穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

大晦日なのでNHK歌番組

2006年12月31日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
大晦日です。
そんなわけで、国民的歌番組を懐かしさに浸りながら満喫してみました。

「きょうは一日 みんなのうた 三昧」(NHK FM:午前9:00-午後6:50)

「みんなのうた」全1,200曲の中から、約120曲を10時間に渡って放送です。
さすがはNHK。
自分たちに何を求められてるか、よく分かってる。

形式としては、放送年ごとに代表的な歌を放送。
一応、建前上はリクエストを受け付けてはいましたが、正直出来レースだった気がします。
最近の歌や、特定の歌手の組織票を勘定に入れなければ、定番どころは決まってるし。

「みんなのうた」というと、子供向けの童謡を連想する人もいるかと思いますが、あくまで『みんなの』うた。
「それは絶対、子供向けじゃない」頭のおかしい曲のほうが、むしろ多い印象です。
そんなわけで、せっかくなので幾つか紹介してみる。

まっくら森の歌
「みんなのうた」を代表する曲。
そして、いたいけな子供にトラウマを植え付ける恐怖ソング。
別に、ホラーな内容を歌ってるわけではないはずなのに、無闇に不安を駆り立てます。特に3番。

 『耳をすませば何もきこえず 時計を見ればさかさままわり』
 『まっくら森は心の迷路 はやいはおそい まっくらクライクライ』
 『どこにあるか みんな知ってる どこにあるか 誰も知らない』
 『まっくら森はうごきつづける 近くて遠いまっくらクライクライ』

歌ってるのは谷山浩子さん。なんとなく、それだけで全てを物語ってる気がする。

メトロポリタン美術館
「みんなのうた」を代表する曲その2。
そして、やっぱりいたいけな子供にトラウマを植え付ける恐怖ソング。
曲調はぎりぎり明るいと言えなくもないのに、最後の歌詞が全てを台無しにしています。

 『大好きな絵の中に 閉じ込められた』

投げっぱなしにもほどがある。

・雨のちスペシャル
「みんなのうた」は5分枠。基本的に2曲構成。
ですが、稀に1曲で5分丸々使ったロングバージョンの歌が放送されます。
その先駆けとなったのが、この曲。
 
 『晴れたら青空飛んでみよう 晴れたら虹を渡ってみよう』
 『晴れたら翼が現れる 晴れたらそうよ何でもできる…!』

晴れたらそうよ何でもできる!
明日への希望に満ちた素敵なポジティブソングです。
…あることに気がつかなければ。

 『でも今は雨降ってんだよね!』

歌ってるのは国府田マリ子さん。
昔、野外ライブを「雨天決行」の強行スケジュールで行ったことがあるのですが、ぜひ、土砂降りの雨の中、この「雨のちスペシャル」を熱唱して欲しかったです。
晴れたらそうよ何でもできる!!(ずぶ濡れになりながら絶叫)

月のワルツ
比較的最近の曲です。
なんというか動画の勝利。ある意味、平成版「まっくら森の歌」なのかも。
最後まで真剣に聴いても、何を伝えたいのかがさっぱり分かりませんが、やたらに印象にだけは残ります。

・グラスホッパー物語
何が卑怯って、歌ってるのがノッポさん。
この人の半生を踏まえつつ、「できるかな」世代が聞くと異様な破壊力です。
てか、ちょっと泣けてきた。

お子様時代に、ブラウン管の向こうで活躍してた無音の魔法使い。
彼が「おじいちゃん」と呼ばれるようになってから、かつての子供たちに向けて歌う、この曲。
「ノッポさん」「ゴンタくん」と呼ばれて何かを思い出せる人には、強烈な説得力を持つ歌です。

・その他
歌手が有名どころだと、「恋するニワトリ」「潮騒のうた」「転校生は宇宙人」「恐怖の昼休み」「メッセージ・ソング」「ベストフレンド」「料理記念日」「メロンの切り目」「やさしさの玉手箱」「ひよこぶたのテーマPART2。」「サボテンがにくい」「しあわせのうた」等々。

個人的には、リアルタイムで一番見かけていたこともあり、「キャベツUFO」が結構好きです。
珍しく、誰も不幸にならない歌だしな!
逆に、登場人物全員が不幸になる「あいこでしょ」とか、聴き終わった後に後ろを振り返ることができなくなる「そっくりハウス」とかもお気に入り。

(なお蛇足ですが、「およげ!たいやきくん」「ホネホネロック」「SOSペンペンコンピューター」「いっぽんでもにんじん」「おっぱいがいっぱい」等は「みんなのうた」ではありません。
どういうわけか、誤認する人が結構いるようですが、上記の曲は「ひらけ!ポンキッキ」です。
カラーの違いが明確なので、分かってる人間からすれば「間違いようがないだろ」と思うのですが…。
…ついでに「ポンキッキ」最強の曲は「風の花束」だと信じてる)


割と嫌われることの多いNHKですが、個人的には放送局の中では一番好きです。
受信料も、この局になら払ってもいいと思えたり。
今日も、2006年最後にいい番組を見れたと満足しました。

…いまいち年内最後の記事としてはまとまりがないですが。来年もよろしくお願いいたします。

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「レ・ミゼラブル」、ついでに「赤毛のアン」

2006年12月28日 | アニメ、ゲーム・全般
「世界名作劇場」10年ぶり“復活”
公式ページ

何を血迷ったか、題材は「レ・ミゼラブル」。
なんたる無常。
レ・ミゼラブルなんて「コゼットお嬢さんの母親が、貧困で自分の歯を売る」シーンくらいしか記憶に残ってません。怖いよ怖いよ。

評判を見ようとネットを回ってみましたが、あからさまに狙いまくってるコゼットさんのビジュアルに、反感持ってる意見がちらほらと…。
でも正直、元々「名作劇場」ってそんな傾向があったと思うので「何をいまさら」な気がします。
てか、あの番組に高尚な何かを期待してる人は、「名作」って名称や「懐かしアニメ特集」の「感動のあのシーン」とかに騙されてるだけだと思う。

例えば、私がリアルタイムで見て、一番記憶に残ってるのは「愛の若草物語」です。
ワニに喰われるエイミーとか、他の姉妹が男と遊んでる中、一人本を読んでるエリザベスとか、放送事故とか、エイミーの勝利宣言エンドとか、ろくでもないことばかりが記憶に焼きついてる。
(つうか、「エイミーが主役」な時点で何かが間違ってる)
他のシリーズも、魔女と戦うピーターパンだの、性転換してるレミだの、「それは今やったら犯罪だ」なあしながおじさんだの、ろくでもないものばかり。
そもそも、娯楽小説である「赤毛のアン」や「あしながおじさん」と、教育書である「若草物語」を並列に扱ってる時点で、かの番組の立ち位置に気づくべきかと。

で、せっかくなので名作劇場版「赤毛のアン」の紹介ページを見てみたところ、
少ないキャラ紹介の中に、しれっとルビーギリスが混ざってた。
すげぇ、ジェーンやプリシラを差し置いて、何でお前ごときが!

