穴にハマったアリスたち

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(第9話)わんだふるぷりきゅあ!「こむぎ、中学生だワン!」感想

2024年04月06日 | わんだふるぷりきゅあ!
■(第9話)わんだふるぷりきゅあ!「こむぎ、中学生だワン!」感想

こむぎさんが中学生になられた。ニコダイヤの奇跡によって。そして猫屋敷さんの転入生ボーナスが一瞬で消えた。

しかもこむぎさんはクラスで早速話題の中心になり、頼みの綱の犬飼さんにもべったり。
何かを誤魔化すような、よそよそしい態度も取られたし…。猫屋敷さん、大丈夫だろうか。
ただでさえ人付き合いが苦手なのに、いきなりハードモードすぎる。

さて、中学に通うのなら、当然お勉強もしないといけない。
犬の身にはシビアすぎます。犬じゃなかったとしても、義務教育6年+1年をすっとばして、いきなり中2からはきつい。
きついけれど、犬飼さんと一緒に通いたいのならやるしかない。

メエメエは繰り返し、プリキュアの責務を語っている。
ライオンガルガルの際に、「いろはと一緒にいるために」と恐怖にも立ち向かった。
今回はお勉強。
繰り返し繰り返し、「責務」が出てくる。

改めて思えば、そもそもペットを飼うことも「責務」が発生します。
楽しい・可愛いだけではダメで、嫌なことや辛いこともある。それらに立ち向かえなければ、ペットを飼う資格はない。
これを学校や「一緒にいる」等に置き換えているんだろうか。

一方で、嫌々やってるわけでもない。
子供を育てるのは、産んだのだから「責務」があるから。も事実ではありますが、大前提は「一緒に過ごす、育児そのものが楽しいから」です。
犬飼さんがこむぎの世話をするのは「責務」ですけど、誰かに義務だと強制されなくても、望んで世話をするはず。

猫屋敷さんの初変身も期待が高まります。
現段階の情報でベタな予想をするなら、犬飼さん達のピンチを目撃→助けたい!(ピカー)でしょうけれど、最初にも書いたように彼女は人付き合いで悩んでいらっしゃる。「プリキュアになれば仲良くなれる(プリキュアだから仲良くなれる)」の思いがよぎったら、変身には失敗しそう。

世話をするのが責務なのは事実。でも責務だから世話をするのではない。
一緒にいられる理由がプリキュアなのは事実。でもプリキュアだから一緒にいるのではない。

ペットモチーフともかみ合うし、今年のテーマはこんな感じの路線なのかしら。
現役幼児様の「お父さんお母さんが私のお世話をしてくれる理由」とかにもつながる。
最初期の視聴者(現20代後半)の初めての子育てへの向き合い方にも重ねられそう。

フレンディさんの献身も、ちょっと危うい側面が描写され始めたようにも思うし、着々と何かの布石が置かれていってる気がする。

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