穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

スイートプリキュア♪ 第38話「パチパチパチ♪不思議な出会いが新たな始まりニャ!」

2011年11月18日 | スイートプリキュア♪感想
【今週のOP】



メロディさんの炎バトル格好いい。

容赦のないネタバレは延々続く。
だって前週お休みだったし。もうみんな見たよね!
だから本編を凶悪に進めても、問題ないよね!

■スイートプリキュア♪ 第38話「パチパチパチ♪不思議な出会いが新たな始まりニャ!」

明日は音吉さんの誕生日。
アコさんはカードを描いたりケーキを用意したり、準備をいそいそと。
そこをお姉さん達に見つかりました。そして手を出されました。「皆で唄おう!」。

アコさん:
 「唄うなら、私はいかない」

あのお姉さま方、全然人の事情を斟酌しない…。
音楽の国の姫だから、喜んで唄うとでも思ったか。
歌には拘りがあるんです。何故なら、歌は過去のあの日々とリンクしているから。



父と母と過ごした遠いあの日。
もはや戻ることのないあの時間。
歌の思い出はそこにリンクしている。だから、唄わない。過去を取り戻すその日まで。

だけど過去は戻らない。
現に今、ここに父も母もいない。今後、仮にメイジャーランドに凱旋する日が来ても、あの日と同じ日々には戻れない。
「3人揃ったら唄う」という想いは、永久に叶わない公算がかなり高い。

劇中で言いたいことととは外れる気もしますが。
この心境は「時間が出来たら○○する」とか「取って置きの○○だから、ここぞという時に使う」とかと同じだとも思う。
そんな日は、来ない。
そして期限が切れて(例えば体力的に遠出できなくなるとか)、夢は夢のまま終わる。
明日がどうなるか分からないこのご時世。過去を大切に思い、過去と全く同じ状況を望むばかりでは、先に進めない。

アコさん:
 「それ(オルゴール)をどうするつもり?」



ファルセット様:
 「知ってるくせに」

幸福アイテムも、見方を変えれば不幸になる。
アコさんの大切なオルゴールも、見方を変えればアコさんを過去に縛りつけてる不幸アイテムとも言える。
「知ってるくせに」の言葉が怖いです。
アコさんも分かってる。
大切な大切なオルゴールが、不幸の根源にもなりうることを。

アコさんは家族3人で唄う日を待ってる。でも恐らくはその日は来ない。
不幸イベントが起こらなくても、第二子が生まれるとかのハッピーイベントでもかつての状況は瓦解します。
でもそれはそれとして、今にも目を向けよう。
楽しくて素敵だったあの過去は、共通体験としてずっと残る。
周りを見れば、「新しい家族」はいるわけで。

メロディさんは、過去から現在を繋ぐプリキュアさんだと思うのですよ。
元々「メロディ」自体、そうですし。(音は、伝搬に日常的に分かるほどのタイムロスがある)
夢原さんとは違う意味で、神キュアっぷりを発揮なされてる。

そんなメロディさんですが…



北条さん:
 「アコは、来るよ」

物凄く自信満々ですが、アコさんは一貫性のあるポリシーに従って「来ない」と判断してます。
結果的に奏太くんの活躍により参加表明してくれましたが、そのままでは普通に来ないところでした。
というか北条さん、「何故来ないのか」を「ただのツン」程度に考えてたんでしょうし。
拗ねて1年も心を閉ざしていたせいか、北条さんは人の悩み事を軽微に考える癖がある。

そして北条さん。アコさんの事情には最後まで気が付いていない。

花咲さん流に言えば、「詳しい事情は存じませんが」の精神。
北条さん流に言うなら、「現在は価値観が違い、理解し合えない」。
でも共通する過去があるのなら分かり合える。表面的には全く理解し合えてなくても。

奏太くんがプリンを差し出すところも熱いです。
いっさいさっぱり、彼は状況を理解していない。彼自身も、アコさんがプリン好きで、本当にその話題をしていたとは思っていないはず。
でもこれまでに積み重ねたアコさんとの絆がある。

最終的に、アコさんはお歌を唄う。らーららら、らーらららら~。
共通する過去があるなら分かりあえる。そして現在は未来から見れば過去。
分かり合う・分かり合えない以前に、今日ここで一緒に唄った思い出が、多分未来で力になる…はず。

そしてそれらと対極にあたるかのような謎の鳥とのやりとり。



何も言葉には出されていませんが…。
朗らかに語りかけるアコさんとは裏腹に、物凄い距離感を感じます。
はっきり言って、背筋が冷えた。これは、怖い。
何この気持ちの悪い時間。対話しているはずなのに、全く分かり合えていないように見える。
私の思いすごしで、ちゃんと分かり合えているのなのら良いけれど…。


(左画像)
プリキュアライトマスコット☆ 1BOX (食玩)

(右画像)
スイートプリキュア♪ キュアドール! キュアミューズ


大幅に感想を書くのが遅れました。
今年の「プリキュア」さんはテーマが重すぎる。
特に今回はきつい…。

【今週の最年少】



戦うオレンジさん。
ルミナスさんやレモネとは違います。パインさんとも違います。
もはや謎生物を抱っこして観戦するポジションはないのです。



クレッシェンドさん:
 「あの不幸のメロディはこれまでよりも、はるかに強くなっていました」
 「けれど、今はこちらにもキュアミューズがいます」

完全に戦力扱いです。
お姫様でも容赦しない。
プリキュアなんだから、兵器としてカウントされるのは当たり前。

【今週のマイナーさん】



ファルセット様:
 「おぉでかした」

普通に仕事を成功させて、普通に褒められてる。良い職場だ。

「共通の過去」という意味では、トリオのあの日々も立派に共通体験。
そこら辺をキーにした打開はあるんだろうか。
それとも「一緒の時間を過ごしていても分かり合えないものもある」という哀しい結論かしら。

【今週の民間人】



国防兵器・プリキュアに取り囲まれ、事情を知らぬ民間人がただ一人。

改めてしみじみと、凄い絵です。
プリキュアのお姉さんが3人。プリキュアの娘さんが1人。謎の生き物1匹。
もはや真人間は周囲にいない。隣人は果たして人なのか。気がつけば、我々の世界は浸食されていく…。

【今週のエンディング】



降臨・ミューズさん。
登場した瞬間の、くるりんと回転するところが凶悪。
この子は自分の需要を理解されてます。パインさんタイプ。近づくと凄く危険。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイートプリキュア♪ 第37話「ワクワク!ハロウィンでみんな変身ニャ!」

2011年11月01日 | スイートプリキュア♪感想
【今週のメルマガ】

今週のメルマガ担当はアコさんでした。

アコさん:
 「はじめましてアコです
 「キュアミューズの正体はわたしでした

すんごいイタズラ臭が漂ってます。
半年もの間黙ってたのは、さぞかし面白愉快だったことでしょう。
残り1クールちょっと、表舞台に立ったミューズさんのポテンシャルの高さに慄きたい。

■スイートプリキュア♪ 第37話「ワクワク!ハロウィンでみんな変身ニャ!」

ミューズさんが正体を自白し、マイナーなメフィスト様も正気に返りました。
そしてとうとう現れた真の敵・ノイズ。
遥かなる昔に音吉さんが封印したそうですが、いつの間にやら逃げ出して復活の機会を伺っていたそうです。
さりげなく「気が付いたら逃げてた」とか。音吉さん、そこスルーしていいんだろうか。
封じたのは大手柄とはいえ、実は最初から最後まで、メイジャーランドの王族の失態続きで今の窮地があるような…。

さりげなく責任を感じたのか、アコさんもミューズとして、もうしばらく戦うことを決断してくれました。
だけどやれることと言えば、とりあえず音譜探ししかありません。
抜本的解決は「あえて復活させて叩く」しかないような気がする。



探して見つかるものでもないので、ハロウィンを楽しんでみることにした。

思うにハロウィンとは仮装するものだと思うのですが、4名中2名は「本来の姿」をしているだけです。
若干、誤った文化が伝わってる気がする。
あとお姫様姿に恥じらいを感じたアコさん、かつての自分を忘れてます。亡命生活の長さが伺える。辛い日々が彼女を蝕んでいく…。

そこにやってくるマイナーさんたち。
正体を現したフォルセットさんも迷わず最前線に。偉い。
それが後に不幸を招くわけですが。

真の敵・ノイズ様が表に出てきたためか、ネガトーンさんは強化される一方。
颯爽とミューズさんが挑みますが、あっさりと跳ね返されました。
ようやくシリーにも出番が回ってきたのに…。登場するのが2クールほど遅かった。

たった一人で奮闘するミューズさんに、メロディさんたちが優しく声をかける。
皆で協力して戦いましょうと。
そもそもミューズさんが単独戦闘をするようになったのは、メロディさん達が信用ならなかったからなのですが。
手のかかる妹が出来たとかおっしゃってますが、プリキュア的にはメロディさん達の方が後輩なのですが。
そこはぐっと堪えて年長者を立てるミューズさん。大人です。



まぁ結果的に、力を合わせた必殺技はあっさりと破られましたが。
ファルセットさんの唄う不幸のメロディ(未完成版)強し。
目から鱗の「中途半端でもとにかく唄ってみる」は絶大な効果を発しました。
どうして今までやらなかった。
そしてこれがありなら、どうしてハミィは幸せのメロディ(未完成版)を唄わない。

だけど今年のプリキュアさんは、無駄に戦い慣れしています。
必殺技もやたらに豊富。
一つ二つ破られたところで、怯みもせずに次の技を装填する。



メロディさん:
 「あの歌はあたし達に任せて」

言うやいなや、躊躇なく大砲を発射。ファルセットさんに向かって。



ファルセットさん:
 「っ!!」

完全に不意打ち。唄ってるところにそういうことするなんて…。当たり所によってはこのまま倒してしまいかねなかった。
こういう遠慮容赦のないところ、おそらく北条さんの性格が出てます。
え?ルールで禁止されてないことは、何をやってもいいんだよ?

