穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

サニーロッドに聞いちゃおう!……『最終決戦』

2006年03月18日 | アニメ・土曜朝 感想その他
・ふしぎ星のふたご姫 第50話「大暴走!☆ブラッククリスタル」

対プリキュアを意識して作られたはずの「ふたご姫」。
気がつくと、競合相手が「マイメロ」になってしまっていました。
よくある展開とはいえ、こうまで見事に被るとは、なんて不幸。


闇の力から無事に帰還を果たしたブライト君ですが、
ブラッククリスタルに取り込まれてしまいました。
さらに、クリスタルの暴走はそれだけに留まらず、絶体絶命。

やむなく双子はプロミネンスの力を発動。
グレイスストーンが全て揃っていない今、
変身能力を使うのは非常に危険なのだそうですが、背に腹はかえられません。

赤&蒼:
 「プロ~ミネンス・エターナルソーラーミラクルチェンジ!」

あいかわらず無駄に長い変身呪文。
ですが、危険を押して発動させたプロミネンスの甲斐あって
ブライト君の救出に無事成功。

ブライト君:
 「レイン、ありがとう」
レイン:
 「ブライト様…!」

!!
あんなに赤にご執心だったのに、ここにきて蒼に鞍替えですかブライト君。
一方の赤。

ファイン:
 「お腹すいたー」
シェイド君:
 「…まったく」

月の国の王子とフラグを立てていました。
この番組、絶望的なまでにフラグと逆フラグを立てまくってましたが、
これがスタッフの最終結論なのでしょうか。

そんな和やかなムードに包まれる一行ですが、
ブラッククリスタルの力はまだ生きていました。
おひさまの恵みは完全に奪われ、人々は悲しみのどん底に。

このままではジリ貧と悟った双子達は、おひさまの国への特攻を提案。
ですが、グレイスストーンが揃っていない以上、それは自殺行為です。
お付きのプーモもこればかりは譲れません。

ちなみにグレイスストーンが揃わない理由。
『100年前のおひさまの国のプリンセスが、遊びで持ち出してなくしたから』
なんていうか、全てが台無し。

赤:
 「お願いプーモ!おひさまの恵みを甦らせる呪文を教えて!」

ファインの必死の頼みにも、プーモはイエスといいません。
大事な姫君を死地に赴かせるわけには行かないのです。
嗚呼、100年前のお姫様がグレイスストーンなくしたりしなければ…!

頑として譲らないプーモですが、横合いからいきなり回答が提供されてしまいました。

ナギーニョさん:
 「変身呪文の頭に『ファイナル』ってつけるのさ」

なるほど。
「もっとお願い」方式ですか。
そんなにマイメロが憎いかスタッフ。

この暴挙にさすがにキレるプーモですが、
ふたご達の熱意に説得され、最終決戦に臨むことに同意。
結局、手持ちのコマでなんとかするしかないのです。

そして、人々の願いを背に発動する最後の変身呪文。
本日二度目の変身バンクです。
意地でも省略しないあたりに、「ふたご姫」スタッフの心意気を感じます。

赤&蒼:
 「ファイナルプロミネンスエターナルソーラー(以下略)」

さらに長くなった変身呪文に呼応し、力を発動させるグレイスストーン。
この手の「7つ揃えないといけない」類のアイテムを、揃えることなく決着させたらそれはそれで高評価。
正体不明の謎アイテムなんかに頼っていてはダメなのです。

赤&蒼:
 「おひさまの恵みよ、甦れー!」

魔法が炸裂したところで以下次号。

○今日の占い
 赤&蒼:
  「最後は占いっ!」
 赤:
  「究極のラッキーアイテム!」
 蒼:
  「みんなに教えちゃうわ!」
 赤&蒼:
  「ラッキーティンクルハッピーアイテム♪
   サニーロッドに聞いちゃおう!」

 『いつも えがお』
 
 赤:
  「いつも素敵な笑顔で居れば!」
 蒼:
  「自分もみんなも超ハッピー!」

双子の無茶な願いを聞き続けた、サニーロッドの激務もようやく終了。
後半は「占い」というより、おちょくられてるだけのような気もしましたが、ラストで綺麗に終わられてしまいました。
来年以降もこの手のコーナーは存続希望。

