穴にハマったアリスたち

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魔法つかいプリキュア! 第1話「出会いはミラクルでマジカル!魔法のプリキュア誕生!」

2016年02月08日 | 魔法つかいプリキュア!
■魔法つかいプリキュア! 第1話「出会いはミラクルでマジカル!魔法のプリキュア誕生!」

ある夜のこと。
部屋から空を見上げていた朝日奈さんは、謎の光点を目撃しました。
未確認飛行物体、発見!

ときめきながら朝を迎え、御母堂とその話をしきり。
隕石か。はたまたプリキュアか。あ、宇宙人とか、そういう非現実的な話はいいです。
盛り上がっていると、お祖母さんから「魔法使いでは?」の一言。それだ!それに違いない!

では早速とばかりに、花見で賑わう墜落現場に向かってみます。
胸元には出かけに借りたアクセサリがきらり。お友達のモフルンも連れて意気揚々。
そしてあまりに能天気に闊歩しすぎて、モフルンを落っことしました。さようなら、ぬいぐるみ。

と、そこに。「落としたよ」と空から声が降ってきた。
あら、ありがとう。
拾って見上げたその先には、箒に乗ってぷかり桟橋する女の子の姿が。

じゃ、私はこれで。そのまま去ろうとする女の子を、朝日奈さんはがしりと捕獲。
魔法使い!魔法使い!
お目々を輝かせて羽交い絞めにし、さあ魔法を見せろ、さあ素性を吐けと質問攻め。物怖じしない良い子です。

朝日奈さんの勢いに押され、謎の少女は魔法を使って見せてくれたりします。ぺらぺーら。
いまいちガッカリ感は拭えない。やってることは凄いのに。
ちょっと変な空気にはなりましたが、聞けば探し物をしにここに墜落してきたとのこと。では一緒に探しましょう、そうしましょう。

なんか厄介な娘に絡まれた。魔法少女が嘆息したその時。
急に怪しい人がやってきて、怪しい質問をしてきました。
あなた、魔法使いですね?実は探し物があるのですが…。
あら奇遇。私も探し物があってね、ではではちょっとお話を…。

その瞬間。朝日奈さんは魔法少女の腕をつかむと、猛然とダッシュ。
何か良く分からないけど、危険な気がした!
サバイバル能力の高い娘さんです。この危機管理を、騙されて変身アイテムを奪われてばかりのオールスターズにも教えて欲しい。

逃げ出す二人を見て、案の定。謎の人は謎の敵を呼び出してけしかけてきました。
魔法をあんなことに使うなんて!
どうやらこの子は戦闘能力はないようです。まぁ喩えるなら、工学者がみんな重火器を携帯してるわけじゃないのと同じか。

微妙にへっぽこ感のある魔法使いさんでしたが、なぜか逃げ足だけは早く。
本人も首をかしげるほどの高機能です。なぜに一体。
しかし悩む間もなく、敵に追いつかれました。万事休す。
そこで叫んでみた。消えて失せろこの化け物!!

突然のバシルーラ連発に、敵さんも苦笑することしきり。
しかもあろうことか、もう一人の民間人まで一緒に叫びだした。
やれやれ。徐々に敵さんの目にも憐れみが浮かんできます。なんと無様な…。

ところが。
二人の声が重なった時、何かが何かを起こして、気高く尊く麗しい姿に変身を遂げました。
何がどうなったのかはわかりませんが、降臨したのです、伝説の戦士・プリキュアが…

謎の敵:
 「まさかあの二人が」
 「伝説の魔法使い・プリキュア!」

なんか、物凄く違和感のある単語が聞こえた気がする。
伝説の「魔法使い」ですか。じゃあ伝説の僧侶・プリキュアとか、伝説の商人・プリキュアとかもいるんだろうか。

まぁ本人らも特に否定しなかったので、とりあえず魔法使いなんでしょう。
ご降臨めされたのは、キュアミラクルさんとキュアマジカルさん。大変に魔法魔法しています。
もちろん戦闘スタイルは、颯爽と魔法をぶちかまします。パンチ!パンチ!パンチ!!
そして全力パンチで敵を吹き飛ばし、撤退に追い込みました。魔法だ。いわゆる必殺技すら使わない、実に潔い魔法っぷりだ。

敵は追い払ったものの、皆目事情が分かりません。でも分からないなら聞けばいい。
そこで魔法少女の通う学校に行くことにしました。今作は異世界が滅んでない。良い事だ。
なんかぬいぐるみが喋ったりもしましたが、ある意味いつものことです。適度にスルーし、次回は魔法学校が舞台のようです。


(左画像)プリキュア クリアプレートマスコット 10個入 食玩・ガム (魔法つかいプリキュア!)


(右画像)魔法つかいプリキュア! コレクションカードガム 20個入 食玩・ガム(プリキュア)

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


【今年のプリキュアさん】

魔法使いです。アイデンティティの危機に直面した心持がなくはないですが、とにかく魔法使いです。
現実を受け入れよう。プリキュアさんだって魔法くらい使うんです!

ミラクルさんもマジカルさんも、極めて正攻法で大変に可愛いです。
例年、新人さんが発表されると「まぁ動くと可愛いんだよ、動くと…」と微妙に視線を逸らされることが多かったのですが、今年は真っ当に可愛らしいですね。ついにプリキュアさんも、顔採用される時代になったか。。

「プリキュア」さんは例年、第1話は何かしら違和感があるし、大抵はその違和感がテーマに繋がっていたりする。
今回で気になったのは、「ふたり」以外の影の薄さ。お花見客で賑わってる割に、周囲の人たちが全く関与してきません。
春休み中なせいでクラスメイトも出てこないし、第1話でよくあった「町の人気者」描写もなし。

今作は「ふたり」を推していくようですので、そこを強調したのかな?とも思いますが、随分と尖っています。
単純に「初代」の回顧は目指さないでしょうし、何かあるのかしら。
最初は喋れなかったモフルンが喋れるようになるとか、ステップアップ的な要素があるので、初めは「ふたり」だったのが交流して増えていくにつれ、出来ることが増える、とか?

【今年のプリキュアさん2】

妙に懐かしいノリで楽しかったのですが、若干不安を覚えたのも正直なところ。
新人さんは大変に可愛いんです。ただ、良くも悪くも第一印象としては、それほど特徴的な娘さんではなかったなぁと。
ええ、何が言いたいかというと、そこはかとなく「SplashStar」のような、そんな雰囲気を感じるんですね。
「精霊力」と「魔法」が被ってるとか、(10周年後の)2世代目とか、そんなこともあって。

何といいますか、大人しい王道に落ち着くのは大変に危険だと思いますので、朝日奈さんには危機感を持って励んで欲しいです。

あと毎年書いていますが、新人さんがミラクル・マジカルだったため、「実在する動物の名を冠するプリキュアは美翔さんだけ」の記録は更新されました。東映アニメ様は、美翔さんに何か恨みでもあるんでしょうか。あるでしょうね。気の毒に。

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