■23人のプリキュアがダンスライブ!プリキュアオールスターズDXコンサート ~みんなで歌って踊って 主題歌オンパレード!~
日時:2011年12月27日(火)開場14時00分/開演15時00分
場所:大宮ソニックシティ
出演:五條真由美、うちやえゆか、宮本佳那子、茂家瑞季、林ももこ、工藤真由、池田彩、美翔舞、他プリキュアオールスターズ
演目:
01. ラ♪ラ♪ラ♪スイートプリキュア♪
02. キラキラkawaii!プリキュア大集合♪~いのちの花~
03. 主題歌メドレー
MHOP-SSOP-GoGoOP-GoGoED1-フレッシュ-フレッシュED2-ハートキャッチOP
04. プリキュアモードにSWITCH ON!
(休憩)
05. ゲッチュウ! らぶらぶぅ?!
(ダンスレッスン)
06. #キボウレインボウ#
07. ハートキャッチ☆パラダイス
08. You make me happy!
09. ガンバランスdeダンス~希望のリレー~
10. プリキュアオールスターズDXメドレー for 3D theater
11. Come on!プリキュアオールスターズ
--. プリキュアモードにSWITCH ON!
(本記事は私の記憶・主観によるものであり、実際の演者の意図・言動とは大きく異なる場合があることをご了承ください)
春に予定されていたコンサートの事実上の振り替え公演。
プリキュアさんおよび歌手陣営が全員集合しての「ダンスライブ」です。
「ダンスライブ」のタイトルは伊達じゃなかった。とにもかくにもプリキュアさん達が輝いておられた。
ステージの上を、所狭しとプリキュアさん達が踊りまわります。
公平に出番を与えることを意識されたのか、立ち位置は結構変わり、スイートさんが目立ってるとかそういうこともなく。
タイトル通り「オールスター」企画の感がありました。
とはいえ、ダンスと言えばやっぱり期待される桃園さん達。
主題歌メドレーでは、「DX2」のEDダンスを再現されてた。
他の娘さん達は結構違うダンスを踊っていたように思うけど、桃園さんはびしりと。
そうすると期待が高まるのが10曲目の3Dシアター版。
どきどきしながら見守る中、フレッシュ・ハートキャッチ・スイートパートのダンスが開始。
期待通りに劇中のダンスを踊られます。凄ぇ。
そしてやってくるフレッシュソロパート。
もうなんというか。
「本当にやるのか」という会場内の期待と、「さあ、あたし達の見せ場」とばかりに身構える桃園さん。
何とも言えない緊迫した空気。直後、一斉に踊りだすフレッシュチーム。
凄いです。ダンスそのものの本当の難易度は、私には分かりませんが、高まる期待に応えるこの空気と行動が凄い。
桃園さん超格好いい。
当たり前のこととはいえ、実際に踊れるダンスなんですよね。
桃園さんのあの映像も決してCG合成なんかじゃなかった。
この1シーンのためだけでも、お金を払う価値がある。
…なお夢原さんたちは、割とダンスを変更されてました。
まぁ、ね。
練習頑張ったとはいえ、一発勝負のステージで踊るのは無理だったんですよ。。
その夢原さんですが、心なしかステージ中央に立っている時間が長かったように思います。
おかげで目が離せない。夢原さんにセンターを任せるとか!何を考えて…!
実際、時折よろめいておられたし、ぜぇはぁと息を乱してたりしておられた。前後の状況からしてもちろん演出ででしょう。芸が、細かすぎる。
踊っているだけのはずなのに、そこかしこで娘さん達の性格が出ているのも面白い。
特にパインさんが凶悪。なんですか、あの大人げないプリキュアは。
最初から最後まで媚び媚びですよ。「あざとい」で有名な最年少ミューズさんに、真っ向勝負ですよ。
ていうかレモネの立場とかまるでありません。
パイン-ミューズ-レモネの3者の熾烈な火花が確かに見えた。そしてパインさんが大人げなく踏みつぶしておられた。
そんな中、美翔さん。
「ゲッチュウ! らぶらぶぅ?!」を踊る美翔さんとか、「ガンバランスdeダンス」(GoGo版)を踊る美翔さんとか。
もうそれだけでお腹いっぱいです。美翔さん…。別に悪いことじゃないんですけど。
美翔さんは全編を通じておすまし気味。
どうやら自分の立ち位置を、スマートなお姉さん枠に見出したようです。もしくは絵のことを考えてボーっとしてたか。
相方の日向さんが、かなりはしゃいでおられたのと対照的でした。
あと、日向さんがはしゃぎすぎて、「手を取り合ってステージ中央に走る」パートで、手を取り損ね、置いていかれたりしてました。ま、待ってー。
普通ならダンスミスとなるのかもしれませんが、まぁ美翔さんだし。逆に台本通りじゃないかとすら思える…。
…そんな炸裂したステージでした。
MHやハートキャッチ組は私目線では地味に思えたけど、多分、注意力が桃園さん・夢原さん・美翔さんに割かれてしまって、見落としてたんだと思う。
何せ23人もいると、目が追いつきません。なんて贅沢な公演なんだ。
【握手会】
ステージ終了後、握手会。
正直なところ、場違いかとも思ったのであまり乗り気ではなかったのですが…。
プリキュアさん23人と握手出来る機会はそうそうないので、せっかくなのでやってみた。
そして大正解だった。
なんですかね、この満足感。
はっきり言って、23人と延々握手しても、ただの作業だと思いましたよ。
しかし恐ろしいことに、流れ作業のはずなのにちゃんと個性がにじみ出る。
特に夢原さん。
握手した瞬間、物凄い勢いでシェイクされ、挙句はガッツポーズからのハイタッチ。
おかしいです、あの神。
お子様を優しく抱きしめてる水無月先輩とか。
その行為のせいで微妙に遅延が発生し、先輩との握手が遅れた私に、横合いから手を出してくるレモネとか。
いや待って、まだ先輩と終わってな…。
大騒ぎな周囲と比べ、優しく微笑む秋元先輩とか。
夏木さんは拳をこちらと打ちつけるパフォーマンス。結果、私の拳は砕けたわけですが、楽しかった。
トリは月光さんでしたが、勢い溢れる他の面々と違い、悠然と手を振っておられたのが印象的。
月光役の月光さん(仮名)は、他のステージではお茶目な行動が目立っていたので、逆に面白い。
「私に求めてるのはこういうことでしょ?」と分かった上でやってる茶目っけすら感じる…。
【蛇足】
会場には榎本温子さんも来ておられたようです。
[榎本さんのTwitterから引用]
今日プリキュアコンサートで、4~5才位の女の子が、ブルームとイーグレットの人形を大事そうに抱えてて、スプラッシュスター放送時は生まれてなかったろうに。とても感動しました。オールスターズや再放送、又プリキュアが続いているからの事ですよね。有難いです。
[引用終]
その娘さん、私も見ました。
鳥キュアさんと花キュアさんのキュアドールを、むんずと掴んでおられた。
素晴らしい。こんな時代が来るなんて、誰が思った。
こういうお子様のためにも、オールスターズを継続して欲しいです。
美翔さんにも、引き続きお仕事の席を…!
【蛇足2】
会場では夢原さん本の宣伝紙も配布されてました。
タイトルは「絶対にあきらめない~プリキュア5をつくった25人」。発売は来年2月末。楽しみです。
夢原さんの神っぷりを改めて認識した一日だった。