最終的にネガトーンはミューズさんが始末しました。
分身・分裂技がお得意のようです。
メロディさん達がいるよりも、ミューズさんが4人いた方が強い気がしないでもない。
最年少というだけでも最強すぎるのに、増えるとか。キラキラとか。多弾道とか。その上、肉弾戦もこなすとか。
もうレモネの立場がなさすぎて、私の中のレモネ株が急上昇しました。レモネ姉とミューズさんの遭遇を想像するだけで、三日三晩くらいは悶えられる。


(左画像)
プリキュアライトマスコット☆ 1BOX (食玩)

(右画像)
スイートプリキュア♪ キュアドール! キュアミューズ


プリキュアさんは「力を合わせればそれだけで良し」とは意外とならないところが説得力あります。
一人じゃダメ。仲間がいるだけでもダメ。
今年は特にそのバランスがシビア。

【今週の最年少】



ちょっと目を離したすきに即座にナンパされるアコさん。レベル高すぎです。

【今週の最年少2】



ミューズさん:
 「シ、の音譜のシャイニングメロディ!」

くどまゆパワーをフル活用されてます。優秀だ。
メロディさん達なんて、武器に装填するアイテムとしてしか認識してないのに。
しかも今までシリーとは共に戦ってない(シリーがこっそり抜け出していなければ)ので、実戦で使うのは初のはず。
つくづく優秀な子です。ちゃんとマニュアルを読むタイプ。

【今年の映画】



映画も無事に封切られ、来週はリフレッシュ休暇。
この隙に映画を見に行きましょう。
早くいかないと、OPで片っ端からネタバレされます。もはや脅迫。

今年の映画もとんでもない出来です。
エンターテイメントとしても面白いし、扱ってるテーマが濃すぎます。
これは映画館で見るべき映画だと思う。毎年のこととはいえ、「皆で映画館で見ている」ことまで演出に組み込んでいるのが凄い。

【今冬のオールスターズ】

震災の影響で延期になっていたプリキュアオールスターズDXコンサートの開催が決定しました。
当時からはプリキュアさんが二人増えました。
何かそのことが、あの後の歩みを感じて想うところがあります。

とりあえず、くどまゆさんも参加される埼玉公演には応募してみるつもり。

【再来週の鳥】



次回、アコさんが鳥を拾うそうです。
普通に考えれば正体はノイズ様。
あまりに着地地点が分かりません。

「ノイズもまた音楽の一つだ」と受け入れる展開なのか、「やっぱり分かりえあえない」となるのか。
これまた普通に考えれば、わざわざ邂逅させるのなら前者だと思いますが、これまでのテーマ的に違和感が。
まさかこの期に及んでこんな不安定な要素を入れてくるなんて。今年のプリキュアさんは難しすぎる。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイートプリキュア♪ 第36話「キラキラーン!心に届け、ミューズの想いニャ!」

2011年10月23日 | スイートプリキュア♪感想
【今週のメイジャー】



ついに判明する一連の謎。
そして牙を向くアフロディテ様。
シリーズ初となる「舞台がテレビと変わらない」今年のプリキュア映画、真相がとうとう来週判明する…。

■スイートプリキュア♪ 第36話「キラキラーン!心に届け、ミューズの想いニャ!」

ミューズさんの正体はアコさんでした。
しかも父はメフィスト様でした。
これには北条さん達もびっくり。

その上更に明かされる真実。
なんとメフィスト様はメイジャーランドの国王だったのです!
そしてアフロディテ様とは夫婦なのです!

黒川さん:
 「ハミィ、二人に言ってなかったの?」
ハミィ:
 「ごめんニャ」
アフロディテ様:
 「そう、私がアコの母です」

な…なんだと…。

いや正体や真相そのものは良いです。
問題は、こいつら知った上で隠してたのか。
「敵はメイジャーの元国王」なんて、最重要情報を「うふふ」で誤魔化しやがった。



おまけに音吉さんはアフロディテ様の父。
人間社会はどこまで音楽使徒どもに浸食されているのか。奴らはどこまで正体を隠しているのか。
この分では、北条父が「ああ、僕はアフロディテの弟だから」「あれ、言ってなかったけ?」くらいのことは言ってきそうです。
北条さんもアコさんの親戚説。うむ、これなら北条父がネガトーンに対抗できたことも説明がつく。ついてもらっても困る。

話はゴリゴリと続く。
アコさんがオレンジに目覚めたのは、メイジャーランドが襲撃されたその時。
まぁ大事な式典の予定だったのですから、ライブ中継されてても不思議は無い。
ということは、順序的には彼女が第一の「スイート」プリキュアだったのか。
じゃあ北条さん達がブラックホール相手に死闘を演じていた時も、プリキュア能力はあったのですね。黙って見てました。

変身能力は得たものの、父やその黒幕には知られたくなく。
結果、顔・髪型・色・体型・身長・声まで徹底迷彩。
どんだけバレるのが嫌だったんでしょうか。壮絶です。

アコさん:
 「でもどんどん強くなっていく皆の力を恐れたの」
 「その力は、いずれパパを傷つけてしまう…」

「プリキュアに脅威を感じたので参戦」。
斬新な戦闘理由です。
プリキュアめ…。あいつら二言目には「絶対に許さない」だし…。
なおメフィスト様を窮地に追い込んだクレッシェンドトーンは、アフロディテ様により提供されたものです。なんて妻だ。
恐ろしい。何もかもが恐ろしい…。

一方のメフィスト様。
娘の乱入により錯乱状態に陥るものの、呪縛は解けず。
再度巨大化して、加音町に襲来してみた。

早速応戦に出るメロディさん達。
先ほどあれほど丁寧に「メフィストは私の父だ」と説明したのに、以前と同じように殴りかかって行きます。
だから…。信用できないんだプリキュアは…。

だけどメフィスト様は非常にお強く。
メロディさん達はあっという間にピンチに。
本当にどこもかしこも手が焼ける。



オレンジさん:
 「つまびくは女神の調べ・キュアミューズ!」



「女神の調べ」。大きく出てみた。さすがは「ミューズ」。
変身シーンはそこはかとなくパインさん。あざといです。
特に、「最年少プリキュア」と同じレベルのポーズをしていたパインさんが。



しかも武闘派。初撃で人体の急所を狙っていく。
しかしそこは娘さん。思わず寸止めにしてしまいました。
良かった。迷わず父の人中を撃ち抜くような娘じゃなくて。

そんなミューズさんに対し、メロディさんらからはブーイング。



ミューズさん:
 「でも目の前にいるのはパパなの!」
 「パパの目を見たら、私、どうしたらいいか分からないの!」
 「みんなには分からないんだよ、私の気持ちなんて…!」

確かに。むしろアフロディテ様の気持ちがさっぱり分かりません。
あの女は何故「事情を全て隠し、兵器・プリキュアを差し向ける」という選択を取ったのか。
アコさんが疑心暗鬼になるのも当然だ。

メロディさん:
 「そうだよ、分からないよ」

…かつて花咲さんはおっしゃった。「詳しい事情は存じませんが」と。
相手の心は分からない。それは本人にしか分からない。
だから叫ぼう。相手の心に向かって。
思えばデザトリアン療法もそうだった。まずは叫ぶ。
そうすれば、相手の心に何かが届く。

「見守っていても仕方がない」と今回の話だけでも何度も言われた。
見ていてもしょうがないんです。黙っていたら分からない。
何も言わずに黙って活動していた覆面ミューズでは、結局は何も変わらなかった。

この辺、プリキュアさんはシビアですね…。
裏にどんな事情があったところで、会話をする気のない相手は粉砕される。
黙っていても分からない。だから叫べ!



