穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

Yahoo!ニュースより:「コールドプレイ、タンバリンを振っていたファンに注意」

2011年11月28日 | 王様の耳はロバの耳
場つなぎ的に。

コールドプレイ、演奏を中断してタンバリンを振っていたファンに「やめてほしい」と注意

[引用]
 ロンドンで行われた学習障害をサポートするチャリティ・イベントに出演したコールドプレイが、あるファンのタンバリンの伴奏に耐えられず演奏を中断する事態が起きた。

 英ザ・サン紙によると、コールドプレイが「The Scientist」を演奏していたところ、クリス・マーティンが歌を歌うのを突然やめ、ファンに声をかけた。「無礼な態度を取るつもりはないが、これはタンバリンを使うような曲じゃないんだ。正直言うと、この曲のレコーディング時にはタンバリンも試したけどボツになった。だからタンバリンなしで10年以上演奏をしてきた。合うかもしれないけど、僕はタンバリンなしに慣れてしまっている。悪く思わないでほしい」とステージからファンにやめてくれるよう呼びかけた。
[引用終]

ソースが「ザ・サン」というあたり、そもそも本当にあった出来事かどうかを疑う必要はありますが。
とりあえず事実だとしたら、良い話だと思う。
演者の方は神なのだから、こういう、すべき注意はしていって欲しい。

「客はお金を払ってるんだから」という考えもあるものの、個人的には逆だと思う。
「お金を払うから、唄ってください」の発想。
あちらは金を得るためだけなら歌以外の選択肢もあるのに対し、こっちはその方に唄ってもらう必要がある。
となると、立場は明らかに演者さんの方が上ですよ。
お願いですから、お金くらいなら払いますので唄ってください。

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感想:プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE ~ミラクルダンスステージへようこそ~

2011年11月27日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
夏に大公開されたダンスムービーが発売されました。

■プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE ~ミラクルダンスステージへようこそ~

壮絶ですね。どう表現すれば良いものかも分からない。
夏に池袋で観た時も唖然としましたが、上手く感想が出てこない。
この人たちは、頭がおかしい。

「DX2」のEDで度肝を抜かれたのは僅か1年前。
「3D娘が映画に出てる!」と沸いた「フレッシュ」映画は2年前。
「プリキュアさんが3Dダンス!?」と発狂した「フレッシュ」EDからは、3年弱。

そこからあっという間にこの領域です。すげぇ。東映アニメ様、すげぇ。
ちょっと誰か、夢原さんを見てた3年前の私達に伝えてください。
「もうすぐプリキュアさんが3Dでダンスする映画が出るよ。美翔さんや美墨先輩も一緒にシリーズ越えてオールスターズで」って。
そして当時の私達に、この映像を見せてみたい。
何が起こったか分からず、頭を抱える様子が目に浮かぶ。

同業他番組の「プリティーリズム」さんや「ジュエルペット」さんも3Dで頑張っておられますが、各社各娘さんの進化スピードが恐ろしいです。
これが軍拡競争か…。どこまで行くのこの人たち。

ダンス曲の選択も熱いです。
各自のOPメインだった「DX2」に対し、今や時代はオールスターズ。
「プリキュアモードにSWITCH ON!!」「奇跡デラックス」「ありがとうがいっぱい」と、共闘ソングばかり。

技術的には当たり前なのかもしれませんが、カメラに写ってないところでも踊ってるのが恐ろしい。
嗚呼、視点移動モードがあったなら…!あの見切れてるところで踊ってる美翔さんを追尾したりできるのに!
2Dアニメーションと違い「画面外でも存在している」というのが、非常に現実感を受けます。

画面にアップになってる娘はもちろんのこと、背景で豆粒みたいになってるプリキュアさんからも目が離せません。
ちゃんと動いて、ちゃんと踊っておられる。
何か胸が熱くなりますね、そういうの。

そのダンスを踊っているのは6人のアクターさん。「6」なのが、これまた熱い。
東映アニメ様のモーションキャプチャーは、同時撮影できるのが最大で6人。
これはスタジオの物理的制約や処理の問題だそうで。
従って、7人以上で踊る映像は、別撮りしたものを重ねられています。
「DX2」の時に上記の説明は聞いていましたが、今回のスタッフロールに流れた「6人」の名前を見て、改めて「作っている方々」の存在を実感。

また「DX2」の時は、多数で踊るシーンではモーションを共有しているプリキュアさんたちがいたとか。
見る限りでは丸々コピーという印象は受けないですけど、データ上は全く同じ動きをしてる娘さんたちがいる。
ですが今回。
例えば「奇跡デラックス」でフレッシュ・ハートキャッチ・スイートの11人が踊るシーン、これみよがしに全員バラバラの振り付けです。
全員きっちり撮影したのか…。事前に聞いていたから感じる戦慄。技術革新だけでなく、気合と根性のアナログ勝負も凄いです。

昨年のセミナーで聞いた話題は、他にも色々とそのまま生きていますね。
美翔さん達の精霊力再現とか、実際に撮影するイメージで作成されてるとか。
そうすると、制作作業で一番辛かったことも当時と同じなんでしょうか。
セミナーでは「一番辛かったことは何か?」の問いに、スタッフ様は誇らしく答えておられました。「パンチラの修正作業が終わりがなくて辛かった」と。
スカートが短いくせに、不用意に飛び跳ねるわステージがキラキラしてるわで、あちらこちらに反射して写り込むプリキュアさんの下半身。
それらを懸命に修正していく絶望的な作業を、再び乗り越えられたスタッフ様に、改めて敬意を表したい。

【キャラクター紹介】

特典の一つ「キャラ紹介」。
なんと3Dモデルなプリキュアさんを、180度回転して紹介してくれます。
「さあどうだ」と言わんばかりの演出。



はっきり言って、この映画って採算は全く取れてないと思うんですよ。
「DX2」のメイキングセミナーで、「DX2のEDはメインスタッフ20人×7ヶ月かかった。協力会社を入れればもっと増える」と言われていました。
今回も同等以上のコストと時間が投入されていることは、容易に予想できます。
それをほとんど無料みたいな形で公開してるのは、おそらくは「我々にはこれだけの技術力がある。さあ仕事をよこせ」という宣伝でしょう。
すんごい熱いですね。回転するプリキュアさんが誇らしげだ。