ここしばらく、ハンドルで「RubyGillis」を名乗ってる私ですが、元ネタは「赤毛のアン」のルビーギリスです。
一言でいえば黄色。九条さんとアルテッサのダメなところを、「ぴっち」のココにぶち込んで煮込んだ感じの娘さん。
作者からまで「いらない子」宣言をされ、哀れ3巻で退場することになる面白キャラです。

「赤毛のアン」は100年前の話ということもあって、割と「真面目な話」扱いされがちですが、
実際に読んでみると現代の学園ものの先駆者と言えるような愉快な話です。
「ふたご姫Gyu!」を初めてみたとき、「ああ、『アン』みたいだ」と思ったくらいだし。

例えばこんな感じ。

 アン・シャーリー:(建前上の主人公。妄想家)
  「私、体罰って良くないと思うの!」

 ジェーン・アンドリュース:(生真面目。現実家)
  「でも、口で言っても分からない子もいるじゃない」

 ダイアナ・バーリー:(無能。三度の飯より食事がすき)
  ばくばくばくー!むしゃむしゃむしゃー!(我関せずとひたすらケーキの大食い)

 ジェーン:
  「世の中、そんなにうまくはいかないって」
 アン:
  「愛をもって接すれば、きっと分かってくれるわ!」
 ルビー・ギリス:(才色非兼備)
  「愛?そうよね、愛って大事よね!そういえば私、この間、隣の男の…」
 アン:
  (ルビーの戯言は無視)
  「子供だってちゃんとした人間として扱わないと」
 ジェーン:
  (同じく無視)
  「そう?まずは、きちんと躾けるべきよ」
 ダイアナ:
  (当然、無視)
  ばくばくばくー!むしゃむしゃむしゃー!
 ルビー:
  「ちょっと、少しは私の話も…ぅきゃー!」(←何もないところで脈絡なく蹴つまづき、顔面殴打)
 アン:
  (いつものことなので無視)
  「初めからあきらめてはダメよ!」
 ジェーン:
  (やっぱり無視)
  「だったら、やってみなさいよ!」
 ルビー:
  「転んだ!鼻打った!痛い痛い痛い痛い!!」
 アン:
  (それでも無視)
  「ねぇ、ダイアナはどう思う?」
 ダイアナ:
  「…え?ああ、うん、このチョコレートケーキ美味しいよね♪」
 アン:
  「…」
 ジェーン:
  「…」

…後日、「結局、ジェーンの言ってたことが正しかった」と頭を抱えるアンでオチ。
(体罰の実際の是非については時代性を考慮してください)
そして、全員から「あの娘はダメだから」と無視されるルビーにときめき。

「名作劇場」版は、そんな原作の爛れた部分をうまく料理してていい感じです。
「不運の白百合姫」の回とかお勧め。
一応「アン」の映像ものとしては実写の劇場版のが有名ですが、あれは「アン」に対して高尚な何かを見出してしまってる勘違い作品という気がする。
(アン・シャーリーを、素敵な想像力を持つ理想的なお嬢さん扱いするのは、レイン姉さんをそういうキャラだと思うのと同レベルで間違ってる。
あの「想像力豊か」描写はギャグでやってるんであって、それを「少女の理想像」みたいな解釈をしたらダメ)

まぁ、そんなわけで新シリーズ「レ・ミゼラブル」もちょっと楽しみ。
なんか公式ページのあらすじ読むに、「小公女セーラ」の焼き直しなんじゃないかとも思えますが…。
とりあえず放送局がBS。どうしたものか。

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2006ベストアワード

2006年12月27日 | アニメ、ゲーム・全般
今年のまとめ的記事を書こうと思いつつ、仰々しくやるのもアレな気がしてきたので、
リアル友人が放置してたバトンもどきを拾ってきました。
まぁ、私がやると原則アニメネタになるわけですが…。

対象は概ね今年放送かつ感想を書いたアニメで。

 「おねがいマイメロディ」「ふたりはプリキュアMaxHeart」「ふしぎ星のふたご姫」「Fate stay/night」「シムーン」「おねがいマイメロディ くるくるシャッフル」「ふしぎ星のふたご姫Gyu!」「きらりん☆レボリューション」「ネギま!?」「銀盤カレイドスコープ」「味楽る!ミミカ」「おとぎ銃士赤ずきん」「韋駄天翔」

…意外と多かった。

■ベストOP(動画込み):ふしぎ星のふたご姫Gyu!「キミのアシタ」

 

前にも書きましたが、このOPには心底度肝を抜かれた。
泥水を啜りながら、それでもなお立ち上がるふたごの姿が目に浮かびます。
失敗はサクセスのもと!分かってる!!(←逆ギレ)

■ベストOP(曲単体):おねがいマイメロディ くるくるシャッフル「コイ♥クル」

 

私はアニメソングの良さは、「番組の内容を的確に表現しつつ、歌単体として聴いても成立する」にあると思ってます。
番組と無関係ならタイアップする意味がないし、かといってキャラ名や技名を連呼するのも品がない。
「DANZEN!ふたりはプリキュア (Ver.MaxHeart)」まで行くと、「うん。分かった。君、自棄だろ?」と微笑みたくなりますが)

で、「コイ♥クル」。
「おねがいマイメロディくるくるシャッフル」という題名を織り込み、「ウサギと音符」なテーマまで表現しつつ、かつ「マイメロ」を知らなくても歌として成立する作りには素直に驚嘆します。

 『君の心が聞けるウサギの耳が欲しい そっとソラミミ キキミミ
  マイメロディうまく弾けるかな? 本当の気持ちだけ隠して
  おねがいマイメロディ 届いてマイメロディ
  女の子は恋ですぐに変わる くるくるシャッフル!』

「マイメロディ」をキャラ名ととっても普通名詞としてとっても、ちゃんと意味が通る。
前OP「オトメロディ」もその傾向がありましたが、2年目になって磨きがかかってます。
ついでに、二番の歌詞も神がかり的。

 『トーストくわえ突撃!かすりもせずに激突!そして今日も枕パンチ…!』 

意味不明な歌詞なはずなのに、嫌というほど情景を理解できるのは何故だ。
「行間を読む」という言葉の真の意味を味わった。

■ベストサブタイトル:おとぎ銃士赤ずきん「花嫁はラプンツェル」

 『花嫁はラプンツェル』

全ての内容をたった一文で言い尽くしてます。
どんな話か容易に想像できるだけに、「本当にそれでいいと思ってるのか」とスタッフに詰め寄りたくなる、そんなサブタイトル。
蓋を開けてみたら普通の話ではありましたが、はったりとしては最強。
「赤ずきん」は時々、こういうろくでもない飛び道具を打ってくるところが好きです。
(前回の「七人の小人」とか)

