこれで人魚の国の計画的代替わりが素晴らしいのですが、「くるるんが自発的に残った」の可能性もそれなりにありそう。

今回の敵幹部はまさしく「ガキの使い」的にやってきて、彼女らにとっては無価値と判明しても、当初の指示通りお土産を狙ってきています。真面目にいうなら、本来ならあの時点で撤退すべきです。浄化消滅して情報を持ち帰れない恐れもあるんだから、臨機応変に引き上げるべき。
前回の「「計画を立てる」は満点ではない」にも通じる。

その対比として見るなら、くるるんは指示されたわけでなく、自分から残ったんじゃないかしら。そして現女王も、そうなる可能性も踏まえて(期待して)お使いを頼んだんだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ジョージの別れと再会」: HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察

2021年04月11日 | ハグプリ最終回考察
前回の記事で区切りがついた後、改めて振り返ったら思うところあったので書いてみる。

【またね】

最終決戦の後、野乃さんはジョージと語り合います。


(「HUGっと!プリキュア」48話より)

エール:
「一緒に行こう」
ジョージ:
「どこへ?」
エール:
「未来へ」
ジョージ:
「無理だよ」
「僕は未来を信じない」
エール:
「うそ」
「本当に未来を信じていないなら」
「どうしていつも私に「またね」って言うの?」

この言葉を聞いたジョージは一人笑い、涙を流す。


(「HUGっと!プリキュア」48話より)

ジョージ:
「君は本当にすてきな女の子だね」

ジョージ:
「またね」
「僕ももう一度…」

ジョージは絶望したのでも、悲しんだのでもない。何かに気づき、前向きに未来に歩みだしています。
では彼に何があったんだろう?

まず、野乃さんはおそらく根本を誤解しています。
「未来を信じていない(=再会できないかもしれない)とジョージは言っているが、いつも「またね」と再会を信じる言葉を使っている、だから心の底では未来を信じている」と彼女は思っている。

ですが実態は逆です。

ジョージは「未来は不変」と認識しています。不変なんだから当然また会える。彼が未来に絶望したのは「また会えてしまう(未来は変わらない)」からです。「またね」は諦めからきた言葉だ。

もちろんジョージは、この認識のズレにはすぐに気づいたはず。そしてこの認識のズレが、救いに繋がったと思われます。

ジョージにとっては絶望でしかない「また会う」を、野乃さんは希望だと認識した。ならば同じことは「未来の破綻」にも言える。
避けられない「未来の破綻」にジョージは絶望していましたが、見ようによっては希望にもなりえる。

たとえば自分の人生を振り返ってみても、「何であんなことになったんだ。やり直したい」は沢山あります。ただ多少深掘りしてみると、「過去に戻れるなら、あんな出来事は防ぎたい」だけでなく、「あの出来事の後なぜああしなかったのか」も結構ある。
「友達の玩具を壊してしまった」に対し、「壊さないようにしよう」だけではなく、「あの時ちゃんと謝れなかった」みたいな後悔です。

ちょっと奇妙で本末転倒ですが、トラブルのリカバリに失敗した系の後悔は、再びそのトラブルが起き、挽回に挑めるのは救いになりえます。「あの時はパニックになって何もできなかったけど、今度は119番が間に合った」みたいなの。
冷たくいうなら何も挽回はしていないし、そもそもトラブルが起きない方がいいんですけど、やっぱり気持ち的には変わる。

ジョージはそれに思い至ったんじゃなかろうか。
未来の破綻は必ず来る。避けられない。
でも破綻に対し、立ち上がる機会がある。前回は心を折られ、変わらぬ未来に絶望したが、もう一度挑む機会がある。
先の例と違い、別のトラブルでリベンジするのではなく、後悔しているまさにその事件に挑めるんですから尚更。

構造はアンリくんの足の怪我と同じです。
事故は防げない。でもそこから立ち上がる未来は描ける。

私は「野乃さんの死亡は2033年~2038年ごろ」「ジョージは悲劇の直後から来ている(2043年から来ているクライアスとは時代が異なっている)」説を唱えているのですが、これとも合致します。
ジョージは「野乃はなの死亡」の後を経験していない。だから挑む意義がある。

ジョージが絶望した「変わらぬ未来」に、希望を見た野乃さん。彼女の誤解した発言により、ジョージは「破滅の未来」にも希望を見いだした。
だから改めて「またね」を口にし、旅立ったんじゃなかろうか。
2043年へ帰るルールーたちとは別に、2033年~2038年の事件にもう一度挑むために。破綻は防げなくても、今度は立ち上がろうと決意して。

参考:
●HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察(一覧)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

(第6話)トロピカル~ジュ!プリキュア「今はじまる!その名は、トロピカる部!」感想

2021年04月04日 | トロピカル~ジュ!プリキュア
■(第6話)トロピカル~ジュ!プリキュア「今はじまる!その名は、トロピカる部!」感想


(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第6話より)