もちろん商売抜きでも素敵過ぎです。
回転映像の背後では、その娘さんの登場するダンスシーンが編集されて流れています。
これで御贔屓プリキュアだけを、重点的に観賞可能。どこまで痒いとこをかいてくれるの…。
しかも端っこで踊ってるシーンとかまで集めてくれてれるんですよ。
アップになってるパートよりも、ちっちゃく写ってる場面の方が、胸が熱くなりますね。あ、すごい頑張ってる。
学芸会を見てる親御さんとか、こういう気持ちなんでしょうかね。

【桃園さん】

3D制作チーム曰く「一番思い入れがあるのは『フレッシュ』。初めて3Dで携わったから」「彼女らはダンスチームなので、他のプリキュアよりも難しいダンスにしている」とのこと。
今回もその圧倒的な破壊力を見せつけてくれてます。



美墨先輩や美翔さん達もダンスを頑張ってます。
特に夢原さんは、「一生懸命に練習したんだろうなぁ」という感じがばりばりに伝わってきて、胸がいっぱいになります。
愛らしいというか、愛おしいというか。

しかし遅れて登場の桃園さん以下「フレッシュ」「ハートキャッチ」「スイート」の混成チーム。
圧巻です。オーディションの審査項目に「ダンスを踊れること」が加わった時代のプリキュアさんは違う。
桃園さんが格好良すぎ。キャラ紹介に、

 「地元の公立四つ葉中学校に通う2年生」
 「スポーツも勉強も苦手だが、」
 「夢はプロのダンサーになること。」

とか書かれてる娘とは思えない。
そんなにはっきりと「苦手だが」とダメだししなくても…。
それに「地元」って…。そういえばあの娘ら、家近いのに何で通ってる中学校が違うのだろう。

「奇跡デラックス」と「ありがとうがいっぱい」の間には、唐突に桃園さんたちの専用パートが。
このシーン、本編の最大の見所の一つだと思う。ダンスチームの名に恥じない大活躍。
こういう愛されてる感が伝わる演出は良いですね。
背景を知らない人からは「何でこの子らが前面に出てるの?」と思われるかもしれませんが、それでも前に出してくれたことに感謝。

来年のオールスターズ映画も公式サイトが稼働し始めましたし、ここに来てまた勢いが加速してきた感じ。
ただの懐古コンテンツではない、未来に向かっていく姿勢を私も見習いたいです。
次の映画を見るときには、胸を張っていけるような人生を送りたいものだ…。



(左画像)
プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE(ハート) ~ミラクルダンスステージへようこそ~ 【Blu-ray】

(右画像)
プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE(ハート) ~ミラクルダンスステージへようこそ~ 【DVD】

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スイートさんの裏側で その23

2011年11月26日 | プリキュアカレンダー・おしえてプリキュア
毎日楽しみにしている「プリキュアボイス」。
今年担当の花咲さんらも、12月で業務終了。
1年間、お疲れさまでした。

※プリキュアボイス
 プリキュアカレンダーについてくる特典。
 日替わりでプリキュアさんの一言ボイスを受け取れます。
 夢原さん・桃園さんから引き継いで、現在は花咲さんがご活躍中。
 北条さんのも絶賛発売中

↑と、思っていたのですが。

コメントでご指摘いただきました。

『スイートさんのカレンダーを買ってはみたものの、
 A2サイズにも、A4サイズにも
 いつものQRコードが無いのですが…』

っ!!そんな馬鹿な!!



…。



本当だった!ボイス用のQRコードが、ない!

な、なんで…。
夢原さん、桃園さん、花咲さんと恒例だったので、ろくに確認もせずに信じ込んでいたのに…。
来年からは、北条さん・南野さんの日またぎ喧嘩を楽しめると思ってたのに。

北条さん:
 「11月17日!」
 「聞いてよ、奏ったらひどいんだよ!今日もガミガミ怒ってさ!」
南野さん:
 「11月18日」
 「昨日のことは、響が勝手にケーキを食べたからです」
北条さん:
 「11月19日!」
 「あー!またそうやって人のせいにするんだ!」
南野さん:
 「11月20日」
 「良い子のみんな、信じちゃだめよ。響はいつもああなんだから」
北条さん:
 「11月21日!」
 「なにそれ!大体奏はねぇ!!」
ハミィ:
 「11月22日ニャ」
 「ふ、ふたりとも喧嘩はやめるニャ!」
北条さん&南野さん:
 「11月23日!!今日は勤労感謝の日!」
 「もうプリキュアやめる!絶対に許せない!!」

こんなボイスを楽しみにしてたのに。

まぁ地味なのに大変なお仕事でしたからね…。
毎日毎日、ネタを探してはボソリと呟くそんなお仕事。
北条さんたら、拒否なさったか…。はたまた花咲さんが何かやらかしたか…。

この3年間、日々プリキュアさんの声を聞くことが習慣になっていた私としては、非常に辛いところです。
旅行先でも、病気の時も、時計を見ては条件反射で「あ、プリキュアさんのボイスを聞かなきゃ!」と取りつかれていたのに。
人をこんな体にしておいて、しれっとおやめになるなんて。

しかもこのカレンダー、よくよく見ればミューズさんがいらっしゃりません。
どんな欠陥商品なんでしょうか。これはリコール問題に発展しても仕方がないと思うのですよ。
あぁ北条さんが凄く怖い顔でこっち見てるんで、欠陥とか言ったことは謝りますけど、でもこれは酷いいや何でもないですごめんなさい。