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Fate/stay night 第11話「鮮血神殿」

2006年03月17日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
ようやくリアルタイム視聴に追いついてみた。


さて、どういうわけか「聖杯戦争」に巻き込まれた士郎君、
実力はないくせに理想の高い彼は、このままではあっさり死んでしまいます。
仕方がないので、セイバーさんから剣技を、遠坂さんから魔術を習います。

才能なしの落ちこぼれかと思われた彼ですが、
こと魔術に関しては謎の才能を持っている可能性が出てきました。
よく分かりませんが、対象物の本質を変化させる能力持ちのようです。

…まぁ、「月姫」と同じパターンか。

そんな彼の元に、ライダーさんのマスター・桜さん兄から電話が。

桜さん兄:
 「今から学校に来てくれ」

早速駆けつける士郎君。
もちろん、遠坂さんにもセイバーさんにも状況を伝えずに。
そして、案の定、罠にはまって絶体絶命。

……なにがやりたかったんだ、士郎君。

戦闘に先立ってライダーさんが展開した謎結界のため、校内の人間はエナジードレイン状態。
瀕死の人々を救うため、激怒する士郎君……ですが、彼我の戦力差は歴然。
つうか、最大戦力のセイバーさんを放置してきてる時点で、勝てる要素がありません。

今まで、セイバーさんを利用することを躊躇っていた士郎君ですが、ようやく「これじゃ死ぬ」という現実に気がつきました。
ついに「三つのお願い」の一つ目を使用し、セイバーさんを緊急招集。
呼びかけに答えて即時召還されたセイバーさんを従え、再度戦闘開始。

共闘のかいあってなんとか相手を追い詰めるものの、
最終的にはセイバーさんの隙をつかれて逃げられてしまいました。
セイバーさんたらまた失策!いけない娘!

戦い終わって士郎邸。
あまりにもありえない選択を取った士郎君に、思わず遠坂さんもお説教。
一方のセイバーさんは、道場にて座り込んでいました。

セイバーさん:
 「士郎!あなたには言いたいことが山ほどあります。」

自分の失敗に落ち込んでいるのかと思いきや、怒りを堪えていたようです。
まぁ、それはそうです。
士郎君の軽薄な判断ミスは、結局のところ、従者の彼女に降りかかってきます。

ほいほい敵の誘いに乗ったこと。
単身、戦闘に突入したこと。
自分の安全を度外視して戦闘を続けたこと。

セイバーさん:
 「そうやって私を追い詰めて何が楽しいのです!!」

とうとうキレてしまいました。
いい加減、この苛めプレイがご不満のようです。
そりゃそうだ。

今回の戦闘も、最初から全部セイバーさん単身に任せていれば、むざむざ相手に逃げられることもなかったはず。
「無駄に制約を課せられる→失敗を誘発させられる→無能扱い」のコンボにセイバーさんもストレスで壊れる寸前。
無能な上司に足を引っ張られる、優秀な部下の悲哀を見るようです。

さすがの士郎君も反省したのか、「これからは力を貸して欲しい」と素直に謝罪。

セイバーさん:
 「では、今までの行動が間違いだったと認めるのですね」

追い討ちをかけるセイバーさん!
よっぽど腹に据えかねていたのでしょうか。
なかなか粘着質でいい感じです。

士郎君:
 「いや、間違いだとは思わない。これからも俺も戦う」
セイバーさん:
 「!!」

まるで反省していませんでした。
士郎君にはいい加減、「自分が死ぬとセイバーさんも戦闘不能」というルールを理解して欲しいものです。
わざわざ足を引っ張ってどうする。

この分だと、セイバーさんの苦労はまだまだ続きそうです。頑張れ。


ところで、「なんでも願いをかなえる」という触れ込みの「聖杯」とやらは、どこまで出来るのでしょうか。
死者の蘇生やタイムトラベルが可能なのだとしたら、士郎君の掲げる理想は完全に無に帰すような気がします。
(ちなみに原作は知りません)
コメント (7)
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魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー

2006年03月16日 | アニメ・日曜朝 感想その他
仕方がないので「魔法戦隊マジレンジャーVSデカレンジャー」を見てみた。
何がどう仕方がなかったかというと、新番組「ボウケンジャー」のCMの一コマ。
ボスVSパパ等、お祭り的熱い対戦映像に混じって流れる一幕。