ミューズさん:
 「…私、パパが大好きだよ」
 「私のパパに、戻って!!」



ごつり。

娘にここまでされて、正気に返らない父はいない。
アコさんの想いを込めた正拳突きにより、メフィスト様はようやく洗脳から脱しました。
美しい展開だ。問題は、後ろで微笑んでいるアフロディテ様の真意が分からないことですが。

これで大団円かと思われたその時に。



ファルセットさん:
 「…ついに俺の出番か」

お前か敵は!
誰も予想しなかった「ファルセットが犯人」。
思えば彼はリーダーに固執していなかった。そんなことまで伏線なのか。

彼の口から出た真の敵の名は、「ノイズ」。
会話を遮断し、交流を不可能にする「ノイズ」。
「ノイズ」もまた「音が沢山満ちている」状態なわけですが、他者を妨げているのだから「悪」。
多様性が大事と言ったところで、他者を侵害する存在は許容されないのと同じ。
あと静寂を望んだゴーヤーンさんとは、激しく対立してそうです。


(左画像)
プリキュアライトマスコット☆ 1BOX (食玩)

(右画像)
スイートプリキュア♪ キュアドール! キュアミューズ


正直アコさんには全く興味がなかったのですが、「最年少プリキュア」の肩書き付きになった途端に興味津々です。
優秀な良い子です。
誰かさんのせいで上がりに上がった平均年齢も、これでリセットされました。

【今週の3人目】

セイレーンさんはアコさんの正体は知らなかったようですが、メフィスト様が前国王とは(当然ながら)承知だったようで。

これで「何故セイレーンさんがマイナーに寝返り、かつそのことをさして咎められていないのか」の謎も分かります。
彼女達としてはあくまで「お家騒動」なだけであり、むしろ前国王派の方が正統と言えば正統です。
メイジャーから犯罪者扱いされる道理はないわけだ。

…まぁそんなことと関係なく、アフロディテ様は「自分を」裏切ったことへの制裁とかしてきそうですけれど。

【今週の4人目】

アコさんは今回の戦いを「喧嘩」と呼んでおられました。
我々の認識では国家間の「戦争」だったわけですが、そこはお姫様。
何だかんだでアコさんも、ちょっと常識がとんでおられる。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイートプリキュア♪ 第35話「ジャキーン!遂にミューズが仮面をとったニャ!」

2011年10月16日 | スイートプリキュア♪感想
【今週のCM】

初っ端から自重しないCMが連打連打連打。



謎の娘さんがゴリゴリと動く!
謎の娘さんが空を飛ぶ!
謎の娘さんが全力で殴る!

メロディさんも謎のコスプレ着衣。
クレッシェンドキュアメロディだそうです。
放っておくと、どんどん音が大きくなっていく。うざい。

Blu-rayも発売予定。



メロディさん:
 「これを見なきゃ女がすたる!」

きょ、脅迫か…。
女児様が恐慌状態に陥ったらどうしてくれる。
大変!見なきゃ女がすたってしまう!!

■スイートプリキュア♪ 第35話「ジャキーン!遂にミューズが仮面をとったニャ!」

前回、あと一歩と言うところまでメフィスト様を追い詰めたメロディさん達。
絶対に許せない。何があろうと、絶対に許せない。
しかしミューズさんが立ちはだかり、メフィスト様をむざむざ討ち逃してしまいました。
絶対に許せない。何があろうと、絶対に許せない。

北条さん:
 「どうしてミューズはメフィストを庇ったりしたんだろう?」
黒川さん:
 「ミューズには何か事情があるんじゃないかしら」
 「私もそうだったから…」
南野さん:
 「そうかな?そんな風には見えないけど」

南野さんはかなり懐疑的。
黒川さんも背筋が冷える。この子ら、私のときもそんなことを…。
あの時交わされた「もうセイレーンはダメだよ」「絶対に許せない」な会話を聞かせてあげたい。

そうこうしている内に、メフィスト様が再びやってた。
彼の音譜回収能力の高さはずば抜けています。
あっという間に残りの音譜も集まって行く。どうするメロディさん。

無い知恵絞って悩んだおかげか。
ふと、メロディさんは気がつきました。
あれ?メフィストって、耳に何かをつけてるような…

メロディさん:
 「ちょっと待って」
 「エレンの心を悪に染めたヘッドフォンを、メフィストがしているってことは」
 「メフィストも何者かに悪に染められているのかもしれない…」
 「本当の敵は、メフィストじゃない…?」

コペルニクス的転回。メロディさんのトンデモ理論は、しかしながら説得力が。
気がついてしまえばなんてことは無い。メフィストは、操られている!
どうして今まで気がつかなかった。アフロディテ様が黙ってたからか。そうか、真の敵は、奴か。



メロディさん:
 「殴ろう」

固い決意を元に、メロディさんはしみじみと拳を握る。

メロディさん:
 「あたしたちはメフィストと、戦うわけじゃない」
 「メフィストを操る悪の心と戦うの」
 「プリキュアは何のために戦っているのか…、全ての幸せを守るためだと思う」
 「それはメフィストが相手でも変わらない」

言い方を変えただけで、やることは「殴る」です。
ビートさんも背筋が冷える。この子ら、私のときもそんなことを…。
こうして「悪の心を倒す」という謎の言い換えにより、即座に超必殺技が発動。くらえ!メフィスト!!

されどメフィスト様も漫然と闇に還されるわけにはいかない。
謎能力で巨大化すると、メロディさん達を追い詰める。
実は弱いんじゃないかスイート組は。追い詰められる展開が多いです。まるでSS組みたい。

それを横から見ていたミューズさん。
「プリキュアは何のために戦っているのか」。主に怒りに突き動かされてですが、メロディさんらの言葉を噛みしめる。
プリキュアさんは悪の心と戦ってる。だからあの人を殴っても、あの人を殴ったことにはならない。悪の心を殴るんだ!



ミューズさん:
 「もうやめて!」
 「パパ!!」

お姉さま方、唖然。敵を、パパと呼ぶなんて!
そんな悪い子は絶対に許せな…あ、月光さん。
一瞬脳裏によぎった怖い人の存在に、ようやくメロディさん達も冷静に。え?パパ?



ばっ!

いきなり洋服を脱ぎ棄てて、ミューズさんが正体を露わに。
ブーツまで脱ぐなんて…。恐ろしい子…。
ついに現れたその実態は



オレンジさんでした。

全身タイツに仮面、その上喋らない。
それだけでも充分に病的な変装だったのに、ウィッグや底上げブーツまで使っていたなんて。
メロディさん達がいかに信用されていなかったかがよく分かります。
決め台詞が「絶対に許せない」の人たちに、「実は敵の身内です」なんて言えるわけが…。

変装も苦労したんでしょうね…。特徴的過ぎるプリキュアコスチュームが憎い。
オレンジを隠すために色々工夫して、パーツを外せないかとか上着を着られないのかと足掻いて。
ああでもオレンジのヒラヒラがすぐに飛び出る!バレる!いっそ脱げないのかこの服!とか格闘して。
多分、変身後に強制装着されるので、プリキュア服は着替えられないんでしょうね…。呪いの装備か。
結果、行きついた先は全身タイツに押しこんでマントでガード。涙ぐましい。

泣けることに。
結果論的には最初から正体を明かしていた方が話は早かった。
オレンジさんの姿を見たメフィスト様は、即座に正体を看過。

メフィスト様:
 「アコ……?」

再度、お姉さま方は唖然。なんでいきなりアコさんの名が出る。
メロディさんを去就するアコさんとの思い出の数々。
なんてことだ。今まで彼女がどんな目で自分たちを見ていたことか。
正体バレ切ってるのに隠してるとか、わたわたしてるとか、凄く間抜けな痴態を晒してしまってた。

ミューズさん、メフィスト様、そして遠くから見ているアフロディテ様らが状況を把握する中。
ぼんやりと立ち尽くすしかないメロディさん達。やがてメフィスト様はもがき苦しんで去って行きました。
最初から正体を打ち明けていれば、半年前に決着がついていたかもしれないのに…。
まるで「待ち合わせ場所を勘違いしていた」ことに気がつかず、延々と1年も冷戦していた誰かさんのようです。
同じものでも見方によっていろいろと変わる。だけど言うべきことは早く言っておかないと、厄介なことになる。

がっつりと事態をこじらせてしまいましたが、ようやく自白したミューズさん。
次回は「絶対に許せない」が信条の娘さん達による尋問です。
いくらアコさんが気丈とはいえ…、プリキュアのお姉さん3人に囲まれて詰問とか、恐ろしくて泣ける。。


(左画像)
スイートプリキュア♪ [2012年 カレンダー]