■ベストストーリー:シムーン「第14話 冒さざるもの」

 

「信仰など幻想に過ぎない」「そして、だからこそ信じることに意味がある」。
絶対的な庇護を離れたときの喪失感は、かつて人類が近代に進んだときに味わったもの。
この辺は歴史として好きな分野ということもあり、真っ向から描いてくれたこの回はとても印象に残りました。

■ベスト挿入歌:おねがいマイメロディ(第50話より)「シアワセの羽」

 

…まぁ、このシーンではハミングですけど。

「シアワセの羽」は歌詞に合致するキャラは一人もいないのに、状況には異様にしっくりくる、という反則ソング。
カオス展開ばかりが注目される「マイメロ」ですが、馬鹿なギャグをそのまま感動要素に持ち込む力技こそが真骨頂だと思ったり。
電波ソング扱いの「ドリーム!ドリーム!ドリーム♥」も、よくよく聞くと、ちゃんと「夢野さんが柊先輩を救う歌」として成立してますしね。
(ていうか、今、前作のラスト付近を見返すとありえない勢いで感動するから!頭おかしいよ「マイメロ」!)

■ベスト変身バンク:ふたりはプリキュアMaxHeart

美墨さん&雪城さん:
 「デュアルオーロラウェーブ!!」

 

美墨さんの縦回転や雪城さんの横回転の豪快さは頭がおかしいです。
ぶっちゃけ、当時はそんなに熱心に見てたわけでもなく、「ああ、2年目もやるのね」くらいの意識だったのですが、新バンクを見て惚れました。
なんつうか「1年契約って言われたから全力疾走したのに、なんで2年目!?いい加減、私も倒れるよ!!」的なことを心で叫びつつ、ヤケクソになってる美墨さん、な妄想が止まりませんでした。。
毎度毎度、着地失敗してよろめいてる雪城さんとか、バンクのくせに突っ込みどころが多すぎる。

■ベスト玩具:ふしぎ星のふたご姫Gyu!「ハッピーベルン」

 

EDの、画面端からすっ飛んでくるシーンが結構好き。

前に「玩具を売らないアニメはダメだ」的なことを書いてしまいましたが、かなり言葉足らずで、読んでくださった方に不愉快な思いをさせてしまったような気がします。申し訳ないです。
文意としては「玩具をいかにうまく売るか」を面白さのポイントの一つとして見てる、ということで、「そういったシーンのないアニメはダメなアニメ」ということが言いたかったわけではないです…。

■ベスト台詞:劇場版ふたりはプリキュアSplashStar

風月キュアさん:
 「だから、プリキュアはふたりなの!!」

「ふたりはプリキュア」、頭が悪いことこの上ないタイトルに、きっちり意味を持たせやがった…。
人は一人では生きていけない。それは依存なのかもしれない。でもそれが人が人である所以であり、素晴らしさ。
だから、プリキュアはふたり。

…そんな感動的な思いと、「次回作に対する抗議かよ」というどんより感が合わさって、えらく心に響いた。

■ベスト必殺技バンク:ふたりはプリキュアSplashStar

風月キュアさん:
 「プリキュア スパイラルスター スプラッシュ!!」

 

頻繁にキャプ画像張ってる気がしますが、このシーンがとても好き。
直撃決めた後に広がる謎のスパイラルスターが格好いいです。
てか、何なの、アレ?

■ベスト最終回:ふたりはプリキュアMaxHeart

 

「プリキュア」は日常シーンと戦闘シーンが完全に断絶。
それだけに、「変身姿で自宅」「変身姿に家族が話しかける」このシーンは結構感動しました。
2年間、ギャグかと思うほど「うやむや異空間」で正体をあやふやにしてきたのは、これをやらんがためかと勘ぐりたくなるほどに。

■ベストED(動画込み):ふしぎ星のふたご姫Gyu!「チュルッチュ☆ロック」

 

玩具の項でも書きましたが、冒頭の心底楽しそうなダンス&ねじ込んでくる販促カットが熱い。
わずか1分30秒の間に、ふたごのキャラ描写に販促、コスプレ、別れと再会、変身、
そして「みんな仲良く」の番組テーマまで表現しきってるあたり、ほとんど狂ってる。

なお、私の脳内ではファインが歌ってることに変換されてます。

 『踊ろうよ 照れないで 抱きしめてあげるから Gyu!』

手をさし伸ばしてくるファインお嬢さんが激烈に可愛い。

■ベストED(曲単体):ふたりはプリキュア SplashStar「ガンバランスdeダンス」

 

 『手のひら太陽向けて ふりふり体揺すれば 光のシャワーを浴びて今日も一日ピカピカ
  そしてガンバランスでダンス そんでもってナーバスもリラックス』

一見、明るいダンス曲、でもそこはかとなく悲しい気分になるのは何故?

 『…でもね マジ落ち込んで ため息出ちゃう日もある
  うつむく目線をあげて 涙に青空映そう』

それはこれが、「悲しみ堪えて、笑って踊ろう」な曲だから。

 『手のひら太陽向けて ふりふり体揺すれば 光のシャワーを浴びて今日も一日ピカピカ
  明日は絶対!いい日になる!!
  そしてガンバランスでダンス そんでもってナーバスもリラックス…!』

「ラストまで聞くと歌詞の意味が変わる」、まさかプリキュアソングでそんなテクニックを使われるとは思いませんでした。
(特に、歌詞の『そして』の部分が無性に泣ける)

■ベスト次回予告:おねがいマイメロディ くるくるシャッフル「第18話予告」

歌ちゃん:
 「マイメロ、お願い、寝癖が直んない、なんとかして~
  マイメロ、制服のシャツがない! なんとかして~
  マイメロ、朝ごはんまだ?
  紅茶入れて!

  次回、『おねがいマイメロディ くるくるシャッフル』!

  

 『マイメロが帰ってきたらイイナ!』

  そんな、家出だなんて、どうして…!?」


 お 前 が コ キ 使 っ た か ら だ 。

歌ちゃんが、この上なく歌ちゃんしてる素敵な次回予告。
この娘は基本ステータスは高スペックなはずなのに、いつからこんなキャラに…。


以上。
なお「ぴっち」は除外しました。だってそれ含めると、全部「ぴっち」で埋め尽くしかねないし。
そんな相も変らぬ2006年。今年も残りわずかですが、みなさま良いお年を。

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おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第39話「声がとどいたらイイナ!」

2006年12月26日 | アニメ・日曜朝 感想その他
電車の中で、どこぞの女子高生様がマイメロの話をしてました。
ただし、アニメの「マイメロ」ではなく、キャラクター商品として「マイメロ」。
サンリオブランドの浸透ぶりを見せ付けられた気分。

・おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~第39話「声がとどいたらイイナ!」

「死に別れた血縁者との再会」、重すぎるテーマを昨年は見事に昇華して見せた「マイメロ」ですが…。

妹さん:
 「琴、サンタさんに頼んだの。またお母さんに会わせてって」

奇跡よ、もう一度。
気持ちは分かりますが、スタッフさん的には頭を抱えるしかありません。
同じことをやるわけにもいかず、かといってギャグに逃げるわけにも行かず…。

夢野さん:
 「いい加減にしなよ、琴!」

お姉さんもご立腹。
(どうでもいいですが、彼女の対妹さん用の口調がちょっと好き。他の相手にはこんな喋り方しないのに…)

そんなこんなでクリスマス。
夢野家はスキー場へと遊びに行くことに。
ですが、夢野父、奏姉さん、歌ちゃんはなにやら奇妙な夢を。

夢野姉妹:
 「…トナカイさん、だよね?」
 「…家だ」

 

その先にいたのは、いつかのサンタクロースと…他界したお母さん。

琴ちゃんの手紙:
 「サンタさんへ。前はお母さんに会わせてくれてとてもとてもありがとう。
  でも、あと一度だけ。
  琴、お母さんのあの歌覚えたから、一度だけ聴いてもらいたいの」

純な少女の切ない願い。
立場上、無闇に動くわけには行かないサンタさんですが、やはり無視は出来ません。
なぜなら彼はサンタなのだから。

サンタさん:
 「協力してくれる人間が必要じゃ。
  その人間はまず琴ちゃんを助けたいという夢を持って折るのじゃ。
  そしてマイメロちゃんとクロミちゃんに魔法をかけてもらうのじゃ」

…一種の八百長だと思った。
冷静に考えると酷い話のような気がしないでもない。
てか、素直に琴ちゃんと夢で対話しちゃダメだったんだろうか。

が、そこで何かを汲み取った夢野さん、夢から覚めると魔法をかけてもらうことを決意。

夢野さん:
 「クロミ、お願い!二人で協力して私に魔法をかけて欲しいの!」
クロミさん:
 「アホか、お前」

あまりに冷徹で適切なツッコミ。

夢野さんが自ら悪夢を希望するのは、昨年の「センパイを救えたら」以来です。
前回の差し迫った状況と比べ、今回は「よく分からんが胸騒ぎがする」というきわめて漠然としたもの。
これでは流石の夢前案内人のクロミさんでも救いようがありません。

夢野さん:
 「お願いお願いお願いお願い!!」



 図1:ぬいぐるみに土下座するヒロイン様

夢野さん:
 「もうこの強情っぱり!!」

 

 図2:ぬいぐるみとガチで殴りあうヒロイン様

マイメロ:
 「…歌ちゃん。。。」

マイメロに哀れまれたら人として終わりだと思った。

クロミさんはマイメロ嫌いの上、歌ちゃんは憎っくき恋敵。
頑なに拒みますが、結局マイメロの脅迫により無理やり協力させられることに。
歌ちゃんの「おねがい」、まるで役立たず。珍しく仕事を頑張ったのに…。

しかし正にその瞬間、嫌な予感は的中。

 

妹さん:
 「わー!?」

スキー中の琴さんが崖先に転落。

クロミさん:
 「開け!夢の扉!」
マイメロ:
 「メロディマーク!」

…単に「魔法で助ける」だけなら、クロミさんの魔法だけで十分なあたりが、この番組の苦しいところ。
昨年のクリスマスの奇跡も、よくよく考えればマイメロの能力は一切寄与してません。
でも今年のマイメロはちょっと違う。

マイメロ&クロミさん:
 「くるくるシャッフル!」

 

発動される召還能力。
喚ばれたのはもう会えないはずのあの人。

 
 

このBGMは反則だ。
まさかこういう形で「二度目の奇跡」を演出してくるとは。
昨年よりも間接的な形での登場でしたが、これは二年目だからこそ出来る展開。素晴らしいです。
「マイメロ」はこの手の「かつての話の再構築」ことをやらせたら本当に見事。
個人的には去年のよりも好き。(去年のは「サンタ実在」「初の共同作業」等の飛び道具以外は、言ってしまえば予想通りに推移して、予想通りに終わったわけですし)

 

そして、一切の躊躇なしで娘を助けに崖に飛び出した父親、格好いい。
以前の夢野さんが電波塔から転落したときといい、ノータイムで命賭けてます。
あの嫁さんと娘を持つだけのことはあるぜ。

最後は琴さんのあの曲で締め。

琴ちゃん:
 「ほんの少し意地悪な 電話の切り方をしたの…」
 「好きだよと言わせたいんでしょ だけど 聞かせてあげない…♪」

小学生が唄う歌じゃない。
でも一応、フルで聴けば「シアワセの羽」の名に恥じない純粋で素敵な歌なんです。
(余談:アルバムに収録されてる「シアワセの羽 琴ver」を聴いたときは、真剣に素で唄ってくれたほうがギャップがあって良かったと思ってたのですが、今回のような演出を想定してたんですね)

で、今日の音符は桃。

 

さすがは音符製造機・歌ちゃん。はしたなくも大量放出。

 

そして全部サンタに取られた。
「クロミも頑張ったんだから、マイメロだけ利するのはダメ」ということなんでしょうか。
それ、去年も同じことやられてたら地球が滅亡してます…。

唖然とするマイメロ、という珍しいものを見ながら次週。

 『次回は1月2日(火)朝9時から放送』

去年に引き続き、曜日も放送時間もずらしての気合の放送です。
何か「1月2日」に拘りでもあるのか、「マイメロ」は。
他の同業他番組が正月休みの中、駆りだされる歌ちゃんたち、第三期目指して頑張ってください…。


(左画像)
TVアニメ「おねがいマイメロディ」キャラクターソングガールズアルバム

(右画像)
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サンタさんに送られた手紙より抜粋。

(琴ちゃんの手紙より)
 『今度のプレゼント沢山たくさん考えたの。ローラーブレードとか、わたあめ作り機とか』

(クロミさんの手紙より)
 『サンタさん、絶対絶対、カラオケマイクちょうだい!』

↓わたあめ作り機
 

↓カラオケマイク
 


相変わらずマイメロの販促は力任せだと思った。

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ふたりはプリキュア Splash Star 第45話「ケーキと和也とクリスマス!」

2006年12月25日 | アニメ・日曜朝 感想その他
放送日がクリスマスイブだった「プリキュア」さん。
これだけ「クリスマス」なネタを使っていながら「メリークリスマス」と言わせなかったあたりに、海外戦のプロ意識を見た気がしました。
(アメリカでは「メリークリスマス」は禁止語)

…と思ったら、美翔さん兄が不用意に発言してやがった。
今回の話は彼に振り回されまくり。
そんなんだから、日向さんも大変なことになっちゃうんだ。

・ふたりはプリキュア Splash Star 第45話「ケーキと和也とクリスマス!」

今日は楽しいクリスマス。
そんなわけでいつもの四人娘は日向さん家のパン屋さんのお手伝いです。
…コスプレして。

 

このパン屋さんが大盛況なのは、絶対、味だけのせいじゃないと思う。

そういえば、まだ夢と希望に満ちていた半年前もこの4人でお手伝いをしていました。
あの頃は子守担当だった青の姐さんも、今や出世してレジ係。赤の姐さんの人力自動ドア係も堂に入ってます。
相変わらず裏方に追いやられてる美翔さんがちょいとアレですが、なかなか感慨深いものがあります。

が、そんなほのぼの雰囲気を台無しにする来客二人。

美翔さん兄:
 「こんにちはー」
謎の女学生:
 「ここのケーキ美味しいのよね」
美翔さん兄:
 「へぇ、知ってたんだ?」

日向さんの想い人・美翔さんの兄が女連れで!
その様子を目撃してしまった日向さん、心が折れてしまいました。
それはもうぼっきりと。

 

ダメになってる日向さんの図。
そしてそれを、変な生き物発見!な目で見る美翔さんの図。

美翔さん:
 「朝は元気だったのに、どうしちゃったのかしら?」
霧生さん:
 「さりげなく(励ますの)よ、舞!」
美翔さん:
 「…よく分からないんだけど?」

一人、状況を全く理解できてない、当事者の妹・美翔さん。
なんか情緒面でまで霧生さんに遅れをとってます。
この娘は、絵を通してでないと物事を認識できないんでしょうか。この二次元愛好家め。

何かが終わってる一行ですが、そこに最後の敵幹部コンビ、キントレスキー&シタターレ組が到着。
単体での戦闘力もトップクラス。おまけにパワーアップ済み。
絶望的に凶悪なタッグです。特に相性関係で、羽キュアさんにとっては地獄のような相手。
うっかり風月キュアに変身したら、美翔さんが悶絶しちゃうこと受けあい。
とはいえ、花鳥を選ぶと、日向さんがキントレさん相手に接近戦する羽目になるわけですが…。

美翔さん:
 「咲、大丈夫?」
 (花鳥選ぶけど、いいよね?頑張れるよね!?)
日向さん:
 「もうどうでもいいのよ」

自暴自棄になった日向さん、考えなしに花キュア選択。
勇敢です。無謀です。
でも世の中、そんなに甘くなかった。

 ぐしゃり。めきょり。

超重量級の攻撃を、避けるのも面倒だと花鳥バリアで対抗。
もちろんそんな物、ノータイムでぶち破られ被弾、大ピンチ。てか当たり前だわ。
頼みの霧生さんも、あっけなく拘束されゲームに参加できません。

花キュアさん:
 「私、もうダメかも…」

嗚呼、花キュアさんが弱くなってる。。

霧生さん:
 「諦めちゃだめ、ブルーム!」
 「ブルームが落ち込んでるのなら、今度は私たちが力になるから!」
鳥キュアさん:
 「ブルームはいつも私を勇気づけてくれたわ」
フラチョピ:
 「ブルームの想いはいつかきっと届くラピ!」
ムプフプ:
 「ブルーム!!」

 み ん な 気 を 使 い ま く っ て る 。

呼び名が「ブルーム」なあたりに、「下手につつくとヤバイ」という腫れ物感が漂います。
ここ最近、変身後も「咲」と呼んでたというのに…。
そう、さりげなく励ますのよ。あくまでさりげなく!

微妙な空気を敵さんも読んでくれたか、攻撃の手がちょいと緩め。
その間に立ち直った花キュアさん、拘束を脱した霧生さんたちにより、無事に倒すことに成功しました。
最強コンビの割には、なんかさっくりと勝ってしまいましたが…。

シタターレ姐さん:
 「アンタホレターレ!」
キントレさん:
 「アンタガスキー!」

…事実上、相手は勝つ気がなかったんじゃなかろうか。戦い以外の何かを見つけて、満足してたような気がする。


さて、何事もなかったかのように、クリスマスパーティに移行する面々。
そこに唐突に美翔さん兄がやってきました。
なんつうか、中学生の妹の友達連で行われてるパーティに出かけていく、というのは結構勇気がいることだと思うのですけど…

美翔さん兄:
 「クラスのパーティに出てたけど、途中で抜けてきちゃった」
 「(さっきケーキを買いに来たのは)クラスメイトが注文してたんだ」
 「(一緒に来た女の子は)PANPAKAパンの大ファンだって!」
 「明日はボーイフレンド連れてくるって張り切ってたよ」

何やら自己弁護気味です。
話す必要のない、説明台詞を口にしてる気がします。
せっかくなので、先ほど女連れで来店したときの会話をちょっと思い出してみましょう。

美翔さん兄:
 「こんにちはー」
謎の女学生:
 「ここのケーキ美味しいのよね」
美翔さん兄:
 「へぇ、知ってたんだ?」

常連客を自称してる娘に対する返事じゃないだろ、それ。
ここの兄の台詞、絶対、誤解を解くための嘘に違いない。
さすがは高校生、手馴れてやがる。

挙句、舞のまの字も出さずに、日向さんの手作りケーキを二人っきりで食してみた。

美翔さん兄:
 「クリスマスに咲ちゃんの手作りのケーキを食べられるなんて最高だよ」
 「来年のクリスマスにも食べたいな」

それは「俺の味噌汁を作ってくれ」と同義と解釈していいんでしょうか。
今一クローズアップされてこなかった日向さんのロマンス、いきなり成就。
プリキュア史上初の彼氏持ちが誕生してしまったところで、次週。

 『らいしゅうの「ふたりはプリキュア スプラッシュ☆スター」はおやすみします』

…まぁ、分かってたことだけどさ。。


(左画像)
プリキュアスプラッシュスター ハンカチ1枚入り

(右画像)
超特価ビーナ専用ソフトふたりはプリキュア Splash Star

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兄がパン屋さんに、女連れでやってきたときのやり取り。

 