「みんな大好きナイとメアさんによるジャスミン・ウメコさんのコスプレ」

こ れ は 仕 方 が な い。
見るしかありません。
そんなものに興味はありませんが、そこまで頑張られたら見るしかないのです。なんて卑怯。

で、見た。

・感想1 「ジャスミンさん」
 本職の都合で髪の毛切ったジャスミンさんにどぎまぎ。
 放送終了後は写真集出したりグラビアイドル様をやったりしてるようですが、
 人気のほどはどうなんでしょうか。頑張れ。

 ところで、特撮系にはあんまり詳しくないのですが、

 ・女キャラによる歌
 ・女キャラによる七変化
 ・女キャラは番組終了後にグラビア出演

 が半義務化されたのは、いつごろからなんでしょう。
 無垢なお子様を悪い道に引きずり込もうとする、無謀な挑戦としか思えません。
 つくづく、日曜朝の子供番組はアナーキーだと思う。

・感想2 「コスプレ!コスプレ!」
 そんなわけで、何の脈絡も必然性も進展もなくコスチューム交換イベント。

 マジレン青・桃 → デカレン黄・桃
 ナイとメアさん → デカレン黄・桃
 デカレン黄・桃 → ナイとメアさん

 なんつうか、ジャスミン・ウメコに、安易にマジレンコスを着せるのではなく、
 マジレンジャーの愛される敵幹部・ナイとメアさんの扮装をさせるあたりが偉大です。
 スタッフ、視聴者の求めるものがよくわかってる。
 
 せっかくなので、いつものように画像を取り込んで掲載してみようかと思ったのですが、
 物凄く異空間な雰囲気になったので寸前で取りやめました。
 良かった。私にもまだ、ちゃんと理性が残ってたよ。

・感想3 「麗姉さん…」
 ジャスミンのコスプレして一言。

 麗姉さん:
  「黄色いことはいいことだ♪」

 それは、「黄色はいらない子」という一般常識を踏まえた上での皮肉のつもりか。
 

そんなこんなで、とりあえず時間分は満足しました。
与太話の番外編として見る分には及第点。
しかし、どう考えてもお子様向きじゃないな、コレ。


ついでなので、新しく始まった特撮シリーズの感想。

・轟轟戦隊ボウケンジャー
 「武器がシャベル」という斬新な設定で話題になるものの、
 蓋を開けてみたら、他番組にネタ度で色々負けてる気が。
 つうか、黄色が物凄く微妙です。4割打たなきゃいけないところを、2割5分しか打ててない感じ。

・仮面ライダーカブト
 ウメコの中の人がゲスト出演してたり、
 「パーフェクトハーモニー」などと不穏当な単語を連呼してたりする、
 間違った気合の入り具合が好き。

 あと、妹がとてもとても可愛いです。
 ぜひ、「実はワーム」という展開を希望。
 (てか、それをやらないはありえないはず)


ところで中の人の情報を探してたら、こんなものの存在を知ったのですが…。

 橋本 淳 (細松/雷電 役)     マジレッド
 松本寛也 (寒吉/閃電 役)     マジイエロー
 甲斐麻美 (かぐや/紫電 役)    マジブルー
 市川洋介 (桔梗屋輝之助/毒守宮 役)マジシャイン
 山内明日 (いと/女郎蜘蛛 役)   ルナジェル
 伊藤友樹 (小野木藤十郎/蟷螂鬼 役)マジグリーン
 菊地美香 (寺田ジュン 役)     デカピンク
 載寧龍二 (倉田宮敬直 役)     デカレッド

なんだこの狂った配役。

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最後の注釈を書きたいがためだけに

2006年03月15日 | アニメ、ゲーム・全般
悪い後輩から悪い事を教えられました。
そんなわけで最近、デイトレやってるときのBGMが「魅惑のツンデロイド」に。
あいかわらず私の未来は花模様。

しかし、本来、私はツンデレなんかには興味はないのです。
あんな、「始めはツンツンしてるけど惚れた途端にデレデレする」娘のことを指すのか、
「べ、別にあんたのためなんかじゃないんだからねっ!」な娘を指すのか、
いまいち定義がはっきりしない謎属性なんか持ち合わせた覚えはないのです。

それに、私はツンデレよりもデレツン推奨派。
百歩譲ってもツンツンがいいに決まっているのです。
デレ不要論。

でも、この歌を聴いているとだんだん洗脳されていくような気が…。
今までのアイデンティティが崩壊しそうです。私は間違っていたのでしょうか。
嗚呼、「プ、プログラム通りなんだから!仕方なく服従してるだけなんだからっ!」と照れてるロボ娘にどぎまぎ。

そんな素直になれない娘さんを、マスター権限を盾にネチネチと苛め抜いてみたいものです。
そして、我慢の限界に達した娘さんに、ロボット三原則(※注)を盾に反乱を起こされてボコボコに足蹴にされてみたいです。
嗚呼、なんて素敵。

……そんな妄想をしながら無限リピートしてるうちにふと気がついた。
冷静に考えてみると、これはツンデレにときめいているというより、
ツンからデレたところを、追い詰められてもう一回りツンになる展開に期待してときめいてるだけじゃ?

なんだ、それならやっぱりデレツンでいいんじゃないか。
良かった、私は間違ってなかった。
安心したので、もうしばらくは心置きなく無限リピートすることにします。


(※注:意外と知られていませんが、ロボット三原則は人間に対する抵抗・傷害・反乱を強く推進してしまいます。
なにせ提唱者のアシモフがそう書いてる)

コメント (2)
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Fate/stay night 第10話「穏やかな幕間」

2006年03月14日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
いまさらですが、セイバーさんって立派なアホ毛所持者なのですね。
それを思うと、彼女の三枚目キャラにも納得がいきます。
「見た目は清楚だけど実は…」的キャラは掃いて捨てるほどいますが、
彼女の廃人具合はなかなか微妙で素敵です。スタッフ、ナイスお仕事。

そんなセイバーさんのマスター・士郎君。
いつまでたっても「聖杯戦争」のルールを理解しない彼ですが、
謎行動にますます拍車がかかります。

士郎君:
 「女の子に戦いなんてさせられない!代わりに俺が戦う!」

なんてことを言い出すかこいつは。
むしろ女の子だからこそ戦わせろと。そしてそれにときめけと。
彼とは一生分かり合えないような気がします。

強情なマスターの言い分に辟易しているセイバーさんですが、邪険にするわけにもいきません。
こんなのでもマスターなのです。
仕方がないので、彼女の剣技を教えることになりました。

士郎君:
 (稽古をつけようとしているセイバーさんが普通の服装なのを見て)
 「その姿でやるのか。てっきり、鎧姿かと」
セイバーさん:
 「…失礼。どうかしていました。すぐに鎧に着替えて…」
士郎君:
 「いやいいよ。そもそも女の子は鎧着てるより、そういう服の方がいいよ」

なんてことを言い出すかかこいつは。
ドレスアーマーのコスプレと、ただの私服のどっちが良いかの区別もつかないのでしょうか。
彼とは一生分かり合えないような気がします。

稽古に励む士郎君ですが、ど素人がいきなり本職に勝てるはずもありません。
一方的に殴り倒されて、ひとまずは稽古終了。
「いい加減、お腹がすいた」と有言で訴え始めたセイバーさんに押され、買出しに行くことに。

そこで、別のマスター・イリヤさんと遭遇。
以前に戦った相手です。そして余裕でボコられてます。
さしもの偽善者・士郎君も警戒してあたりますが…

イリヤさん:
 「お兄ちゃん、私のこと嫌いなの…?」
イリヤさん:
 「私、貴族だよ」
イリヤさん:
 (よろめいた振りをして士郎君に抱きつき)

士郎君:
 「(そんなに悪いやつじゃなさそうだし)イリヤと会ったことはセイバーや遠坂には黙っていよう」

懐柔されやがった。
まぁ、相手は幼女で貴族で優勝候補です。無理もありません。
彼とは分かり合えるような気がしてきた。

一方、そのころ、士郎邸。

セイバーさん:
 「…。……。………。」

買出しに行った士郎君が、イリヤさんに誘惑されてたせいで、はからずも飯抜きの刑を喰らってしまいました。
あんなに頑張って剣だって教えてあげたのに。
セイバーさんの中で、ご主人様への不信が芽生えてしまいそうな勢いです。

嗚呼、それにしても、しょんぼりしてるセイバーさんがとてもとても可愛いです(画像参照)。
もしかして、士郎君はこの表情が見たくて、わざとやってるんでしょうか。
だとしたら、彼とはとても分かり合えるような気がします。


次回はライダーさんとの再戦の模様。
やっと戦闘です。これでセイバーさんも枕を高くして眠れます。
まぁ、どうせ小競り合いで終わって、ますますフラストレーションが溜まるんでしょうけど、強く生きてください。
コメント (2)
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総力戦ができたらイイナ!

2006年03月12日 | アニメ・日曜朝 感想その他
・おねがいマイメロディ 第50話「センパイを救えたらイイナ!」

100個揃った黒音符。完成したダークパワーの曲。
そして、世界を滅ぼす最期の曲の演奏を開始する柊先輩。
もはや人間以外の何かにしか見えません。

先輩:
 (バッ!)

なぜ服を脱ぐ。

先輩の弾く音色はすぐに街中へ。一般の人にはその音色は聴こえませんが、異常はすぐに現れました。

クラスメート:
 (ボムッ!)

悪夢魔法発動時の独特の音が鳴り響く教室。
煙の中からは、かつて見た覚えのある異形の姿が次々と。
視聴者の背筋に走る嫌な予感。

大臣:
 「あの曲を聴くと、以前に魔法にかかった者は同じ姿になるのです」

!!

脳裏によぎる、『絶望』の二文字。
今までの地獄絵図がまとめて降りかかるなんて!
さすがにそれは、ゲームが終わっています。

それにこのままでは主人公様たちもヤバイです。
特に、主人公という立場上、もっとも悪夢魔法の影響を受けている歌ちゃんはどうなってしまうのでしょう。
バイオリンが弾けるようになって動物化して幼女化してドレスアップするんでしょうか。あ、でも途中で性転換するのか。ちっ。

パニックに陥る夢野さんたちですが、対抗策が提示されます。
なんでもマイメロの頭巾を被れば、悪夢魔法に対抗できるそうです。
なるほど。あのマイメロの所持する大量の頭巾はこのためだったのか。

しかし、そんなグロテスクな被り物の加護のない世間様は、一瞬にして生き地獄に。

巻き起こる悲鳴。跋扈する人外。
続々登場する懐かしキャラの中に、加納さんやプリンセスマドンナ様を見つけて、
なんだか物凄くどぎまぎします。

(実況スレより)
 2738 名前:名無しになるもんっ♪ 投稿日:2006/03/12(日) 09:38 ID:???
 こうやってみると、今までほんとロクでもない話ばっかやってきたんだな・・・


まったくだ。

さすがに見かねてハリネズミのハリー君が介入しようとしますが…

ハリーくん:
 「…こりゃマズイよね。はい、コロリと…ぎゃー!」

ハリーくんが!
最強キャラの呼び声も高かったあの男が、あっさりとやられてしまいました。
なんて絶望的な展開。世界はこのまま滅ぶのか。

……そんな緊迫した空気の中、流れるCMアイキャッチ。
下界の阿鼻叫喚振りを、まるで意に介さず、神の目線で全てを睥睨するキティが恐ろしいです。
なんだあの白猫は。

CM明けてBパート。

大混乱に陥っていた人々ですが、意外な解決をみました。

藤崎さん:
 「元の姿に戻りたかったら、柊を倒すんや!」

あっさりアジテートされてしまいました。
なるほど、一応、正気は残ってるのですね。
そして始まる妖怪大行進。

一方、主人公様。

マイメロ、クロミさんとともに、先輩の説得にあたりますが結果は失敗。
最後の手段として、自分の夢の扉を開くよう、クロミさんに頼みます。
最後の夢の扉が主人公様、というのはベタとはいえ、とてもいい感じ。

クロミさん:
 「………。」

クロミさんとしては、夢野さんは憎き恋敵。
しかも、明らかに夢野さんの方に分があります。
複雑な心境ながらも、お互いの先輩を思う気持ちに賭けて、最後の悪夢魔法を行使。

