【プリキュア10周年:ミルキィローズ】

ミルミルさん:
「ミルキィローズよ」
「プリキュア10周年、ありがとう」
「まだまだ頑張るわね」
最優秀プリキュアの一人。パルミエの誇る全自動防衛システム。
平時はお世話役として万全の生活を保証し、ひとたび危機が訪れれば、主を守るべく自動防御。
特技は死角からの肘うち。高い攻撃力と防御力と生活力を兼ね備えてます。
「一人だけプリキュア選べ」と言われたら、かなりの有力候補。優秀すぎて、気後れするくらいに超優秀。
パルミエ陥落のあの日、国民が次々と絶望に沈む中、謎生物の身でありながら敵中突破。
行方も生死も知れぬ王子を探して放浪し、見事に辿り着き、戦線に置いても縦横無尽の活躍をされました。
まさにお世話役の鑑。パルミエの至宝。
余談ですが、彼女のお料理回を見て「よし再現して作ってみよう」と思ったのが、私が料理を日常的に行うようになったきっかけです。
おかげで、一応は人様に食べてもらえる程度のものは作れるようになりました。
多分ミルクさんがいなかったら、全く自炊できないままだったので、私の今の生活があるのは彼女のおかげとも言えます。
ありがとう、ミルキィローズ。これは本当にお礼を言いたい。
中の人は仙台エリさん。
各種ライブにも何度か行きました。特に印象に残っているがチャリティ企画「アニソンガールズライブ! 」(当時の感想はこちら)
あれから3年が経過しましたが、あの時の気持ちをこの機会に改めて思い出したいです。
■ハピネスチャージプリキュア! 第30話「ファントムの秘策!もう一人のキュアラブリー!」
シャイニングメイクドレッサーを手に入れました。
しかし取説には「イノセントな想い」としか書かれていません。つまり今の薄汚れた愛乃さん達には使用できないのです。
これではお洒落なお化粧箱の用途しかないじゃないか。
なんとなく神は語ります。
そういえばミラージュって、プリキュアだったんだよ。
キュアミラージュって言ってね、ピンク髪の主人公系の肉弾タイプだったんだ。
それと当時は僕も、前線に出て一緒に戦ってたんだ。すごいでしょ?

一同:
「キュアミラージュ。。」
「プリキュアだったの…?」
空気がどんどん気まずくなっていく。。
それに気づいた神は離席。
気を利かせた一同は、愛乃さんに後を追わせました。
「気を利かせた」のか「奴はまだ秘密がありそうだから聞き出せ」だったのか微妙ですが。
そこにファントムさんがやってきました。
勿論のこと応戦にでる愛乃さん。
勿論のこと傍観してるだけの自称・神。
愛乃さんは孤軍奮闘します。あのファントム相手に互角に渡り合います。
だけどファントムさんは、慌てず騒がず、新しい能力をお披露目します。
まず、愛乃さんの影を切る。売ったらそこそこ高そうですね。
次に、愛乃さんの影をまとう。やってみたい気もしますね。
最後に念じれば、はいアンラブリーさんの出来上がり。

よし、美翔さんを捕獲しに行こう。
そしてその影ください。本体はいらないんで。
アンイーグレットとか強そう!もはや鳥じゃないし!
敬愛するミラージュ様の元カレを抹殺するべく、今カノの変装をする…ところまでは分からなくはないのですが。
何故にその格好で直接に今カノに攻撃を仕掛けるのか。
これは「ほら、ミラージュ様にお前がやったのはこういうことだ」とばかりに、反転した姿を神に見せつけてこそ、成立する作戦なのでは…。
もしそうだとすると、さりげなく神と離れて場所を変えた愛乃さんのファインプレーですね。神、足手まとい。
アンラブリーさんはお強いです。しかも凛々しいし邪悪だし優秀だし、もうラブリーさんいらないですね。
男なのか女なのか分からないところが気がかりですが。
まぁ1年くらい変身を解かなければ、過去のことは忘れるだろう、多分。

アンラブリーさん:
「ホント、ダメな子だね」
「小さいころから病気がちのお母さんを助けるためにがんばって」
「ありがとうと言われるのが嬉しくなってきて」
「どんどん人助けをするようになったんだよね」

アンラブリーさん:
「めぐみは本当は誰の役にも立てない、弱い子だから」
「ドジで勉強も苦手。将来の夢もまるで決まってなくて」
「プリキュアになった今も、私に全く歯が立たない」
「めぐみの愛なんかじゃ、誰の幸せも満たせない」
愛乃さんの顔がめきめきと引きつります。
あ。これ、愛乃さんも気づいてたのか。