美翔さん兄:
 「やあ、霧生さん(赤)だよね?」
霧生さん(赤):
 「(咲と舞を)呼んできましょうか?」
美翔さん兄:
 「あぁ、いいよいいよ」

…ここで、妹が見てないのをいいことに、霧生さんにアタックする展開になったら神だったのに。
うっかり現場を目撃して、なんかもう、とんでもないことになる日向さん。
えらいことに巻き込まれたと唖然とする霧生さん。
全く状況を把握できずに、ぽややんと地雷を踏みまくる美翔さん。
そんな地獄絵図なクリスマス。
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ふしぎ星のふたご姫 Gyu! 第39話「ハッピークリスマス☆ビビンとなかよし計画」

2006年12月24日 | ふしぎ星のふたご姫
昨年はドンピシャリでイブが放送日だった「ふたご姫」。
当然、今年も直前での放送になったわけですが…

 ■「宗教問題」回避のためクリスマス・ツリー撤去 米空港
 ■揺れる「メリー・クリスマス」米で復活相次ぐ

ほぼ単一の信仰による強固な宗教心を持ってる日本と違い、欧米はいろいろと大変なようです。
でも「ふたご姫」も海外戦を始めてる今日この頃、ニーズには適応しないといけません。
きっと、何らかの対応はしてくるはず…!

・ふしぎ星のふたご姫 Gyu! 第39話「ハッピークリスマス☆ビビンとなかよし計画」

ふたご:
 「メリークリスマスー!!」

 

配慮ゼロでした。
まぁ、世界進出より、まずは国内戦。
クリスマスネタは逃すには惜しいんです。まずは日本のお子様を虜にしないと…。


そんな大人の事情はさておき、季節はクリスマス。
他人よりも自分がアンハッピーになりつつあるビビン姐さん、今日はパーティを開いてふたごを陥れる計画です。
でもクリスマスって何のか、いまいちよくわからない…。

ビビンさん:
 「だってブラック星にはクリスマスがないんだもの」

どうやら彼女の生まれ故郷には、宣教師が到達できていないご様子。
まぁ、「全宇宙の」王族ご用達のロイヤルワンダー学園に、ブラック星は姫を入学させてませんし。
とんでもない辺境にあるのか、頑なな鎖国政策を強いているのか。

何はともあれ、まずは手紙を送ってふたごたちをパーティにご招待。
でも敵からの突然の招待状に、アルテッサお嬢さんは懐疑的。

アルテッサ:
 「あのビビンのことですもの、なにかたくらんでるんじゃ?」
ブライト:
 「そうとも言い切れないさ!」

経験者の言葉は重い…。涙が出そうなのはなぜ?

もちろん能天気ふたごはいつものように完全無警戒で大喜び。
翌日、サンタ娘のコスプレまでして遊びに行って見ました。

 

クリスマスというよりハロウィンだ。
そんなわけで、中で待っていたのはふたごをゲンナリさせるための数々の仕掛け。
とりあえず、意図的に砂糖と塩を間違えたケーキとか食わせてみた。

ふたご:
 「懐かしい♪」「私たちが最初に作ったケーキにそっくりの味♪」



嗚呼、ビビンさんがふたごに哀れまれてる…。

ふたご:
 「そうだ!」「私たち、ジンジャークッキーを焼いてきたの!」

 

しかも酷い報復を受けてる。
でもファインさんの作ったクッキーなら、どんなに酷い出来でも喜んで食べる自信があるぜ!
横で同じもの食べて悶絶するファインがいるってのが前提だけど!

結局、計画はうまくいかないまま、ふたごに引きずられてビビンさんはクリスマス一色の街の観光へ。
一方その頃、街では馬鹿でかい自分像を建立してご満悦のエリザベータさんに、
荒くれファンゴくんが軽くいやみを言っていました。

ファンゴくん:
 「それで本当に楽しいのか?」

 

楽しいと思うが。少なくとも自分がそんなことできる立場に居たら、超楽しいと思う。

いまいち洞察力の薄い彼ですが、やはりクリスマスという雰囲気には弱いようで。
ショーウィンドウから見えるアクセサリに思わず視線が止まります。
考える贈り相手は、もちろん…

レインさん:
 「わぁ、きれー!」

 

さすがは青の姉さん。こういうことは過敏に探知してやってきやがる。

レインさん:
 「もしかして誰かにプレゼントを買いに来たの?」

それは催促ですか?

さて、ほんわかムードに包まれる街に完全に流されつつあるビビンさんでしたが、すんでのところで踏みとどまり。
ブラック星代表の誇りを胸に、なんとか堕落の危機を脱しました。
私の使命はアンハッピーを収穫すること!

ビビンさん:
 「アンハッピーの種ちゃん!大きくなぁれ!」

 

ベータ像が!なまじ笑顔なだけに不気味すぎる。
おかげで道行く人々はたちまち不幸の温床に。
とりあえず、

 

この娘、超かわいい。

パニックになる街ですが、いつものようにグランドぱらりらで解決。
まぁ、毎度毎度同じ力押しですし。
ビビン姐さんはもう少しからめ手を覚えないと…。

ふたご:
 「奏でよ!ハッピーベルン!」
 「この街にもっともっとハッピーで素敵なクリスマスを…!」

 

ベータ像消失。

ふたご:
 「…これぞ宇宙の授けた光の答え」

宇宙の答え、エリザベータお嬢さんを全否定。さりげなく酷ぇ。

…ですが、当のお嬢さんは割りと満足気。
段々、財力にモノをいわせればいいわけではないと悟り始めたようです。
まぁ財力がないと堪能できないことが圧倒的に多いのも現実ですが。

一方のビビンさんも、別れ際にふたごから贈られてた手袋にまったり。
ふたごが適当に編んだせいで、右手左手でバラバラですが、気持ちは届いた模様。
まぁ、せっかくなので、

 

赤の方が頑張ってるよ!と必死に主張してみる赤派の私。

…てか、前日にクッキー焼いたり手袋編んだりと、なかなか甲斐甲斐しいですね、ふたご。
こんな娘が、どっかその辺に落ちてたらいいのに、と思ったところで次週。


 『次回の「ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!」は 1月6日あさ10時から放送です』


なぜ、「年末だよ!ふたご姫SP」とか「年忘れ企画『ふたご VS PPGZ VS 赤ずきん』」とかやらないのか、強く抗議したい。


(左画像)
ふしぎ星の☆ふたご姫とはじめる なかよしプレ・ハノン

(右画像)
フルタ 1000お楽しみ袋(ふたご姫Gyu)L 5入

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【今週の驚きその1】

プリンセスフォト。今週は二人ともレインのコスプレでした。

ファインさん:
 「レインのドレスとっても似合ってるよ♪」

なぜコメントをファインオンリーにさせる。
応募者は青派でしょうに…。
渡された青ヨイショの台本を、引きつりながら朗読するファイン嬢の顔が目に浮かびます。。

【今週の驚きその2】

 

