【プリキュア10周年:キュアムーンライト】
月光さん:
「キュアムーンライトよ」
「プリキュア10周年、ありがとう」
「これからも宜しくね」
本日のご挨拶は、辛気臭いで有名な月光さん。
現役プリキュア最高齢にして恐怖の権化。その威圧感は衰えず。
なんで記念ご挨拶が、こんなに怖いんだ…。
月光さんと言えば、ステージショーのお茶目ぶりが可愛いです。
握手会では、相手がお子様だとにこやかに握手し、大人だと優雅に一礼、と対応を変える。
舞台挨拶でも、終わって一度退場した後に、アンコールよろしくちょっと戻ってきて手を振って帰るとか。
ブラウン管の怖いお姉さんの印象と違い、ムーンライト役の月影ゆりさん(仮名)はサービス心旺盛な愉快な人なんだと思う。
本編では肉親や妖精を亡くしている悲壮なお方。
しばしば最強プリキュア扱いもされますが、一番厳しい結果に直面している。
そういった事を乗り越えたことも含めて「最強」ではあるのですけれど。
ハートキャッチさんの映画は、歴代映画の中でもかなり好きです。
元々パリ(フランス)自体が好きなのですけど、あの街の雰囲気がびしびしと伝わってくるんですよね。
そしてテーマである「人の事情は分からない。でもお手伝いならできる」が、劇場版では特に徹底されてます。
オリヴィエ少年は男爵の事情を知らない。でも男爵の孤独を救うことはできる。
プリキュアさんはオリヴィエ少年の事情を知らない。でも男爵との懸け橋はできる。
パリ市民はプリキュアさんの事情を知らない。でもハンカチを貸したりミラクルライトを振って手助けはできる。
視聴者も「なんでプリキュアがパリにいるんだ?」ということすら(劇中の情報では)分からない。でもお手伝いならできる。
月光さんはオリヴィエに質問をするけれど、オリヴィエは何も答えない。(回想で流れるだけ)
でも答えないということ自体が、彼の状況を伝えています。たとえ詳細は分からなくても。
月光さんがこの時発した「思っていることをぶつけてこい」「あなたはどうしたいの?」は、父や義妹との戦いを経ての言葉だと思うと、色々考えたくなる。
■ハピネスチャージプリキュア! 第4話「転校生はお姫様!!ひめの友達ゲット大作戦!!」
姫さんが学校に行くことになりました。
怖い怖い学校です。行きたくなんてありません。
全身全霊己の存在意義をかけ、姫さんは抵抗します。断じて!学校になんか!行かない!
愛乃さん:
「学校はね、友達がいっぱい集まるところなんだよ」
「みんなでわいわいおしゃべりして、毎日とっても楽しいんだよ」
「だから一緒に行こう」
嗚呼、邪悪な声が聞こえる。
できるわけないのに、お友達なんて。
そうやって惑わされて、何人の人たちが裏切られたか…。
しかし誘惑に乗せられた姫さんは、ついつい学校に行くことに。
誰もが夢見る充実した学び舎ライフ。
既にお友達も2人もできましたし、この調子でいけばきっともっと沢山のお友達が…
…できるわけがありませんでした。
現実は、あまりにも厳しかった。
どうしてお友達2人で満足していなかったのか。
あれだって奇跡だったのに、どうして満足していなかったのか。
逃げては連れ戻され、連れ戻されては逃げて。
この学校は恐ろしいです。
必死に逃げる姫さんを、教師や愛乃さんが手際よく捕獲しては死地に戻す。助けて。助けて…。
愛乃さん:
「どうしてわかってくれないのかな」
誠司くん:
「ただ押し付けてるだけだからだろ」
「相手の立場に立ってみろよ」
「お前みたいにガンガンいけるタイプじゃないだろ」
「まぁ突っ走るのはお前のいいところだしな」
相変わらずできる男です。
これを聞いて愛乃さんも反省。良いコンビだ。
恋人通り越して、気が付いたら自然体で籍入れてそうなくらい良いコンビだ。
この言葉は全力で隠伏する姫さんにも届きました。
だからといって前向きになれるものでもないですが。
とりあえず体育倉庫に隠れよう。転校初日にして、隠れスポットの大半を制覇した。
ああ落ち着く…。
そこでふと横を見ると、暗がりに先客が。
聞けば教師だそうです。友達がいなくて引きこもっていたとか。
大丈夫かこの人、と思いましたが、案外そういう役回りなのかもしれません。
姫さんみたいな生徒の心の拠り所や相談相手になるために、わざとこういう教師がいるのかも。
真相は不明なれど、姫さんは教師と話をし、少し心を穏やかにされました。
そうだ。お友達ができないのは、自分が心を開かないからだ。
もっとも心を開けない理由は、お友達ができないせいなので、どん詰まりに詰んでいるのですけれど。
そこにやってくるナマケルダさん。
悶々とする姫さんが見つめる先で、件の教師をサイアークに変貌させました。
兵隊を現地調達できるって便利。
姫さんは果敢に立ち向かいます。
今までだったら逃げていた。でも少しとはいえ会話をした仲です。
おそらくは、こっちの世界に来て初めて、具体的な誰かを守る意思を持っての戦いだったんじゃなかろうか。
劣勢であることは変わらないものの、それでも必死で戦う姫さんを、遅れてやってきた愛乃さんも援護します。
両手に握りしめたチョイアークさんを使って。
両手に握りしめたチョイアークさんを叩きつけて。
ごしゃり。
ごきゅり!