真面目な話、ミューズさん対応verとか出ないのかしら。

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スイートさんの裏側で その22

2011年11月24日 | プリキュアカレンダー・おしえてプリキュア
今年もまもなく終わりです。
1年に渡って聞かされ続けた「プリキュアボイス」もあと僅か。
花咲さん達のお声を聴けるのも、あとほんの少しか…。


※プリキュアボイス
 プリキュアカレンダーについてくる特典。
 日替わりでプリキュアさんの一言ボイスを受け取れます。
 夢原さん・桃園さんから引き継いで、現在は花咲さんがご活躍中。
 北条さんのも絶賛発売中。


日付的には昨日のボイスの話題。担当は来海さんでした。

来海さん:
 「11月23日!今日は勤労感謝の日!」
 「パパ、ママ、お仕事いつも御苦労さまです!」

一般的に「御苦労さま」は目下に使うもので、こういった文脈では不適切な表現とされています。
文法としては決して間違いではないそうですので、「気にする人がいるので意識する」程度の意味合いですが…。
私の中では「不幸事に際し安易に『ご愁傷様』は使わない」(本来的には間違っていないけど、現在では嘲笑の意味合いを感じる人がいるから)とか、「○○様各位」(敬称は不要だが、つけないで失礼な奴と誤解されるよりは、馬鹿と思われる方がマシなので緩い場面ではつけてる)と同列に思ってる。

で、来海さん。
最優秀プリキュアの声も高い来海さんですが、素で意識してなさそうです。
それでも悪意や嫌味を感じさせないあたりが、彼女の人徳か。ウザカワイイの真骨頂。
台本も分かった上で、わざと書かれてそう。

これが花咲さんだとどうなるか。

花咲さん:
 「11月23日!今日は勤労感謝の日!」
 「お仕事いつも御苦労さまです」

軽くいらっとします。
しかし「ちょっとその言い方は失礼じゃない…?」と反発しても、さらっと「私の方が目上ですよね?何かおかしいですか?」と投げ返されそうです。
ぐぅ。そうですよ。花咲さんの方がお偉いですよ。職業「プリキュア」とか、ヒエラルキー最上位ですからね。むぐぅっ!

別の娘さんでも考えてみよう。

レモネ:
 「11月23日!今日は勤労感謝の日!」
 「お仕事いつも御苦労さまですっ」

軽くどころか凄まじくムカッとします。
なんですかそれ。「普段はお仕事ないのに良かったですねぇ」的悪意を感じます。
ご自分だって売れない新人アイドルのくせに。でもそんなこと少しでも顔に出そうものなら、レモネ先輩からの壮絶なイビりタイムが始まるんだろうな…。

ミルミルさん:
 「11月23日!今日は勤労感謝の日!」
 「お仕事いつも御苦労さま」

それらと比べ、ミルクさんだととても落ち着きます。
凄く良いですね。上司になって欲しいプリキュアNo1。
職務に身命を賭している熱烈さと、破壊的な性能、それでいて自立かつ自律して新しい分野も開拓していくバイタリティ。
素晴らしいです。もしもパルミエ王国に就職する機会があったら、是が非でもミルミルさんの下でお世話役見習いをやりたいです。
運が良ければ、夢原さんのお世話が出来るかもしれないですし。

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北条理論とスイート理論

2011年11月23日 | プリキュア雑談・総合
1週間くらい前に黙々と考えてたことを書いてみる。

今年のプリキュアさんである北条さんの抱える課題は、「壊れた過去の復旧」。

現在は多様化の時代。一人一人の価値観が尊重されるし、考え方も違う。
それはそれで良いのだけど、おかげで皆バラバラだ。
昔はあんなに分かり合えてたのに、どうしてこうなった。
致命的なことに、今更同質の価値観に染まりたいとも思えないので、改善の余地もない。
やばい。これは終わった。

それへの回答として、「共通した過去体験があるのだから分かり合える」というのは目から鱗でした。
確かに「昔は分かり合えていたのに今はバラバラだ」ならば、逆に言えば大前提として「分かり合っていた過去」がある。
ならばそこをトリガーにして立ち上がれる。素晴らしい回答だと思う。
実体験でも、仙台エリさん開催のチャリティ企画「アニソンガールズライブ!」で同じことを感じました。
唄われた曲は「一番好きな歌」ではなかった。でも「共に過ごしたあの時の歌」だったし、とても勇気が出た。

ただこの北条理論には穴がある。

第一に「過去ですら共通していなかった」場合、どうしようもない。
この辺はノイズ様との決着次第ですが…。
プリキュアさんは軽々しく「誰とでも分かり合える」とは言わない方々なので、普通に殴りかかって終わりそうです。

もっと困ったこと。前々回の放送で扱われていたように「(プリキュアとして共に戦った)過去の体験から、(一緒に歌う)現在の共通項につながる」。
考えてみれば当たり前で、「未来」においては「今」が「過去」。
つまりこれから訪れる何年後か未来に、「共通の過去」としてトリガーに使うのは「今」の経験となる。

この二つから言えることは、現状で何ら共通体験を積み重ねていない人は、未来が詰んでるということです。

改めて思ってみれば、私ももういい年なせいか、新しいものに接する機会が激減したように思う。
なんだかんだで自分の世界に入って、何か共通して伸ばしていくことも忘れてる。
上記のアニソンの例でいえば、以前はとりあえず有名な曲は一通り聞いてた。
その結果、(当時としては全く意識もしなかった形で)立ち上がる勇気を貰えた。

しかし現在そういった「共通体験」を培っていっているかというと…。遺産を食いつぶして先細ってるだけに思う。
聞いてる曲も昔の思い出ソングかプリキュアソングばかり。
「過去」の幸せアイテムが、むしろ「過去」に縛りつける不幸アイテムと化しつつある。
まずいなとは思っていたのですが…。こうして突きつけられると、結構痛い。

そんなわけで、思いのほか疲れた気分になってた。
なんてこった、北条さんが私を追い詰める…!
しかも理屈は分かっても、そもそも自分の価値観外の世界を体験しづらいことから問題がスタートしてるんだから、「共通体験を増やしていこう」じゃ回答になってない!

そうやって悩んだ結果、これは北条理論の欠陥ではなく、他の娘さんの理屈と組み合わせればいいのだろうと思ってみた。
まず「現在」はやはり色々と壊れている。
軽々しく震災を例に出すまでもなく、仕事や社会や趣味等々で、断絶を感じることは多々ある。
多々あるが、そこはどうにか北条理論で立ちあがって行くしかない。

で、過去をトリガーにして立ち直れたのなら、次は未来を作るために挑戦していくしかない。
何せ今現在をなんとかしていかないと、いずれ北条理論は破綻する。
そこで思い起こされるのは夢原さんや花咲さん。
「過去の自分を乗り越えて行く」と超強力に突き進むか、「詳しい事情は存じませんが」と自覚しつつも色んな人と関わっていくのか。
はたまた「どこかの誰かに会いに行く」のか、ずっと同じままでいたいと思う自分を「チェンジ」していくのか。
いずれにせよ「未来」に向かって進んでいける。

御二方の御言葉に励まされつつ、未来を獲得できたなら、次は日常の幸せの守護者たる桃園さんを崇めよう。
失敗をしたところでやり直せる。日常生活に決まりきった答えも道もないけれど、皆で模索しながら進んで行けばいい。
だけどそうしている内に、いつかは「現在」が決定的に壊れてしまう日が来る。

そこでループが回って北条理論ですよ。
共通して目指した「過去」(現在からみれば未来)があったなら、そこをキーにしてまた連帯できる。
これを繰り返していくうちに、大切な相方も見つかる(美墨理論)でしょうし。

まぁかなりに無理やりなこじつけですが。
プリキュアさんの各シリーズをつなげて、何か自分なりの答えが見えた気分。
自分の好きな領域はもちろん大事。わざわざ価値観や興味を曲げる必要はない。
でもそれはそれとして、過去パワーが使える内に、共通体験を毛嫌いせずにやってみるのも大事。
案外、新しいお気に入りが見つかるかもしれないし、実際そうやって今の趣味も得てきたんだし。

同じことをビジネス書とかで言われても全く心に響かないのに、プリキュアさんに言われたら納得出来る気がする。
仕方がない。だって夢原さんがおっしゃるのなら、それはもう仕方がない。
そんなわけで、ちょっと元気が出てきた。あと、こうして多神教が生まれるんだなと理解した。

…あぁそういえば美翔さんを忘れていました。美翔理論?三歩歩いたら悩みを忘れようとか、そんなんですかね。
というか「世代交代」をキーワードにすると、上記のループのメタ的立場に落ち着いてしまい、何か納得できない心持ちに。

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プリキュアガーデン「おしえてプリキュア」:祖父母になってほしいのは?&一緒に使いたい必殺技は?

2011年11月22日 | プリキュアカレンダー・おしえてプリキュア
例によって「プリキュアガーデン」が更新されてました。
「プリキュアポータルサイト」と銘打っておられますが、シリーズ対抗戦「おしえてプリキュア」メインのような。
もっと「このサイトを見ればプリキュアさん情報は全て分かる!」くらいに充実してくれるとありがたいのですが…。
実質、プリキュア娘の楽屋サイトと化してる気がする。

今回のお題は「おじいちゃん、おばあちゃんになってほしいのは?」。

No.1 ほのかのおばあちゃん・雪城さなえ
No.2 つぼみのおばあちゃん・花咲 薫子
No.3 水無月家の執事・坂本さん
No.4 ラブのおじいちゃん・桃園 源吉
No.5 いつきのおじいちゃん・明堂院 厳太郎

トップは雪城さん。
フラワーさんも参加している中、圧勝で圧巻です。
スタッフ様のあとがきにも「昔プリキュアだったのかと思わせるような」と堂々と書かれるミステリアスさ。
他の皆さまへのコメントも良いですね。桃園祖父とか。

これで通算1位獲得回数は、
MH:3、SS:1、GoGo:3、フレッシュ:5、ハートキャッチ:4。
美翔さんが順当な位置に落ち着いてきたな…。

次のお題は「一緒に使ってみたい必殺技は?」。

1. エキストリーム・ルミナリオ!!
2. プリキュア・ファイナルハート・スプラッシュスター!!
3. プリキュア・ミルキィローズ・フローラル・エクスプロージョン!!
4. ラッキークローバー・グランドフィナーレ!!
5. プリキュア・ハートキャッチ・オーケストラ!!

これはさすがにノータイムでしょう。
2番の「プリキュア・ファイナルハート・スプラッシュスター!!」に決まってます。
だって、「『ファイナル』ハート・スプラッシュスター」ですよ!

美翔さん:
 「…………。。。」

もう美翔さんったら。そんな隠し技を持ってたなんて。
で、いつ使ってくれるんですかそれ。Blu-ray特典ですか?それとも来年のオールスター映画ですか?
ねぇねぇ美翔さん。きっとすごい技なんですよね。何と言っても「ファイナル」ですもんね。さあ、早く見せ…

…やめよう。霧生さんが凄く怖い顔してこっち見てるし。

もう一つの注目どころは3番の夢原さん。
こちらも全力攻撃モード。
気がつけば1位獲得数で、MH組に追いつかれてしまったGoGo組。夢原さんのフラストレーションの爆発具合が伝わってきます…。

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11月20日は美翔舞さんのお誕生日

2011年11月21日 | プリキュア雑談・総合
今日は我らの美翔舞さんのお誕生日!
御年14歳になられました。まだまだお若いですね。
11月20日=いい(11)ぐれっ(2)とう(10)で11月20日。分かりにく過ぎますが覚えましょう。

美翔さん:
 「……………。」

…と、ここまでは毎年恒例の決まり文句として。
毎年恒例なので、1日違いであっても気にしません。
美翔さんは大層ご不満そうですが、1日ずれたくらいでピヨピヨ文句を言われても…。

さてお誕生日ということで、今年1年の美翔さんの状況を振り返ってみよう。

まずはなんといっても、「プリキュアオールスターズDX3」への出演。おめでとうございました。
「オールスター」なのに、どうしてスターじゃない子が混ざってるの?とか酷いことも言われたものですが、ちゃんとオファーをいただけました。
それどころか、榎本温子さんからも「珍しくイーグレットの戦闘シーンが多くて嬉しかった」と喜びの声があがるほど前線でご活躍。
まぁ「足場の悪い海の上」という戦場で、飛行能力が全く活かされてなかったことには目をつぶろう。
美翔さんは鳥は鳥でも、雀とか鶏系なんです。鷺?なにそれ。

また、今年初めには風キュアさんの高額フィギュアも販売されました。
購入しましたが、記事にしたかどうかは覚えてない。
まぁ美翔さんですし…。

このように大活躍の1年だったわけですが、とうとうオールスターズバブルも弾けてしまいました。
来年も何らかの「オールスターズ」映画はあるとはいえ、普通に考えれば選抜方式でしょう。
スイート組と新規加入組を除けば、よくて端役で何組か出られるくらい。美翔さんにお仕事が来るとはとてもとても…。
来年の今頃、再来年度の10周年企画で何か良い情報が出ていると良いですけれど…。



お誕生日プレゼントとして、まんがえほんを買ってみました。

美翔さん:
 「……………。」

あ、なんですか。その不満そうな顔は。
「それ、スイートさんの本」みたいな目をして。
そういう横の垣根をなくしていこうって、毎回プリキュア定例会議で言われてるでしょ!
それにちゃんと美翔さんも出てるでしょ!



いつまで続くか分からぬオールスターズ出演。
花鳥キュアが、スイートさん達と共闘です。
まぁ敗北するのですけれど。そしてミューズさんに助けてもらう役回りなのですけれど。
美翔さんですからね。共闘したところで、いかほどの役に立つかって話ですよ。
ミューズさん一人が来てくれた方が、よっぽど安心できますよ。

あと細かいところですが。
何組かで並んで変身するコマで、ご丁寧にスイート組は全身をメタリックに描画されてます。
他の組の子らは基本的に着衣なのに。
北条さん…恥ずかしくないのかしら。。スタイルには自信もってそうだから、いいんだろうか。

それと表紙にはオレンジさんが描かれていますが、本文は黒ミューズ主体です。
何せビートさんすら登場する前、セイレーンさんが敵役として描かれてるくらい。
この時期の発売なのに、どうしてこんな構成なんだろう…。

美翔さん:
 「……………。」

ああ、なんですか。その不満そうな顔は。
「もう私の誕生日関係ないじゃない」みたいな目をして。
しょうがないんです。美翔さん関連のグッズなんて、もうそんなに出てないんですから。
話題を引っ張るのも無理なんです。

 ●ふたりはプリキュアSplashStar エクセレントシリーズ プリキュアスパイラルリングセット

ほら売り切れてる。不愉快なことに。
喜ばしいことですが、いやはや残念です。
買おうと思ってたけど売り切れならば仕方がない。あぁ欲しかったなぁ…

 ●ふたりはプリキュアSplashStar エクセレントシリーズ クリスタルコミューン

あ、コミューンはまだ残ってた。いえ!要らないです。結構でございます。もうしばらく寝かせておきましょう…。

聞いたところでは、美翔さんのためにわざわざ買ってくださった方もいるそうです。
ありがたい話です。きっと美翔さんも、毎朝の辛い販売会議で、少しは背筋を伸ばして報告できたはず。

美翔さん:
 「……………。」

何はともあれ、おめでとうございました。
来年の今頃は、在庫が壊滅し、新商品の生産ラインがバリバリに稼働していますように。
そんな美翔さんはもはや美翔さんではないですが、とにかくそんな日は来ますように。


【蛇足】

件のまんがえほんには、プリキュアさんを4グループに分類するコーナーがあります。

(1)スポーツが得意な子:ブラック・ブルーム・ルージュ・ピーチ・メロディ
(2)友達を応援する子:ドリーム・レモネ・パッション・マリン・サンシャイン・リズム
(3)好きなものに一直線:ホワイト・鳥・ミント・パイン・ブロッサム・ビート
(4)あこがれのクールビューティー:ルミルミ・アクア・ミルミル・ベリー・ムーンライト・ミューズ

グループ(3)の協調性のなさがやばい。
表面的には「良い子」の集まりのはずなのに、なんでこんなに不安なことに。
そしてレモネは(3)ではなく(2)に分類されちゃってて良いのか。

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スイートプリキュア♪ 第39話「フギャー!音符がぜーんぶ消えちゃったニャ!」

2011年11月20日 | スイートプリキュア♪感想
【今週のOP】



特殊OPも佳境。来週はメロディさんの二段変身シーンでしょうか。
さあ映画行くの?行かないの?行かないなら、全部ネタバレするから。
北条さんの腕力営業がピカピカ光る。

■スイートプリキュア♪ 第39話「フギャー!音符がぜーんぶ消えちゃったニャ!」

音譜がなくなりました。朝起きたら、綺麗さっぱりと。

さしものハミィもばっきりと心を折られた。
これで何度目だ、リセットされるのは。
もう絶体絶命ニャ。やっぱりプリキュアの選択を間違えたニャ!



北条さん:
 「諦めたら負け決定だよ!」
 「この間助っ人でサッカー部の試合に出た時、3対0の~」

言わんとすることは分かりますが、もう少し違う表現はなかったのか。
だけど北条さんは絶好調。
感情の浮き沈みが激しい子です。今日は調子の良い日。
やはりこの子は「連弾でハーモニーパワーを学習」とかそんなんじゃダメだったんですよ。
もっと体動かして、筋肉に刻み込むような方法で伝えないと…。

一方のマイナーさん達も、音譜集めに危機感を持っていました。

ファルセット様:
 「音譜が並んでいるのは前の方のここだけ!」
 「楽譜は物凄く長いんだ!」

敵味方共にあんなに頑張って集めてるのに、まだ道半ばか…。
これは最後まで完成しないんじゃないかな。
仮に完成したとしても、25分の間に終わらない長大な曲になりそうだ。

マイナーさんですら困ってるのに、持ち音譜ゼロの北条さん達の未来は暗い。
サッカーに喩えて3対0とか言ってましたが、そんな次元ではありません。
1万点先取の試合で、1年かかって5000対0とかですよ。
「まだ半分」と考えるか「もう半分」と考えるか…というのは使い古された表現ですが、この場合マイナーさんの言い分の方が正しそうです。
残り話数も少しなのに、これでは音符が集まらない…!

そこで一発逆転。
もう一度音吉さんにパイプオルガンを弾いてもらい、音譜をおびき出すことに。
だけど見方を変えれば、マイナーさんたちにも音符を集めるチャンスを提供してしまう。

音吉さん:
 「不幸のメロディの完成を早めてしまうかもしれない」

さりげなく毒を吐かれた気がする。
「完成を早める」って、完成されること前提ですね…。
まぁ奪われた前科があるし、文句は言えない。

発生した多数の音譜を巡り、案の定マイナーさん達と戦闘開始。
大量ゲットのチャンスです。
殴り倒して、奪い取ろう。



いつの間にやら決戦モード。
敵幹部2人+ネガトーン1体が同時に殴りかかってくる状況は、歴代シリーズでも結構過酷な状況です。
だけどスイートさんたちもああ見えて武闘派。謎の作戦でもって撃破なされた。
この何気に高度で複雑な作戦を、あのメロディさんがどのようにして皆に伝えたのか。
案外、物凄い難解なスポーツ理論を交えつつ力説されてそうだ。

当初の目的通りに音譜の大量確保には成功。
そもそもの紛失した原因は不明ですが、再発の予防体制も完璧に整えました。
物理的にガードし、人員も訓練し、緊急時の連絡手段も用意。優秀だ。さすが、くどまゆ。
特に「緊急時の連絡」を想定してるのが良いですね。
くどまゆ一人で抱え込んでいたあの頃とは、違う。



そしてその備えもチームワークも嘲笑うように。
再び音譜は全て消滅しました。
コミュニケーションを取ることすら不可能な敵が、我々のすぐ横に住んでいる。


(左画像)
スイートプリキュア♪ボーカルアルバム2

(右画像)
キュアミューズ単品!スイートプリキュア♪DXガールズフィギュア~新しい仲間登場編~


「幸せのメロディ」は年1回唄うというルールだったと思いますが、既に1年が経過しつつあります。
年度替わりのタイミングとか、どういう制度になってるんだろう。
念願かなってようやく唄った後、「今のは去年分ニャ」「じゃ今年の分を準備するニャ」とか言われたらさすがにキレる。

【今週の最年少】



取り出したるは黒ミューズブーツ。
アレはプリキュア能力に依るものではなく、自前だったようです。
おそらく全身スーツもタンスの中に眠ってる。淫靡だ。

…嫌な想像をすると、音吉さんの知識に依るものですかね。本来の所有者は誰で、誰が着用していたものなんですかね。

【今週のマイナーさん】

リズムさん・ミューズさんと交戦するマイナーさん。



何故目をつむる。絶好のポジションなのに。

【今週の北】



伝統の寝姿。相変わらず腕を上げた赤ちゃん眠り。
北条さんはなかなかに色気たっぷりです。
桃園さんがおかしすぎた。

【今週の北2】



妙に好きな一コマ。北条さん可愛い。

【今週の鳥】

今日は美翔さんのお誕生日だそうですよ。おめでとうございました。
(Twitter上のイベント→#mai_tan)

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池田彩ワンマンライブ ~episode 0~

2011年11月19日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
池田彩さん初のワンマンライブ!
「もしも満席にならなかったらソロ活動は諦める」との覚悟で挑まれた本ライブ、気迫が違った。
全力の総力戦です。格好いい。これがプロの姿ですよ。

■池田彩ワンマンライブ ~episode 0~



 日時:2011年11月19日(土)開場17時00分/開演18時00分
 場所:大塚Deepa
 出演:池田彩
 ゲスト:咲岡里奈、工藤真由
 曲目:
  01. TO BE FREE
  02. Finding my idealism
  03. 伝心
  04. Road
  05. TREASURE MAP!!
  06. だぁ~い☆キライ!
  07. ワンダフル↑パワフル↑ミュージック!!(1番のみ)
  08. ♯キボウレインボウ♯(1番のみ)
  09. ありがとうの花
  10. チャレンジ
  11. HEART GOES ON
  12. STORY
  13. UNLIMITED
  --. Alright!ハートキャッチプリキュア!
  --. Road

(本記事は私の主観・記憶に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは大きく異なる場合があることをご了承ください)

【概要】

場所は大塚Deepaさん。
選ばれた理由は、以前に行っていたユニットの卒業公演がここだったから。
「epsode.0」として出発するなら、ここでやりたかったそうで。

入場するとステージ向かって左側に関係者席が。そこにずらりと並んだ可愛らしいお嬢さんたち。
同じ事務所の方とかなのでしょうが、なかなかに壮観です。
というか、気後れして怯えるほど。か、関係者に監視されている…。

バンドを務める皆さまは、池田さんの旧知のメンバー。
始めて路上ライブをやったときに一緒にした方とか、これまで戦地を共にされてきた方々ばかり。
だからなのかどうかは分かりませんが、ノリが違いました。
池田さんを食うことなく、各自がバリバリにはじけておられた。

演目の途中で池田さんが着替えのために一時退場されたのですが、残されたステージで、バンドの方々がゴリゴリと演奏を開始。
適当な場つなぎではなく、ちゃんと仕込んでた感のある盛り上げ方に、観客もヒートアップ。
歌手不在の状況で、コールまで巻き起こった経験は初めてですよ。

