【今週のOP】
メロディさんの炎バトル格好いい。
容赦のないネタバレは延々続く。
だって前週お休みだったし。もうみんな見たよね!
だから本編を凶悪に進めても、問題ないよね!
■スイートプリキュア♪ 第38話「パチパチパチ♪不思議な出会いが新たな始まりニャ!」
明日は音吉さんの誕生日。
アコさんはカードを描いたりケーキを用意したり、準備をいそいそと。
そこをお姉さん達に見つかりました。そして手を出されました。「皆で唄おう!」。
アコさん:
「唄うなら、私はいかない」
あのお姉さま方、全然人の事情を斟酌しない…。
音楽の国の姫だから、喜んで唄うとでも思ったか。
歌には拘りがあるんです。何故なら、歌は過去のあの日々とリンクしているから。
父と母と過ごした遠いあの日。
もはや戻ることのないあの時間。
歌の思い出はそこにリンクしている。だから、唄わない。過去を取り戻すその日まで。
だけど過去は戻らない。
現に今、ここに父も母もいない。今後、仮にメイジャーランドに凱旋する日が来ても、あの日と同じ日々には戻れない。
「3人揃ったら唄う」という想いは、永久に叶わない公算がかなり高い。
劇中で言いたいことととは外れる気もしますが。
この心境は「時間が出来たら○○する」とか「取って置きの○○だから、ここぞという時に使う」とかと同じだとも思う。
そんな日は、来ない。
そして期限が切れて(例えば体力的に遠出できなくなるとか)、夢は夢のまま終わる。
明日がどうなるか分からないこのご時世。過去を大切に思い、過去と全く同じ状況を望むばかりでは、先に進めない。
アコさん:
「それ(オルゴール)をどうするつもり?」
ファルセット様:
「知ってるくせに」
幸福アイテムも、見方を変えれば不幸になる。
アコさんの大切なオルゴールも、見方を変えればアコさんを過去に縛りつけてる不幸アイテムとも言える。
「知ってるくせに」の言葉が怖いです。
アコさんも分かってる。
大切な大切なオルゴールが、不幸の根源にもなりうることを。
アコさんは家族3人で唄う日を待ってる。でも恐らくはその日は来ない。
不幸イベントが起こらなくても、第二子が生まれるとかのハッピーイベントでもかつての状況は瓦解します。
でもそれはそれとして、今にも目を向けよう。
楽しくて素敵だったあの過去は、共通体験としてずっと残る。
周りを見れば、「新しい家族」はいるわけで。
メロディさんは、過去から現在を繋ぐプリキュアさんだと思うのですよ。
元々「メロディ」自体、そうですし。(音は、伝搬に日常的に分かるほどのタイムロスがある)
夢原さんとは違う意味で、神キュアっぷりを発揮なされてる。
そんなメロディさんですが…
北条さん:
「アコは、来るよ」
物凄く自信満々ですが、アコさんは一貫性のあるポリシーに従って「来ない」と判断してます。
結果的に奏太くんの活躍により参加表明してくれましたが、そのままでは普通に来ないところでした。
というか北条さん、「何故来ないのか」を「ただのツン」程度に考えてたんでしょうし。
拗ねて1年も心を閉ざしていたせいか、北条さんは人の悩み事を軽微に考える癖がある。
そして北条さん。アコさんの事情には最後まで気が付いていない。
花咲さん流に言えば、「詳しい事情は存じませんが」の精神。
北条さん流に言うなら、「現在は価値観が違い、理解し合えない」。
でも共通する過去があるのなら分かり合える。表面的には全く理解し合えてなくても。
奏太くんがプリンを差し出すところも熱いです。
いっさいさっぱり、彼は状況を理解していない。彼自身も、アコさんがプリン好きで、本当にその話題をしていたとは思っていないはず。
でもこれまでに積み重ねたアコさんとの絆がある。
最終的に、アコさんはお歌を唄う。らーららら、らーらららら~。
共通する過去があるなら分かりあえる。そして現在は未来から見れば過去。
分かり合う・分かり合えない以前に、今日ここで一緒に唄った思い出が、多分未来で力になる…はず。
そしてそれらと対極にあたるかのような謎の鳥とのやりとり。
何も言葉には出されていませんが…。
朗らかに語りかけるアコさんとは裏腹に、物凄い距離感を感じます。
はっきり言って、背筋が冷えた。これは、怖い。
何この気持ちの悪い時間。対話しているはずなのに、全く分かり合えていないように見える。
私の思いすごしで、ちゃんと分かり合えているのなのら良いけれど…。
大幅に感想を書くのが遅れました。
今年の「プリキュア」さんはテーマが重すぎる。
特に今回はきつい…。
【今週の最年少】
戦うオレンジさん。
ルミナスさんやレモネとは違います。パインさんとも違います。
もはや謎生物を抱っこして観戦するポジションはないのです。
クレッシェンドさん:
「あの不幸のメロディはこれまでよりも、はるかに強くなっていました」
「けれど、今はこちらにもキュアミューズがいます」
完全に戦力扱いです。
お姫様でも容赦しない。
プリキュアなんだから、兵器としてカウントされるのは当たり前。
【今週のマイナーさん】
ファルセット様:
「おぉでかした」
普通に仕事を成功させて、普通に褒められてる。良い職場だ。
「共通の過去」という意味では、トリオのあの日々も立派に共通体験。
そこら辺をキーにした打開はあるんだろうか。
それとも「一緒の時間を過ごしていても分かり合えないものもある」という哀しい結論かしら。
【今週の民間人】
国防兵器・プリキュアに取り囲まれ、事情を知らぬ民間人がただ一人。
改めてしみじみと、凄い絵です。
プリキュアのお姉さんが3人。プリキュアの娘さんが1人。謎の生き物1匹。
もはや真人間は周囲にいない。隣人は果たして人なのか。気がつけば、我々の世界は浸食されていく…。
【今週のエンディング】
降臨・ミューズさん。
登場した瞬間の、くるりんと回転するところが凶悪。
この子は自分の需要を理解されてます。パインさんタイプ。近づくと凄く危険。
メロディさんの炎バトル格好いい。
容赦のないネタバレは延々続く。
だって前週お休みだったし。もうみんな見たよね!
だから本編を凶悪に進めても、問題ないよね!
■スイートプリキュア♪ 第38話「パチパチパチ♪不思議な出会いが新たな始まりニャ!」
明日は音吉さんの誕生日。
アコさんはカードを描いたりケーキを用意したり、準備をいそいそと。
そこをお姉さん達に見つかりました。そして手を出されました。「皆で唄おう!」。
アコさん:
「唄うなら、私はいかない」
あのお姉さま方、全然人の事情を斟酌しない…。
音楽の国の姫だから、喜んで唄うとでも思ったか。
歌には拘りがあるんです。何故なら、歌は過去のあの日々とリンクしているから。
父と母と過ごした遠いあの日。
もはや戻ることのないあの時間。
歌の思い出はそこにリンクしている。だから、唄わない。過去を取り戻すその日まで。
だけど過去は戻らない。
現に今、ここに父も母もいない。今後、仮にメイジャーランドに凱旋する日が来ても、あの日と同じ日々には戻れない。
「3人揃ったら唄う」という想いは、永久に叶わない公算がかなり高い。
劇中で言いたいことととは外れる気もしますが。
この心境は「時間が出来たら○○する」とか「取って置きの○○だから、ここぞという時に使う」とかと同じだとも思う。
そんな日は、来ない。
そして期限が切れて(例えば体力的に遠出できなくなるとか)、夢は夢のまま終わる。
明日がどうなるか分からないこのご時世。過去を大切に思い、過去と全く同じ状況を望むばかりでは、先に進めない。
アコさん:
「それ(オルゴール)をどうするつもり?」
ファルセット様:
「知ってるくせに」
幸福アイテムも、見方を変えれば不幸になる。
アコさんの大切なオルゴールも、見方を変えればアコさんを過去に縛りつけてる不幸アイテムとも言える。
「知ってるくせに」の言葉が怖いです。
アコさんも分かってる。
大切な大切なオルゴールが、不幸の根源にもなりうることを。
アコさんは家族3人で唄う日を待ってる。でも恐らくはその日は来ない。