部室を手に入れた夏海さん、活動内容を考える運びになりました。具体的には何もない。

●案1「とりあえず何でもやる」

即座に却下されました。時間は有限です。それに夏海さん自身がそうだったように、「何でもやる」は迷って「何もできない」に陥ってしまう。
何気に「あとまわし」と対になる大事な部分に踏み込んできた感。

●案2「計画を立ててやる」

綿密に予定を作り、何をやるかを可視化しました。フリーハンドで書いたとは信じ固い精密さで。
しかも杓子定規に決めるのではなく、「この日は母の誕生日」「じゃあサプライズで料理しよう」等の柔軟さも組み込みました。

しかしながらこれも却下。ダメなのか。「あとまわし」へのカウンターは「計画」ではないらしい。
「夏海さんやローラは、実現までのプロセスを妙に丁寧に語る」等からキーかと思ったのだけど。

●案3「好きなことをやる」

計画に縛られるのがダメなら、各自が今一番やりたいことをやろう。読書、コスメ、ゲーム、女王さまレッスン。

だけどこれも却下。理由は納得できる。
多人数でやるのに向かない、学校の場にそぐわない、個人の事情に依存しすぎる、etc。
なんてこった、「やりたいことをやる」も違うのか。

どん詰まり。
頭を抱えていると卒業生を名乗る謎のお姉さんたちと遭遇。先日処分したペンギン像を探しているらしい。中にタイムカプセル的なのを仕込んでいたそうで。
それはトロピカってる!と夏海さんらも探索に協力。まぁ処分したのは彼女らですし。事態は一刻を争う!

この過程を通じ、部活内容が決まりました。

●確定「今一番大事なことをやる」

「あとまわし」と「今一番大事なことをやる」は表裏一体。「宿題」と「遊び」のどちらを先にやるのが「あとまわし」で「大事なこと」なのか。
と思っていたのですが、今回かなり丁寧に描写してくれた。

卒業生のやったことは中学時代でないと意味がない。また、卒業後のつながりをもたらしてくれる。
こういった「タイミングが限定され」「先々に活きること」が大事なのか。
漠然と全部やるのではなく、事前に計画するのでもなく、やりたいことをやるのでもない。
将来を見据えた上で、優先順位や機会損失や適切さや妥当性を、適時判断して行動せよ。

納得感ある。確かにそれは大事だ。めちゃくちゃハードル高いけど。
リアルでいえば(初代を現役で見ていた子供たちの今の年齢である)20代後半とか、顕著に突き刺さる。結婚、転職、昇進その他さまざまなことが、それを目指す・目指さないの判断も含めて、今この時の行動にかかってる。
私自身、育児とかで痛感します。今この瞬間でないと意味がなく、やったかどうかが将来に影響を及ぼすことが多々ある。

劇中でいえば、あとまわしの魔女様が既にやらかしています。
第1話でプリキュアを叩いていれば勝てたものを…。あとまわしにしたばっかりに、わらわら新しいのが湧いて出て態勢を整えられてしまった。

前回の話を見て「コラボするならスマプリがテーマ的に近いのか」と思いましたが、今回のを見ると「フレッシュ」な気がする。
人生山あり谷あり。されどたどり着く先はひとつ。
この「フレッシュ」のテーマ(およびその回答「終わった後もやり直せる」)に対し、「辿る道のりにより経験が違う。その経験の差が、ゴールの後を変える」と補強できそう。
定年退職しての老後は避けられなくても、そこまでに得た知識や趣味や人脈等の如何によって、老後の第二の人生が変わるような感じ。

そう思うとローラがメロンパンをムシャムシャ食べてるのもそれっぽい。
海の中にはパンはない。
故に地上にいる今の内に堪能する。
意味もなくムシャムシャしているのではないのです。今ここでしか得られない体験が、彼女の統治する王国にて役立つかもしれない。
現女王様はそこまで見越して彼女を地上に派遣し、ローラはローラでやるべきことを心得ていたりするのかしら。人魚王国、あなどれない。やる気のない連中に蹂躙されてる割に、先々を見越した代替わり政策をやってるじゃないか。

【蛇足】

メロンパンといえばSplashStar。昨今では違うような気もしますが、何はともあれSplashStarです。
あと劇中の重要アイテムとして「海」も登場する。多分、歴代の中で最も「パン」と「海」に関係があるのが美翔さんたちのはず。
小難しいことを色々とさておくならば、美翔さんたちにもチャンスはある…んだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

感想:シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇

2021年04月04日 | 映画・コンサート・展示会・テーマパーク
劇中設定や制作者インタビュー等は追えていないので、ただ見ただけの感想をそのまま書きます。パンフレットも買えてないので、表記や綴りが違ったら申し訳ない。