ゲストは現在コンビを組まれている咲岡里奈さん。
私は初見でしたが、可愛らしい方です。
何が可愛いって、歌が始まった途端、雰囲気が変わる。この方は出来る方だ。

もう一人のゲストはお馴染み・くどまゆさん。
ご存じ「スイートプリキュア」のOP担当にして、声優としても参加。
そんなくどまゆさんが演じている役と言えば…

一同:
 「ドドリー!」

そう、ドドリー。うん。他の7体の立場がないドド。

くどまゆさんは、池田彩さんの先輩にして相棒。そして最大の敵。
登場と同時に沸き上がる観客に、ぼそりと毒も吐いてみる。

池田さん:
 「真由ちゃんを放っておくとイベントを乗っ取られる」

実際、くどまゆさんをゲストに呼ぶのは賭けだったはず。
良い悪いは別として、池田彩さんのライブに参加する人の大半は「プリキュア」を経由してる。
必然的に、くどまゆさんとファン層がモロ被りです。
そして現実問題として、くどまゆさんの方が一歩先を行ってるわけで…。

くどまゆさんはお知り合いのデザイナーの方に、池田さんとセットで作ってもらったお洋服を着用されてました。
で、くどまゆ登場後、池田さんもその服に着替えるために一時退場。
ステージに残されたのはくどまゆのみ。危険度MAXです。奴を放置してはならない…!

というわけで、尋常ならざる早さで着替えて、池田さんは全速でステージに復帰なされました。
あれは進行の都合とか、ネタとかそんなレベルを越えていた早さだった。
明らかに「くどまゆを一人でステージに上げていては、ワンマンライブが崩壊する」と警戒されてた。多分。

そんなリスクを背負ってまでやりたかったのは、くどまゆさんと二人揃っての「HEART GOES ON」。
「ハートキャッチ」劇中の、あの1シーンです。
池田彩役の池田彩さんと、工藤真由役のくどまゆさんによる、バンドメンバーまで再現した究極芸。凄い。

【曲】

今回の曲は、最初から最後までアップテンポ。
「唯一のバラード曲です」と前振りして始めた「Story」ですら全力疾走です。
もう全身から気迫が伝わってくる。

セットリストを見ての通り、「プリキュア」関連曲は最小限に。
英断だと思います。
単純な盛り上がりだけでいえば、「プリキュア」ソングを連打する手もあるでしょうが、それでは「池田彩」ライブである意味がない。

失礼の極みのことを書きますが…。
路上ライブの様子を見てると、「プリキュア」曲を唄うと、道行く人たちが次々と足を止めて聴いてくれる。
時にはお子様が遠くから走ってきたりする。
でもそれが終わってオリジナル曲を始めると、そのまま去って行ってしまう。
もちろん「通行人の足を止める」武器を持ってること自体が超規格外ですし、そんな武器を装備できたのも池田さんの実力ではあるのですが…。
歌手として、やっぱり思うところはあると思うのですよ。

でも、だからってプリキュアソングを忌避されてるわけでもなく。
「ワンダフル↑パワフル↑ミュージック!!」の前にはわざわざダンスレッスンまでしてくれた。

池田彩さん:
 「いつもの小さなお友達とはキレが違う」

狭い会場内(そう、満席になったのだ…!)で行われるダンス。スパルタだ。

アンコールは「ハートキャッチ」OPから。

池田彩さん:
 「震災の際に、子供を楽しませようと思った方から、ラジオでこの曲をリクエストしてもらった」
 「私の唄う歌を聴いて、子供が笑顔になり、それを見た親御さんも元気になられたそうだ」

好きで唄いはじめたこの稼業だけど、やってきて良かった。そう思われたそうで。
そんな話を聞いたからというわけでもないでしょうが、「ハートキャッチ」OPは破壊力高かった。
一緒にステージに上ってる花咲さん達の幻影が見えましたよ。本当に。

【お土産】

特性Tシャツを購入。
ちなみに前面が黒無地という、謎の仕様です。
池田さん…。良い品だとは思いますが、これでは着ても着なくても、あまり良く分からないのでは…。

【お花】



色んな方から沢山届いておられた。
花咲さん、メロディさん・リズムさん・ビートさん・ミューズさん・ハミィ。
くどまゆ、五條さん・うちやえさん。
ゴーカイイエロー。
マーベラスさんやテレビ朝日さん。もちろんプリキュアスタッフ様からも。

…何故に海賊娘が混ざってるのかが不可思議ですが、親交があるそうです。初耳だ。

【感想】

ワンマンライブのラストを飾ったのはオリジナル曲の「Road」。
プリキュア歌手として抜擢された後、「自分の想いを伝えたい」と思い、作ってもらったのだとか。

私事ですが。色々と陰鬱な気分にもなる今日この頃だったのだけど、とても元気になれた。
やっぱり戦ってる方々は格好いい。

今回のライブは、素晴らしいことに当初目標通りに満席に。
これを足掛かりに、池田さんの更なるご活躍に期待しています。
あの方たちが頑張ってる姿を見てると、私も頑張れるんじゃないかという気がしてくる…。

【ご本人様ブログ】

~episode0~
最後に

一連の記事から気持ちがびしびしと伝わってきます。
池田彩さんのことが、今まで以上に好きになりました。
今後も頑張って欲しい。次回ライブが決定したら、また駆けつけたいです。

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スイートプリキュア♪ 第38話「パチパチパチ♪不思議な出会いが新たな始まりニャ!」

2011年11月18日 | スイートプリキュア♪感想
【今週のOP】



メロディさんの炎バトル格好いい。

容赦のないネタバレは延々続く。
だって前週お休みだったし。もうみんな見たよね!
だから本編を凶悪に進めても、問題ないよね!

