穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

スイートさんの裏側で その26

2011年12月31日 | プリキュアカレンダー・おしえてプリキュア
今年一年も色々な方にお世話になりました。ありがとうございます。
来年も宜しくお願いいたします。

大晦日には一年の振り返り記事を毎年書いていましたが、今年は「プリキュアボイス」の最終回ということで、そちらにしてみます。

※プリキュアボイス
 プリキュアカレンダーについてくる特典。
 日替わりでプリキュアさんの一言ボイスを受け取れます。
 夢原さん・桃園さんから引き継いで、現在は花咲さんがご活躍中。
 しかしながら北条さんはこの苦行を拒否なされました。悲しい。

最後は皆さまで一緒に元気よく。

一同:
 「12月31日!」
 「2011年もプリキュアを応援してくれてありがとう」
花咲さん:
 「来年も宜しくお願いします!」

次期プリキュアさんも公式サイトが公開され、いよいよスタンバイ。
そして次の次には10周年。
再来年やスペシャル企画が話題になるなんて、「来年も続くかどうか」で悩んでいた時代が遠い昔のようです。
でもここで油断すると来年の今頃に泣くことになるかもしれない。
花咲さんからもお願いされたことですし、年の初めから応援していきたいです。

【蛇足】

最終回の一つ前。昨日のボイスは来海さんの担当でした。

来海さん:
 「12月30日!」
 「お正月になったら」
 「いとこや親せきのおじさんに会えるの楽しみだなぁ~!」

ちょっと待て。いとこがいたのか来海さん!

そりゃ居てもおかしくはないですよ。居ないとは一言も言ってないですし。
しかしこれは気になる。
とりあえず性別と年齢を申告して貰わないと夜も眠れないです。
どうすんですかこれ。
場合によっては、プリキュア候補になるんですよ…!あるいは来海さんに、小さい頃から一緒に過ごした男がいることにも…!

最後の最後で、こういう謎を残していくなんて…。やっぱり来海さんは優秀だ。
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コミックマーケット81 2日目:Cri☆siS本

2011年12月30日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■Cri☆siS サポーターズ共の宴



[1頁から引用]

 ほぼ声優で結成されたバンドだが、そのスキルを生かすことなく純粋にバ
 ンド活動をしているところが特徴。不馴れな楽器に四苦八苦しながらも順
 調も持ち曲を増やし、遂にはオリジナル楽曲を製作。
 初期は対バンライブ等で少ない持ち曲をやりくりしていたが活動終盤には
 単独でライブが出来るほどに成長した。

 この本はそんな彼女達の活動の記録とサポーターズの情熱を載せるために
 製作しました。

[引用終]

…というCri☆siSさんのファン本。

Cri☆siSさんには本当にお世話になった。
アニメ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」で熱狂し、気がつけば6年。
このアニメ・出演者の皆さまに出会えなければ、今ここにいないと思う。
割りと冗談抜きで、生きてるかどうかも分からない。
職を始めとした人生の分岐点の数々で、支えてもらいました。感謝してもしつくせません。本当に。

本の内容は、今までのイベントレポートと執筆者からの一言。
私にも記事を書くかとの話はいただいていたのですが、時間の都合で辞退。
こういう活動にはあんまり参加してこなかったのは、勿体なかったかも…。

ただ本誌のイベントレポートの一部は、弊ブログの記事を参考にされたそうで。
あとがきに、弊ブログの名前だけ出して貰いました。
良かった。私のやってきたことも、無駄ではなかったんだな。

あともう一つ。

[1頁より引用]

 ※本誌に記載されている文章は各個人の記憶・主観によるものであり、実際の演者の意図・
 言動とは大きく異なる場合があることをご了承ください。

[引用終]

冒頭の断り書きが、うちのお約束文だ。
いや大事だと思うんですよ、このお断り。
認識違いが独り歩きしてしまうのは怖い。

…なんかこの1頁目で色々と喜んでしまった。形になるって良いものですね。

【蛇足】

弊ブログではCri☆siSイベントのレポートも書いてますが、「ぴっち」の感想も書いてます。
うちの柱はあくまで「ぴっち」なので、読んでもらえると嬉しいです。
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Cri☆siSさん同人誌:コミックマーケット2日目

2011年12月30日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
当日に書くのもなんですが。

今年夏に休止宣言された「Cri☆siS」さん(アニメ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」の声優陣+謎OLによって結成されたバンド)を扱った同人誌が作られたそうです。
弊ブログの記事も参考にしていただいたとのことで。
ぶっちゃけ制作そのものには全く関わっていないのですが、微力ながらお役には立てたのなら光栄です。

販売スペースは下記。せっかくなので行ってみようと思う。

「2日目 東地区 "マ" ブロック 08a」
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感想:プリキュアオールスターズDXコンサート ~みんなで歌って踊って 主題歌オンパレード!~(大宮)

2011年12月29日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)

■23人のプリキュアがダンスライブ!プリキュアオールスターズDXコンサート ~みんなで歌って踊って 主題歌オンパレード!~



 日時:2011年12月27日(火)開場14時00分/開演15時00分
 場所:大宮ソニックシティ
 出演:五條真由美、うちやえゆか、宮本佳那子、茂家瑞季、林ももこ、工藤真由、池田彩、美翔舞、他プリキュアオールスターズ
 演目:
  01. ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪
  02. キラキラkawaii!プリキュア大集合♪~いのちの花~
  03. 主題歌メドレー
    MHOP-SSOP-GoGoOP-GoGoED1-フレッシュ-フレッシュED2-ハートキャッチOP
  04. プリキュアモードにSWITCH ON!
  (休憩)
  05. ゲッチュウ! らぶらぶぅ?!
  (ダンスレッスン)
  06. #キボウレインボウ#
  07. ハートキャッチ☆パラダイス
  08. You make me happy!
  09. ガンバランスdeダンス~希望のリレー~
  10. プリキュアオールスターズDXメドレー for 3D theater
  11. Come on!プリキュアオールスターズ
  --. プリキュアモードにSWITCH ON!

(本記事は私の記憶・主観によるものであり、実際の演者の意図・言動とは大きく異なる場合があることをご了承ください)

春に予定されていたコンサートの事実上の振り替え公演。
プリキュアさんおよび歌手陣営が全員集合しての「ダンスライブ」です。
「ダンスライブ」のタイトルは伊達じゃなかった。とにもかくにもプリキュアさん達が輝いておられた。

ステージの上を、所狭しとプリキュアさん達が踊りまわります。
公平に出番を与えることを意識されたのか、立ち位置は結構変わり、スイートさんが目立ってるとかそういうこともなく。
タイトル通り「オールスター」企画の感がありました。

とはいえ、ダンスと言えばやっぱり期待される桃園さん達。
主題歌メドレーでは、「DX2」のEDダンスを再現されてた。
他の娘さん達は結構違うダンスを踊っていたように思うけど、桃園さんはびしりと。

そうすると期待が高まるのが10曲目の3Dシアター版。
どきどきしながら見守る中、フレッシュ・ハートキャッチ・スイートパートのダンスが開始。
期待通りに劇中のダンスを踊られます。凄ぇ。

そしてやってくるフレッシュソロパート。

もうなんというか。
「本当にやるのか」という会場内の期待と、「さあ、あたし達の見せ場」とばかりに身構える桃園さん。
何とも言えない緊迫した空気。直後、一斉に踊りだすフレッシュチーム。
凄いです。ダンスそのものの本当の難易度は、私には分かりませんが、高まる期待に応えるこの空気と行動が凄い。
桃園さん超格好いい。

当たり前のこととはいえ、実際に踊れるダンスなんですよね。
桃園さんのあの映像も決してCG合成なんかじゃなかった。
この1シーンのためだけでも、お金を払う価値がある。

…なお夢原さんたちは、割とダンスを変更されてました。
まぁ、ね。
練習頑張ったとはいえ、一発勝負のステージで踊るのは無理だったんですよ。。

その夢原さんですが、心なしかステージ中央に立っている時間が長かったように思います。
おかげで目が離せない。夢原さんにセンターを任せるとか!何を考えて…!
実際、時折よろめいておられたし、ぜぇはぁと息を乱してたりしておられた。前後の状況からしてもちろん演出ででしょう。芸が、細かすぎる。

踊っているだけのはずなのに、そこかしこで娘さん達の性格が出ているのも面白い。
特にパインさんが凶悪。なんですか、あの大人げないプリキュアは。
最初から最後まで媚び媚びですよ。「あざとい」で有名な最年少ミューズさんに、真っ向勝負ですよ。
ていうかレモネの立場とかまるでありません。
パイン-ミューズ-レモネの3者の熾烈な火花が確かに見えた。そしてパインさんが大人げなく踏みつぶしておられた。

そんな中、美翔さん。
「ゲッチュウ! らぶらぶぅ?!」を踊る美翔さんとか、「ガンバランスdeダンス」(GoGo版)を踊る美翔さんとか。
もうそれだけでお腹いっぱいです。美翔さん…。別に悪いことじゃないんですけど。

美翔さんは全編を通じておすまし気味。
どうやら自分の立ち位置を、スマートなお姉さん枠に見出したようです。もしくは絵のことを考えてボーっとしてたか。
相方の日向さんが、かなりはしゃいでおられたのと対照的でした。
あと、日向さんがはしゃぎすぎて、「手を取り合ってステージ中央に走る」パートで、手を取り損ね、置いていかれたりしてました。ま、待ってー。
普通ならダンスミスとなるのかもしれませんが、まぁ美翔さんだし。逆に台本通りじゃないかとすら思える…。

…そんな炸裂したステージでした。
MHやハートキャッチ組は私目線では地味に思えたけど、多分、注意力が桃園さん・夢原さん・美翔さんに割かれてしまって、見落としてたんだと思う。
何せ23人もいると、目が追いつきません。なんて贅沢な公演なんだ。

【握手会】



ステージ終了後、握手会。
正直なところ、場違いかとも思ったのであまり乗り気ではなかったのですが…。
プリキュアさん23人と握手出来る機会はそうそうないので、せっかくなのでやってみた。
そして大正解だった。
なんですかね、この満足感。

はっきり言って、23人と延々握手しても、ただの作業だと思いましたよ。
しかし恐ろしいことに、流れ作業のはずなのにちゃんと個性がにじみ出る。
特に夢原さん。
握手した瞬間、物凄い勢いでシェイクされ、挙句はガッツポーズからのハイタッチ。
おかしいです、あの神。

お子様を優しく抱きしめてる水無月先輩とか。
その行為のせいで微妙に遅延が発生し、先輩との握手が遅れた私に、横合いから手を出してくるレモネとか。
いや待って、まだ先輩と終わってな…。
大騒ぎな周囲と比べ、優しく微笑む秋元先輩とか。
夏木さんは拳をこちらと打ちつけるパフォーマンス。結果、私の拳は砕けたわけですが、楽しかった。

トリは月光さんでしたが、勢い溢れる他の面々と違い、悠然と手を振っておられたのが印象的。
月光役の月光さん(仮名)は、他のステージではお茶目な行動が目立っていたので、逆に面白い。
「私に求めてるのはこういうことでしょ?」と分かった上でやってる茶目っけすら感じる…。

【蛇足】

会場には榎本温子さんも来ておられたようです。

[榎本さんのTwitterから引用]

 今日プリキュアコンサートで、4~5才位の女の子が、ブルームとイーグレットの人形を大事そうに抱えてて、スプラッシュスター放送時は生まれてなかったろうに。とても感動しました。オールスターズや再放送、又プリキュアが続いているからの事ですよね。有難いです。

[引用終]

その娘さん、私も見ました。
鳥キュアさんと花キュアさんのキュアドールを、むんずと掴んでおられた。
素晴らしい。こんな時代が来るなんて、誰が思った。
こういうお子様のためにも、オールスターズを継続して欲しいです。
美翔さんにも、引き続きお仕事の席を…!

【蛇足2】

会場では夢原さん本の宣伝紙も配布されてました。
タイトルは「絶対にあきらめない~プリキュア5をつくった25人」。発売は来年2月末。楽しみです。
夢原さんの神っぷりを改めて認識した一日だった。
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クリスマス・キャロル その4

2011年12月26日 | プリキュア雑談・総合
【スイートなクリスマス】

一日遅れですが、今年もプリキュアさんのケーキをいただきました。



忙しい撮影の中、夜を徹してケーキ作りに励まれた彼女達には頭が下がります。
内容も安心のクオリティ。私が買い始めたのは夢原さん時代からですが、毎年同じレベルを維持されてます。
まぁ例年、料理が得意な娘さんが一人はいらっしゃいますからね。
今年は南野さんが大活躍されたんだろうな。片っ端からケーキを食べて行く北条さんやハミィに苦戦しながらも。
プロとしてはオリジナリティに走りたいところもぐっと堪え、先輩の味を継承された彼女に感謝。

画像からは分かりにくいですが、なぜかミューズさんは参加されていません。
情報規制が敷かれすぎて出番が極小です…。年齢的に夜間作業も出来ませんし、徹夜のケーキ制作には混ぜて貰えなかったんだ。
数十万年後、スイートさんが化石で発見された時、「スイートプリキュアに存在したプリキュアは3人だ」と誤解されそう。

付属の玩具はクレッシェンドトーン。
サイズからもしやと思いましたが、モジューレに刺して遊べるようです。
原作では登場しそうにもない展開ですけど、ミリーやシリーの如く、装填して使おうと思えば使えるらしい。

【ハートキャッチなクリスマス】

24日のプリキュアボイスは明堂院さんの担当でした。

明堂院さん:
 「12月24日」
 「僕、年賀状は毎年、版画で干支を彫ってるんだ」
 「来年は辰年だね」

イブだというのに、サンタとかクリスマスとかそういったことには言及せず。
まさかの年賀状ネタです。これが明堂院流。
てっきり旧・花キュアさんネタかとも思ったのに…。

【近所のクリスマス】

スーパーのレジに並んでいたら、近くのお爺さんの会話が聴こえた。

爺様: 
 「今日はクリスマスだから、酒が沢山飲めて嬉しいよ」

別にお酒くらい好きなだけ飲んで良さそうなものですが。
前後の雰囲気からして、健康上の問題で止められてそうな感じ。
微笑ましい…という表現は不謹慎かもしれませんが、「クリスマスを楽しみに待つお爺さん」の構図は熱いものがあった。
「若者の恋愛イベントに堕している」とか「商業主義に染まってる」とか、そんな話が薄っぺらく感じる瞬間。
いいじゃないか。ハレの日は大事だ。爺様も、美味しいお酒が飲めたことを祈りたい。
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スイートプリキュア♪ 第44話「ドレラド~♪聖なる夜に生まれた奇跡ニャ!」

2011年12月25日 | スイートプリキュア♪感想
【今週の南】



番組冒頭の「提供」枠。携帯サイトの待ち受け画像によれば、クリスマス会の様子だったそうです。
それはいいとして、よくよく見ると何やら愉快。
北条さんは思い出のピアノを演奏。エレンさんはキーワード能力のギター。アコさんはお唄。

そして南野さんは、タンバリン。
それも物凄く楽しそうに。
ええ、タンバリンを侮辱するつもりはないですけれど。音楽の使途に混ざり込んだ食物の使途の辛いところ。

■スイートプリキュア♪ 第44話「ドレラド~♪聖なる夜に生まれた奇跡ニャ!」

不幸のメロディが完成しました。メロディさんたちの失態により。
これにて世界は終わり…と思われたのですが、その兆候もなく。
凄いぞ世界。意外と頑健だった。

それに何と言っても明日はクリスマス。
街中が華やいでいます。
そしてとうとう、音吉さんのパイプオルガンも完成しました。



調べの館に続々と集結する人たち。
第1話ではたった一人で北条さんが膝を抱えていたこの場所に、どんどん人が増えて行く。
当初のがらんとした雰囲気とは随分と変わりました。
今にして思えば、調べの館は廃墟でも何でもなく、普通の音楽施設のようなので、単に北条さんが勝手に陰鬱な空気を作りだしていただけのようですけれど。
南野さんと喧嘩してたあの1年、北条さんはずっとああだったんですかね。音吉さんのパイプオルガン製作の邪魔にならなかったかしら。

南野さん:
 「不幸のメロディを聞いてもいないのに暗い顔をしていたら」
黒川さん:
 「それこそノイズの思うつぼだわ」

良い言葉です。
世界にはなんだかよく分からない不安や災難が満ちている。
だけど実際に不幸がやって来る前に、不安がって勝手に不幸になる必要はない。

で、実際にやってきた「不幸」ことファルセット様。
今まで不幸のメロディを唄わなかったのは、クリスマスを楽しみに待っておられたからのようです。お茶目さんだ。
ご自慢の高い声で、高らかに「不幸のメロディ」を唄いあげる…!

が、土壇場で完成していたパイプオルガンのおかげで場は拮抗。
凄いです、音吉さん。伝説の「不幸」相手に五分の勝負です。
惜しむらくは後一日完成が早ければ…。そうすればノイズ様を粉砕できる破壊力だったのに…。
メロディさんが後一日頑張って時間を稼げていれば…。
北条さんが調べの館を鬱の逃避行にせず、音吉さんの作業の邪魔をしていなければ…。

北条さん達が見守る中、「メイジャー」と「マイナー」が火花を散らす。
ですがそこにやってくるノイズ様。一声の元に「メイジャー」を妨害。
これは酷い。「マイナー」には「メイジャー」で競い合えても、単なる「雑音」はぶつかり合いようもない。
そこに降り注ぐ「マイナー」。このコンボは、酷い。
今日の話は、端々で演出が物凄い。



不幸を吸い上げて、ノイズ様がついに完全復活。
一見ドラゴンっぽく見えますが、ちゃんと鳥です。手が羽根になってる。
やっぱり鳥は邪悪の象徴なんだ。

不幸のメロディによって人々を石化させたノイズ様とファルセット様は、意気揚々とメイジャーランドへ進撃。
残されたのは変身能力を持たない北条さん達と、伝説の楽譜ネガトーン。
正直、雑魚っぽい外見ですが、伝説の名は伊達じゃない。



飛び道具をガードされた直後、怯みもせずに間を詰めて殴る殴る殴る!
音吉さんの決死のガードも時間稼ぎにしかなりやしない。
強い。伝説の楽譜、強い。

北条さん:
 「ごめんね、伝説の楽譜…」
 「きっと誰よりも皆を楽しませてきたんだよね…」
 「ごめんね、あたしに力がないばかりに、あなたをこんな目に」

幸せアイテムも、不幸を招く要素になる。
過去の大事な思い出の品が、拘りすぎると過去に縛りつける不幸アイテムになるように。
伝説の楽譜が「幸せ」ではなく、「不幸」になってしまったのは北条さんのせい。
悔しい。非常に、悔しい。
このままで、終わらせたく、ない…!

北条さんの叫びに応えて、他の娘さん達も立ち上がる。
たとえ幸せのメロディやプリキュア能力がなくっても、私達の鼓動が音楽を奏でてる。
メイジャーとかマイナーとか何が正しいのか分からなくなったら、自分のビートを聞けばいい。

黒川さん:
 「心のビートは止められないわ…!」

元々それを体現して変身されたビートさんが、ちゃんとご自分の決め台詞をアピールされてるのが可愛い。
困ったら、自分の胸の音を聞け。
それが鳴り響いている限り、音楽はなくならない。



その結果。伝説の楽譜に新しい音譜が発現。
元プリキュア娘の胸に飛び込んで、新しくプリキュア能力を与えてくれました。
「以前の音譜が戻ってきた」ではなく、「新しい音譜が生まれた」ところが熱い。
過去は過去。失われた物それ自体は戻ってはこない。
でも当時の共通体験を元に、新しい未来を作ることはできる。

クレッシェンドさん:
 「私達は大切なものを忘れていたようですね」
 「音楽は、今あるものが全てではない」 
 「新しく生み出すことが出来る…」

思えば北条さん達は「幸せのメロディ」を再現することに躍起で、「自力で作る」という発想はなかった。
潔く音譜は放棄して、同人版「幸せのメロディ」を作って唄ってれば勝ちだったのかもしれない。
メロディさんが敵を殴ることに夢中にならず、周囲に色香と幸せをばら撒いていれば…。

というかマイナーさんはそれに近いことはやってますね。
彼らは「とりあえず目についた人たちを不幸にする」ことを、毎回のようにやってた。
それに引き換えプリキュアさんは…。勝敗を分けたのは、その辺にあるかもしれない。

ここしばらく完全に後手後手に回ってる気もしますが。
何度目かになる決意表明の後、最後の最後の切り札「パイプオルガン」に乗って、いざ出撃。
次回はメイジャーランドの超決戦。何か次回予告では普通にノイズ様と殴り合ってるようですが…。
今度こそ仕留められるのかしら、メロディさん…。


(左画像)
スイートプリキュア♪ボーカルアルバム2

(右画像)
プリキュアキューティーフィギュア3 1BOX (食玩)


前回のあの窮地をどうやって乗り切ったのか。
全く描写はされてないですが、きっとファルセット様が優しく送り届けてくれたんだと思う。
もうすぐクリスマスだから、準備がんばってねと励ましながら。
そして落差を狙っての今回の作戦。さすがファルセット様…!

実際のところ、プリキュア能力がなければ直接戦力としての脅威はないわけで。
止めをさすよりも彼女らを絶望させて、不幸パワーを吸い上げる方が得るものは大きいはず。
まぁそれが結果的に窮地を招くわけですけれど。
奴らは玩具がなくても変身しやがる。「DX3」をちゃんと見ないからこんなミスをするんだ。

蛇足のついでで。
なぜ前回、ファルセット様たちにクレッシェンドトーンをぶちかまさなかったのか。
「保険およびパイプオルガン制作のために連れてきてなかった」「位置関係的にアフロディテ様たちも轢きそうだった」「温存してる間に打つ機会を失っただけ」等色々と考えられますが。

「ファルセットの不幸のメロディ(未完成)により防がれたことがあるから」説を推したい。
だからまずはミュージックロンドで様子見。それも最初から「防がれる」ことを想定した上で。(だから一拍で反応して追撃にかかった)
メロディさんは戦闘民族。巧みに学習して技を使い分けられる子。ただ、さすがに「直撃しても無傷」は予想外だったんで戸惑っちゃったんだ。

【今週の謎生物】



ハミィ:
 「伝説の楽譜ゲットニャ」
 「でも音譜がないから、幸せのメロディを唄えないニャ」

意識から抜けてました。そうか。楽譜がなかったのか。
じゃあマイナーさんを殲滅しない限り、音譜を揃えても唄えなかったのか。
いわばフェアリーキャラフェやドリームコレットを敵が持ってる状態。

【今週の北1】



コスプレ万歳。

…やっぱり北条さんは手を腰に当てる癖があるというか、スタイルに自信を持っておられるというか。

【今週の北2】



ハートのト音記号新生。感動的です。
これまで1年間やってきたことが、この1話に詰まってた。

のはいいのだけど、よりにもよってサンタコスプレの最中ですか。
いえ色々とこじつけることはできますよ。サンタさんは幸せアイテムの象徴だとか、幸せを運んでくるとか。
だけどよりにもよって一大決戦で一年間の総まとめ回で、コスプレですか。北条さんは、エロい。

【来週の北】



アイキャッチより:
 「次回、メイジャーランドで大バトル!」
 「そしてプリキュアがついに…!」

「ついに」。
何なんでしょうか。
「ついに許す」でしょうか。「ついに諦める」でしょうか。
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スイートさんの裏側で その25

2011年12月21日 | プリキュアカレンダー・おしえてプリキュア
「プリキュアボイス」の記事を書けるのも、あと何回なんだろう…。

※プリキュアボイス
 プリキュアカレンダーについてくる特典。
 日替わりでプリキュアさんの一言ボイスを受け取れます。
 夢原さん・桃園さんから引き継いで、現在は花咲さんがご活躍中。
 しかしながら北条さんはこの苦行を拒否なされました。腹立たしい。

今日のお当番は三幹部。

サソリーナさん:
 「12月20日」
 「はぁ~。クモジャキーとコブラージャにどんなクリスマスプレゼントあげようかしらぁ?」

確かしばらく前には、「二人に料理を作ってあげようか」とも発言されてました。
三幹部はあまり行動を共にしている印象はありませんが(というか、共同戦線を張ると月光さんに蹂躙される)、ボイスではかなり仲良くされてます。
蜘蛛兄さんも明るくお茶目だし、蛇兄さんも嫌みではなく美学を発揮しておられる。

これが「デザトリアン療法から目覚めた後の彼ら」なのか、それとも「サソリーナ役のサソリーナさん(仮名)らによる舞台裏」なのかは判然としませんが、どちらであっても興味深い。
前者だとすると、記憶を取り戻して合流した後の彼らが、かつての幹部名で呼びあってることになります。
普通に考えて「間違った過去」を思い出す嫌な呼び名のはずですが、それはそれとして、悪いことばかりではなかった。
「チェンジしても過去を全否定する必要はない」の「ハートキャッチ」文法を体現されてる。
(そもそも「どうして彼らが復活してるのか」が謎のままなあたりが、「詳しい事情を存じませんが」の文法通り)

まぁ「スイート」文法(過去の共通体験で分かり合える)や「フレッシュ」(間違えてもやり直せる)でも説明できますけれど。
「MH」もいける。「GoGo」や「5」だとちょっと難しい。
「SS」だと…「サソリだって生きている」とでも言えばいいんでしょうか。
ていうか今気が付きましたが、「動物の名前を冠したプリキュアは美翔さんだけ」なのに、「動物の名前を冠した敵幹部」はいっぱいいます。
もういっそ三幹部たちと仲良くしてもらえばいいんじゃないかな、あの鳥は。
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プリキュアガーデン「おしえてプリキュア」:入ってみたい部活は?&一緒にいたら寒さを忘れそうなのは?

2011年12月20日 | プリキュアカレンダー・おしえてプリキュア
いつものように「プリキュアガーデン」が更新されました。
今回のお題は「入ってみたい部活は?」。
エントリーしたのはMH2組・SS2組・ハートキャッチ1組の変則編成。

 No.1 えりかが部長のファッション部 (得票率25.2%)
 No.2 舞のいる美術部 (得票率23.7%)
 No.3 ほのかのいる科学部 (得票率22.1%)
 No.4 なぎさのいるラクロス部 (得票率15.0%)
 No.5 咲のいるソフトボール部 (得票率14.0%)

1位は来海さん。うん、そこは驚かない。
「こんなの出来レースだ」との批判も挙がった本投票、極めて順当な勝利です。
来海さんは非常に優秀ですので、結果に特に不満はありません。

しかしながら2位が美翔さん。驚きです。
しかも1位との差は僅か2%弱ですよ…!
なんですかこれ。ほとんど誤差のレベルで迫っておられた!

凄いですね。レートで言えば25.2:23.7。
通貨に換算すると、1美翔=0.95来海ですか。なんか計算が怪しいですが、暴騰したものです。
1夢原=360美翔の時代を知る人間としては、隔世の感があります。経済も傾くわけだ。
美翔さん+αで来海さんと等価交換できるのか…。これ、美翔売りのチャンスですかね。

この結果には、スタッフ様からも驚愕の声が。

[引用]
 ファッション部がダントツ1位かな?と予想していたのですがだいたいみんな均等に投票されていてびっくりしました。おしえてプリキュアを楽しんでいる方々ってもしかして文化系なんですかね?
[引用終]

あまりの驚きに「文化系なんですか?」などと珍妙な発言も。
幼き女児様に、体育会系も文科系もなかろうに。
この企画のターゲット層が見え隠れする…。

なお今回の結果により、通算1位獲得数は、MH:3、SS:1、GoGo:3、フレッシュ:5、ハートキャッチ:6。
そろそろ夢原さんがおむずがりになる頃なので、ここら辺でびしりと1位を取って欲しいところ。
次回のお題は、「さむーい!でもいっしょにいたら寒さを忘れそうなのは?」。

 1. メップル・ミップル・ポルン・ルルン
 2. フラッピ・チョッピ・ムープ・フープ
 3. ココ・ナッツ・ミルク・シロップ
 4. シフォン・タルト
 5. シプレ・コフレ・ポプリ

先日のプリキュアボイスも、ちょうどこれに言及してました。

コフレ:
 「12月16日」
 「えりかが寒いときはコフレがマフラー代わりになってあげるですぅ」

妙な性癖が目覚めそうな台詞です。
来海さんのマフラーになる…か。
そんな生活もいいかもしれません。私の中で「マフラーになってあげたいプリキュア」部門No.1に来海さんが。

それはともかく件の投票ですが、悩む余地はないと思われます。
ミルクさん一択。
即行で擬人化していただき、抱っこしてもらいたいです。
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スイートプリキュア♪ 第43話「シクシク……不幸のメロディが完成しちゃったニャ!」

2011年12月19日 | スイートプリキュア♪感想
【劇場版 テレビで放送】

[大塚監督のTwitterから引用]
 やっと発表できます!12月27日朝9時55分より「プリキュアオールスターズDX2」が映画プリキュア地上波初放送されます!関西地区限定ですが、見れる方は是非見て下さい!ヽ(・∀・)ノ
[引用終]

おめでたいです。ついに地上波でプリキュアさんの映画が!
「ジブリ」や「エヴァ」「コナン」のように、「プリキュア」さんが定番になる日も遠くは無い、はず。
美翔さんが、ブラウン管に戻って来るよ!

■スイートプリキュア♪ 第43話「シクシク……不幸のメロディが完成しちゃったニャ!」

ふと気がつけば。残る音譜は、北条さん達の所持する心のト音記号4つのみ。
もう後がありません。正真正銘、ありません。
対抗手段・パイプオルガンを一刻も早く完成するべく、兵器開発が急ピッチで進む。

だけどファルセット様の一手は、はるかに早かった。
前回の級友人質作戦の失敗を受け、次の作戦はアフロディテ様人質作戦。
容易く防御を破られるメイジャーランドが心配になります。何回陥落してるんだこの国。

完全に後手に回ってる北条さん、呼び出されてやむなく敵本陣へ。
こんなに簡単に敵地に行けるなら、もっと前から全力攻撃してても良かったのに。
ファルセット様が道案内してくれたのかもしれませんが。



先日の失敗は繰り返さない。
人質は拘束したまま・裏切りの危険のあるドラトンは後方配置。
この優秀なファルセット様に対し、北条さんはどう対抗するか。



北条さん:
 「もしもアフロディテ様に手出ししたら」
 「この場でト音記号ごとモジューレを破壊するわ!」

夢原さんに、悪いことを吹きこまれた…。
最後の最後の手段、いざとなったら「破壊」。
北条さんはああ見えて頭脳派だったのに。。
まぁ「壊す。言うこと聞かなければ壊す。壊すよ!!ほら!!」な夢原さんと違い、一応交渉の形はなしてます。
プリキュアさん相手にも、人質とか交渉とか通じることもあるんだな…。

だけど相手はコミュニケーション不能なノイズ様。あっさりと交渉は破綻。
しかしながら北条さん達も相手を信用していない。
伏兵につぐ伏兵で、人質解放&モジューレも維持。目まぐるしく攻守が変わる。
「人質作戦」→「話も聞かずに変身、突撃!」の時代からは想像できません。
あえて勘ぐるなら、コミュニケーション自体は発生しているのに双方が信頼し合ってないあたり、むしろ以前よりも事態が深刻です。。

それはともかく。
首尾よくアフロディテ様とモジューレを確保し、いざ反撃。
北条さんが高らかに叫ぶ!



北条さん:
 「みんな!今こそノイズを倒す時!」

ノイズ様も不用意に前線に出てきています。今こそ、首を獲る時。
北条さんはすぐに決着したがる癖がある。
この、勝負の勘所を見分ける能力も、心の引きこもり時代で様々なスポーツを通じて培ったんだろうな…。

でもここまで来ても、まだ展開はひっくり返る。
4人同時の全力攻撃は直撃したものの、さすがのファルセット様はまさかの無傷。
唖然。



そして唖然とする視聴者と同僚を置き去りにし、即座に追撃にかかったメロディさんに再度唖然。
は、反応が早すぎだ、メロディさん。
自慢の大技が不発に終わったのに、すぐに切り替えて殴りにいくとは。

それでもファルセット様を倒すには至らず。優秀すぎです。
これがメイジャーランドの三銃士の実力か。
プリキュアさんだけが戦力じゃない。

同じく元・三銃士のバスドラ&バリトンさん。メフィスト様の決死の行動により正気にかえられました。
どんなに姿が変わっても、かつて共にメイジャーで過ごしたあの日々がある。
同じメイジャー出身のミューズさんが、トリオに対して何の感慨もなかったのは寂しいですけれど。
バスドラさんとか、肩車して遊んであげててもおかしくなさそうな…。幼女に記憶されてない哀しさ。
まぁちっちゃかったでしょうしね…。

これで敵戦力はファルセット様のみ。
奴は強敵ですが、復活したバスドラ&バリトンさんを攻撃するのに夢中で、メロディさんたちに背中を見せています。
よし、今度の今度こそ殴る時。バスドラさんたちが囮になっている間に、後頭部にきつい一撃を…

北条さん:
 「目の前で苦しんでいる仲間を放ってはおけない」
 「苦しみの上に、幸せな世界なんて築けない!」

っ!北条さんが、武装解除した!



バスドラ&バリトンさん:
 「仲間…」
 「私たちが」

北条さんからしてみれば、バスドラさんたちと共通の過去体験はない。
だけどこの1年間、殴り合い続けた体験ならあります。
放送開始時には赤の他人でも、新しく積み重ねることはできる。
たとえ敵対であっても、膝を抱えて引きこもっているよりもずっと良い。

強いて言えばセイレーンさんからも一言欲しかったところですが…。
まぁ言葉にするだけが交流でもないでしょう。
変身解除の1カットの間に、心の音楽的なもので、わぃんわぃんと共鳴してたんだ、きっと。

状況は好転したはずだったのに、こうしてメロディさんは敗北宣言。
モジューレを差し出すことを決められました。
ファルセット様とノイズ様が、全てをひっくり返していく…。
思えばこれまでも、個々の戦闘では連戦連勝だったのに、何故か絶体絶命の危機を迎えています。
何かが納得できない気持ちの悪さ。ノイズ様、恐ろしい…。