(右画像)
プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE(ハート) ~ミラクルダンスステージへようこそ~ 【DVD】


「同じものでも色々な見方がある」というスイートさんのテーマ。
確かに正しいとは思うけど、「何が正しいのかさっぱり分からない」ので物凄く不安になるのも事実。
本当に味方か分からないメイジャーランド、正体不明のミューズさん、情報が流出することを逆手にとって虚実を流す等々、徹底して何から何まで信用できない。

でもビートさんの「自分自身のビートを信じる」に始まって、「見方は色々あるにせよ、だから正しい方向に導こう」という展開はすっきりする。
メフィスト様は真の悪ではない。が、だからといって悪のままで放置してよいわけでもない。
見方はいろいろだから、あのまま蛤をつけたままでもいいよね、とはならない。
もうすぐ映画も公開ですし、全体を貫くテーマもようやく落ち着いてきたかも。

【来週のプリキュアさん】

アコさん:
 「どうしたら昔の優しいパパに戻ってくれるのかな??」
南野さん:
 「亜子ちゃんが思いっきり叫べば、絶対お父さんの心に伝わるよ」

「叫べ」って、それは今まで黙っていたことへの当てつけか。
平然と「うん!」と返しているアコさんもタフネス。
こんなギスギスした空間には、一緒に居たくないです。

【今週のくどまゆ】



どんどん訳のわからない演じ分けの世界に入って行ってる…。
ミミー。ファファー。どどー。

【今週の完璧】

…ブルンがいれば、ミューズさんも変装に苦労しなかったと思うんだ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイートプリキュア♪ 第34話「ズドド~ン!メフィストがやって来ちゃったニャ!」

2011年10月09日 | スイートプリキュア♪感想
【今週のメルマガ】

いつも日曜朝8時にくらいに送られてくるメルマガ、今日の担当は黒川さんでした。

黒川さん:
 「おはようございます!エレンです」
 「ついに、わたしたちの町にメフィストがあらわれたの!」

『わたしたちの町』と言い切った。
彼女的にはメイジャーからも亡命、この町で生きて行くつもりなのでしょうか。
連帯意識が生まれたのは良いことです。ご近所の猫コミュニティとも改めて上手くやっていそう。

■スイートプリキュア♪ 第34話「ズドド~ン!メフィストがやって来ちゃったニャ!」

ある日のこと。



メフィスト様が自ら襲来してきました。
微妙なタイミングです。
夏場の追加玩具が登場する前ならば安心して見ていられますが、秋のこの時期では、うっかり倒されかねません。
時期を見誤ったとしか言いようがない。
北条さん達も決断した。よし。ここで、終わらせる。

プリキュアさん達が3人だからか、お手製ネガトーンも3個から生成。
さすがにトップなだけあって、メフィスト様はお強かった。
だけど北条さん達も不気味に戦力が充実しています。小手調べ感覚で技をぶっ放せるくらいに。



それでもメフィスト様、超善戦。
本国では部下たちも大喜びで大歓声。
格闘戦主体のプリキュアさんを近づかせないとか、地味に戦略も光ってる。



プリキュアさんは、仲間を呼んだ!
卑劣です。単身挑んだメフィスト様に対し、一騎打ちを提案するくらいの気概を見せてもいいのに。
それでもメフィスト様は挫けない。

メフィスト様:
 「音楽の神・ミューズなどと名乗っているようだが」
 「見かけ倒しのようだな!」

やはり音楽人としては腹に据えかねるところがあったのですね。
許せぬ。ただの人のくせに、「ミューズ」などと不遜な。
しかし怒りのあまり、ついやってしまった。うっかりやってしまった。

メフィスト様:
 「はっはっはっは!」
 「ざまあないな!!」
メロディさん:
 「ぶつん!!」

ミューズを馬鹿にした!絶対に、許せない!!!!

「許せない」のはこちらの方だと言いたいですが、怒れる娘は話を聞かない。、
もはや戦略も何もなく、力任せの体当たりでネガトーンさんに一撃。
更に続けてチェスト発動。やるのはやっぱり体当たり。

哀れネガトーンさんは蒸発。メフィスト様も涙です。どんなに優勢でも、プリキュアさんを馬鹿にしたら敗北フラグだった…。
しかし惨劇はそこで終わらなかった。
小娘たちの怒りは収まらない。絶対に、許せない。何があろうとも、絶対に許せない…!!



メロディさん:
 「あんたは絶対に、許せない」
 「メフィスト!覚悟っっっ!!!!」

追撃。ネガトーンさんを貫いて、そのままメフィスト様に肉薄。
これが、楽しい音楽を背負っているはずのメイジャーランドの本性です。
絶対に許せない。メフィスト様にも、その言葉の重みがのしかかる…。



そこに割って入ったミューズさん。

何故かメフィスト様を庇ってみた。あまりに意外なことに、メロディさん達もぽかん。
慌ててクレッシェンドトーン様が舵を取って避けてくれましたが、危うく轢くところでした。
突撃中にハンドル操作忘れてぼんやりしないで…!



この状況、辛い。
あれだけ「絶対に許せない」を連呼してた娘さんの中に、一人。
怖い。殴られる。絶対に、殴られる。

メロディさん:
 「…ミューズ」
 「あなたの守りたいものって、メフィストだったの?」

詰問に耐えられず、ミューズさんは逃亡。
メフィスト様も一連の隙をついて音譜を奪って逃亡。
何だろう。メロディさん達が一番蚊帳の外にいて、一番事態を理解できていない気がする。
やっぱり「絶対に許せない」と言い張り続けるだけじゃダメなのかもしれない。
そりゃミューズさんも、事情を話したりできないですよ…。


(左画像)
スイートプリキュア♪ [2012年 カレンダー]

(右画像)
プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE(ハート) ~ミラクルダンスステージへようこそ~ 【DVD】


メフィスト様が「ワンパターンだな!」と言った瞬間、映像が止まりました。うちだけなんでしょうか。
世の中には、言っていいことと悪いことがある…。

【今週のマイナーさん】

みんなで仲良く焼き肉。和気藹々で良いことです。
自ら討って出たメフィスト様も、きちんと仕事の出来る方でした。
突然の事態にも素早く状況判断し、プリキュア打倒から音譜を奪うことに方針変換。そして即座に撤退。
なかなか出来ることではない。



そんなメフィスト様だから、みんなも声援を送ることが出来る。
バスドラさんが敬称略で呼んだのは、それだけ親しまれているからだと思いたいです。
「実はバスドラは真相を知っていて、メフィストに従っている振りをしていたのだ」とかだと、もう何を信じていいか分からない…。

【今週の容疑者】

もうここまで来たらアコさん以外に考えられない状況。
というか、これでアコさんは無関係だったらスタッフ様の悪だくみぶりが恐ろしすぎます。
え?アコと奏太の竹馬のシーン?あれはただ単にいちゃついてただけで、別に意味なんてないですよ?

問題はアコさんが変身した結果あの姿に成長してるのか、未来とかから来てるのか、女児姿が嘘だったりするのか。
そもそも正体が猫だったりしたら、奏太くんも色々と困惑しまくりです。
そういえば「娘さんと謎生物」の恋愛パターンはあったけど、「謎生物と少年」のパターンはなかった気がする。

【今週のくどまゆ】



くどまゆ:
 「どどどーどどどーどどどどー♪」

くどまゆさんの長い歌唱歴の中でも、「ど」だけで唄えと言われたことはないんじゃなかろうか。

【今週のオールスターズ】

ふたりはプリキュア/ふたりはプリキュアMax Heart プリズムコネクト参戦

教えていただいたのですが、密かに気になってなりません。
ちゃんと美翔さんも呼んで貰えるんですよね。オールスターズのお仕事はもう終わり、とかそんなこと言いませんよね。
あ…うん…やっぱり、そう、そうですか…。
だからあれほど「オールスターズ需要があるうちに、しっかり仕事して次のオファーにつなげなきゃ」と言われてたのに…!(諦)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイートプリキュア♪ 第33話「「ホワワ~ン!みんなの夢はプリキュアの力ニャ!」

2011年10月02日 | スイートプリキュア♪感想
【今週のオールスターズ】



オールスターズで踊り狂うダンスムービー、早くもCMに登場です。
桃園さんが超格好いいの。みんなで崇めよう。
ロースペックなのは2D桃園さんだけ!3D桃園さんは超ハイスペック!