挿入歌:ファイン・プーモ・リオーネ

っておい!リオーネさん、歌のみの出演ですか!
モブ担当どころか、BGM担当。
なんか前にもこんなことがあったような気もしますが…。

いえ、それともここは、一緒に「その他大勢」扱いされてる赤の子の境遇を嘆くべきなんでしょうか。
一人「歌を唄われる」立場にある青の姉さんが恐ろしいです。
さすがレインさん。一人勝ちじゃないか。

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おとぎ銃士 赤ずきん 第26話「赤ずきん VS 白雪姫」

2006年12月23日 | アニメ・土曜朝 感想その他
【こんな赤ずきんが見てみたいその26】

 マレーン:
  「お腹がすいた…」

 空腹に耐えかねた彼女は灰の降る街からの脱出を決意。
 スプーン一本で脱獄を成功させると、嬉々として王子様の元へ。
 待っててあなた、すぐ行くわ!

 …けれど王子様は、魔女と結婚してしまっていました。
 なんてこった、裏切られた!?
 しかも魔女に捕まり、毎日皿洗いでこき使われる羽目に。

 でも、そこで挫けないのが彼女のいいところ。

 マレーン:
  「…いつか報復してやる」

 グリムの武闘派お姫様の名は伊達じゃない。
 別の魔法使いと結託すると、勇敢にも宣戦布告。
 同じ厨房でこき使われてたグレーテルらと共に、反乱を開始したのでした。


…「見てみたい」というか、まさに現状の話がこんな感じですけれど。
「マレーン姫の塔」から「シンデレラ」につなぐには、「王子を奪った魔女」と「助けてくれる魔女」が必要なわけですが、
前者が草太母で、後者がトゥルーデおばさん?(同一人物だとしたら酷い話だ…)

ついでに、「シンデレラの正体はマレーン」と判明して、ダメに定評のあるグレーテルを幹部にしてる理由が分かった気がします。
なにせ「魔女に自力で勝った」数少ない女の子仲間。
きっと彼女の潜在能力に期待して(そして自分と重ね合わせて)、多少の失敗には目をつぶってくれてるんだよ。

・おとぎ銃士 赤ずきん 第26話「赤ずきん VS 白雪姫」

ようやく微かな手がかりを掴んだ一行は、魔女が住まうと評判の街に行ってみました。
そこにあったのは、鳴らした者を暗黒魔法の虜にする素敵な鐘。
囚われの塔から脱出したマレーン姫により、街には暗黒が蔓延していたのです。

白雪姫:
 「我が心に暗黒の音色を響かせたまえ…」

 りんごろん。りんごろん。

そんなわけで、鐘を鳴らした白雪姫は敵側についてしまいました。
トレードマークの眼鏡も外して、赤ずきんらと対立。
かくして始まる仲間割れ。

白雪姫:
 「我を守護する従者たちよ、今ここに七つの光となりて、敵を滅殺せよ!」

 

小人さん強ぇ!!
「鋏で戦う赤ずきん」「いばらを操る眠り姫」と比べ、パンチ力の弱かった彼女ですが、ここに来て原点回帰。
やっぱり元ネタを組み込んだ攻撃は素敵です。

赤ずきん:
 「グリムテーラー!」「コメットレイドル!」「プリンセスモード!」

応戦するべく、赤ずきんもバンクシーン乱射。
何だかんだでもう3クール目。
嗚呼、いっぱい作ってバンク資産も貯まったなぁ…と思わず嬉しくなってしまいます。

珍しく熱い戦闘シーンになるものの、雪の女王モードの彼女の攻撃に赤ずきんも圧敗。
それを見て、今回のゲスト敵さんも勝利宣言。
さあ、次はエルデの鍵こと、草太くんを拉致るか!

赤ずきん:
 「…ということは、シンデレラ城はここから近いの?」
ゲスト敵:
 「イエス!具体的には月のない夜に………」

事細かに道案内をしてくれました。なんていい奴なんだ。
敵が勝手に墓穴を掘ったところでネタ晴らし。
実は白雪姫は鐘の音を聞いてはおらず、従って操られていたわけでもなし。情報収集のために一計を案じただけでした。

白雪姫:
 「耳栓をしていましたから、何も聞こえませんでしたわ」

って、お前今、完璧に会話についていってたじゃないか。
その耳栓、鐘の音は遮断するけど、会話は遮断しないとか、そういうマジックアイテムなんですか?
さすがファンタージェン、現代科学では及びも付かないアイテムが日常品として売られてやがる。

白雪姫:
 「それに私、眼鏡を外すと何も見えませんもの」

じゃあさっきまで、聴覚のみならず視覚まで封じた状態で戦ってたのか。
いつもどおりに動いていたように見えましたが…。
必死になってフォローしていたであろう七人の小人(通称:セブンセンシス)の苦労が偲ばれます。

結局、あっさりと敵は撃破。雪の女王な展開には期待できないまま、次回へ。
残り話数を考えると、普通に白雪が寝返る展開でも問題なかったような…?
別段、土日朝は裏切りネタがタブーなわけでもないし、ちょっと残念です。


(左画像)
おとぎ銃士赤ずきん(魔女の忘れもの)

(右画像)
コナミ フィギュアコレクション おとぎ銃士 赤ずきん vol.1 全5種セット

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今回の話「暗黒魔法」って単語をギネスレベルで使ってた気がする。
それはともかく、次回予告。
いつもの漫才担当は白雪さんでした。

お手紙より:
 「眼鏡を外した白雪さんは白雪さんではありません」
白雪姫:
 「みなさん安心してください。私は心に眼鏡をかけているのです♪」

それは、「私の心は矯正器具が必要だ」と言ってるようなもんだ。
コメント (2)
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大丈夫、間違ってた

2006年12月22日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
1.
 朝、出かけようとしたところ、この間購入した「ハートのかけら」が明滅していた。
 (「ハートのかけら」は旧タカラ様から発売の素敵玩具です)
 どうやら、ご自慢の「呼びかけ機能」が起動してる様子。

 るちあさん:
  「いっしょに、あそぼう!」

 こ れ か ら 仕 事 だ 。 

 しかも、星羅じゃなくて、るちあさんか。
 いつのまに彼女まで被保護者の立場に回ったのか。
 番組コンセプトを無視しまくってるこの玩具に、売れなかった原因の一端を見た気がした。


2.
 うちのブログの最多検索ワードは「ぴちぴちピッチ」。
 「ぴっち」はいまだに大人気アニメなんです。
 一体いつになったら、タカラトミー様はこの現実に目を向けるのか。