めじょり!!
どぎゃり!!!
首根っこを掴み、顔面を叩き込む愛乃さん。
チョイアークの首が捻じれ、嫌な角度に生々しくへし曲がっていきます。
あ、嗚呼…。これ、放送しちゃダメなやつだ。。
見る間にチョイアークが肉塊と化していく。
ヒトだったものが、モノに変わった瞬間。
愛乃さん:
「あたし、色々勝手に言い過ぎたよね」
「ごめんね」
いや愛乃さん、貴女はもう少しヒトの気持ちとか尊厳とか考えた方が…。
さっきあれほど注意されたのに。この子、凄く怖い。。
冒頭のご挨拶が月光さんだったのは、辛気臭い姫さんつながりかと思いましたが、愛乃さんの残虐プレイつながりな気がしてならない。
おぞましい惨劇の後、姫さんの主砲が発射され決着がつきました。
遠くから見ていた紫さんも、何やら感慨深そうです。
そうよ。敵に容赦しちゃダメ。少しは見どころのある子がやってきたじゃない的な。
その後、姫さんは大森さんに自己紹介し、お友達の一歩を踏み出しました。
自分から歩み寄れば、人との距離も縮むのです。
それが吉と出るか凶と出るかは別として。
無理に考えると「一つずつゆっくりと」がキーワードだったりするのかな。
いきなり伝説級プリキュアになったり、友達100人は無理だけど、ゆっくりとやっていくみたいな。
弱い自分は「悪い」からすぐに捨てよう、ではなく、これまでの自分を認めた上で前に進もう的な。
【今週の姫】
大真面目に書いてしまうと、姫さんが人に打ち解けられないのは無理もありません。
国が滅んで、家族や臣下は捕えられているのです。
しかもブルースカイ戦でもサイアークは使われたでしょうから、襲ってきた敵はかつての仲間たち。
連戦連敗であったことも考えると、他人に対してビビらない方が異常です。
彼女元々の性格は、それなりに外交的だったんじゃないかなと思ってるのですが、どうなんだろう。
冒頭が月光さんだったのは「親しい人をなくしたプリキュア」つながりでもあるのかもしれない。
先日のパッションさん然り、「選択の余地がある範囲なら、本編に関係するプリキュアが挨拶する」傾向があるのなら、見どころが増えますね。
【今年のプリキュアさん】
両手に玩具を構えるの格好いいですね。
さりげなく、それぞれ構え方も違うのか。
ちょっと仮面ライダーさんっぽいノリ。
【来週のプリキュアさん】
婦警さんに看護師さん。
今シリーズは合法コスプレに溢れていて素晴らしいです。
この調子でサンクルミエールとかアリア中もお願いしたい。
あと蛇足ですが、同じファッション系でも来海さんとは方向性が違うような。
なんとなく来海さんは、この手の定番コスプレには厳しい採点をしそうな気がする。
(そして自己流アレンジをした、異性的にはがっかりコスプレになる)
趣味は似ていれど、意外と姫さんとは会話が合わないかも…。
【来週のプリキュアさん2】
何を血迷ったか、公式サイトで次回のご挨拶担当が公開されています。
今までと何が違うのか分かりません。ランダムであることにクレームでもあったんでしょうか。
それとも単に来週の担当者がうっかりフライングしてしまったのか。。
月光さん:
「キュアムーンライトよ」
「プリキュア10周年、ありがとう」
「これからも宜しくね」
本日のご挨拶は、辛気臭いで有名な月光さん。
現役プリキュア最高齢にして恐怖の権化。その威圧感は衰えず。
なんで記念ご挨拶が、こんなに怖いんだ…。
月光さんと言えば、ステージショーのお茶目ぶりが可愛いです。
握手会では、相手がお子様だとにこやかに握手し、大人だと優雅に一礼、と対応を変える。
舞台挨拶でも、終わって一度退場した後に、アンコールよろしくちょっと戻ってきて手を振って帰るとか。
ブラウン管の怖いお姉さんの印象と違い、ムーンライト役の月影ゆりさん(仮名)はサービス心旺盛な愉快な人なんだと思う。
本編では肉親や妖精を亡くしている悲壮なお方。
しばしば最強プリキュア扱いもされますが、一番厳しい結果に直面している。
そういった事を乗り越えたことも含めて「最強」ではあるのですけれど。
ハートキャッチさんの映画は、歴代映画の中でもかなり好きです。