小さい頃なら「人を助けたい」という気持ちだけでもどうにかなります。
正確に言うと、小さい時は能力に差がないので、気持ちの有る無しの方が重要になる。
ところが中学生にもなるとそうも行きません。
厳然と能力の差が出てくるし、求められるレベルも上がってくるので、単に「助けたい」だけでは役に立たなくなってくる。
目の前の人助けにエネルギーを投入し続けた結果、愛乃さんの勉学スキルは目を覆わんばかりの有様です。
例えばここから「お母さんの病気を治すために名医になろう」と思ったところで、その道はかなり困難でしょう。
愛乃さんの力では、実は誰も救えない。子供時代の方法は既に破綻していた。
そこに残りの3人も駆けつけます。
む!新しい幹部か!名を名乗れ!
え?なんかラブリーっぽい?しかも優秀そう?
げ。ファントムの女装なの。あ、うん。そう。。
状況を把握すると、ラブリーさんに語り掛けます。
一同:
「ラブリーはそれでいいんだよ」
「迷惑なんて思ってないんだから」
「私たちは頑張っているラブリーに」
「いつも引っ張ってもらっているんだよ」
ハピネスさんの「プリキュアが敗北した世界」観は、「子供の夢が通用しない世界」。
愛乃さんの「とりあえず助けたい」という想いは、子供時代ならば重宝されても、中学生にもなると役には立たない。
過去には絶対の信頼を置いた手段が、今ではもはや足手まといにすらなる。
だけどそれでも。
「プリキュア」が人類の希望であるのと同じように、愛乃さんの想いだって人に希望を与えてくれる。
フォーチュンさん復活回と同種の流れですが、子供が成長と共に感じる限界も、織り込んだ話構成だったのか。
これは素直に上手いな…。何せ10周年番組ですし。
10年前のお子様が、大人になるにつれ、今まさに直面する問題か。
こうして周囲に励まされ、なんだか分からない内にドレッサーも呼応。
新必殺技をファントムさんにぶちかまし、見事に撃破なされました。
あの状況下で逃げなかったファントムさんは、ちょっとプリキュアの生態を分かってない。
これでファントムさんも殉職か…と思われましたが、幸いにして生存していました。
うん、じゃあ撤退して、またしばらく姿を見かけなくなるのか。
次に来るときはアンプリンセスとかで来て欲しいですね。あ、それ単に王子か。じゃあアンフォーチュ…
次回:
愛乃さん:「おかゆの香りはゆうゆうの優しさね」
大森さん:「これは傷ついたファントムに食べてもらうの」
!?
捕縛してる!!
そして拘束して治療して尋問して拷問して治療して懐柔して引き抜きですか。
怖い。ハピネスさん怖い…!!
戦地で行動不能になったら、もう帰って来れない!
ミラージュ様視点で見たら、しつこい元カレに自分の崇拝者を送り込んだら、今カノに迎撃された挙句、取り巻きの一人に崇拝者を奪われた、ですか。
もう殺戮するしかないですね、神を。
「ハピネス」さんの公式サイトでは「ミルキーローズ」と名前が間違ったまま。聞くところによると本編の字幕でも間違っていたとか。
これも何かの演出なんでしょうか。
まぁアンラブリー(偽プリキュア)登場回ですしね。そういうことにしておこう。
【今週の10周年】

謎生物を抱っこするハニーさん。ローズさんリスペクト。多分。
「思いだけでは届かぬ限界」は、ミルクさんが5時代に味わった現実。
決死の思いでたどり着いたココ様の元には、戦力としてはるかに重要なドリームの姿が。
心砕けますね、普通に。
それでもブースターアイテムとして戦局を支え、ついには「GoGo」でプリキュア能力を習得。その時の喜びたるや。
愛乃さんはミルクさんに師事すると良いのかもしれません。
まぁミルクさんですから、「昔は戦えなくて辛かったミル」なんて言わないでしょうけれど。
無力だろうが謎生物だろうが、想いは力になることを、これほど体現してるプリキュアさんはいないんじゃないかしら。
ミルクさんはココ様への想いも、きちんと自己消化し昇華して、最後には独立した道を歩み始めました。
色々こじらせてるミラージュ様や愛乃さんには、本当に見習って欲しいところです。