【それがない世界】

色々あって相応に成長したトウジたち。否が応でも自分を重ねます。
スクリーンの中のシンジくん達は以前と同じ姿のまま。だけど序からは14年、テレビ放送からは26年。大人になった私たちと、子供のままのシンジくん。
語られる言葉は身に染みます。ニアサーだの何だのとは桁が違うものの、まぁ私らも色々あった。14年前や26年前から変わらぬシンジくんを、当時と同じ目線では見られない。

想像存在のマイナス宇宙は、私らにとっての「エヴァンゲリオン」そのもの。
現実世界の我々から見た「エヴァンゲリオン」という作品世界。シンジくんのいる世界から見たマイナス宇宙。構造は同じ。

映画を見終わったあと、外にでて妙な現実感を味わいました。何と言うか全てがCGっぽく見える。「嘘臭い」のではなく「変にリアル」。
考えてみれば「現実みたいなCG」を見続けたら「CGみたいな現実」を感じる。劇中でくどいくらいに演出される「なんかリアルな看板や張り紙や音楽」は、現実世界には当たり前に溢れている。誰かが置いたからそこにある看板や文字。今までスルーしていたそれらが、映画中で散々見続けたせいか、妙にリアルに見えた。

この構造が、マイナス宇宙で「エヴァンゲリオン」をなくし、(劇中の)現実世界に戻ってきたシンジくんの状況に妙に合致してるように思う。
確かに時間を戻したりはしていない。が、なるほど確かに「エヴァのない世界」だ。シンジくんがマイナス宇宙で結末を見たように、私らは映画館で結末を見た。
この瞬間、「エヴァンゲリオンが完結した」のを強烈に実感しました。今までの「エヴァがある世界」ではない。もう、「エヴァはない」。

正直いって完結するとは思ってなかったのに、ストーリーのみならずコンテンツとしても終えるとは。
何かもうこうなると、フィギュアとかのグッズも霧消するように思う。それはもう過去だ。まぁそうは言いつつ色々と展開は続くだろうし、それはそれで良いのだけれど、「この映画以前」には戻れない。私たちは「エヴァのない世界」に進んでしまった。

【人生の振り返り】

私自身がリアルに子供を授かって日々思うことのひとつとして、「子を通じて人生を再体験」しているように思う。
「自分が果たせなかった夢を託す」とかそんなことではなく、自分が子供だったときの舞台裏を見ているような感じ。また、「改めて自分も義務教育の過程を繰り返してみよう」のような感覚。

ゲンドウがシンジくんを避けたのは、彼の感覚としては分からないでもない。彼にとっては孤独が幸せだったのだから、息子に孤独を与えるのは分かる。一方で自分にとって救いだったユイの代理たるレイをあてがったのも分かる。色々と矛盾やら描写の整合性はさておいて。

「ユイがシンジの中にいた」も、遺伝子的にはそりゃそうだとか、ストーリー的に何かが封印されてたとか、定番の「家族のぬくもり」的な何かとかはそれはそれとして、「ゲンドウの追体験」の観点から理解した。シンジくんはやがて、ゲンドウにとってのユイにあたる誰かと巡り会う。その人はユイとは全く違うタイプかもしれないし、シンジに自分を重ねるのでもない。でもシンジが体験するそれを通じ、自分の過去とも出会う。
子供がやってる教科書を見て「ああそういえばあったな」と思ったり、「また新しく勉強するか」と追体験する感覚です。

そしてこれも「エヴァ」の映画そのものにも言えるように思う。
新しい発見があって感動した云々というより、これまでの四半世紀を振り返って嚙み締めたかのような感想だった。

【蛇足】

うちのメインのひとつは「プリキュア」なので、ちょっとその観点でも書いてみる。

「プリキュア」シリーズは「所詮は架空の物語に過ぎず、現実の不幸には無力だ」に苦しんでいて、その突破口として「私たちもプリキュアだ」の解決に至っています。
例を挙げるなら「スマイルプリキュア」(の公式続編の小説版)はストレート。「この世界はメルヘンだ」と開き直り「君もプリキュアだったけど、それを忘れてしまっている。子供時代のあのキラキラした想いを思い出して」と励ましてくれる。15周年記念シリーズである「HUGっと!プリキュア」でも、私たちの記憶にある「プリキュア」シリーズの思い出(つまりはこの15年の私たちの人生)が、これからの苦難に立ち向かう支えとして描かれています。

この解法は「エヴァ」とは真逆だ。どちらが良い悪い、上等下等ではなく、アプローチが逆。「現実に帰ってこよう」と「現実はメルヘンだ」。それなのにどちらも現実に向き合うきっかけになるのは、不思議で面白いと思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする