穴にハマったアリスたち

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2009年 個人的アワード

2009年12月31日 | アニメ、ゲーム・全般
今年も1年お世話になりました。
何はともあれどうにか無事に年末を迎えることが出来ました。
相も変わらぬブログですが、来年もよろしくお願いいたします。

特に今年は途中でコメントやTBを返せなくなり、失礼をいたしました。
来年はそういったことがないように気をつけます。
(あるいは返せないときは初めにそう記載します)

とりあえず年の最後と言うことで、過去3年間やってきたように総まとめ記事を書いてみる。

(以前の記事:2006年2007年2008年

各ジャンルごとに、「2009年中に放送され、感想を書いたもの」から一つ選んで振り返ってみる。


■OP(動画込み):きらりん☆レボリュ―ション「タンタンターン!」



最終話の特殊OPより。必殺の「OPなし」。
特殊OPから選ぶのは反則な気もしますが、一番印象に残ったのはこれでした。
歌を流すことには定評のある あのきらりさんが、まさかの歌なし。

きらりさんが去って早半年。
彼女のお友達の久住さんもご卒業されてしまいました。寂しい限りです。
美翔さんの仇と憎んだのもいつの日か。気がつけば神と崇めるように。
「きらレボ」が無ければ、今の「プリキュア」さんもないんじゃなかろうか。
後任と思ってた委員長さんはバンダイ様に入社してしまいましたし、また凶悪な神が降臨してくれないかなぁ。

■OP(曲単体):極上!!めちゃモテ委員長「めちゃモテ I LOVE YOU」



正直に言いますと、初めてこの曲を聞いた時は「今時これは無い」と思いました。
大変浅はかでした。
この曲、繰り返し何度も何度も聞いてると脳の変なところが洗脳されてくる。

私事ですが、今年は異性運がかなり上昇した年でした。
どう考えても、委員長さん以外の要因が思いつきません。
「きらレボ」はきらりさんを神と崇める番組でしたが、委員長さんはみんなで一緒に行進する感じ。
ごちゃごちゃ難しいことはいいんです。とにかくめちゃモテになりたいんです。
そしてみんなで勝利宣言しながら、パレードとかしたいんです。

なんかそんな感じを非常に強く歌ったお唄です。
実際に歌って、委員長さんに引率されながら突進していく状況を想像してみてください。
何か訳分かんないテンションになれるから。

■サブタイトル:しゅごキャラ!!どきっ 第78話「あむちゃんのなが~い一日!?」



長い一日です。当然です。
彼氏に「部屋で男を飼っていた」現場を押さえられた直後なのですから。
母親に「部屋で男を飼っていた」現場を押さえられた直後なのですから。

ちょうど放送日はイースター。
小学6年生の日奈森さんを、迂闊に中学生にしないためにシナリオ的にも「長い一日」にしないといけない事情もあった。
何かその辺の巡り合わせも含めて、とりあえずこれで。

■ストーリー:仮面ライダーディケイド 第24話「見参侍戦隊」



この回に限らず、「ディケイド」さんには毎回唖然とさせられてました。
ここまでメタなお話が、今後生まれてくるんだろうか。
これもある意味、双方向の体験型番組だったように思います。

確固たる構成を持つ「シンケンジャー」の世界すらも、「ディケイド」は浸食できてしまう。
もはや原典などというものは存在しえない。だけど帰る場所がある限り、ちゃんとお話は戻っていける。
この後に続く最終回・劇場版の流れも見事。

つくづく10年に1度のお祭り企画に相応しい「仮面ライダー」でした。次の10周年が、楽しみ。

■CMアイキャッチ:極上!!めちゃモテ委員長



委員長さんはバンダイ娘。でも先輩はきらりさん。
そんなわけで「CMアイキャッチでカードを紹介し、その直後にカードのCMを流す」戦略は継承されました。
冷静に考えれば桃園さんたちも同じ戦略をとっているのですけれど、覚悟の決め方が違うような気がする。

■CM:しゅごキャラ!DVDシリーズ



無音CM。それも何本も続けて。
問答無用のプレッシャーのかけ具合が良いです。
加えて、日奈森さんの仕事しなさ具合も。

しゅごキャラエッグの皆さまによる、本編と全く変わらない調子のCMも好き。
どうして日奈森さんは、2年前からこれが出来なかったのか。
「しゅごキャラ!」さんも気がつけば憧れの第3期を奮闘中。3年目になって以前よりも勢いが出たように思う。

次点でパッションさんのリンクルンCMも好きです。
無理やり「キュアパッション!」の台詞をねじ込んでる感じのところが特に。
そしてその後、何事もなかったかのように「リンクルン♪リンクルン♪」と踊ってるあたりとか。

■挿入歌:仮面ライダーディケイド 第19話「終わる旅」より/(タイトル知らず)(リンク先:YouTube)



挿入「歌」じゃないけど気にしない。
9つの世界を回り終わった締めとして、卑怯なくらいに決まってた。
人によってはここで終わってた方が満足してた方も多かったんでは…。

■変身バンク:プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!/キュアレモネード



今年はオールスターがあったので、全プリキュアから選べるこの幸せ感。
なんだかんだでレモネを選んでみる。
これであの悲惨な人気投票の結果も、少しは薄まることを願って。

あとどうでもよい拘りですが、レモネさんは2009年中にはテレビではフル変身はなさってないので、出典はあくまで「オールスターズ」から、ということで。

■玩具:グッとくるコレクションフィギュア20「キュアブラック」



このご時世に大復活の美墨先輩のお姿が勇ましいです。
同シリーズは今後も続々発売予定なのもとても嬉しい。
同様に夢原さんの高性能フィギュアも素晴らしかった。今年は高年齢向け玩具が活発だったように思う。

■台詞:仮面ライダーディケイドより:門矢士

今年1年は、とにかくこの言葉に集約される気もする。



ディケイド兄:
 「通りすがりの仮面ライダーだ」

人は誰しも旅をしている…と書くと陳腐ですが、自分の得意領域に籠ってばかりでなく、色んな世界を見て回ることは大事だと思います。
そうすることで、相手にも自分にもプラスになる。新しいものも得られる。
そしてそんな時、私もこう呟いてみたい。「通りすがりの仮面ライダーだ」と。

■必殺技バンク:プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!/プリキュアスパイラルスタースプラッシュ



また美翔さんの必殺技をこの項目で扱える!
そんなオールスターズ企画に感謝。
2年前3年前と同じ選択ですが、このスパイラル感はとても好き。

■最終回:おねがいマイメロディ きららっ☆ 第52話「夢の橋から出発」



歌ちゃん!歌ちゃん歌ちゃん歌ちゃん!!

私は歌ちゃんフェチですので、他に選択の余地がありませんでした。
何度も書いている通り、きららさんも良い娘なんですよ。後輩の紅玉さんも可愛いです。
でも歌ちゃんじゃないとダメなんです。あのやる気の無さを越える子は、当分現れない気がします。(だって採用されないから)

「マイメロ」も恐ろしいことに4年も続きました。
密かに全プリキュアと渡り合ってます。あの白ウサギは。
もちろん歌ちゃんも。美墨先輩と同期と思うと、物凄いベテランさんに思えてくる。

後続の世代交代が上手くいかなかったのか、それとも「マイメロに拘る理由は特にないよね」ということにサンリオ様が気づいてしまったのか。
5年目は残念ながらありませんでしたが、サンリオ枠自体は今も継続中ですので、いつかは「サンリオオールスターズ」が見てみたいです。
サンリオ正社員である謎生物群と、彼らに迫害されるヒロインキャラの悲哀を描いた物語になりそうですけれど。

■ED(動画込み):フレッシュプリキュア!「YOU MAKE ME HAPPY!」



近年のプリキュア史は、きらりさんとの死闘の歴史。
美翔さんは勝てませんでした。夢原さんも引き分けの感が強いです。
このままきらりさんに勝ち逃げされてしまうのか。そんな不安な情勢の中、始まった「フレッシュ」さん。

このED、見た瞬間に歓声を上げました。「勝った!」
これは凄い。ただひたすらに凄いとしか言いようがない。
単にリアルなだけでなく、ちゃんと「プリキュア」的に可愛い。もはや狂気のレベルですよ。凄い。

今年から始まった先行試写会「おひろめカーニバル」でもこのEDだけは秘匿されていました。
隠すだけのことはあった。
このEDには本当に愕然としました。頭おかしいよ東映アニメ様。

劇場版では本編にも出演されていたのが嬉しかったです。
このレベルで作りこめるのなら、要所要所でテレビの方でも使って欲しいくらい。
「フレッシュ」さんの影の主役は、この3D桃園さんだと思う。

■ED(曲単体):エレメントハンター「スイヘイリーベ~魔法の呪文~」



時は近未来。突然巻き起こった元素消失現象により、地球の人口は激減。
何せ元素が消滅してしまっては抵抗も何もあったものじゃない。
人々は痛感した、「全てのものは元素でできている」と。

そんな地獄絵図の世界設定を踏まえた上で聴くと、非常に味わい深いです。

 『平和な未来は元素から』

もう頷くことしかできない。
OPと併せて聞くと、ますます破壊力が上がります。
NHKさんは良いお仕事をなさる。

■次回予告:BLUE DRAGON 第51話「青い空」



「委員長」さんの前に放送していた番組さん。
この回に限らず、「BLUE DRAGON」さんの次回予告は密かに楽しみにしていました。
毎回毎回、堂々と嘘予告を流してた。

失礼ながら本編を見たことはほとんどないのですが、予告だけで内容は脳内補完しています。嘘予告ですけれど。

■イメージソング:フレッシュプリキュア!/「YOU MAKE ME HAPPY!(英語 ver.~世界中の子供たちへ~)」

プリキュア史上初の全英語歌詞。

まぁ海外現地では当たり前に全部英語だったりするんでしょうけれど、日本の公式CDでやったことに意味がある。
桃園さんのファーストネームが「愛」ではなく「ラブ」なように、これからはグローバルの時代。
副題そのままに、まさに世界中に発信できる。
しかもこれ、英語が分からなくても聞いててやたらに楽しいです。
まだ未聴の方は、この曲のためだけにもCD買う価値がある。

番外で選ぶとCri☆siSの「LittleGrace」も推したい。Cri☆siSさんも、今年大躍進されたなぁ…。


以上。
多分、来年もこんな感じのままだと思いますが、お時間ある方はお付き合いいただけると幸いです。
それでは良いお年を。
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コミックマーケット77 2日目

2009年12月30日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
年末だと言うのに、相変わらず巨大な同窓会に行ってみた。

■Cri☆siS

私の脳内では、もうすっかり「コミケ=Cri☆siS」と認識されました。
迷わず真っ先にそこに向かい、限定品を購入。
前回同様、土屋さんが売り子さんをされていました。この異様な光景にも大分慣れた。

今回の限定品は前回ライブで発売されたマフラータオル+新曲の歌詞カード+ランダムサイン二人分。
てっきり新曲のCDが出るものと期待していたのですが、配布されたのは歌詞カードだけでした。残念。
嘘情報を流してしまい、申し訳ないです。

私の貰ったサインは下屋さんと土屋さんのでした。
それぞれ「CD出たらヨロシク」と「呑みすぎた」のコメント付き。
土屋さんは何をやっておられるんだ…。

歌詞自体は「LittleGrace」だったあの娘に一体何があった、と嘆きたくなるようなお歌です。
さすがはブラックCri☆siS。
CD化される日を楽しみに待っています。

■Language×2(ランゲージランゲージ)

いつもお世話になってる相羽さんのところにお邪魔してみました。
半年前に絵を描き始めて、半年後には本を出されているというのが凄すぎる。
このアグレッシブさは私も見習いたい。ていうか見習わないとダメだ。

昨日は夕食をご一緒させてもらったのですが、色々と刺激を受けました。
ちょうど年の区切りもつくし、私ももっと人に会っても恥ずかしくない人間になろう。
そんな来年の抱負も持ってみたりした。