不幸イベントが起こらなくても、第二子が生まれるとかのハッピーイベントでもかつての状況は瓦解します。
でもそれはそれとして、今にも目を向けよう。
楽しくて素敵だったあの過去は、共通体験としてずっと残る。
周りを見れば、「新しい家族」はいるわけで。
メロディさんは、過去から現在を繋ぐプリキュアさんだと思うのですよ。
元々「メロディ」自体、そうですし。(音は、伝搬に日常的に分かるほどのタイムロスがある)
夢原さんとは違う意味で、神キュアっぷりを発揮なされてる。
そんなメロディさんですが…
北条さん:
「アコは、来るよ」
物凄く自信満々ですが、アコさんは一貫性のあるポリシーに従って「来ない」と判断してます。
結果的に奏太くんの活躍により参加表明してくれましたが、そのままでは普通に来ないところでした。
というか北条さん、「何故来ないのか」を「ただのツン」程度に考えてたんでしょうし。
拗ねて1年も心を閉ざしていたせいか、北条さんは人の悩み事を軽微に考える癖がある。
そして北条さん。アコさんの事情には最後まで気が付いていない。
花咲さん流に言えば、「詳しい事情は存じませんが」の精神。
北条さん流に言うなら、「現在は価値観が違い、理解し合えない」。
でも共通する過去があるのなら分かり合える。表面的には全く理解し合えてなくても。
奏太くんがプリンを差し出すところも熱いです。
いっさいさっぱり、彼は状況を理解していない。彼自身も、アコさんがプリン好きで、本当にその話題をしていたとは思っていないはず。
でもこれまでに積み重ねたアコさんとの絆がある。
最終的に、アコさんはお歌を唄う。らーららら、らーらららら~。
共通する過去があるなら分かりあえる。そして現在は未来から見れば過去。
分かり合う・分かり合えない以前に、今日ここで一緒に唄った思い出が、多分未来で力になる…はず。
そしてそれらと対極にあたるかのような謎の鳥とのやりとり。
何も言葉には出されていませんが…。
朗らかに語りかけるアコさんとは裏腹に、物凄い距離感を感じます。
はっきり言って、背筋が冷えた。これは、怖い。
何この気持ちの悪い時間。対話しているはずなのに、全く分かり合えていないように見える。
私の思いすごしで、ちゃんと分かり合えているのなのら良いけれど…。
(左画像) プリキュアライトマスコット☆ 1BOX (食玩) (右画像) スイートプリキュア♪ キュアドール! キュアミューズ |
大幅に感想を書くのが遅れました。
今年の「プリキュア」さんはテーマが重すぎる。
特に今回はきつい…。
【今週の最年少】
戦うオレンジさん。
ルミナスさんやレモネとは違います。パインさんとも違います。
もはや謎生物を抱っこして観戦するポジションはないのです。
クレッシェンドさん:
「あの不幸のメロディはこれまでよりも、はるかに強くなっていました」
「けれど、今はこちらにもキュアミューズがいます」
完全に戦力扱いです。
お姫様でも容赦しない。
プリキュアなんだから、兵器としてカウントされるのは当たり前。
【今週のマイナーさん】
ファルセット様:
「おぉでかした」
普通に仕事を成功させて、普通に褒められてる。良い職場だ。
「共通の過去」という意味では、トリオのあの日々も立派に共通体験。
そこら辺をキーにした打開はあるんだろうか。
それとも「一緒の時間を過ごしていても分かり合えないものもある」という哀しい結論かしら。
【今週の民間人】
国防兵器・プリキュアに取り囲まれ、事情を知らぬ民間人がただ一人。
改めてしみじみと、凄い絵です。
プリキュアのお姉さんが3人。プリキュアの娘さんが1人。謎の生き物1匹。
もはや真人間は周囲にいない。隣人は果たして人なのか。気がつけば、我々の世界は浸食されていく…。
【今週のエンディング】
降臨・ミューズさん。
登場した瞬間の、くるりんと回転するところが凶悪。
この子は自分の需要を理解されてます。パインさんタイプ。近づくと凄く危険。