 で、最近あった検索ワード。

  『星羅 擬人化』

 そりゃ確かに人魚はヒトモドキですが、擬人化という表現はちょっとひのい…。

 あと、どういうわけか「花と蝶のセレナーデ」の検索が多いです。
 中の人・こじまめは大人気…なんだと思う。 


3.
 「ぴっち」の製作会社は株式会社ウィーヴ。
 先日衝撃のニュースが流れました。

  『土曜朝8:00枠から撤退』

 それに伴い、「ぴっち枠が!」と嘆く投資家さんたちが一斉に株を売却。
 おかげで株価が物凄い勢いで下落中。
 週末現在の株価は67,500円にまで下がってしまいました。
 (ちなみに「ぴっち」放送時は25万)
 まったく。第三期に否定的な態度をするからこんなことになるんだ。
 この寒空の下、首を切られて路頭に迷う人魚さんを思うと、悲しみが止まりません。

 歌ちゃん:
  「…。……。」

 一方、会社に取り残されてしまった歌ちゃん。
 真っ赤な数字を見せられて、なんだか面白い顔して固まってますが、同情はしてあげません。
 貴女、あんまり真面目にお仕事してないし。

 「ぴっち」と同じくウィーヴ製作の「おねがいマイメロディ」、
 第三期があるのかどうかは分かりませんが、会社側の台所事情は相当に苦しそうです。
 歌ちゃん、ちゃんとお給料貰えるのかしら。

 …ええ、ちなみに私もウィーヴ株は手放しました。
 ついでにタカラトミー株も売っ払った。
 「ぴっち」を製作する気がないのがいけないんです。些細なところから意思表示してみる。

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ただの深夜アニメには興味ありません

2006年12月20日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
いつものようにネットで迷子になってたら、変なニュースを見かけた。

ハマスとファタハ間の緊張高まる - パレスチナ自治区

すげぇな、「ハルヒ」。海を越えて、紛争地帯で平和のために戦ってる。

…いや、リアルな話ですし、茶化してるわけじゃないです。
何をどうやってパレスチナまで伝わったのかは分かりませんが、少なくともこのプラカードの製作者には愛されてるわけですよね?
大変な状況の中、何がしかの勇気や娯楽となることが出来ているのは、素直に素晴らしいことだと思った。

ぶっちゃけ、この手の深夜系アニメはあんまり興味はなかったのですが、なんかちょっと見たくなってきた。

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おとぎ銃士 赤ずきん 第25話「ちいさなお姫さま」

2006年12月19日 | アニメ・土曜朝 感想その他
【こんな赤ずきんが見てみたいその25】

 継母:
  「鏡よ鏡よ鏡さん、世界で一番美しいのはだぁれ?」
 鏡:
  「それは白ゆ…」
 継母:
  「はぁ?誰だって?まさか、本気でそう思ってんの?」
 鏡:
  「白ゆ…うぅ…」 

…頑張れ鏡!勇気を持ってカミングアウトするんだ!
白雪好きは、絶望的に少数派だけどな!

・おとぎ銃士 赤ずきん 第25話「ちいさなお姫さま」

遠い遠い旅の空。
白雪姫は忌まわしきマジックアイテムと再会していました。
その手に持つは魔法の櫛。蘇る嫌な記憶に、思わずまじまじと見つめてしまいます。

赤ずきん:
 「もーらい♪」

ちょ!?お前、死ぬ気か!!

赤ずきん:
 「冗談冗談。はい、白雪♪」

 さくっ

白雪姫:
 「!?」

たちまち発動する即死魔法。
ですが、白雪姫も以前の弱いままの彼女ではありません。
決死のレジストの結果、なんとか若返りだけで済みました。

 

赤ずきん他:
 「かーわーいぃ~♪」

 

人を死に追いやりかけて、言うことはそれだけか。

何の脈絡も必然性もなく死線をくぐらされ、白雪姫もご立腹。
幼くなったのをいいことに、ちょっと傲慢気分を満喫してみた。
しかし、彼女の高飛車な性格には、隠された悲しい過去が。

(回想)

 

 白雪姫:
  「お父様は、お前が来てから変わってしまわれた!」
  「優しいお父様を返してください!」
 継母:
  「覚えておきなさい。国王はもう私の言いなり」
 白雪姫:
  「うぅ…」

他の三銃士がのほほんと生きる中、一人だけ原作並みの不幸を背負っていた白雪姫。
曰く、味方が誰も居なかったそうなので、狩人や小人を手懐けてた本家よりも悲惨です。
(個人的には、この娘は自称姫の民間人だと思ってたんですが…)

さて魔法の要の彼女が退行現象を引き起こしたことにより、居場所を隠す結界が消失。
早速、敵に探知され襲撃を受けてしまいました。
やってきたのはダメな子筆頭・グレーテル。

グレーテル:
 「なるほど。結界が消えたのはこういうことだったのね」

…子供化してる白雪姫を見て、一発で事情を把握。実は鋭いんじゃなかろうか、この娘。

グレーテル:
 「今は魔法も使えない、がきんちょ白雪でしょ♪」
白雪姫:
 「…子供と思って油断したことを後悔するが良い」
 『天空を支配する風と水よ…』

グレーテル:
 「な!? まさか!!」

ビビリすぎだ、お嬢さん。
余裕綽々現れたのに、相手に戦力が残ってるかも…と分かった瞬間パニックです。やっぱダメだこの娘。。

が、白雪姫のそれはただのはったり。結局…

 

グレーテル:
 「この娘がどうなってもいいの?」

相も変らぬ人質作戦。そして相も変わらず失敗。
今回から始まった新OPでは、まるで主人公サイドのキャラのような振りをしてる彼女ですが、まるでいいところがありません。
てか、登場時から「仲間になる」と噂され続けてますが、「実は善人」的エピソード絶無。嗚呼、スタッフ様の歪んだ愛が痛い…。

で、今回の肝の白雪姫ですが、グレーテル撃退に伴い、唐突に元に戻りました。
さすがは白雪。
来週は「雪の女王」モードに覚醒した彼女が見られるようで楽しみです。


(左画像)
コナミ フィギュアコレクション おとぎ銃士 赤ずきん vol.1 全5種セット

(右画像)
【初回仕様あり!】TV東京系アニメ「おとぎ銃士 赤ずきん」OPテーマ: Princess Rose / 田村ゆかり

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どうでもいいですが、新OP「Princess Rose」。他意はないんでしょうが、まるで「いばら姫」が主役だとでも言いたげだ。

あと、リアルタイムで見逃したせいで、感想が大幅に遅れてしまいました。
これでも一応、メイン陣では白雪贔屓だというのに。
まぁ、敵側も入れたらシンデレラやグレーテルお嬢さんの方が好きだけどさ。

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