■コスプレ広場

コスプレは正義です。それ以外は悪。
そんな信条を抱えている私ですので、レイヤーの皆さまには頭が下がる思いです。
私もいつか参加者サイドに回りたいなぁ…。

「プリキュア」さん関連で言うと、圧倒的にラビリンス関係者が多かったです。プリキュアさん…。
そんな中、ベリーさんがルパン三世のコスプレされてる方を物凄い勢いで撮影されていたのが、とても微笑ましかったです。
その横では、お連れのパインさんが寒風に肩をすくめておられたのも同様に。
フィリップ君と仲良く写真撮影されてるパッションさんも見かけました。
こんな不思議光景が展開されるコミケは素晴らしい。
(参加者個人の方を、勝手にネタにして申し訳ありません)

話は変わりますが、異常に可愛い方がいると思ったら、様子を見るに事務所所属のプロの方でした。
コスプレとは別になりますが、大道芸の売り込みやってるプロの方も見かけました。
こういうのを嫌がる人もいそうですけど、コミケを上手く活用されてる感じがして私は好き。
Cri☆siSを始めとした声優系も同ジャンルですし。
コミケやネットのおかげで個人が趣味を発表する場が増えると同時に、プロの間口も広がったように思う。

■献血

お馴染みの献血。
今回は血を提供した人全員に、漏れなく特製初音ミクステッカーがプレゼント。
赤十字社もピンポイントなサービスを行っています。良いことだ。

早速参加しようと思ったのですが、献血条件に「4週間以内に海外に行った人は不可」とあり断念。
正直、黙って参加しようと悪い考えもよぎったのですが、そんな売血行為をしたらミク姐さんに会わす顔がない。
仕方が無いので泣く泣く諦めた。

こういう謎サービスは応援したいので、もしも明日行かれる方で体力が余っていたらぜひ。
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Cri☆siS コミケ参加情報

2009年12月29日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
コミックマーケットが絶賛開催中ですが、明日2日目にみんな大好きCri☆siSさんが参加なされます。
(念のため補足すると、元「ぴちぴちピッチ」の声優陣によって結成されたバンドさんです)
以下、公式ページより抜粋。

[引用]
コミックマーケット77にCri☆siSで初参加します(委託ではありません)
2009/12/30(水) 東地区 “サ”ブロック 03a サークル名Cri☆siS

当日は朝からMIKIとRUMIが参加します。MEGUMIも遊びに来るかもよ!?またお手伝いで歌手の愛甲ミカちゃんが朝から参加してくれます☆

コミケ頒布物情報!

★Cri☆siS マフラ-タオル
 【冬コミ限定】新曲歌詞カード(メンバーメッセージ入り) 1000円
  ※Untruthとアナザーヘヴンの歌詞カードそれぞれに、メンバー1人のサインが入っています。
  2曲なので2人分!誰のサインが入っているかは見てからのお楽しみです♪
★Cri☆siS ファーストシングル「Little grace」 500円
★Cri☆siS Tシャツ Mサイズのみ 2500円

その他にも、声優・まきいづみさんのライブグッズや、MIKIさんの双子のお姉さんの土屋実紀さんのライブチケット、愛甲ミカちゃんのCD等のお取り扱いもあります♪
[引用終]

早くもCD化してくれた新曲2曲が嬉しいです。
タイトルは「Untruth」と「アナザーヘヴン」。
前回の「Little Grace」だった少女のなれの果てが楽しい2曲です。ちょっと明日、買ってくる。

【12月30日 追記】
今回のイベントでは歌詞カードのみで、CD化は未定でした。
勘違いで嘘情報を流してしまい、申し訳ありません。
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「なかよし」感想 2010年1月号

2009年12月28日 | 少女漫画「なかよし」「ちゃお」感想
今年のタスクは今年の内に。

■なかよし仮装大賞

そんな狂った企画をやってたんですか。
「仮装」ですか。物凄く自分を誤魔化してる感があります。
素直に「コスプレ」と言ってしまえば楽になれるのに。

大賞に輝いたのは日奈森さんのコスプレを断行した小6の娘さん。
このままどんどんコスプレの普及に貢献してくださると嬉しいです。
コスプレは正義。

■初恋ランチボックス 第2話「わたしに気付いて!」

金髪ツインテールが主人公のお料理漫画。
何か時代の流れを感じます。
教師役が同級生の男の子というところも含めて。

…少年漫画でも少女漫画でも、「料理が得意な女子」が激減してる気がするのは何故だろう?

何はともあれ、こういう「実際に自分でできる」系の漫画は好きです。
よし、スープ作ろうスープ。
第2話にして「どうやってじゃがいもやにんじんを切るか」は既に「出来るよね?」とスルーされてしまってる高速展開なので、うかうかしてると講座に乗り遅れちゃう。

■しゅごキャラ! 第47回

日奈森さんは齢12にして毛糸のパンツを愛用なされているようです。
ご本人は「ニットの見せパンだ」と主張なさっていますが、それはそれでどうかと思います。
貴女、その年で見せること前提ですか。そりゃそのスカート丈では仕方ないとはいえ。

星の道で迷子になった日奈森さん(主にダイヤのせいです)、回りまわって未来の王子の元へ。
何か悟りを開いています。
日奈森さんと過ごした数年が、彼をこんなに変えるのか。何やったんだ日奈森さん。

魅惑のダンプティキーの謎も解説されました。
どこぞの中古屋さんで買ったアンティーク。
心を開くカギだそうです。

王子父:
 「心というものはな。ほんとうは世界じゅうのみんなの心が地つづきにつながっているんだ」
 「けれど ほんのちいさな誤解やすれちがい ケンカや争い」
 「ちょっとしたことで扉がとじて 鍵がかかってしまう」
 「その錠をひらけばほんとうはだれだって相手の心をわかることができる」

ATフィールドを無理やり粉砕するアイテムだと理解しました。強い。

実際、人の心を分かり合えるというのは非常に大事。
これさえ出来れば、日常の生活から世界平和まで解決し、もっと素敵な世界になれる。
しょうもない勘違いが悲劇を招くことは、今回の王子母のエピソードからも良く分かる。

もっとも日奈森さんの場合。
その強権を手に入れた結果、人様の心を強制解除しキャラを奪ってキャラなりしまくり、というご活用法をなされてるわけですけれど。
押し込み強盗にマスターキーを渡しちゃダメだ。

■ミリオンガール GAME.5「友だち」

髪の毛を売り払った100万円で、琥珀さんはマネーゲームに全力挑戦。
1回戦は辛くも勝利し、元手は145万円に増えました。おめでとうございます。
しかし目標金額は、借金1億円の返済。絶望的です。

しかも1回戦の対戦相手のダメ人間を、ついつい救って仲間にしてしまいました。
早くもカイジさんの片鱗を見せています。おかげで勝ったはずなのにまた借金が増えてしまった。
まぁ増えたと言ってもたかが借金350万です。元々1億の借金に比べれば誤差。琥珀さんは大物だ。借金まみれだけど。

その大物ぶりを買って、ゲームマスターさんはダメ人間の借金をチャラにしてくれました。
代わりに2回戦は超強力なお姉さんと、変形ババ抜きで対戦する羽目に。
詳細は省きますが、友達の顔が刻印されたカードを使って、こいつが裏切り者かどうかをジャッジするというどす黒いゲームです。
前回のゲームも「他人の恋の行方」という酷いものでした。
心理戦は心理戦だけど、カイジさんたちのそれとは何か違う意味の心理戦が展開されている。

純粋なゲーム部分は運勝負にしか見えないなのですが、どんな駆け引きをなさるおつもりなんだろうか。
琥珀さんが指かみきって血糊つけるとか、カードに埋め込まれたマイクロチップの破壊工作に出たりとか、そんな感じなんですよね。
どんどん薄汚れていく彼女が楽しみです。

■妖界ナビ・ルナ 第4章「火をふく魔物」 第18話「伝説の子」

ドシャッ

顔面から地面に叩きつけられるルナの姐さん。
相変わらず保護されてません。
世が世ならお姫様だと言うのに。

■フレッシュプリキュア! 第11話

桃園さんの大失態により、シフォンはラビリンスに奪われてしまいました。
そこで東さんはイースとしてラビリンスに戻ることに。交換条件はシフォンを返すこと。
何か納得いかない条件ですが、ラビリンスはこれを飲んでくれました。良い職場だ、本当に。

ウエスターさん:
 「よぉーしイース復活!キマリだな!」
 「おまえの占い部屋もそのまんまだぞ!」
 「それにしてもまたあのコス見られるとは!サイコー!」
 「オレはうれしいぞぉぉイースぅぅ…」

イースさんが愛されすぎてる…。
彼女の回想に出てくる「灰色の非人間的な管理社会」は一体どこの話なのだろう。
幸せはここにもあったのに。素敵なコスチュームもここにあったのに。

だけど頑なな東さんは、血も涙もなく裏切ります。

ウエスターさん:
 「ううっ」
 「…やはりパッションのほうがいいのかお前はっ!?」
 「信じてたのにィィ」

そんなにイース服を着るのが嫌なのか。
ウエスターさんの慟哭が胸を打ちます。
東さんを惑わしたアカルンが、憎い。
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劇場版「ディケイドプリキュア! 完結編」

2009年12月27日 | ディケイドプリキュア!他
桃園さんが年末出勤を拒んだので、例によって代替記事。
話の展開上、ちょっと自分ルールを破ってネタバレします。
情報規制されてる方は、注意。

■劇場版「ディケイドプリキュア! 完結編」

これまでのディケイドプリキュアは!



 「私たちはこれからも旅を続ける」
 「世界の壁を越え、仲間を作る。その旅はやがて、世界を変える」
 「貴女は全てのプリキュアを破壊しなければならなかった」
 「あんたは悪い人!絶対に許さない!!」
 「来るなら来い…!全てを破壊してやる!!」


『世界の破壊者・ディケイド』
『プリキュアの敵になり、その瞳は何を見る…』

…。
……。
………。



大空の雲を裂き、高速で飛行する謎生物。
その背にまたがるはレモネさん。
誰かを探すように地上を追いますが、お目当ての人影は発見できず。

檸檬:
 「目標の姿、見つかりません!」
ミルミルさん:
 「気をつけて。あいつは…あいつは悪魔だから…」

報告を受けとったミルミルさんとルミナスさん、地上を並走しながら警告を発します。
その言葉も終わらぬ内に、キュアモ越しに嫌な音が聞こえてくる。
すなわち。

 『PreCu Ride ...』



 『Cure Egret!!』

飛行するレモネさんの周囲に、更に高速飛行する何かが旋回する…!
身構える暇もあればこそ。
不意を突かれたレモ子さん+謎生物、強襲の前に墜落。あ、あう。檸檬があっさりやられた…。



レモネの撃墜現場に駆け付けたミルミル&ルミルミさんも大ショック。思わず二人揃って呆けてみた。
気持ちは分かります。ですがここは過酷な戦場です。
一瞬の気の緩みを、奴は見逃さない。硬直した二人の耳に、無情な声が響き渡る。

 『Attack Cure ...』



 『Akarun!!』

ひゅん。
気がついた時にはもう遅い。背後を取られたルミナスさん、問答無用で後頭部に肘打ちの一撃。ゴッ!
慌てて得意の健脚で逃げようとしますが、瞬間移動の前には分が悪すぎます。あの能力卑怯すぎる。
切り札の自暴自棄バリアも瞬間移動ですり抜けられ、容赦の無い肘打ちの連打。ゴッ!ゴッ!た、助けてミルミルさん!



ミルミルさん:
 「ミルキィローズブリザー…」

おぉ。全方位凍結の彼女の技なら、瞬間移動も何も関係ありません。瞬間移動に対抗できる能力持ちが、ここにいた。
強いて言えば近接戦闘してるルミルミさんも一緒に氷漬けになってしまうのが問題ですが、まぁ些細なことです。
ルミルミさんの生命力を信じよう。さあ、今こそ唸れミルキィローズブリザー…

 『PreCu Ride ...』



 『Cure Aqua!!』

ミルミルさん:
 「ッ!?」

偽物だとは分かってる。
でもいきなり現れた水姐さんの姿に、ミルミルさんの動きが一瞬止まる。
そしてその隙を、奴は見逃したりはしない。

 『Attack Cure ...』
 『Aqua Ribbon!!』

どしゃり…。胸に刃を突き立てミルミルさんが倒れ伏す。
ついでにルミルミさんも背に刃を突き立て倒れ伏す。
この期に及んで逃げようと背を向けてた彼女を、誰か褒め称えてあげて欲しい。

ミルミルさん:
 「…おのれ」
 「ディケイド……!」

憎々しく睨みつけるその先にいるのは。
…キュアディケイド。
それは世界の破壊者。

攻撃の要・ミルミルさんと、防御の要・ルミルミさんを失い…。
制空権も奪われ、通信手段も断絶。
単独行動しているところを相性の悪い組み合わせで各個撃破され、かといって数を頼みに挑んでも強制 Final Form Cure で同士打ちさせられる始末。

 『Final Form Cure ...』
 『Cure Peach!!』

ごしゃり!



桃キュアさん:
 「あ…。ああ…。あたし、あたしのせいで…」

 『Final Attack Cure ...』
 『Cure Decade!!』

桃キュアさん:
 「……ッ!!」

プリキュアVSディケイドの全面戦闘は、こうしてディケイド姉さんの勝利で幕を下ろしました。
ちくしょう。プリキュアさんが…。プリキュアさんが……。
おのれディケイド。おのれディケイドぉ!!



ディケイド姉:
 「神キュアだかなんだか知らないけれど、私は既に神を越えている!」

最後に残った夢キュアさんまで風前の灯。
だ、だめだ。いくら夢キュアさんでも一人じゃ勝てない。
信頼した仲間の力を自在に操る悪魔の前に、夢キュアさんも追い詰められ…。

夢キュアさん:
 「…貴女とは戦いたくない」
 「でも……」
 「貴女を一人では逝かせない…!」



その決死の特攻すらも、強引に凌がれ。
かくして全てのプリキュアは破壊されました。この世の地獄だ。
けれどディケイド姉も、決してプリキュアさんたちを憎んでいたわけではなく…。

ディケイド姉:
 「私は、戦うことでしか『世界』と向き合えなかった…」

物語を持たない「ディケイド」。
彼女が存在できるのは、異なる世界のプリキュアさんと対峙した時だけ。
分不相応なことを書きますが、私たちとディケイド姉はとても近しい立場にいる。
私らだって、当然のことながら「物語」を持ってなどいない。
「プリキュア」さんに向き合うには、こうした二次創作や感想記事に頼るしかないし、それはオリジナルの破壊とほぼ同義。

そしてまた。そういった「ディケイド」と対峙することで、プリキュアさんも活性化する。



蘇り、動き出す「プリキュア」の世界。
オリジナルの放送が終わってもう随分になります。ストーリーの細部も忘れかけています。
放送当時は、あんなに熱中したというのに。

時の流れに埋もれていった世界たちが、こうしてディケイド姉と戦うことで再び物語を紡ぎ始めました。
世界は再生した。
もう、番組が終わったからって永久のお別れなんかじゃない。

けれどその代償として、ディケイド姉は力尽きてしまいました。

桃園さん:
 「ディケイドに、物語なんてないんダヨ」

あまりに冷たいそのお言葉。
確かに「ディケイド」には物語なんてなかった。既存の「プリキュア」が存在しなければ、「ディケイド」もまたありえなかった。
でも確かに、「ディケイド」もここにあった。

 第4話「SplashStarの世界(前編)」
 第7話「MaxHeartの世界」、第8話「無限の光 永遠の闇」
 第15話「見参双子姫」、第16話「それが宇宙の授けた光の答え」
 第22話(最終回)「世界の破壊者」

あの旅の記憶が、きっと彼女の物語。
そして旅を続ける限り。
それは未来へも続いていく。

ディケイド姉:
 「ちょっとくすぐったいよ?」

 『Final Form Cure ...』

 『Cure Blossom!!』『Cure Marine!!』

どこまでも続く物語。
永遠に終わらないお話なんてないけれど、形を変えストーリーを変え、コンテンツは続いていける。
「プリキュア」世界の未来は、きっと明るい。


(左画像)
映画プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合!【初回限定版】 [DVD]

(右画像)
プリキュア5th ANNIVERSARY プリキュアボーカルBOX2~希望の章~(DVD付)


【蛇足】

・クウガ役が夢原さんだったのは「単独で戦えて、話に説得力がある娘が彼女だけだったから」というだけなんですが、結果的にハマり役だった気がする。
・ディエンドや夏みかんさんの話が出てこないのは、全く何も考えてないからです。オリキャラを前面に出しても読んでる方も面倒でしょうし。
・同様にFinal Form Cureの設定も考え付いてない。
・検索したら「ディケイドプリキュア」よりも「プリキュアディケイド」の方が主流っぽい。「フレッシュプリキュア」であって「プリキュアフレッシュ」じゃないから、という理由で弊ブログでは前者を採用しています。

【蛇足2】

全体の構成は脳内ではこうなってた。
「真面目に嘘をつく」のがうちの方針なので、これでも真面目に考えてみた。
一応、「ディケイド」の鉄則である「各シリーズのテーマを濃縮してリメイクする」は気を付けたつもり。

■第1話「プリキュア大戦」
■第2話、第3話「プリキュア5の世界」

 ナイトメアの襲来がなくなって数ヵ月。
 夏秋水檸檬の4人は、夢に向かってそれぞれの道を歩んでいた。
 けれど実はナイトメアはいなくなってなどいなかった。

 襲来がないと思われたのは、全て夢原さんがたった一人で処理していたから。
 「みんなの夢の邪魔はさせない」「だからあたしが一人で戦う」。
 悲壮な決意で全てを一人で抱え込む彼女だったが、ナイトメアの一斉攻撃の前に…。

■第4話「SplashStarの世界」
■第5話、第6話「GoGo!の世界」

 夢原のぞみさんは、サンクルミエールの極平凡な女学生さん。特技は大食い。
 ひょんなことから学園の超人たち・夏秋水檸檬と一緒にゲーム大会に出ることに。
 練習をするものの足を引っ張りまくりの夢原さん、文通相手に愚痴りながらも励まされ、とにかく本番へ。

 大会当日。
 圧勝かと思われた彼女たちの前に、恐怖の強敵が立ちふさがる。
 果たして夢原さんたちは優勝することができるのか。

■第7話、第8話「MaxHeartの世界」
■第9話、第10話「フレッシュの世界」

 プリキュア業の新人さんの桃園さん、今日も今日とて頑張ったけど、相も変わらず失敗ばかり。
 あたし頑張ってるのにどうして…。
 忙しすぎて、最近は大好きなダンスレッスンにすら行けない有様。

 あたしは一体何のためにプリキュアになったのか。
 毎日の終わりない激務の中、桃園さんの歪みも大きくなっていく。
 そんな時、彼女は自分を支えてくれる街の人たちの存在を思い出す…。

■第11話、第12話「ふたりの世界」

 「ディケイド、お前は自分のためにカードを集めているだけだ」「仲間と言いつつ、力を利用しているだけの偽善者め」。
 鳴滝さんからそう詰られたディケイド姉さん、心がぼっきり。
 世界を旅してまわったけど、確かに私は力を利用しているだけじゃないか。

 そんなディケイド姉に、美墨さんはきっぱりと言い放つ。
 「一番大事なのは自分だ」と。
 だから仲間も大事。それが偽善だと言うのなら、偽善で一体何が悪いのか、と。

■第13話「鏡の世界の闇プリキュア」、第14話「歩くプリキュア図鑑」
■第15話、第16話「銀水晶の世界」

 ディケイド姉がやってきたのは、全てが凍りつき、停滞という名の黄金時代を築いたどこかの世界。
 無限の転生と永遠を是とする月の女王と、多様性と継承される生を是とするプリキュアさんの存在意義を賭けた戦いが始まる…。

 第17話冒頭に書いた「これまでのお話」は、漫画版のラスボスの台詞です。
 元々は主人公サイドの言葉じゃないところがちょっと凄い。

■第17話「見参双子姫」、第18話「それが宇宙が授けた光の答え」
■第19話、第20話
■第21話、第22話(最終回)「世界の破壊者」

 大ショッカーに相当する組織が思いつかなかったので、微妙に空白。
 東映バンダイつながりでレッドリボン軍(ちょうどリメイクされてるし、ドクターゲロとアポロガイストは結構被る)か、
 普通にフュージョンあたりと思ったけど、それほど面白い展開にはなりそうになかったので。

 SunithaさんのTwitterを見て納得したのですが、「超生命体」=「子供視聴者」の解釈は熱いと思った。
 私なりに考えた感じでは、旧来の組織であるショッカーは子供視聴者だけ楽しませればいい的な古い思想から抜け出せない。だから切り札が超生命体。
 そして超生命体=子供視聴者は、ただ単に「面白いから遊ぶ」だけで、コンテンツを食いつぶして行くことしかできない。

 当然それ自体は悪ではないです。
 でも、大人になってもそれしか出来ないのはあまりに悲しい。だから新時代のライダーであるWさんが打ち倒す。
 超生命体が、なぜ子供という設定だったのか釈然としなかったのですが、私としてはかなり納得した。


何はさておき。
「プリキュア」さんと「仮面ライダーディケイド」に感謝の気持ちを伝えたい。
自分の大好きなコンテンツが、一過性で終わらず続いていくことが、とてもとても嬉しいです。
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しゅごキャラ!パーティー! 第13回 「なりたい あたし!」他

2009年12月26日 | しゅごキャラ!
■しゅごキャラ!ぷっちぷち 第25話「しゅごキャラ通販のまき」

承知の通り、日奈森さんは働く気がありません。
あまりにやる気が無さ過ぎて、タカラトミー様からクビになった過去もまだ生々しい…。
そんな中、頼れるあの人が立ち上がった。



さすがは最も大人の思考ができるペペさんです。
日奈森さんがやらないなら、自分たちで売り込むしかない。
ご苦労が偲ばれます。

■しゅごキャラ!ぷっちぷち 第26話「お悩み解決隊・その1のまき」



ダイヤ…。この子は、もう…。
いえはなから分かっていたことですけどね。
何せ「どっちも選ばないことを選ぶ」という決断をした日奈森さんを「キラキラしてる」と判定する娘ですから。

ただ真面目に書くと、「道に迷っていることを認める」「そこでとりあえず歩きだしてみる」というのも、それはそれで立派なナビゲートだとは思う。

■しゅごキャラ!!!どっきどき 第13話「なりたい あたし!」

また新たな×たま被害者が発見されました。



こんな幼い子ですら人生に絶望するとは。
日奈森さんのマイタウンの病巣は深すぎます。
誰かまず街の構造を改善しないと。

それを見た新人さん、早速×たまを探索してみることにした。
とりあえず自宅で囲ってる×たまをチェック。
山盛り盛り沢山の×たまが、彼女のお家には生息してる。つくづくこの街の絶望具合は深刻だ…。



発見された×たまと、娘さんの絶望。
頑張ったけど出来なかった。本当にやりたいことだったのに。すぐに諦めてしまった。
そして人生まで諦めきっておられました。

日奈森さん:
 「頑張らなくたっていいよ」
 「今、出来なくてもいいじゃん」
 「無理する必要なんて、ないんじゃない?」

実際問題、出来ないといけない理由が特にないので、適当にやればいいんです。
世の中どうにでもなる。今日の日奈森さんのありがたいお言葉は冴えてます。
決して、ご自分が今はキャラに頼り切りなことを誤魔化してるわけじゃなくて。


(左画像)
テレビアニメ しゅごキャラ!! (仮)しゅごキャラ! キャラクターソングコレクション2

(右画像)
DVD付初回限定版 しゅごキャラ! 第10巻


【今週もダイヤ】



ダイヤ:
 「×たまの気配?」



ダイヤ:
 「ひぃ!」
 「…き、気のせいね」

や、役に立たないナビゲータ様だ…。
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通りすがりのジャンヌ・ダルクファン

2009年12月25日 | 旅行・ジャンヌダルク
今さら感がありますが、先日フランスに行った際に思ったことを幾つか。

1.
今回フランス旅行した目的は友人の結婚式。
友人はしばらく前からフランスに住んでいたのですが、ビザやら何やらの関係で一時帰国。
その際に恋人さんも日本観光にやってきた。

その方の予定としては日本で親御さんに挨拶して、プロポーズするつもりだったらしい。
だけどまぁ友人さんは実に鈍く、そんな緊迫した空気をぬるりと回避してしまい、タイミングをつかめないまま恋人さんはフランスに帰られたらしい。
一大決心でやってきたろうに、気の毒な。

で、その後どうなったかといえば。
二人はSkypeで連絡を取り合ってたそうなんですが、流れでSkype上でプロポーズ。
そのまま結婚にいたったそうな。ネット社会、凄ぇ。

2.
友人の実家は日本にあるので、親御さんとは当然離れ離れ。
だけどそこでSkypeを導入した。
かくして、フランスの片田舎と日本の片田舎が接続され、毎日顔を見て会話ができる環境が整えられました。

結婚してフランス行き…というとかなり大事に思えますけど、10年前の九州-東北よりも近いんじゃなかろうか。

3.
フランスまでは片道4万円。時間にして10時間程度で行けます。
これは下手すると、東京から和歌山や山口の奥にいくより安いし、早い。
10時間と言うのがまた良いです。乗り換えなしなので、飛行機に乗ったら寝てればいい。
前日の夜に徹夜していると、体感時間はほぼゼロで飛べます。
もしくは金曜夜に便が飛んでいるので、その気になれば土日だけで行って帰ってくることも可能。恐ろしい時代になったものだ。

4.
結婚相手の方は日本文化…というかありていに言って日本アニメやゲームに興味があるそうで、普通に部屋にFFのフィギュアが置いてあった。
「ナルト」が大好きだそうで、動画サイトを使って日本放送分をほぼリアルタイムで見ているそうです。
日本の放送から2,3日後にはフランス語に完訳されたものが出回るらしい。
まぁ違法ではあるのだけど、ここは脅威のグローバル力を褒めるべきだと思う。

以前、ルーアンのジャンヌダルク博物館に行った時、ドラゴンボールのガチャガチャが設置されていて唖然としました。
オルレアンのキヨスクで、セーラームーンの成人向け同人誌を見かけたこともあります。
今回の旅行でも、パリはもちろん、コンピエーニュでもトゥールでも「ナルト」や「BLEACH」を見かけた。
ついでにキティも山のように見ました。
コンピエーニュでは、街にうろ覚えキティの落書きまであった。山梨のネコが、あちこちにはびこっている。

親族の方にも知人の中にも、「ナルト」や「ONE PIECE」好きは平然といました。
友人はフランス人相手に日本語の家庭教師的なことをやって糊口をしのいでいたのですが、日本語を勉強したいと思う動機の多くは日本漫画の影響らしい。
「オタク文化」(限られた一部のコアな人向けの世界)なんて言葉は、既に死語なんだと思った。

5.
糊口をしのぐといえば、今回の結婚式で友人は着物を着ました。
ただ、着付けが出来る人間がいない。
そこでフランス現地で、着付けの出張サービスを頼んだ。

来られたのは日本人女性の方。着物の着付けを、フランスで商売にされてる方でした。
フランスで、そんなものが商売になるのか。
話によると、個人やショー等、需要はちゃんとあるらしい。
自分の想像力の狭さを思い知りました。
言われてみれば、むしろ日本よりも着付けができる人間が居ない分、商売として成立するのかもしれない。

何と言うか、商売をするということがどういうことなのか、一端を見た気分。こういうのは素直に尊敬します。

6.
フランスでも世界不況の影響で雇用が厳しい状況だそうです。
結婚相手の方も例外ではなく、今度会社が変わって転勤になるかもしれないとか。
行き先はヨルダンが候補だそうです。

日本でも北海道から東京へ…とか大事だと思いますけど、スケールが違う。
私自身が引っ越しに抵抗感が全くない人間ということもあり(10回以上している)、こういうアグレッシブさは見習いたいです。
私も平然と海外に引っ越しできるだけの行動力を持ちたいものだと思った。家を買うならオルレアンに買いたいなぁ、真面目な話。

7.
帰りの飛行機で、ちょっと悲しかったこと。
どうも修学旅行やツアーシーズンらしく、日本人客が大勢集団でいました。
そこで彼らがしていた会話の中で、「日本食が懐かしい」「日本語が落ち着く」などがやたらに耳に聴こえました。

ある程度、年配の方がそれを言うのは理解できる。
でも学生さんやそれくらいの年齢の若い人まで、それを言うのは悲しかったです。
だったら旅行するなと。あるいは、その気になればフランスでも日本と同等の日本食を食べられます。そういうのを探せと。

ヨーロッパに行って、日本に帰るたびがっかり感に襲われます。
ここ5年ほどの間に4回ほど行ったけど、概ね嫌な思いをするのは帰国してからだった。
もちろん旅行者として行ってるだけだから良い印象しか持たない、というフィルターはかかってるのでしょうけれど。
実際、友人は即行でフランスに戻り、永住する決意をノータイムで決めたわけで。
私もかなうことなら向こうに住みたい。そのためには、言葉を覚えないとなぁ…。
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クリスマス・キャロル

2009年12月24日 | プリキュア雑談・総合
メリークリスマス。
昨年と同じく、今年もケーキを買ってきました。
受け取りタイミングの関係で、実際に買って食したのは数日前なのだけど気にしない。



みんな大好きプリキュアケーキ。美味しそう。

今年のケーキは昨年と違って安心して食べられます。
桃園さんは普通に料理が出来る良い子。
去年なんてミルミルさんと夏木さん頼りですよ。まかり間違って夢原さん作のケーキを買っちゃた日には…。

また去年はついうっかり、きらりさんの誘惑に敗北し、「きらレボ」ケーキも一緒に購入する愚行を犯してしまいました。
きらりさんの「食べ盛りだからケーキ2個くらい食べられるよね。アハハハハ」の言葉に騙された。
2個じゃない。2ホールじゃないか。我々民間人は、きらりさんの腹ペコ単位にはついていけない。

今年はその反省を活かし、「めちゃモテ」ケーキの購入は断念しました。
委員長さんならきっと許してくれると思う。
少なくとも、ケーキ2ホール貪り食いながらモテ子とか言われても説得力無いです。

そんなわけで、今年は大変穏やかなクリスマスを迎えることができました。
贈り物はないけれど、ケーキはある。
これで朝まで、3人の亡霊と殴り合えるというものです。

…で、それはそれとして本日24日用のケーキを買いに、今日もケーキ屋さんへ。
会社の帰り道に2件ケーキ屋さんがあります。
いつもはA店を贔屓にしてるのですが、B店の前を通ったところ、サンタコスチュームのお姉さんが店頭で客引きをなされていました。

車通りはそこそことはいえ、B店の前はあまり人が歩くような道ではありません。
ついでに書くと、ぶっちゃけA店の方が繁盛しています。
暗い夜道、寒い星空の下、お客さんは来ない。それ以前に通行人もまばら。

そんな境遇がお姉さんの魂に火をつけたか、私が通りかかった時には等身大のサンタ人形と元気に踊っておられました。
ガランガランとハンドベルを打ちならし、謎の寸劇まで口ずさんでいらっしゃった。
思わずガン見しましたが、恥じる様子もなく朗らかに声をかけられた。

お姉さん:
 「クリスマスにケーキはいかがですか?」
 「サンタさんも踊っていますよ!」(ガランガラン♪)

見た感じ、地味目のお姉さんなのに…。
すっかり脳がクリスマスになっておられる。
とても良いものを拝めたので、今日はB店でいっぱいケーキを買いました。
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感想:週刊少年マガジン(2009年12月23日)

2009年12月23日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■波打際のむろみさん #25「往く年のむろみさん」

マーライオンの芸が成立するのは、奴らは基本的に水の中に居るので、「口から水を出す」行為それ自体が非日常でちょいウケなのだろうと分析してみる。
そもそもマーライオンが実在していてもおかしくない世界なので、「人間の描くマーライオン像はこんなに滑稽だ」的要素でも笑えるのかもしれません。(私らが西洋の奇天烈忍者とかを見て笑う感覚)
もしくは単に魚脳なので、箸が転げても笑う程度の知能なんだ。下等生物万歳。

それはそうと、魚に釣り針をプレゼントするとは、なんてエロティックな。
君を釣って食べちゃうぞ的意味ですよね。
対人間で言うならば、首輪を贈るようなもんですよ。何考えてんだ釣り少年。

そんなわけですっかりその気になったのに、すげなく焦らされるむろみさんが哀れです。
卵生生物のくせにどんな行為に勤しむ気だったんでしょうか。
人魚さんの価値を分かっていない釣り少年に、天罰が下ればいいんだ。

あと単行本が2月17日に発売予定。嬉しいです。

■GE ~グッドエンディング~ 第17話「アンダースタンド」

何やら作者さんのブログが大変なことになってるそうで。

 「少年マガジン」作者ブログ閉鎖 ネット批判に「心折れた」

思うことは二つあって、第一に確かにチャレンジャーな展開を選択したなぁと。
現実で考えればさもありなんな展開とはいえ、例えば漫画で「最強の格闘家」のプロフィールが20勝5敗とかだったらかなりテンション下がります。そんな設定に何の意味が。
リアリティがあれば良いってもんじゃない。

ただ私は批判行為は全て悪と思ってるので、作者さんのブログにまで押しかけたのには同意できません。
(特定個人や特定コンテンツを名指しで批判するときは、対象を完全に叩き潰したいときだけにすべきと思ってる。批判によって相手が伸びることはまず無い)
今週号の巻末コメントを見るに、まだ引きずっておられるようなので、早く立ち直って欲しいと願っています。
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しゅごキャラ!パーティー! 第12回 「へろへろ~ あむちゃん、ママになる?」他

2009年12月22日 | しゅごキャラ!
■しゅごキャラ!ぷっちぷち 第23話「ヨルのクリスマスの巻き」第24話「クリスマスケーキは大変?の巻き」



ダイヤ:
 「エヘ☆」

微笑むだけで芸として成立するダイヤ娘…。
いや本当は成立してないのだけど、得意げな顔を見ていると突っ込めないというか。
そんなダイヤが可愛くてしょうがない。

■しゅごキャラ!図鑑

今週は歌のお姉さん登場。
流れるBGMは、よりにもよって「迷宮バタフライ」。
恐怖の×たまソング、再び。この頃のお姉さんが、一番輝いてたなぁ…。



解説者:
 「みんなが元気になれる素敵な歌を届けてくれるよ!」

どの口でそんなことを。
歌う×たま製造機たるお姉さんを見くびってもらっては困ります。
今でこそ丸くなられていますが、彼女が歌いながら練り歩けば街が壊滅ですよ。

今更ですけど、対?たま戦のときに彼女が居ればかなり有利だったはず。
歌って強制×たま化して、オープンハートの鬼のコンボ。これなら日奈森さんが言葉の暴力で、心をへし折ることもなかったのに。
(エンジェルクレイドルが、?たまを浄化できたかどうかは覚えていない)

■しゅごキャラ!!!どっきどき 第12話「へろへろ~ あむちゃん、ママになる?」

この手のネタ自体は珍しくもないけれど、日奈森さんが言うと洒落になりません。
お願い日奈森さん、大変な事態になる前に自制と節制を覚えて…。
ああでも最近はイクトくんに逃げられたせいか、多少落ち着いていますね。そんな日奈森さんは、つまんない。どうしろと。



それはそうと、誰かダイヤをもう一度殻に押し込んで欲しい。このままではどんどんメッキが…。


(左画像)
テレビアニメ しゅごキャラ!! (仮)しゅごキャラ! キャラクターソングコレクション2

(右画像)
DVD付初回限定版 しゅごキャラ! 第10巻


裏テーマは「消しゴムを探す人々」。文具屋さんからCM費でも貰ったんですか、日奈森さん。
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