1年に渡ったメイジャーVSマイナーの戦いもとうとう終結。不幸のメロディが完成することに。
この期に及んでまだ「実はすり替えてました」があったら天晴れですが、さすがにもう万策尽きた。
というか、用意しておいた数々の安全策は、ことごとく破綻しました。メロディさん、どうしてこうなったんだろう…。


(左画像)
スイートプリキュア♪ボーカルアルバム2

(右画像)
キュアミューズ単品!スイートプリキュア♪DXガールズフィギュア~新しい仲間登場編~


前回、瓶詰めの音譜をばら撒いて楽譜を完成させたファルセット様。
「(前々回の段階で)音譜は残り最後の一つだったのでは?」との指摘もありましたが…。
頭脳明晰なるファルセット様のことなので、奪われることを警戒して「一旦楽譜から出して瓶に詰めておいた」のではないでしょうか。
直接描写されないところですら、ファルセット様の優秀さが見え隠れ。

【今週のメイジャーさん】

鳥:
 「メイジャーランドの女騎士が、トリオ・ザ・マイナーを捕まえてきました!」



女騎士。そんな役職が。
唄ってるだけの牧歌的国家じゃなかった。
画面に映ってないだけで、かつてのメフィスト様襲来やハウリング戦の際も、影で戦ってたんでしょうか。

【今週の謎生物】



「体に乗っかる謎生物」枠、今年はノイズ様担当。
ちなみに「プリキュアガーデン」の「おしえてプリキュア」、今回のお題は「体に乗っけたい謎生物は?」。
スイートさんが参加してたら、ノイズ様も参戦できてたのに。

【今週の北】



すごく艶やか。

【来週の北】

状況はかつてないほどの危機ですが、それはそれとしてクリスマスです。
何をどうやったか、黒幕完全復活&変身アイテムすらないあの状況を切り抜け、街に帰ってお祭り騒ぎのようで。
凄いな北条さん。桃園さんだったら、三日三晩寝込むところなのに。

映画の方の展開も踏まえると、「幸せのメロディを奪われても私達は戦える」になるだろうとは思っていましたが、変身アイテムもなくなる展開とは。
「音が無くても音楽を奏でられる」ように「玩具が無くてもプリキュアになれる」。
心の音楽ならぬ心のプリキュアなのだとしたら、大変に熱い。
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『映画ハートキャッチプリキュア!』、米国2012 Kidscreen Award に初ノミネート

2011年12月15日 | プリキュア雑談・総合
一週間ほど出遅れてますが、おめでたいことなので。

『映画ハートキャッチプリキュア!』、米国2012 Kidscreen Award に初ノミネート

[引用]

 劇場用アニメーション『映画ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?』(松本理恵監督、2010年10月30日公開)が、米国で権威ある子ども・ティーン向け映像コンテンツ業界誌の「2012 Kidscreen Awards」キッズ向けTV映画部門にノミネートされ、最終審査に進んでいることが6日、わかった。同作を製作する東映アニメーションの作品史上初の快挙という。

[引用終]

東映アニメーション史上初。
プリキュアさんがまた一つステージを進められました。
花咲さん、おめでとうございます。

「ハートキャッチ」さんは演出等々、普通に映画として良かった印象です。
「一番好きなプリキュア映画は何か?」と聞かれたらとても悩むけど、出来栄え度で言うなら上位陣だと思う。

プリキュアさんの映画は、テーマを貫いてるのがとても格好いい。
特にあの映画は、「ハートキャッチ」さんのテーマである「詳しい事情は存じませんが、お手伝いならできる」がとんでもない勢いで組み込まれてます。
何せ「どうして花咲さんたちがパリにいるのか」すら観客は分からない。(あらすじには書かれてますが)
花咲さんが仮住まいしてる家や、大家っぽい人が何者かは分からないし、どういう経緯でショーに出てるのかも分からない。
全く分からないけど、それでも花咲さんたちが困ってることは分かるので、ミラクルライトを振るくらいなら出来るし、それにより大きなパワーが生まれる。

花咲さんたち自身も、オリヴィエ少年の動機や背景は不明なまま。それでもお手伝いは出来る。
パリの人たちも、事情は全く分からないけど、泣いてる花咲さんにハンカチを差し出してくれるし、ミラクルライトだって振ってくれる。
もう一つのテーマ「過去からのチェンジ」(間違いを認めつつも、過去を全否定することなくチェンジしていく)も綺麗に収まってる。

…と、かなりの高水準で好きなのですが。
こういう要素って、件の賞では加味されるのでしょうか。
テレビシリーズを知らなくても、劇中の情報だけでこういったテーマが組み込まれていることは分かると思いますが、「キッズ向け」の眼鏡をかけて見てると、逃してしまいそうな。
公開当時、「プリキュアさんと敵が分かり合っていない」とか「何故パリにいるのか説明不足」みたいな感想も見たけど、それはちょっと寂しい気がする。
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