■スイートプリキュア♪ 第38話「パチパチパチ♪不思議な出会いが新たな始まりニャ!」

明日は音吉さんの誕生日。
アコさんはカードを描いたりケーキを用意したり、準備をいそいそと。
そこをお姉さん達に見つかりました。そして手を出されました。「皆で唄おう!」。

アコさん:
 「唄うなら、私はいかない」

あのお姉さま方、全然人の事情を斟酌しない…。
音楽の国の姫だから、喜んで唄うとでも思ったか。
歌には拘りがあるんです。何故なら、歌は過去のあの日々とリンクしているから。



父と母と過ごした遠いあの日。
もはや戻ることのないあの時間。
歌の思い出はそこにリンクしている。だから、唄わない。過去を取り戻すその日まで。

だけど過去は戻らない。
現に今、ここに父も母もいない。今後、仮にメイジャーランドに凱旋する日が来ても、あの日と同じ日々には戻れない。
「3人揃ったら唄う」という想いは、永久に叶わない公算がかなり高い。

劇中で言いたいことととは外れる気もしますが。
この心境は「時間が出来たら○○する」とか「取って置きの○○だから、ここぞという時に使う」とかと同じだとも思う。
そんな日は、来ない。
そして期限が切れて(例えば体力的に遠出できなくなるとか)、夢は夢のまま終わる。
明日がどうなるか分からないこのご時世。過去を大切に思い、過去と全く同じ状況を望むばかりでは、先に進めない。

アコさん:
 「それ(オルゴール)をどうするつもり?」



ファルセット様:
 「知ってるくせに」

幸福アイテムも、見方を変えれば不幸になる。
アコさんの大切なオルゴールも、見方を変えればアコさんを過去に縛りつけてる不幸アイテムとも言える。
「知ってるくせに」の言葉が怖いです。
アコさんも分かってる。
大切な大切なオルゴールが、不幸の根源にもなりうることを。

アコさんは家族3人で唄う日を待ってる。でも恐らくはその日は来ない。
不幸イベントが起こらなくても、第二子が生まれるとかのハッピーイベントでもかつての状況は瓦解します。
でもそれはそれとして、今にも目を向けよう。
楽しくて素敵だったあの過去は、共通体験としてずっと残る。
周りを見れば、「新しい家族」はいるわけで。

メロディさんは、過去から現在を繋ぐプリキュアさんだと思うのですよ。
元々「メロディ」自体、そうですし。(音は、伝搬に日常的に分かるほどのタイムロスがある)
夢原さんとは違う意味で、神キュアっぷりを発揮なされてる。

そんなメロディさんですが…



北条さん:
 「アコは、来るよ」

物凄く自信満々ですが、アコさんは一貫性のあるポリシーに従って「来ない」と判断してます。
結果的に奏太くんの活躍により参加表明してくれましたが、そのままでは普通に来ないところでした。
というか北条さん、「何故来ないのか」を「ただのツン」程度に考えてたんでしょうし。
拗ねて1年も心を閉ざしていたせいか、北条さんは人の悩み事を軽微に考える癖がある。

そして北条さん。アコさんの事情には最後まで気が付いていない。

花咲さん流に言えば、「詳しい事情は存じませんが」の精神。
北条さん流に言うなら、「現在は価値観が違い、理解し合えない」。
でも共通する過去があるのなら分かり合える。表面的には全く理解し合えてなくても。

奏太くんがプリンを差し出すところも熱いです。
いっさいさっぱり、彼は状況を理解していない。彼自身も、アコさんがプリン好きで、本当にその話題をしていたとは思っていないはず。
でもこれまでに積み重ねたアコさんとの絆がある。

最終的に、アコさんはお歌を唄う。らーららら、らーらららら~。
共通する過去があるなら分かりあえる。そして現在は未来から見れば過去。
分かり合う・分かり合えない以前に、今日ここで一緒に唄った思い出が、多分未来で力になる…はず。

そしてそれらと対極にあたるかのような謎の鳥とのやりとり。



何も言葉には出されていませんが…。
朗らかに語りかけるアコさんとは裏腹に、物凄い距離感を感じます。
はっきり言って、背筋が冷えた。これは、怖い。
何この気持ちの悪い時間。対話しているはずなのに、全く分かり合えていないように見える。
私の思いすごしで、ちゃんと分かり合えているのなのら良いけれど…。


(左画像)
プリキュアライトマスコット☆ 1BOX (食玩)

(右画像)
スイートプリキュア♪ キュアドール! キュアミューズ


大幅に感想を書くのが遅れました。
今年の「プリキュア」さんはテーマが重すぎる。
特に今回はきつい…。

【今週の最年少】



戦うオレンジさん。
ルミナスさんやレモネとは違います。パインさんとも違います。
もはや謎生物を抱っこして観戦するポジションはないのです。



クレッシェンドさん:
 「あの不幸のメロディはこれまでよりも、はるかに強くなっていました」
 「けれど、今はこちらにもキュアミューズがいます」

完全に戦力扱いです。
お姫様でも容赦しない。
プリキュアなんだから、兵器としてカウントされるのは当たり前。

【今週のマイナーさん】



ファルセット様:
 「おぉでかした」

普通に仕事を成功させて、普通に褒められてる。良い職場だ。

「共通の過去」という意味では、トリオのあの日々も立派に共通体験。
そこら辺をキーにした打開はあるんだろうか。
それとも「一緒の時間を過ごしていても分かり合えないものもある」という哀しい結論かしら。

【今週の民間人】



国防兵器・プリキュアに取り囲まれ、事情を知らぬ民間人がただ一人。

改めてしみじみと、凄い絵です。
プリキュアのお姉さんが3人。プリキュアの娘さんが1人。謎の生き物1匹。
もはや真人間は周囲にいない。隣人は果たして人なのか。気がつけば、我々の世界は浸食されていく…。

【今週のエンディング】



降臨・ミューズさん。
登場した瞬間の、くるりんと回転するところが凶悪。
この子は自分の需要を理解されてます。パインさんタイプ。近づくと凄く危険。

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