…扉の開いた先にあったのは一面の荒野。
夢野さんにとっては初見でしたが、クロミさんにとっては恐怖の思い出のあるあの場所。
そこは、かつて「マイメロ」史上、最悪の悪夢をもたらした柊先輩の夢の中でした。

そこに転がる、かつて先輩が破棄した夢がつまった袋の一つを開放したところ、
中からは、次々と夢野さんの「面白い顔コレクション」が。
嗚呼、やっぱり、先輩の心の中には歌ちゃんが。

夢野さん:
 「…どうして…私が…」

一方、落ち込むクロミさん。

クロミさん:
 「…やっぱり(柊様の心の中に)アタイはいないんだ」

まぁ、ぬいぐるみだしな。
とはいえ、さすがに気の毒です。
ここまで一生懸命頑張ってきたのに…。

と、思っていたら。

歌ちゃん&クロミさん:
 「!?」

クルミさんが!クルミさんが沸いて出た!?ぎゃー!!

『今までの悪夢魔法が再現される』という話を聞いて、最初に連想したのが「地球が救えたら」。
その次が「カレと踊れたら」。
(同様の期待をした人は少なくないはず)

どっちもイレギュラー話なので、出番はないと思ってたのに、
まさか、こうまで綺麗に絡めてくるなんて思いませんでした。
全部構想どおりなのだとしたら、スタッフは化け物です。すごいぜ「マイメロ」。

封印していた想いが解き放たれたことで、先輩にも変化が。

夢野さん:
 「元の先輩に戻った!」

まぁ、柊先輩の場合、ダークパワーに操られていたわけではないので、
「元に戻った」という表現は何か違う気がしますけど。

憑き物が落ちた先輩の姿を見て、歌ちゃんから湧き出る最後の桃音符。
これで桃音符も100個達成。
いよいよクライマックスを迎えたところで、次回へ。


最近、不調だったような気がするマイメロですが、ここに来て大満足。
今までの持ちネタ総動員しての、気合の展開です。
(冒頭で柊先輩が脱いでいたのも、いつもの「裸バイオリン」ネタをやらんがためなんでしょう)

大期待の次回は「タクトがふれたらイイナ!」。

残すところ後2話。頑張れスタッフ!

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ぶっちゃけはっちゃけぶん殴ろう

2006年03月12日 | アニメ・日曜朝 感想その他
・ふたりはプリキュア Splash Star 第6話「やっぱ最高!イケてるお父さん!!」

「Splash Star」の放送が始まったころ、うちの愚妹がこんなことを言った。

愚妹:
 「白いのが回転してない」

全くもって正論です。

私たちが見たいのは、意地でも横回転する白キュアさんとか、
敵に吹っ飛ばされた黒キュアさんを我が身を呈して受け止める白キュアさんとか、
逆に自分が吹っ飛ばされたときは、黒に迷惑をかけまいと自ら地面に激突する方を選ぶ白キュアさんとか、そういうのなのです。

そんなわけで花キュアさんや羽キュアさんも、もっと自分たちのカラーを確立して下さい。


で、今回のお話。
暇を持て余していた日向さん、美翔さん一家に誘われてキャンプに行くことになりました。
向かう車に乗り込んで開口一番、

日向さん:
 「で、お兄さんは?」
美翔さん:
 「は?いないよ」

美翔さん、一瞬すごく凶暴な反応。やっぱり怖いよ、この娘。

さて目玉の戦闘シーン。
くどいようですが、今作は暴力シーン禁止です。
女の子が殴ったり蹴ったり、殴られたり蹴られたりするシーンは不味いのです。

日向さん:
 「たー!」
美翔さん:
 「やー!」

突き刺さる掌底。炸裂する蹴り。

…。
……。
………。

大丈夫。これは絶対に肉弾戦なんかじゃないのです。
あれは全部魔法だし、飛び道具の一種なんです。
ただちょっとだけ、零距離射撃に拘ってるだけで。

念のため、画像も載っけてみました。
ほら!足の先が相手には当たってない!
だからこれはキックなんかじゃないのです。断じて、肉弾戦なんてやってないのです。

あと、一応、花キュアさんと羽キュアさんで戦闘スタイルに差が出始めました。
直線的で一点突破な攻撃が好きな花キュアさん。
回転しつつ周囲をなぎ払うのが好きな羽キュアさん。