元々パリ(フランス)自体が好きなのですけど、あの街の雰囲気がびしびしと伝わってくるんですよね。
そしてテーマである「人の事情は分からない。でもお手伝いならできる」が、劇場版では特に徹底されてます。
オリヴィエ少年は男爵の事情を知らない。でも男爵の孤独を救うことはできる。
プリキュアさんはオリヴィエ少年の事情を知らない。でも男爵との懸け橋はできる。
パリ市民はプリキュアさんの事情を知らない。でもハンカチを貸したりミラクルライトを振って手助けはできる。
視聴者も「なんでプリキュアがパリにいるんだ?」ということすら(劇中の情報では)分からない。でもお手伝いならできる。
月光さんはオリヴィエに質問をするけれど、オリヴィエは何も答えない。(回想で流れるだけ)
でも答えないということ自体が、彼の状況を伝えています。たとえ詳細は分からなくても。
月光さんがこの時発した「思っていることをぶつけてこい」「あなたはどうしたいの?」は、父や義妹との戦いを経ての言葉だと思うと、色々考えたくなる。
■ハピネスチャージプリキュア! 第4話「転校生はお姫様!!ひめの友達ゲット大作戦!!」
姫さんが学校に行くことになりました。
怖い怖い学校です。行きたくなんてありません。
全身全霊己の存在意義をかけ、姫さんは抵抗します。断じて!学校になんか!行かない!
愛乃さん:
「学校はね、友達がいっぱい集まるところなんだよ」
「みんなでわいわいおしゃべりして、毎日とっても楽しいんだよ」
「だから一緒に行こう」
嗚呼、邪悪な声が聞こえる。
できるわけないのに、お友達なんて。
そうやって惑わされて、何人の人たちが裏切られたか…。
しかし誘惑に乗せられた姫さんは、ついつい学校に行くことに。
誰もが夢見る充実した学び舎ライフ。
既にお友達も2人もできましたし、この調子でいけばきっともっと沢山のお友達が…
…できるわけがありませんでした。
現実は、あまりにも厳しかった。
どうしてお友達2人で満足していなかったのか。
あれだって奇跡だったのに、どうして満足していなかったのか。
逃げては連れ戻され、連れ戻されては逃げて。
この学校は恐ろしいです。
必死に逃げる姫さんを、教師や愛乃さんが手際よく捕獲しては死地に戻す。助けて。助けて…。
愛乃さん:
「どうしてわかってくれないのかな」
誠司くん:
「ただ押し付けてるだけだからだろ」
「相手の立場に立ってみろよ」
「お前みたいにガンガンいけるタイプじゃないだろ」
「まぁ突っ走るのはお前のいいところだしな」
相変わらずできる男です。
これを聞いて愛乃さんも反省。良いコンビだ。
恋人通り越して、気が付いたら自然体で籍入れてそうなくらい良いコンビだ。
この言葉は全力で隠伏する姫さんにも届きました。
だからといって前向きになれるものでもないですが。
とりあえず体育倉庫に隠れよう。転校初日にして、隠れスポットの大半を制覇した。
ああ落ち着く…。
そこでふと横を見ると、暗がりに先客が。
聞けば教師だそうです。友達がいなくて引きこもっていたとか。
大丈夫かこの人、と思いましたが、案外そういう役回りなのかもしれません。
姫さんみたいな生徒の心の拠り所や相談相手になるために、わざとこういう教師がいるのかも。
真相は不明なれど、姫さんは教師と話をし、少し心を穏やかにされました。
そうだ。お友達ができないのは、自分が心を開かないからだ。
もっとも心を開けない理由は、お友達ができないせいなので、どん詰まりに詰んでいるのですけれど。
そこにやってくるナマケルダさん。
悶々とする姫さんが見つめる先で、件の教師をサイアークに変貌させました。
兵隊を現地調達できるって便利。
姫さんは果敢に立ち向かいます。
今までだったら逃げていた。でも少しとはいえ会話をした仲です。
おそらくは、こっちの世界に来て初めて、具体的な誰かを守る意思を持っての戦いだったんじゃなかろうか。
劣勢であることは変わらないものの、それでも必死で戦う姫さんを、遅れてやってきた愛乃さんも援護します。
両手に握りしめたチョイアークさんを使って。
両手に握りしめたチョイアークさんを叩きつけて。
ごしゃり。
ごきゅり!
めじょり!!
どぎゃり!!!
首根っこを掴み、顔面を叩き込む愛乃さん。
チョイアークの首が捻じれ、嫌な角度に生々しくへし曲がっていきます。
あ、嗚呼…。これ、放送しちゃダメなやつだ。。
見る間にチョイアークが肉塊と化していく。
ヒトだったものが、モノに変わった瞬間。
愛乃さん:
「あたし、色々勝手に言い過ぎたよね」
「ごめんね」
いや愛乃さん、貴女はもう少しヒトの気持ちとか尊厳とか考えた方が…。
さっきあれほど注意されたのに。この子、凄く怖い。。
冒頭のご挨拶が月光さんだったのは、辛気臭い姫さんつながりかと思いましたが、愛乃さんの残虐プレイつながりな気がしてならない。
おぞましい惨劇の後、姫さんの主砲が発射され決着がつきました。
遠くから見ていた紫さんも、何やら感慨深そうです。
そうよ。敵に容赦しちゃダメ。少しは見どころのある子がやってきたじゃない的な。
その後、姫さんは大森さんに自己紹介し、お友達の一歩を踏み出しました。
自分から歩み寄れば、人との距離も縮むのです。
それが吉と出るか凶と出るかは別として。
(左画像) プリキュア10周年公式アニバーサリーブック (右画像) プリキュアオールスターズ シングルカード 【PSレア】キュアムーンライト part6-02 Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis |
無理に考えると「一つずつゆっくりと」がキーワードだったりするのかな。
いきなり伝説級プリキュアになったり、友達100人は無理だけど、ゆっくりとやっていくみたいな。
弱い自分は「悪い」からすぐに捨てよう、ではなく、これまでの自分を認めた上で前に進もう的な。
【今週の姫】
大真面目に書いてしまうと、姫さんが人に打ち解けられないのは無理もありません。
国が滅んで、家族や臣下は捕えられているのです。
しかもブルースカイ戦でもサイアークは使われたでしょうから、襲ってきた敵はかつての仲間たち。
連戦連敗であったことも考えると、他人に対してビビらない方が異常です。
彼女元々の性格は、それなりに外交的だったんじゃないかなと思ってるのですが、どうなんだろう。
冒頭が月光さんだったのは「親しい人をなくしたプリキュア」つながりでもあるのかもしれない。
先日のパッションさん然り、「選択の余地がある範囲なら、本編に関係するプリキュアが挨拶する」傾向があるのなら、見どころが増えますね。
【今年のプリキュアさん】
両手に玩具を構えるの格好いいですね。
さりげなく、それぞれ構え方も違うのか。
ちょっと仮面ライダーさんっぽいノリ。
【来週のプリキュアさん】
婦警さんに看護師さん。
今シリーズは合法コスプレに溢れていて素晴らしいです。
この調子でサンクルミエールとかアリア中もお願いしたい。
あと蛇足ですが、同じファッション系でも来海さんとは方向性が違うような。
なんとなく来海さんは、この手の定番コスプレには厳しい採点をしそうな気がする。
(そして自己流アレンジをした、異性的にはがっかりコスプレになる)
趣味は似ていれど、意外と姫さんとは会話が合わないかも…。
【来週のプリキュアさん2】
何を血迷ったか、公式サイトで次回のご挨拶担当が公開されています。
今までと何が違うのか分かりません。ランダムであることにクレームでもあったんでしょうか。
それとも単に来週の担当者がうっかりフライングしてしまったのか。。