今年も1年お世話になりました。2007年、最後の更新です。
最後ということで、自分の中での2007年ベストを選んでみよう。
例によって極めて恣意的に。
対象番組は、「07年に本放送され、感想を書いたアニメ」。
アイドルマスター XENOGLOSSIA
Yes!プリキュア5
おとぎ銃士 赤ずきん
おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~
おねがいマイメロディ すっきり♪
機動戦士ガンダム00
きらりん☆レボリューション
獣拳戦隊ゲキレンジャー
ケロロ軍曹
ケンコー全裸系水泳部ウミショー
しゅごキャラ!
セイントオクトーバー
電脳コイル
ナイトウィザード The ANIMATION
ハヤテのごとく!
ふしぎ星のふたご姫 Gyu!
ふたりはプリキュア Splash Star
魔法少女リリカルなのはStrikerS
ロビー&ケロビー
また07年開始の番組の方を優先することにします。
曖昧基準だけど気にしない。
どうせなら去年と違うものを選びたいですし。
(参考までに去年の結果:2006年ベストアワード)
■OP(動画込み):しゅごキャラ!「こころのたまご」
『なりたいようになればいいじゃん ひとつだけじゃつまんない』
『やりたいようにやればいいじゃん なんだってできるよ!』
後半の変身バンク連打のシーンが好き。
去年の「ふたご姫」でも思いましたけど、私はこういうのが大好物らしい。
本編でもガリガリとシフトチェンジを披露して欲しいです。
アミュレットスペードでお歌合戦を制圧!即座にアミュレットクローバーを起動して損傷を回復、立ち直ったところでアミュレットハートにチェンジして反撃!とか。
番組的に、あんまりバトル展開にはなりそうにないのが残念。
■OP(曲単体):きらりん☆レボリューション「チャンス!」
『今日までのAH毎日に さよならを告げるわ』
『チャチャChance! どれだけ変わっても代わりはいなくって』
『キラキラのこの先の道を歩くの あなたよね』
とりあえずリンク先のお歌を聴いてみよう。
そして最近のキャラクターのまとめ的エピソードに思いを馳せてみよう。
ダメ押しに、つい先日、「これは月島きらりの革命だった」なんて台詞まで飛び出した。
…これで第3期があるなんて、誰が予想できたのか。
怖い。怖いよきらりさん。
どれだけ変わっても、どれだけ迷っても、それでもキラキラの道を歩いていく。
最後の花道的意味にとっていたのですが、どんなことになっても戦い続けるってお歌だったのか。プリキュアさんとの死闘はまだまだこれからだ。
■サブタイトル:おとぎ銃士赤ずきん 第34話「ヘンゼルとグレーテル」
「赤ずきん」は何かがもう少し足りなかったというか、個人的にはもっと御伽話ネタをねじ込んで欲しかったです。
根幹のストーリーが「マレーン姫の塔」~「シンデレラ」だとか、白雪姫の七人の小人だとか、ダメな子グレーテルが魔女トゥルーデにだけは強かった、とかはかなり良かっただけに残念。
そんなわけで、元ネタがあるからこそ出来る一発ネタとして「ヘンゼルとグレーテル」を選んでみた。
■ストーリー:ロビー&ケロビー 第26話「アテナはここにいるぜぇ!」
去年は真面目に選んだけど、今年は適当に選んでみた。
きらりさんに対抗して雇ったはずの辻さんが、まさかの妊娠降板。
わりとどうしようもない「不祥事」でしたが、それをネタにしたかのようなノリはとてもパワフルでした。
このアニメは今の「マイメロ」よりもネタ度で評価されていいと思う。
■CMアイキャッチ:ナイトウィザード The ANIMATION 第9話
「ベルです」「リオンです」
「ないとうぃざーど!」
および。
「アンゼです!」「…灯です」
「ないとうぃざーど!」
頭の悪いネタを頭悪く実行に移す、そういうノリは大好きです。
■CM:しゅごキャラ! DVDコマーシャル
「もっと私に勇気をください…」
「飛べない子は飛んじゃえる子にキャラチェンジ!」
「たまご!」恥ずかしいよ!」
自分自身に思い悩むヒロイン様。
願いは叶い、謎の奇跡は起こったけれど、それは更なる混乱を招いただけ。
突然やってきた未知の出来事に戸惑いながらも、それらを吹っ切るように叫ぶこの台詞。
「キャラなり!アミュレットハート!!」
ベタといえばベタですが、変身台詞の勝利だなぁ。
■挿入歌:ふしぎ星のふたご姫Gyu! 第52話「ラブフラワー」
『仲良しこよしでこんにちは あなたが倒れかけたGyu!と手を掴んだ』
『みんなみんな友達ずっとずっと一緒に きっときっとみんなで平和を歌える…』
宰相:
「プロミネンスが増えていく…」「どこまでも増えていきますぞ」
失われたハッピーパワー。届かないプロミネンス。
「みんなでハッピー」と言っていたはずなのに、単独で最終決戦に挑むことを選択してしまったファイン&レイン。
彼女たちの窮地を救ったのは、まさかのミルロ姫の歌声と、それに続いた学園生徒たちでした。
「ふたご姫」の挿入歌にしては、意外にも後ろ向きとも思える歌ですけど(何せ歌っているこの時点では、世界は平和ではないし倒れかけてる)、だからこそ ふたごが口にする「みんなでハッピーになろう」という言葉の覚悟が伝わってくる。
最終回の演出は本当に見事でした。
■変身バンク:Yes!プリキュア5「夢原のぞみ~キュアドリーム」
夢原さん:
「プリキュア・メタモルフォーゼ!」
終始自己主張してるピンキーキャッチュが素敵。
夢キュアさんの「このまま終わってたまるか」的な気合もよく伝わってきます。
まさに「希望」のプリキュア。前作の悪夢を振り払うかのように立ち上がる彼女の姿を見てると勇気がわいてくる。
『バンク』という制約を除くなら「ふたご姫」か「SplashStar」の最後の変身シーン。
「SS」は真・月風キュアもだけど、花鳥変身してるいつものふたりも良かった。
設定上はともかく、演出上は明らかに月風>花鳥。そんな中、月風では勝てなかった相手に原点回帰した花鳥で挑む、というのは結構熱い。
■玩具:Yes!プリキュア5「ピンキーキャッチュ」
変身シーンでアップになるところや戦闘中のぎらぎら光るところが格好いい。
特に劇場版の夢キュアさんのキャッチュは格好よかった。
CMもチャレンジ精神旺盛で頑張ってる。
実際に買って遊んだ、ということならハッピーベルンで。
一番お金を使ったのはドリームライブだけど、あれは新規性はないからなぁ…。
■台詞:劇場版Yes!プリキュア5 キュアレモネード
キュアレモネード:
「私、そろそろ失礼します。ドリームが呼んでいますので」
他人のために頑張って何になるのか。
それに対する極めて単純でこれ以上はない回答。
『そんなくだらない質問の相手なんてしている暇はない』
なぜならドリーム(=夢)が呼んでいるから。
そんなことに付き合っているフェイズは、もうとうの昔に終わってる。
春日野さんは「孤独すら許容して夢に向かって頑張る」ことに対して、この1年で随分と成長したと思います。
放送開始当初は「はじけるプリキュア」なんてせいで、空気読めないお騒がせキャラかと思ってましたが、真逆だった。
この女は「はじける」タイミングすら計算ずくで、自分の夢のために立ち向かう、とても格好いいキャラだった。
■必殺技バンク:ふたりはプリキュアSplashStar 「プリキュアスパイラルスタースプラッシュ」
BGM・エフェクト・背水の陣で打ち込む悲壮感と、個人的には大絶賛の必殺技バンク。
夢キュアさんのホーミングバタフライと悩んだけど(理不尽な誘導弾道が素敵)、やっぱりこっちで。
美翔さん、バンクだけは歴代シリーズに燦然と輝いていますよ。
去年もこれを選んだので、今年はあえてスパイラルハートの方にしようかとも思ったのですが、07年になってからはスパイラルハート、使ったことがなかった。ちょっと意外。
■最終回:ふしぎ星のふたご姫Gyu!
ストーリーは言うまでもないとして、あえて戦闘面からの印象を語ってみる。
第2期の変身能力「ユニバーサルプリンセス」の原動力はハッピー。
ハッピーを喰らうブラッククリスタルキングには、相性的にかなり厳しいです。
案の定、劣勢に立たされるファインお嬢さんたちでしたが、そこに援軍としてやってきたのが第1期の変身能力「プロミネンス」。
新旧パワーの協力で、シリーズのラスボスに挑む…というのはバトルものとしても燃えました。
■ED(動画込み):ナイトウィザード The ANIMATION 「Erinyes」
『星たちは生まれては死んで 永遠に同じこと繰り返す』
『私の力を見せましょう とても小さな力です』
『背中の勇気 少し飛ばして贅沢な笑顔浮かべましょう』
『声と声重ね 息を合わせて 綺麗な響きを作ったら 私たちの星 守りましょう』
「ナイトウィザード」は世界滅亡の危機が頻繁に起こる話なんだそうですが、そんな一種のギャグめいたお約束を、物凄く説得力のあるお歌に。
この曲、アニメ本編とは雰囲気が全く違うのがまた締めとして効いてます。
ともすればぐだぐだになりかねない内容を、うまく抑えてる感じ。
■ED(曲単体):Yes!プリキュア5「キラキラしちゃって My True Love!」
『カーテンを開いて 夢の続き探さなくちゃ まぶし過ぎる胸の日差しにとろけて消えないように』
『なんでそんなに笑っていられるの!? 本当は同じくらいヤバイcolor キラキラしちゃって My True Love!』
プリキュアならば売れる。そんな甘い夢を見ていた気がする。
目が覚めたら、そこにあるのは優しくない現実だった。
だからカーテンを開いて、夢の続きを探しに行こう。あの夢を、現実にするために。
…夢原さんは本当によく頑張ったと思う。
■次回予告:Yes!プリキュア5 第10話
夢原さん:
「これよりナッツハウス宣伝作戦を開始します」
秋元先輩:
「うまくいくのかしら?」
夢原さん:
「なんとなかなるなる!
『Yes!プリキュア5』!
『腹ペコナッツを救え!』
みてみてみてね!」
ナーーーーッツ!?
腹ペコってか餓死してる!
今年のプリキュアは何か違うぜ、と感じた瞬間でした。
(そういえば、このとき彼を餓死から救ったのが緑だったんだよなぁ…)
■イメージソング:セイントオクトーバー「Mellow Stereo」
『Mellow Stereo 明日もがんばろう 素直になる Sweet music ミュージック響いている』
『夜のすべてを包んで そっと奏でる 充電切れの MyHeart 抱きしめて…Good night』
画像は特殊EDから。
疲れてたときに聴いたせいか、とてもとても励まされた記憶が…。
片岡さんの歌声は、とても素晴らしいぴちぴちボイスだ。
次点で春日野うららさんの「夢見る女の子」。檸檬の曲として「勇気の扉」には微妙に違和感があったのだけど、こっちは納得。
『一人でも目指していく夢があった 途中で息切れしても階段上って』
『ふと最近気が付いたことがあるの みんなの気持ちが背中を押してくれてる』
『一人では味わえないこの温もり 何度も何度も胸で噛み締めた』
『明日から生まれ変わる私を見て 運命はこの手の中ではじけていく奇跡』
檸檬は格好いい娘さんだ。
以上。
一応、OP~本編~CM~変身!~EDの順番で並べてみた。
なので、そのフォーマットに従っていないものは著しく不利な基準ですが気にしない。
こんなブログですけど、来年もよろしくお願いいたします。
最後ということで、自分の中での2007年ベストを選んでみよう。
例によって極めて恣意的に。
対象番組は、「07年に本放送され、感想を書いたアニメ」。
アイドルマスター XENOGLOSSIA
Yes!プリキュア5
おとぎ銃士 赤ずきん
おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル!~
おねがいマイメロディ すっきり♪
機動戦士ガンダム00
きらりん☆レボリューション
獣拳戦隊ゲキレンジャー
ケロロ軍曹
ケンコー全裸系水泳部ウミショー
しゅごキャラ!
セイントオクトーバー
電脳コイル
ナイトウィザード The ANIMATION
ハヤテのごとく!
ふしぎ星のふたご姫 Gyu!
ふたりはプリキュア Splash Star
魔法少女リリカルなのはStrikerS
ロビー&ケロビー
また07年開始の番組の方を優先することにします。
曖昧基準だけど気にしない。
どうせなら去年と違うものを選びたいですし。
(参考までに去年の結果:2006年ベストアワード)
■OP(動画込み):しゅごキャラ!「こころのたまご」
『なりたいようになればいいじゃん ひとつだけじゃつまんない』
『やりたいようにやればいいじゃん なんだってできるよ!』
後半の変身バンク連打のシーンが好き。
去年の「ふたご姫」でも思いましたけど、私はこういうのが大好物らしい。
本編でもガリガリとシフトチェンジを披露して欲しいです。
アミュレットスペードでお歌合戦を制圧!即座にアミュレットクローバーを起動して損傷を回復、立ち直ったところでアミュレットハートにチェンジして反撃!とか。
番組的に、あんまりバトル展開にはなりそうにないのが残念。
■OP(曲単体):きらりん☆レボリューション「チャンス!」
『今日までのAH毎日に さよならを告げるわ』
『チャチャChance! どれだけ変わっても代わりはいなくって』
『キラキラのこの先の道を歩くの あなたよね』
とりあえずリンク先のお歌を聴いてみよう。
そして最近のキャラクターのまとめ的エピソードに思いを馳せてみよう。
ダメ押しに、つい先日、「これは月島きらりの革命だった」なんて台詞まで飛び出した。
…これで第3期があるなんて、誰が予想できたのか。
怖い。怖いよきらりさん。
どれだけ変わっても、どれだけ迷っても、それでもキラキラの道を歩いていく。
最後の花道的意味にとっていたのですが、どんなことになっても戦い続けるってお歌だったのか。プリキュアさんとの死闘はまだまだこれからだ。
■サブタイトル:おとぎ銃士赤ずきん 第34話「ヘンゼルとグレーテル」
「赤ずきん」は何かがもう少し足りなかったというか、個人的にはもっと御伽話ネタをねじ込んで欲しかったです。
根幹のストーリーが「マレーン姫の塔」~「シンデレラ」だとか、白雪姫の七人の小人だとか、ダメな子グレーテルが魔女トゥルーデにだけは強かった、とかはかなり良かっただけに残念。
そんなわけで、元ネタがあるからこそ出来る一発ネタとして「ヘンゼルとグレーテル」を選んでみた。
■ストーリー:ロビー&ケロビー 第26話「アテナはここにいるぜぇ!」
去年は真面目に選んだけど、今年は適当に選んでみた。
きらりさんに対抗して雇ったはずの辻さんが、まさかの妊娠降板。
わりとどうしようもない「不祥事」でしたが、それをネタにしたかのようなノリはとてもパワフルでした。
このアニメは今の「マイメロ」よりもネタ度で評価されていいと思う。
■CMアイキャッチ:ナイトウィザード The ANIMATION 第9話
「ベルです」「リオンです」
「ないとうぃざーど!」
および。
「アンゼです!」「…灯です」
「ないとうぃざーど!」
頭の悪いネタを頭悪く実行に移す、そういうノリは大好きです。
■CM:しゅごキャラ! DVDコマーシャル
「もっと私に勇気をください…」
「飛べない子は飛んじゃえる子にキャラチェンジ!」
「たまご!」恥ずかしいよ!」
自分自身に思い悩むヒロイン様。
願いは叶い、謎の奇跡は起こったけれど、それは更なる混乱を招いただけ。
突然やってきた未知の出来事に戸惑いながらも、それらを吹っ切るように叫ぶこの台詞。
「キャラなり!アミュレットハート!!」
ベタといえばベタですが、変身台詞の勝利だなぁ。
■挿入歌:ふしぎ星のふたご姫Gyu! 第52話「ラブフラワー」
『仲良しこよしでこんにちは あなたが倒れかけたGyu!と手を掴んだ』
『みんなみんな友達ずっとずっと一緒に きっときっとみんなで平和を歌える…』
宰相:
「プロミネンスが増えていく…」「どこまでも増えていきますぞ」
失われたハッピーパワー。届かないプロミネンス。
「みんなでハッピー」と言っていたはずなのに、単独で最終決戦に挑むことを選択してしまったファイン&レイン。
彼女たちの窮地を救ったのは、まさかのミルロ姫の歌声と、それに続いた学園生徒たちでした。
「ふたご姫」の挿入歌にしては、意外にも後ろ向きとも思える歌ですけど(何せ歌っているこの時点では、世界は平和ではないし倒れかけてる)、だからこそ ふたごが口にする「みんなでハッピーになろう」という言葉の覚悟が伝わってくる。
最終回の演出は本当に見事でした。
■変身バンク:Yes!プリキュア5「夢原のぞみ~キュアドリーム」
夢原さん:
「プリキュア・メタモルフォーゼ!」
終始自己主張してるピンキーキャッチュが素敵。
夢キュアさんの「このまま終わってたまるか」的な気合もよく伝わってきます。
まさに「希望」のプリキュア。前作の悪夢を振り払うかのように立ち上がる彼女の姿を見てると勇気がわいてくる。
『バンク』という制約を除くなら「ふたご姫」か「SplashStar」の最後の変身シーン。
「SS」は真・月風キュアもだけど、花鳥変身してるいつものふたりも良かった。
設定上はともかく、演出上は明らかに月風>花鳥。そんな中、月風では勝てなかった相手に原点回帰した花鳥で挑む、というのは結構熱い。
■玩具:Yes!プリキュア5「ピンキーキャッチュ」
変身シーンでアップになるところや戦闘中のぎらぎら光るところが格好いい。
特に劇場版の夢キュアさんのキャッチュは格好よかった。
CMもチャレンジ精神旺盛で頑張ってる。
実際に買って遊んだ、ということならハッピーベルンで。
一番お金を使ったのはドリームライブだけど、あれは新規性はないからなぁ…。
■台詞:劇場版Yes!プリキュア5 キュアレモネード
キュアレモネード:
「私、そろそろ失礼します。ドリームが呼んでいますので」
他人のために頑張って何になるのか。
それに対する極めて単純でこれ以上はない回答。
『そんなくだらない質問の相手なんてしている暇はない』
なぜならドリーム(=夢)が呼んでいるから。
そんなことに付き合っているフェイズは、もうとうの昔に終わってる。
春日野さんは「孤独すら許容して夢に向かって頑張る」ことに対して、この1年で随分と成長したと思います。
放送開始当初は「はじけるプリキュア」なんてせいで、空気読めないお騒がせキャラかと思ってましたが、真逆だった。
この女は「はじける」タイミングすら計算ずくで、自分の夢のために立ち向かう、とても格好いいキャラだった。
■必殺技バンク:ふたりはプリキュアSplashStar 「プリキュアスパイラルスタースプラッシュ」
BGM・エフェクト・背水の陣で打ち込む悲壮感と、個人的には大絶賛の必殺技バンク。
夢キュアさんのホーミングバタフライと悩んだけど(理不尽な誘導弾道が素敵)、やっぱりこっちで。
美翔さん、バンクだけは歴代シリーズに燦然と輝いていますよ。
去年もこれを選んだので、今年はあえてスパイラルハートの方にしようかとも思ったのですが、07年になってからはスパイラルハート、使ったことがなかった。ちょっと意外。
■最終回:ふしぎ星のふたご姫Gyu!
ストーリーは言うまでもないとして、あえて戦闘面からの印象を語ってみる。
第2期の変身能力「ユニバーサルプリンセス」の原動力はハッピー。
ハッピーを喰らうブラッククリスタルキングには、相性的にかなり厳しいです。
案の定、劣勢に立たされるファインお嬢さんたちでしたが、そこに援軍としてやってきたのが第1期の変身能力「プロミネンス」。
新旧パワーの協力で、シリーズのラスボスに挑む…というのはバトルものとしても燃えました。
■ED(動画込み):ナイトウィザード The ANIMATION 「Erinyes」
『星たちは生まれては死んで 永遠に同じこと繰り返す』
『私の力を見せましょう とても小さな力です』
『背中の勇気 少し飛ばして贅沢な笑顔浮かべましょう』
『声と声重ね 息を合わせて 綺麗な響きを作ったら 私たちの星 守りましょう』
「ナイトウィザード」は世界滅亡の危機が頻繁に起こる話なんだそうですが、そんな一種のギャグめいたお約束を、物凄く説得力のあるお歌に。
この曲、アニメ本編とは雰囲気が全く違うのがまた締めとして効いてます。
ともすればぐだぐだになりかねない内容を、うまく抑えてる感じ。
■ED(曲単体):Yes!プリキュア5「キラキラしちゃって My True Love!」
『カーテンを開いて 夢の続き探さなくちゃ まぶし過ぎる胸の日差しにとろけて消えないように』
『なんでそんなに笑っていられるの!? 本当は同じくらいヤバイcolor キラキラしちゃって My True Love!』
プリキュアならば売れる。そんな甘い夢を見ていた気がする。
目が覚めたら、そこにあるのは優しくない現実だった。
だからカーテンを開いて、夢の続きを探しに行こう。あの夢を、現実にするために。
…夢原さんは本当によく頑張ったと思う。
■次回予告:Yes!プリキュア5 第10話
夢原さん:
「これよりナッツハウス宣伝作戦を開始します」
秋元先輩:
「うまくいくのかしら?」
夢原さん:
「なんとなかなるなる!
『Yes!プリキュア5』!
『腹ペコナッツを救え!』
みてみてみてね!」
ナーーーーッツ!?
腹ペコってか餓死してる!
今年のプリキュアは何か違うぜ、と感じた瞬間でした。
(そういえば、このとき彼を餓死から救ったのが緑だったんだよなぁ…)
■イメージソング:セイントオクトーバー「Mellow Stereo」
『Mellow Stereo 明日もがんばろう 素直になる Sweet music ミュージック響いている』
『夜のすべてを包んで そっと奏でる 充電切れの MyHeart 抱きしめて…Good night』
画像は特殊EDから。
疲れてたときに聴いたせいか、とてもとても励まされた記憶が…。
片岡さんの歌声は、とても素晴らしいぴちぴちボイスだ。
次点で春日野うららさんの「夢見る女の子」。檸檬の曲として「勇気の扉」には微妙に違和感があったのだけど、こっちは納得。
『一人でも目指していく夢があった 途中で息切れしても階段上って』
『ふと最近気が付いたことがあるの みんなの気持ちが背中を押してくれてる』
『一人では味わえないこの温もり 何度も何度も胸で噛み締めた』
『明日から生まれ変わる私を見て 運命はこの手の中ではじけていく奇跡』
檸檬は格好いい娘さんだ。
以上。
一応、OP~本編~CM~変身!~EDの順番で並べてみた。
なので、そのフォーマットに従っていないものは著しく不利な基準ですが気にしない。
こんなブログですけど、来年もよろしくお願いいたします。