そして美墨先輩もDVD-BOX化。
8年前の自分達に、この一連のCMを見せてみたい。
新コスチュームにシリーズ化に、オールスターズ。なんてアメージング。

なお、昨日10月1日付で「マーベラスエンターテイメント」様は他社と合併し「マーベラスAQL」様となられました。
いつものCMがいつもと違い、ちょっと驚いた。
驚きついでに、ちゃんと美翔さんたちもDVD-BOX化してくれることを祈ろう。

■スイートプリキュア♪ 第33話「「ホワワ~ン!みんなの夢はプリキュアの力ニャ!」

もうすぐピアノコンクール。我らの北条さんも出陣することに。
ここのところ、とんとピアノを演奏しておらず「夢」云々は口だけかと訝しまれていましたが、裏ではちゃんと先に進んでいたようです。
10年のブランクは小さくない。
でも一国を代表する歌姫2匹と音の精霊および音の源の支援、更には音楽家族の血と、培った筋力が北条さんにはある。
もはや卑怯。

おまけに審査員が北条父だと判明。



北条さん:
 「ッ!!」

もうコンクール出ない!!

久々に聞いた気がする北条さんのちゃぶ台返し。
嫌なことがあったら即放棄。もうプリキュア辞める!
どちらかというと他の参加者の方が「やってられるか」度合いは高いのですが、そこは北条さん。
「審査で有利になってしまう」云々以前に、「父に見られる」ことを毛嫌った。
また「才能ない」って言われたらどうしよう。ガクガクガクガクガクガクガクガク…。



変装してみたらどうだろう?

北条さんの後ろ向き具合がにじみ出てます。
どうせ出場者名簿でバレるのに…。
「キュアメロディ姿で出よう」とか思わなかっただけ、まだマシかもしれない。すごい羞恥。

久々にガラスハートぶりを発揮しましたが、以前の北条さんとは違う。
みんなの笑顔が見たいとか、何かそういうことに思い至り自己解決しました。
笑顔が見たいのなら、キュアメロディ姿で演奏会に出れば…。正体も隠せるし、大喜びだし。ちぇ…。

同日、南野さんもスイーツコンクールに出場予定。二人揃って頑張っておられる。
一方の黒川さん。ピアノのレッスンにつきあい、ケーキの試食をするけれど、彼女自身には夢がない。
歌姫を目指してたあの頃のことは、もうすっかり忘れました。
謎蛤の副作用でしょうか。大事な脳細胞を幾つか破壊されてしまった…。
さてどうしたものかと思っていたら…

音吉さん:
 「未来が見えなかったら、今を見つめればいい」

良い言葉だ。
真実が何か分からなければ、今、目の前を見つめればいい。
どちらが正しいか分からなければ、今、自分がやりたいことを考えればいい。

悩む三人娘に対するアドバイスは、全て「自分で答えに気づいているはずだ」。
「答え」そのものは、それぞれ微妙に違う。どれが正しいとも言えない。
結局は自分で気づいた答えが、恐らくは本人にとっては正しい。
「見方は色々ある」を強調してくる「スイーツ」さんだけど、最後はそこに落ち着きそうです。
見方が色々あったところで、自分の中の答えはこうだ。



ピアノとスイーツイベントは同時開催。
いつものように襲撃してくるマイナーさんですが、さてどっちに行ったものか。
意外と悩むところを、マイナーさんの選択はまず「メロディ」でした。
やはり音楽の使徒としては、まず音楽イベント。
あと今までの言動からして、北条さんのことを割と舐めてる。

二人はコンテストに出場しているので、残ったビートさんが一人で迎撃。
ネガトーンの性能も本気で上がってます。芸達者が多いです、今年は。
だけどビートさんも何かを悟られた。



ビートさん:
 「二人は今、それぞれの夢に向かって頑張ってる」
 「たくさんの人を、笑顔にするために」
 「私は、そのかけがえのない夢を守りたい」
 「それが私の夢だから!」

ビートさんは夢原さんの道を選択されました。
その道はとても険しくて困難です。
頑張れ、いつか「神」と呼ばれるその日まで。

ただ夢原さんが「未来」を見ていたのに対し、ビートさんは「今」がベースっぽい。
己のビートをかき鳴らす彼女の特性からも納得の選択。

「コンテストの裏で奮闘する」というのも今まで何度も繰り返されましたが、最後まで一人で乗り切ったのは意外と珍しい。
レモネはオーディションを途中で放棄した。ベリーさんも放棄した。そして桃園さんがマジ落ち込んだ。
だけど今回はちゃんとビートさんは踏ん張り、メロディさんもリズムさんも入賞されたようです。

…あえて違いを考えるなら、戦ってたビートさんも「メロディ(リズム)のため」ではなく、「それによって笑顔になる人のため」だったからかな。

覚えてませんけど、当時の夢原さんや桃園さんは、「レモネや蒼い人のため」であって、「レモネの演技で喜ぶ人のため」ではなかった。
「お父さんのため」に頑張るのではなく、「みんなの笑顔のため」。「北条さんのために頑張る」のではなく、「みんなの笑顔のため」。
まぁレモネの演技を見て誰が喜ぶのかとか色々と問題があるので、夢原さんを責める気など毛頭ありませんが。

決め技・合体シューティングスターにより、ネガトーンさんも無事に撃破。
当初の目的通りに賞も取れたし、万々歳です。
その後、「身内の審査員が贔屓しただけだ」と叩かれて凹む北条さんの姿があったとかなかったとか。


(左画像)
スイートプリキュア♪ [2012年 カレンダー]

(右画像)
プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE(ハート) ~ミラクルダンスステージへようこそ~ 【DVD】


今日は色々と自分にとっては大きな一日だった気がする。

【今週の北】

北条さんが一際可愛かった今回。特にAパート。



変装云々はともかく、北条さんは普段からこういう言動をしてるんでしょうか。アホの子。

【今週の4人目】



日常パートをコスプレ服で見つめるって、微妙に恥ずかしいですね…。
距離感が痛々しい。。

【今週のマイナーさん】

トリオさん:
 「メフィスト様は本気だ…」
 「絶対プリキュアを倒すぞ、いいな」

ここで責任をなすりつけ合わないのが今年の敵さん。

強いて言えば「なんのためにプリキュアを倒すのか」を失念しつつあるのが気がかりです。
手段が目標になってしまってる。
「みんなを不幸にする」ために頑張ってたのに、いつの間にか「プリキュアさんを倒す」ことにばかり気をとられるなんて…。

…結果的に自分たちは不幸になってるんだから、マイナーの人的にはOKな気もするけど、そこは彼らにしか理解できない美学があるんだろう。

【今週の同業他番組】



「プリティーリズム」さんが殴りこんできておられる…。
双方にとって、「ハッピーセット」はキーですね。ここに採用されると敵に乗りこまれる。
昨日買ったけど、北条さん怒ったりしないですよね。

【来週のプリキュアさん】

メフィスト様出陣。そして彼を守って立ちふさがるミューズさん。



「アフロディテとメフィストは夫婦」「ミューズはその娘」説も流れましたが、どうなることか。
まぁ本当に夫婦だった場合、操られている(?)メフィスト様はともかく、完全スルーのアフロディテ様の邪悪さが際立ちますが。
あの人、そういう大事なことを黙ってプリキュアさんに殴らせようとしてたのか…。

…一応「アフロディテも操られている」可能性もなくはないのかな。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイートプリキュア♪ 第32話「オロオロ~!ヒーリングチェストが盗まれたニャ!」

2011年09月25日 | スイートプリキュア♪感想
【今冬の池田彩さん】

[公式ブログより引用]

 池田彩 ワンマンライブ 〜episode0〜

 日程:2011年11月19日(土)
 場所:大塚Deepa
 時間:OPEN/START 17:00/18:00
 料金:ADV/DOOR ¥2000/¥2500(共にドリンク別¥600)

[引用終]

「episode0」という副題に悲壮な覚悟を感じます。
「複数シリーズのOPEDを唄っている」という点では、五條さん・くどまゆさんと並ぶ経歴の池田彩さん。
今回のワンマンライブでの客入り如何で、今後の活動の方向性を決めるそうで。

「達成できなかったら●●」というのを前面に出すのは失礼ではありますが(同情で聴きに行きたいわけではない)、「池田彩さんは好きだけど、ライブは何となく面倒だからいいや」とか「ああ、ライブやってたんだ。行けばよかったな」と後から思うとか、そういう方は是非とも参加されて欲しいです。

■スイートプリキュア♪ 第32話「オロオロ~!ヒーリングチェストが盗まれたニャ!」

今日はフリーマーケットの日。
北条さんも全力で出店してました。
何故かヒーリングチェストも陳列して。



ハミィ:
 「ハミィもヒーリングチェストも間違えて売ったりしないでニャ」
くどまゆ:
 「僕らも売らないでドド」

言うまでもないはずのことなのに。
恐怖にかられてくどまゆ達も念押しする。
う、売らないでドド。というか、何で大事なアイテムを剥き出しで持ち歩いてるドド…!