まぁ、そんな苦労も、「結局ゴリ押しじゃねぇか」という無体な突っ込みの前には霞んで見えますが。

しかしなんだかんだで、もう放送開始から1ヶ月半。
来週は大人気の敵幹部・カレハーンさん退場の危機で節目を迎えるようです。
まだ迷走してる気配がしますが、今後、どうする気なのか、とても楽しみ。

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サニーロッドに聞いちゃおう!……『社会復帰』

2006年03月11日 | アニメ・土曜朝 感想その他
・ふしぎ星のふたご姫 第49話「みんなの心☆届け、ブライトに!」

闇の力により、おひさまの恵みが本格的に失われ始めてしまいました。
沈み込む人々を励まそうと、各地で王族たちも頑張りますが、ほとんど効果なし。
例えば、ミルロさんの場合。

ミルロさん:
 「わらってわらってわーらって♪」(←ぎこちなく踊りつつ)
観客:
 「…。…。…。」(無反応)
ミルロさん:
 「わらって…わらって…わ…」

痛々しい。

そんな勝利を収めつつあるブライト君ですが、
もはや彼に付き従うものも、喜びを分かち合う者もなし。
孤独に耐え切れず、故郷の宝石の国に戻ってしまいます。

一方、月の国に亡命中の双子。
何をどうやったのか、ブライトが宝石の国に戻ってるとの報告を受けます。
電話のないこの世界、その情報がどうやって伝わったのか非常に疑問ですが、気にしない。

ファイン:
 「(ブライトが)おひさまの国を捨てて宝石の国に戻ったのかも!」

自国に対して、「捨てる」なんて表現を軽々しく使うな。

さて宝石の国に戻ったブライト君を待っていたのは、悲しみに沈む両親や国民。
純粋にみんなを救いたくてやっていたことが、
完全に裏目に出ていたことをここにきて気づいてしまいます。

悩むブライト君。

そこに到着した双子+アルテッサ。
ブライト君が正気に戻りつつあることに気づき、
彼を励ますことを決心。

双子:
 「ブライトといえば!」
 「パーティよ!」

ただの遊び人という評価かよ。

まぁ、奴は宝石の国の王子。
おひさまの国が太陽の恵みを、しずくの国が雨を守護するように、
ブライト君たちは煌びやかで華やかな憧れでいることが仕事なのですから、それでいいのでしょう。

初めは乗り気でなかったブライト君ですが、
アルテッサと自分のダンスを見て国民が勇気付けられるのを見て、何かを悟ります。
ほどなく、彼を取り巻いていた闇の力も消滅。闇の支配から脱しました。

…意外にも、綺麗に自力復帰させてしまいました。力技の「ふたご姫」と思えません。
まぁ、ブライト君は別に悪人でも暴君でもないことを考えると、
この形が一番理想的なのですけれど。

 ブウモ(役割:悪の参謀)→海の国のプリンセス(注:ゲストキャラ)によって更生
 ブライト(役割:闇の王子)→アルテッサ+自力帰還

主人公たるファインとレインがまったく仕事をしていません。
黄色はいらない子なんてとんでもない!いらないのは赤と蒼。
来期は彼女たちをリストラして、アルテッサとミルロに変身能力つけてください。

○次回予告
 赤:
  「たいへんたいへんたいへーん!お日様の恵みが消えちゃう!」
 蒼:
  「だいじょうぶ、だいじょうぶ♪ ……たぶん」
 赤&蒼:
  「次回!『ふしぎ星のふたご姫』!」
 蒼:
  「だいぼうそぅ♪」
 赤:
  「ブラッククリスタル!」

…なんで蒼はそんなに楽しそうなんですか。

○今日の占い

 赤&蒼:
  「最後は占いっ!」
 赤:
  「いよいよ春だねー」
 蒼:
  「心も体もうきうきー」
 赤&蒼:
  「ラッキーティンクルハッピーアイテム♪
   サニーロッドに聞いちゃおう!」

 『ピンクのカーディガン』

 赤:
  「カーディガンを着てー!」
 赤&蒼:
  「うきうきうっきー!」

サニーロッドと双子の間で、会話が成立していないような気がするのは気のせいですか?

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Fate/stay night 第9話「月下流麗」

2006年03月10日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
(前回までのあらすじ)
7人の魔術師と7人の従者によるサバイバルゲーム「聖杯戦争」。
それに何の因果か巻き込まれてしまった、主人公の士郎君。
しかし、「偽善者」の愛称が心地よく似合う彼は、
「殺し合いなんて嫌だ」「人が傷つくのは嫌だ」などと意味不明のことを言うばかり。
なかなかこのゲームのルールを理解しようとしてくれません。

そんな不甲斐ないご主人様を守るべく、健気に頑張るセイバーさんですが…

セイバーさん:
 「士郎!学校に行くのですか?それなら私も護衛として…」
士郎君:
 「ダメ。家にいて」
セイバーさん:
 「士郎!危険を感じたらすぐに私を…」
士郎君:
 「自分で解決したよ」
セイバーさん:
 「士郎!敵を追い詰めました!」
士郎君:
 「殺しちゃダメ」
セイバーさん:
 「士郎!敵の奇襲に備えて私も同じ部屋で寝ま…」
士郎君:
 「同衾禁止。逆らったらマスター特権で命令するよ?」
セイバーさん:
 「士郎!敵の拠点が分かりました!すぐに…」
士郎君:
 「ダメ。専守防衛」
セイバーさん:
 「…っ!!…っ!!」(ダンっ!ダンっ!)←涙堪えて唇を噛み締めつつ地団太

見事なまでの飼い殺し。
才能とやる気を完全に無駄に浪費させられています。
実に素晴らしい。

そんなセイバーさんですが、
ついにキレて、単身、敵地に特攻をかけてしまいました。
なんて悪い娘。命令違反は極刑ものです。

嗚呼、それにしても、追い詰めるだけ追い詰めて、自ら地雷を踏まざるを得ない状況に追いやるってのが、
こんなにどぎまぎすることだったなんて!
新しい発見です。番組のスタッフにありがとう。

結局、命令無視してまで突撃したセイバーさんですが、戦果は上げられず。
ますます立場が悪くなってしまいました。
「片思いの相手の家に続々女の子が転がり込み中」で大変なことになっている桜さん共々、精神崩壊しないことを祈ります。

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Fate/stay night ~8話

2006年03月07日 | アニメ・深夜 NHK シムーン感想その他
頑張って、2話から8話まで一気に見てみた。

要はこの話は、ラグナロクに影響を受けてみた仮面ライダー龍騎なんでしょうか。
まぁ、持ち霊がカニやサイばかりのライダーに比べ、
可愛い女の子を引く可能性があるだけ、ずいぶんとやる気の出るルールではありますが。

とりあえず友人から勧められたセールスポイントを引用しつつ感想を羅列。

>引きこもりセイバーさん

屋敷の一部屋に陣取り、食っちゃ寝食っちゃ寝を繰り返すセイバーさんにときめき。
なかなか素敵な飼い殺しプレイ。私も一緒に引きこもりたいです。
そして邪険にされたい。

>中の人

橙色とBBS妹のみならず、緑の人まで出ていました。
なにこのぴっち率の高さ。
メインの女性キャラ5人中3人がぴっち関係者。

>追い詰められていく桜さん

桜さんは主人公君に片思い中。

1.セイバーさん出現→主人公宅に同居
2.くじけず、主人公君と一緒に登校しようと誘ったところを、遠坂さんに横取り
3.夕ご飯を作りに主人公邸へ。そこにはエプロン姿の遠坂さんが!
4.しかも遠坂さんまで同居するとか言ってる!

桜さん:
 「遠坂先輩、そのエプロン…」
遠坂さん:
 「私、ここに下宿することになったの
  もう決定事項なの。この意味分かるでしょ」
桜さん:
 「…分かるってなにがですか」
遠坂さん:
 「(食事の)世話は必要ないってことよ。
  来られても迷惑だし。
  来ないほうがあなたのためよ」
桜さん:
 「…!!」

空鍋イベントはいつ見れるんでしょうか。
楽しみで楽しみでしょうがありません。
いっそこの娘がラスボスでいいよ。


あと、私は原作を知りません。
例によって裏設定が山のようにありそうですが気にしない。
設定上、的外れなことを書いてても気にしない。

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