ミルミルさん:
「ミルキィローズよ」
「プリキュア10周年、ありがとう」
「まだまだ頑張るわね」
最優秀プリキュアの一人。パルミエの誇る全自動防衛システム。
平時はお世話役として万全の生活を保証し、ひとたび危機が訪れれば、主を守るべく自動防御。
特技は死角からの肘うち。高い攻撃力と防御力と生活力を兼ね備えてます。
「一人だけプリキュア選べ」と言われたら、かなりの有力候補。優秀すぎて、気後れするくらいに超優秀。
パルミエ陥落のあの日、国民が次々と絶望に沈む中、謎生物の身でありながら敵中突破。
行方も生死も知れぬ王子を探して放浪し、見事に辿り着き、戦線に置いても縦横無尽の活躍をされました。
まさにお世話役の鑑。パルミエの至宝。
余談ですが、彼女のお料理回を見て「よし再現して作ってみよう」と思ったのが、私が料理を日常的に行うようになったきっかけです。
おかげで、一応は人様に食べてもらえる程度のものは作れるようになりました。
多分ミルクさんがいなかったら、全く自炊できないままだったので、私の今の生活があるのは彼女のおかげとも言えます。
ありがとう、ミルキィローズ。これは本当にお礼を言いたい。
中の人は仙台エリさん。
各種ライブにも何度か行きました。特に印象に残っているがチャリティ企画「アニソンガールズライブ! 」(当時の感想はこちら)
あれから3年が経過しましたが、あの時の気持ちをこの機会に改めて思い出したいです。
■ハピネスチャージプリキュア! 第30話「ファントムの秘策!もう一人のキュアラブリー!」
シャイニングメイクドレッサーを手に入れました。
しかし取説には「イノセントな想い」としか書かれていません。つまり今の薄汚れた愛乃さん達には使用できないのです。
これではお洒落なお化粧箱の用途しかないじゃないか。
なんとなく神は語ります。
そういえばミラージュって、プリキュアだったんだよ。
キュアミラージュって言ってね、ピンク髪の主人公系の肉弾タイプだったんだ。
それと当時は僕も、前線に出て一緒に戦ってたんだ。すごいでしょ?


一同:
「キュアミラージュ。。」
「プリキュアだったの…?」
空気がどんどん気まずくなっていく。。
それに気づいた神は離席。
気を利かせた一同は、愛乃さんに後を追わせました。
「気を利かせた」のか「奴はまだ秘密がありそうだから聞き出せ」だったのか微妙ですが。
そこにファントムさんがやってきました。
勿論のこと応戦にでる愛乃さん。
勿論のこと傍観してるだけの自称・神。
愛乃さんは孤軍奮闘します。あのファントム相手に互角に渡り合います。
だけどファントムさんは、慌てず騒がず、新しい能力をお披露目します。
まず、愛乃さんの影を切る。売ったらそこそこ高そうですね。
次に、愛乃さんの影をまとう。やってみたい気もしますね。
最後に念じれば、はいアンラブリーさんの出来上がり。


よし、美翔さんを捕獲しに行こう。
そしてその影ください。本体はいらないんで。
アンイーグレットとか強そう!もはや鳥じゃないし!
敬愛するミラージュ様の元カレを抹殺するべく、今カノの変装をする…ところまでは分からなくはないのですが。
何故にその格好で直接に今カノに攻撃を仕掛けるのか。
これは「ほら、ミラージュ様にお前がやったのはこういうことだ」とばかりに、反転した姿を神に見せつけてこそ、成立する作戦なのでは…。
もしそうだとすると、さりげなく神と離れて場所を変えた愛乃さんのファインプレーですね。神、足手まとい。
アンラブリーさんはお強いです。しかも凛々しいし邪悪だし優秀だし、もうラブリーさんいらないですね。
男なのか女なのか分からないところが気がかりですが。
まぁ1年くらい変身を解かなければ、過去のことは忘れるだろう、多分。


アンラブリーさん:
「ホント、ダメな子だね」
「小さいころから病気がちのお母さんを助けるためにがんばって」
「ありがとうと言われるのが嬉しくなってきて」
「どんどん人助けをするようになったんだよね」


アンラブリーさん:
「めぐみは本当は誰の役にも立てない、弱い子だから」
「ドジで勉強も苦手。将来の夢もまるで決まってなくて」
「プリキュアになった今も、私に全く歯が立たない」
「めぐみの愛なんかじゃ、誰の幸せも満たせない」
愛乃さんの顔がめきめきと引きつります。
あ。これ、愛乃さんも気づいてたのか。

小さい頃なら「人を助けたい」という気持ちだけでもどうにかなります。
正確に言うと、小さい時は能力に差がないので、気持ちの有る無しの方が重要になる。
ところが中学生にもなるとそうも行きません。
厳然と能力の差が出てくるし、求められるレベルも上がってくるので、単に「助けたい」だけでは役に立たなくなってくる。
目の前の人助けにエネルギーを投入し続けた結果、愛乃さんの勉学スキルは目を覆わんばかりの有様です。
例えばここから「お母さんの病気を治すために名医になろう」と思ったところで、その道はかなり困難でしょう。
愛乃さんの力では、実は誰も救えない。子供時代の方法は既に破綻していた。
そこに残りの3人も駆けつけます。
む!新しい幹部か!名を名乗れ!
え?なんかラブリーっぽい?しかも優秀そう?
げ。ファントムの女装なの。あ、うん。そう。。
状況を把握すると、ラブリーさんに語り掛けます。
一同:
「ラブリーはそれでいいんだよ」
「迷惑なんて思ってないんだから」
「私たちは頑張っているラブリーに」
「いつも引っ張ってもらっているんだよ」
ハピネスさんの「プリキュアが敗北した世界」観は、「子供の夢が通用しない世界」。
愛乃さんの「とりあえず助けたい」という想いは、子供時代ならば重宝されても、中学生にもなると役には立たない。
過去には絶対の信頼を置いた手段が、今ではもはや足手まといにすらなる。
だけどそれでも。
「プリキュア」が人類の希望であるのと同じように、愛乃さんの想いだって人に希望を与えてくれる。
フォーチュンさん復活回と同種の流れですが、子供が成長と共に感じる限界も、織り込んだ話構成だったのか。
これは素直に上手いな…。何せ10周年番組ですし。
10年前のお子様が、大人になるにつれ、今まさに直面する問題か。
こうして周囲に励まされ、なんだか分からない内にドレッサーも呼応。
新必殺技をファントムさんにぶちかまし、見事に撃破なされました。
あの状況下で逃げなかったファントムさんは、ちょっとプリキュアの生態を分かってない。
これでファントムさんも殉職か…と思われましたが、幸いにして生存していました。
うん、じゃあ撤退して、またしばらく姿を見かけなくなるのか。
次に来るときはアンプリンセスとかで来て欲しいですね。あ、それ単に王子か。じゃあアンフォーチュ…
次回:
愛乃さん:「おかゆの香りはゆうゆうの優しさね」
大森さん:「これは傷ついたファントムに食べてもらうの」
!?
捕縛してる!!
そして拘束して治療して尋問して拷問して治療して懐柔して引き抜きですか。
怖い。ハピネスさん怖い…!!
戦地で行動不能になったら、もう帰って来れない!
ミラージュ様視点で見たら、しつこい元カレに自分の崇拝者を送り込んだら、今カノに迎撃された挙句、取り巻きの一人に崇拝者を奪われた、ですか。
もう殺戮するしかないですね、神を。
![]() | (左画像)ハピネスチャージプリキュア!ボーカルアルバム1 (右画像)Yes!プリキュア5 GOGO! DX組立式 ガールズフィギュア ~ミルキィローズ~ ミルキーパレットブラシペン持ち Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis | ![]() |
「ハピネス」さんの公式サイトでは「ミルキーローズ」と名前が間違ったまま。聞くところによると本編の字幕でも間違っていたとか。
これも何かの演出なんでしょうか。
まぁアンラブリー(偽プリキュア)登場回ですしね。そういうことにしておこう。
【今週の10周年】

謎生物を抱っこするハニーさん。ローズさんリスペクト。多分。
「思いだけでは届かぬ限界」は、ミルクさんが5時代に味わった現実。
決死の思いでたどり着いたココ様の元には、戦力としてはるかに重要なドリームの姿が。
心砕けますね、普通に。
それでもブースターアイテムとして戦局を支え、ついには「GoGo」でプリキュア能力を習得。その時の喜びたるや。
愛乃さんはミルクさんに師事すると良いのかもしれません。
まぁミルクさんですから、「昔は戦えなくて辛かったミル」なんて言わないでしょうけれど。
無力だろうが謎生物だろうが、想いは力になることを、これほど体現してるプリキュアさんはいないんじゃないかしら。
ミルクさんはココ様への想いも、きちんと自己消化し昇華して、最後には独立した道を歩み始めました。
色々こじらせてるミラージュ様や愛乃さんには、本当に見習って欲しいところです。