「商売上手」の隠れスキルを持つ北条さん、使える者は何でも使い、おかげで人も集まります。
その宝石箱ください。売り物じゃないです。その猫ください。売り物じゃないです。その綺麗な宝石箱を…。売り物じゃないです。
売り物じゃないなら何故そこに並べるのか。

追加アイテムを客引きに使う強かさを発揮し、北条ブースは大盛況。
その宝石箱ください。売り物じゃないです。その猫ください。売り物じゃないです。その綺麗な宝石箱を………っ、盗られた!!
こうして客寄せに使っていたばっかりに、チェストは盗みとられてしまいました。誰も悪くない。北条さん以外。

そんな本日のネガトーンは、黒川さんの手作りウサギネガトーン。



可愛らしいぬいぐるみ相手に、洒落にならない勢いで戦闘が展開されます。被弾したところが完全に変形している…。
挙句には目隠しして動きを制限したところに、必殺技を乱射の構え。
もはやどっちが正義か分かりません。メイジャーだからって、正義とは限らないんだ。



女児様:
 「ミミちゃんをいじめないで!!」

たまらずお子様が飛び出してきた。
本能的に、このコスプレお姉さん達の方が悪と見抜いたようです。非常に大事なシーンですね。
もはやプリキュアだから正義と、無条件に信じてもらえる時代は終わった。北条さんのせいで。

幸い、説得が通じて女児様は北条さんの言い分を信じてくれました。
でもわざわざこの1シーンを入れたということは、制作サイド的にもフォローが必要と感じたのでしょうか。
個人的にも確かに今回は、「ウサギにそこまでやっていいのか」と多少感じたので、すかさず注釈が入ったのは流石だと思いました。

さして深い意味なく入れたシーンだったのか、たまたま今回だけ製作者様的にも思うところがあったのか、それとも何かのクレームがついたのかは分かりませんが…。
「マイナーだからと言って悪ではない」な展開になりそうな本シリーズ的には、「プリキュアだから正義とは限らない」を示唆する演出は怖い。
まさか劇場版CMのように「黒幕はアフロディテ様」なんてことにはならないでしょうけれど、可能性としてはありえます。「言われるがままに変身してみたけれど、実は悪の片棒を担がされていた」パターン。

「自分たちの方が間違っているかもしれない」というのは、先輩プリキュア達を引き合いに出すと、夢原さんが非常にマズイ。
「こちらの価値観を認めない者とは、話し合ったところで理解できない」「価値観の多様性を守るためには、こちらの価値観を侵害してくる者は叩き潰すしかない」という恐ろしく尖った神キュアさんの思想的には、「実は立場が曖昧」は危険な香りがします。
まぁそこできっちり「正しい」かどうかを本能的に見極めるのが夢原さんの能力ですし、今回の一件自体が、事実「ウサギをいじめていたわけではない」ので余計な話ではありますけれど。

閑話休題。

追加玩具に端を発した戦闘でしたが、追加玩具を必要としないまま倒しきってしまいました。
「楽勝で倒した」わけではなく、工夫や根性を見せつけまくってるのが逆にまずいです。
北条さんが玩具パワーでぶいぶい言わせるタイプじゃないだけに、チェストの存在意義が見えません。
北条さんは劇中では商売上手なのに、本当に行うべき商売は全く分かっておられない。
いっそ伝説のダンベルとかだったなら、物凄く有効利用してもらえたんじゃなかろうか。


(左画像)
スイートプリキュア♪ [2012年 カレンダー]

(右画像)
プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE(ハート) ~ミラクルダンスステージへようこそ~ 【DVD】


今回のことの起りは、北条さんがチェストを丸出しで持ち歩いていたこと。
美翔さんが得意気な顔をされています。
だから玩具はバッグに入れて持ち運ばないといけないと思うの。

【今週のくどまゆ】



吹き飛ばされるプリキュアさんを見て、唖然とするドドリーかわいい。
あっけなくやられたドド。
何をやってるんだかさっぱりわからないドド。

【今週の4人目】

失くしたチェストを保護したのはミューズさん。
極めて怪しくアコさんとの入れ替わりも見せています。
ここまで怪しいと、逆にミューズ犯の容疑者から外したくなってくる。

「誰の味方でもない」理由も、彼女が正体を明かせない理由もいまだに謎のまま。
伏線らしきものすら不明の異常事態です。
まぁチェストの偽物のびっくり箱を持ち歩いていた理由も謎のままですが。
単に「引っ込み思案のお茶目さんだから、名乗り出るのが恥ずかしかった」が理由だったらどうしよう。
それはそれで、そう言われてしまったら納得するしかないところが怖い。

ミューズさんが未来から来たアコさんだとすると、クレッシェンドトーンが察知してる理由が不明。
あの方は未来を見通してるとか、一目見て状況を把握したとかの可能性はありますけれど。
ミューズさんが現代のアコさんそのものだとすると、隠す理由が不明。
あの年で「過去に何かがあった」とか「メロディさんが信用できないから」でもないでしょうに。
いえ、後者の理由はありそうですけれど。

一連の描写をそのまんま見ると、「チェストのせいで何か不幸な出来事が起こる」ように見えます。
北条さんたちがチェストを使わずに敵を倒せているのも、その辺が絡んでるのかもしれない。
ああもう、どうして「スイート」さんはこう、信用ならないんだ!

【今週のマイナーさん】

玩具の奪取に成功したなら!即、逃げる!!

今までに出来なかったことを実に手際よく達成しました。
そこで欲を出して戦ったりするから、今までの敵幹部は失敗してきたんだ。

玩具を奪うのに成功したこと自体も快挙です。
かつてここまで間抜けな理由で、決定的に奪われたプリキュアさんがいただろうか。
海キュアさんの例はありますが、今回の例でいえば「うっかりミラージュを盗まれた」ようなものです。
同じことを花咲さんがやらかしたら、月光さんからどんなお仕置きを受けたことか…。
すみません、鉢代わりにお花を植えて外に出してたらなくなってました……って、ひぃっっ!!

【来週の北】

北条さん:
 「あたしの夢はピアニストになること!」

忘れてなかったのか北条さん…。
本編でも久々にピアノ能力を発揮して見せました。
果たして「体育以外は苦手」というレベルの音楽スキルでプロになれるのか、これからの頑張りに期待。



そして謎の緑の子。
誰かの変装なのか、新キャラなのかすら分かりません。
オレンジや黒ならまだしも、ここで緑。
いつになったら「スイート」さんを安心して見られるのだろう…?
「先行きが不透明だったプリキュア」として、後々まで語られそうです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイートプリキュア♪ 第31話「ワンツー!プリキュアキャンプでパワーアップニャ!」

2011年09月23日 | スイートプリキュア♪感想
恐ろしく更新が遅れてしまいました。

そしてそうこうしている間に、池田彩さんのワンマンライブが予約可能に。

[公式ブログより引用]

 池田彩 ワンマンライブ 〜episode0〜

 日程:2011年11月19日(土)
 場所:大塚Deepa
 時間:OPEN/START 17:00/18:00
 料金:ADV/DOOR ¥2000/¥2500(共にドリンク別¥600)

[引用終]

「満席に出来なかったらソロ活動は諦める」という不退転の覚悟。
今後も池田彩さんのお歌を聞けるかどうかは、今ここにかかってます。
ネットからも予約できるので、お暇な方は集まって欲しいです。

■スイートプリキュア♪ 第31話「ワンツー!プリキュアキャンプでパワーアップニャ!」

前回、テストに失敗するわクイズは回答できないわ必殺技はミスるわで散々の北条さん。
このまま心折れてひきこもるかと期待もしましたが、すぐに明るく立ち直りました。
次、頑張ろう。半年前の彼女とは別人のよう。

さしあたりどう頑張れば良いのか。
考えた結論は「体を鍛える」でした。
根本的なメンタルは「引きこもって暇だったから筋トレ」時代から変わってません。良かった。

特訓といえば山ごもり。
早速みんなでお弁当持ってキャンプへ。
最新設備で特訓した桃園さん達と比べ、随分と牧歌的です。

黒川さん:
 「キャンプと言えば青春!そして青春と言えばギター!」
南野さん:
 「ワンツーワンツーワンツーはい息を吸って~」

同行する二人はさりげなく音楽ネタを散りばめてきます。
音楽の使徒としては、実は理にかなってるのかもしれない。
少なくとも空手の気合訓練をするよりも…。(あれも音と言えば音ですが)

しかしそもそもの大前提として、肉体を酷使したところでプリキュア能力は上がるのか。
先日の北条さんの発言から、彼女は「変身前の身体能力は変身後の性能に影響する」と思い込んでおられる様子。
まぁ九条さんとか美翔さんとか、微妙に説得力のあるサンプルは存在していますが…。

だけどそれよりも、もっと大事なことがある。



足が!痺れた!

でもギブアップするなんて屈辱です。
こうなったら他の二人の脱落を祈るしかない。
早く諦めろ!ああもう、足が痺れた!

そんないがみ合い寸前の中、ふと北条さんは左右に視線を向ける。
その気配を察したか、黒川さん・南野さんも目を開ける。
困難に挫けそうなとき、そこにはいつも友がいた。



天使のように優しい笑顔です。足は痺れていますが。
「スイート」とか「組曲」とか難しいことを言うものの、大事のことはもっと原始的な体験が教えてくれた。
こうして育まれるハーモニーパワー。



北条さん:
 「大事なのは一人でがんばるより」
 「三人の心が一つになることだから」
 「昨日、座禅している時にそう思った」

足が痺れたことにより、ようやくプリキュアシステムを理解しました。
ハミィが必死に「ハーモニーパワーが大事だ」と連呼していたのに今更…。
やっぱり北条さんにはピアノの連弾とか、そういうのじゃ伝わらないんですよ。
体動かして筋肉に刻み込まないと。



メロディさん:
 「プリキュアの力は強さじゃなかった!」
 「三人の心を一つにして」「助け合って乗り越えること!」
 「それがプリキュアの力!!」

おかげで新必殺技も無事に体得。
足が痺れなかったら、いつまでたっても使いこなせないところでした。
音楽では、世界は救えないと言うことだろうか…。
確かに「音楽」は汎用的に色んな人に伝わるけど、「足の痺れ」の方が万人共通ですものね…。


(左画像)
きゃらスリーブコレクション スイートプリキュア♪ キュアメロディ (No.040)

(右画像)
プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE(ハート) ~ミラクルダンスステージへようこそ~ 【DVD】


よくよく考えてみれば、クレッシェンドトーンの力がなくてもそんなに困らなかったりしたような?
多種多様な技の数々で、戦局はむしろ優勢です。
追加玩具が使用不能になっても勝てるくらいに。

更にこの期に及んでも、北条さん達はマイナーさんが操られている可能性に思い至ってない。
アフロディテ様が黙ってるのが悪いのですが、当事者のセイレーンさんくらいは気がついても良さそうなのに。
今期はなかなかに展開が難しい。

【今週のマイナーさん】

三人で仲良く食べ歩いて特訓。
「ハーモニーパワーが大事」という観点で言うと、個々に大食いしているのであまり宜しくない。
これが「鍋を皆で食いまくる」とかならテーマ的には正だったんだろうか。

まぁ「鍋を皆で食べる」は過去にやっているし、「三人で食べ歩き」をしてる時点で、ハーモニーパワーはばっちりな気がしたりしなかったり。

【今週のマイナーさん2】

従来ならば、敵さんも山に追いかけてきてそこでバトル。
だけどマイナーさんは違う。
別にプリキュアさんに付き合う必要なんてない。こっちはこっちで特訓して、音譜集めの目的を達すればよい。

…「競い合う必要は無い」という意味では、正しい行動なのかもしれない。

【今週の北】



北条さん:
 「三人で一緒に、ギブアップしよう」

「三人で一緒に頑張ろう」ではなく「ギブアップしよう」なのは、何気に大事だと思う。
(その後の登山では「頑張る」の方向ですが)
足の痺れ我慢大会をしたところで、取り立てて特訓の意味はないわけで、頑張ってもそれ自体は無意味。
同様に、頑張ろうが悩もうが、それ自体は回避できない場面はある。典型的なのは人の死や自然災害。
どうしようもないものはどうしようもないと認め、皆で「ギブアップ」し、出来ることをやる。大事だと思う。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイートプリキュア♪ 第30話「ワオーン!ヒーリングチェストの不思議ニャ!」

2011年09月11日 | スイートプリキュア♪感想
【今週のハッピー】

CMでも流れている通り、現在のハッピーセットさんはプリキュアさん。
今回は玩具の番号を指定できるので、集めるのは容易です。
以前のランダム封入で数種類とか、ハッピーに押しつぶされる仕組みは止めてくださったのか。

…でも昨年の「マクドナルドコスプレする花咲さん」とか、ああいうのがなくなったのは哀しいです。
やっぱりあれは、花咲さんの性癖によるものだったのですね。。

■スイートプリキュア♪ 第30話「ワオーン!ヒーリングチェストの不思議ニャ!」

明日は楽しいテストの日。
だけど全く楽しくない北条さんは、必死に一夜漬けに取り組むことに。
そして寝ました。全力で。

翌朝。絶望感とともに登校し、案の定、絶望に浸る北条さん。
猫にも劣る学力です。
歴代プリキュアの中でも、最低ランクを争いかねない。

しかしながら、絶望の中にあっても。
世界には音楽が満ちています。
そこかしこで愉快な音が響き渡る。



和音さん:
 「わおーんわおーん!」

この方は何をしに出てきたのか…。
しかもラブラブじゃないか。
これでどうして北条さんは孤独に足掻いてたんだ…。

あちこちから響く奇怪な音の正体は、元気づけようとしたクレッシェンドトーン。
何で犬の遠吠えを選択したのかは謎ですが、とにかく元気づけようとしてくれたらしい。
特筆したいこととして、クレッシェンドトーンの行為は直接の対象である北条さん以外にも届いていること。

和音さんはクレッシェンドトーンとは直接的には全く関係なかったのに、遠吠えを聞いて愉快な気持ちになった。
歩くと鳴る音も、本人だけではなく周囲を和やかにしている。
これぞまさに音の特性。誰か一人だけでなく、周囲にまで影響を及ぼす。

失われた絆を取り戻すのに、これほど適した五感はないです。
視覚や味覚や触覚では、そもそも「見ない」「食べない」「触れない」をされたらどうしようもないですし、周囲に一斉に伝える用途に音は極めて向いている。
まぁ臭覚でも似たことはできそうですけれど。昔、香りを名乗りに使ってたプリキュアがいたとかいないとか。

今回のネガトーンは、北条さんの絶望答案ネガトーン。
出されるクイズを間違えると酷い目に遭わされる。
当然、北条さんはこうなる。



ぶすぶすぶすぶす…。

マイナーさん:
 「(ビートとリズムは)いいからキュアメロディに問題を出せ!」

敵方からまでアホの子だと思われてる。完璧に思われてる…。
そして実際、英語が全くお出来にならない。
多分メロディさん、必殺技の名前もよくわかんないまま叫んでるんだろうな…。
キュアなんちゃらも、「メロディ」とかは分かっても小難しいのはスルーしてそう。
え?キュアイーグレッ…?何?…まぁいいか。

そんな頭の悪さを発揮しつつも、根が純情なメロディさん。
いまだに夏休みの宿題を終えていない来海さん(注:プリキュアボイス参照)と違い、やる気はあるんです。
ただちょっと、致命的にアホなだけで。筋トレのしすぎで、脳まで筋肉になってるだけで。

いいところなしのメロディさんですが、今日は新必殺技にもチャレンジ。



その姿勢はひどく問題がありそうだ…。
北条さんは性格からして、夢原さんのことは崇拝しそうな気がします。
花咲さんとは戦争ですが。

頑張って挑戦した必殺技は残念ながら失敗。
テストも駄目だし、技も駄目。
でも駄目だと認めるところから全ては始まる。
駄目なものは駄目。分からないものは分からない。
それを自覚して、もう一度頑張ろう。



その流れか、次回は山で特訓回。
そういうの北条さんは好きそうだ…。
また体力ばかりが上がっていく。。


(左画像)
きゃらスリーブコレクション スイートプリキュア♪ キュアメロディ (No.040)

(右画像)
プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE(ハート) ~ミラクルダンスステージへようこそ~ 【DVD】


最後の「オールスターズ」になるかもしれない3Dダンスムービーが早くも予約開始。
池袋で見ましたが、桃園さんが凄く格好良かったです。
ダンスチームの面目躍如。

【今週の南】



リズムさん:
 「それじゃあプリキュアクイズ」
 「テレビの前のみんなも一緒に考えてね」

この時流れたバンクはいつもと違いBGMなし。
そうやって使われると、普段と随分と雰囲気が変わります。
密かに「音が大事」の演出通り。

【今週の北】



北条さん:
 「そう、あたし体育以外は全て駄目…えへへ…。。」

北条さんはピアノが弾けたはずですが…。
どうやらこの学園では「ピアノが弾ける」程度では「音楽も駄目」扱いのようです。
恐ろしきまでの高水準だ、加音町…!

【今週の北2】



恥じらいは大事です。北条さんは可愛い。
実はここまで成績を気にしてたプリキュアさんはいないんじゃなかろうか。
北条さんはグラスハート。

回収した音符を見て、ハミィはいつものように一言。
「もうすぐ幸せのメロディが完成する」。
先日奪われたのに、すごい勢いで集めてたんですね…。そういう地道な作業は頑張る人たち。

【今週のくどまゆ】



良からぬことを考えた北条さんに対し、即座に迎撃体制。可愛い。

【今週のくどまゆ2】



新玩具・ヒーリングチェストの効果は不明なまま。
分かったことはと言えば、くどまゆの飢えを満たす効果があることくらい。
30話目にしてようやく登場した「ごはん」系玩具ですか…。
くどまゆ、今までも飢えてたんでしょうね。
それなのにあんなにコキ使って…。

【今週のくどまゆ3】



噂のプリキュアチョコ
まず「どこに売っているか」を突き止めるところからスタートです。
これは頑張りたい。

【今週のマイナーさん】

マイナーさん曰く「魔境の森から戻ってきたのか!?」。
ということは、彼のところには直接情報は入ってきてないのか。
謎勢力「闇」の目的がさっぱり分からない。

【今年のプリキュアさん】



9月第3週放送で「団扇で煽ぐ」描写は地味に時代を反映してるかもしれない。

【今年の同僚さん】

先週から放送開始の「仮面ライダー」さんがなかなか好き。
異なるクラスタの人たちをつないで行く展開は、「スイート」さん以上に「スイート」してます。
プリキュアさんもようやく第三勢力が出てきたし、これからどうマイナーさんと合流するのかが楽しみ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スイートプリキュア♪ 第29話「ハラハラ!メイジャーランドで宝探しニャ♪」

2011年09月04日 | スイートプリキュア♪感想
【今週のボイス】

本日のメルマガに書かれていましたが、モバイルサイトで「必殺技かけあいボイス」が配信されています。
「必殺技かけあい」…。
いえ、「言葉の掛け合い」であって「お互いに必殺技をぶちかましあう」の意味ではないことは分かりますが、一瞬ぎょっとしたのも事実だ。。

■スイートプリキュア♪ 第29話「ハラハラ!メイジャーランドで宝探しニャ♪」

くどまゆが倒れてしまいました。プリキュアさんに激震走る。
あの方は何をしても壊れないとばかり思ってたのに…。
無茶をすれば破綻するという、あまりに当たり前のことを忘れてた。

回復させるにはメイジャーランドに行くしかない。
いそいそと異界に旅立つプリキュアさん達を、遠くからマイナーさんも見守ります。
愚かな。何も考えず、メイジャーランドに向かうとは。



マイナーさん:
 「俺はそこが、どういうところか知っている」
 「プリキュアごときが太刀打ちできる場所ではない」

ついに登場した第三勢力「闇」。
言動からして、マイナーさん達は闇のせいで今の状況にあるようです。
いきなり「闇」ときたか…。美墨先輩がぴくりと反応してる。

北条さん達が求める「ヒーリングチェスト」は、彼らによって「魔境の森」に奪われたまま。
かつて幾多の人たちが奪還に挑み、そして破れました。
そんな物騒なところに、立ち話だけでプリキュア派遣するアフロディテ様…。



過去に立ち向かって行ってるのが「人」、それも剣を持っているのが気になります。
確かにメイジャーにもマイナーにも人形態の生物はいますが、剣なんてあからさまな武器を持っているのは奇妙。
音楽生物どもの武器と言えば、せいぜいギターとかでしょう。殴打武器。
ということは、突入した彼らは人間で、北条さん達のように狩りだされて捨て駒にされたんじゃなかろうか。
しかも武装からしてかなりの年代物。メイジャーランドの長くて深い闇歴史が垣間見える…。

幾度目になるかも分からぬ「闇」討伐に、ぬるぬると北条さん達は派遣されることに。
でも待って。
よく考えたら変身できません。
くどまゆを助けるには変身が必要で、変身するにはくどまゆがいる。
なにこのジレンマ。



と、思ったらアフロディテ様の力で変身できてしまいました。
もしかして今までも九条さんやフィーリア王女が支援すれば、相棒・謎生物なしでも変身できたんでしょうか。
もう美翔さんいらないですね。日向さんも王女さえいれば変身できる。

今まで前提としていた大事な何かが次々と破綻していく中。
突入した「魔境の森」で、正体不明の相手といきなり接触。
ただのでかいモアイ像に見えますが、意外に強い。



相変わらず真正面から拳骨を打ち込み合う女・メロディさん。

闇モアイ:
 「お前たちの力の秘密は、ハーモニーパワーだ」
 「フェアリートーンのいないお前たちに、勝ち目はない!」

見た感じ適当な敵なのに、非常に嫌な空気を感じます。
何せ初手で「仲間と分断」「玩具がなければおそるるに足らず」ですよ。
プリキュアの特性を熟知してやがる。
長らくメイジャーランドが攻めあぐねてきたわけだ。
北条さん以前に派遣され、哀れ散って行ったプリキュアさんたちがいたに違いない。

くどまゆパイロットのいないまま、いわばオートモードで戦っても勝てるわけがなく。
あっさり劣勢に立たされましたが、敵はそこでミスを犯しました。愚かにも人質作戦を取ったのです。
そういうことしちゃダメだって、今までのプリキュア戦で学ばなかったのか。



プリキュアさん:
 「絶対に」
 「絶対に」
 「絶対に」
 「「許せない!!」」



自力変身しやがった…。
なんてことだ、謎生物抜き&謎女王の支援抜きでも、根性さえあれば変身できるのか。
もう美翔さんいらないですね。これからはひとりでプリキュアの時代。

大体、人質なんてものは交渉の知恵のある生き物にしか通用しません。
頭に血が上ったメロディさん達は、即座に人質のことを忘却。
人質もろとも粉砕する勢いで大砲を発射し粉砕しました。くどまゆを盾にされたらどうする気だったんだ…。

あまりといえばあまりの戦略に、謎の闇勢力は不意をつかれて消滅。
これまでの「浄化」と違い、今シリーズにおける最初のキルマーク。
闇に還してしまった。今頃北条さん、血塗られた手に泣く夢を見ていませんように。

何はともあれ新玩具・ヒーリングチェストをゲット。
全ての元凶クレッシェンドトーンとも出会えました。
何故にこいつはくどまゆじゃないんだ。というか五條さんだったら頭抱えたのに。

こうして玩具を手に入れ、当初の目的・くどまゆ復活も果たしたのですが…。
何せ状況が全く見えてこない。
この玩具で何をどうすればいいのか。闇って何者なのか。そもそもそういう大事なことを、何故今までメイジャーさんは黙っていたのか。
何か取り返しのつかない戦いに、知らぬままに足を踏み入れた気がする。


(左画像)
きゃらスリーブコレクション スイートプリキュア♪ キュアメロディ (No.040)

(右画像)
ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪~∞UNLIMITED ver.∞~(DVD付)


ノイズに対抗できるのは明確な言葉。
一人で黙って耐えるのは無理だけど、誰かに呼び掛けてもらえれば耐えられる。
そういう意味では、マイナーだって明確なメッセージを持つ音楽なのだから敵じゃない。

とうとう「スイート」さんの謎のベールがはがれ出し始めました。
いきなり出てきたのが「闇」。
もっとフワっとしたものかと思ってたのに、急にどす黒い戦いになってしまった…。

【今週の南】



南野さん:
 「お久しぶりです」
アフロディテ様:
 「こうしてお会いするのは初めてですね」

以前に映像では会ってるので「お久しぶりです」。
でも直接会ったことはないので「初めてですね」。

どちらも間違ったことは言っていない。言ってはいないが、何かが変だ。
電話や手紙でしか交流のない人相手には「お久しぶり」とは言わないですよね?
映像で会話できる時代ならではの現象か…。

【今週のマイナーさん】

無理な追撃はせずに「今の内に音符を集めておけ」指示。
賢明です。実際、敵国の領内にまで追いかけても出来ることはほとんどないでしょう。
この隙に肝である音符回収に走った方がずっといい。
そもそも、フェアリートーンを疲弊させて一時撤退に追い込んだのは大金星。
今年の敵組織は実に優秀です。

【来週のプリキュアさん】

黒川さん:
 「突然ですがここでクイズです」
 「このヒーリングチェストはどうやって使うものでしょう?」

はたと気が付く大事な事実。マニュアルを支給されていない。

歴代シリーズでは追加玩具を手に入れることに積極的な動機があったものですが、メロディさん達は済し崩し。
フェアリートーンが回復した今、ないならないで構いません。
まぁおかげで、くどまゆを壊れても気にせずに使いまわせるようにはなりましたが…。
ドーピング+恐ろしい量の労働がくどまゆを襲う。
もういい加減、休ませてあげて…。

なお次回予告によれば「なんでも願いがかなう箱」だそうです。
夢原さんの眉がぴくりと上がる。
さりげなくとんでもないアイテムが支給されやがった。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする