9日に奈良の法隆寺へ行ってきました。
天王寺から法隆寺駅までJR快速で20分ほどで着きました。
思ったより近いと思いましたが、駅から法隆寺までが歩いて25分ほどかかります。
駅からバスは出ていますが9時台からです。
法隆寺には8時半に着きました。
松並木の参道は500mほどあります。
辺りはとても静かで、小石の参道をザクザク踏みしめて歩く私の足音しか聞こえません。
松並木を抜けると、法隆寺の玄関にあたる南大門が迎えてくれます。
南大門をくぐると素晴らしい景色が広がります。
真っ青な空、冷たい空気、静けさ、シャキッと背筋が伸びます。
向こうに見えるのが中門です。
法隆寺の創建は、用明天皇が自らの病気平癒を祈って寺と仏像を造ることを誓願しましたが、実現しないまま崩御されました。
そのため、推古天皇と聖徳太子がその遺志を継いで607年に完成させたのが法隆寺と言われています。
境内は、五重塔や金堂を中心とした西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍があります。
中門の両脇には立派な金剛力士像が立っています。
奈良時代のものです。
阿形像は朱色です。
こちらの吽形像は黒色です。
すごい睨まれて、怖気づいちゃいます
全身に力がこもっている見事な表現です。
西院伽藍に入ると五重塔がまず目に入ってきます。
五重塔は本当に美しいなといつも思います。
飛鳥時代のもので、日本最古の五重塔です。
五重塔の頂にある相輪。
ここに4本の鎌がかかっているのを知ってる方も多いと思います。
見にくい写真ですが、下のほうに鎌があるのが分かるでしょうか?
この鎌は雷除けのまじないなんだそうです。
かなり大きな鎌ですよね。落ちてきたら怖いです
鬼さん、頑張って頭で支えてます。
朝日を浴びる金堂と五重塔。
美しい景色です。
金堂には有名な釈迦三尊像が安置されています。
飛鳥時代に特徴的な面長で左右対称のお顔、目の形が杏仁形、表情がやや固い印象です。
杏仁形(きょうにんぎょう)とは仏像の眼の形式です。
杏仁はアンズの種のことで、上下の瞼が同じ弧を描いているものを言います。
他にもたくさんの像が安置されています。
誰もいない中、ゆっくり長い時間鑑賞することができました。
金堂の柱には龍が巻き付いていました。
回廊には朝日が差し込み、格子の影が美しかったです。
ここでいったん西院伽藍から出ます。
出口を出たら見えるのが鏡池です。
風もなく、本当に鏡のように周りの木々が映っていました。
鏡池を通って、大宝蔵院に向かいました。
ここには玉虫厨子や夢違観音像、百済観音像など、多数の宝物を見ることができます。
もう本当に本当に素晴らしい宝物の数々に圧倒されます。
時間が過ぎるのも忘れ、じっくり見させていただきました。
法隆寺の拝観料は1500円とちょっとお高いですが、これだけの立派な建物や宝物を見せていただけるのなら納得です。
次回は東院伽藍です。
見どころが多すぎて、一回では書ききれません。
天王寺から法隆寺駅までJR快速で20分ほどで着きました。
思ったより近いと思いましたが、駅から法隆寺までが歩いて25分ほどかかります。
駅からバスは出ていますが9時台からです。
法隆寺には8時半に着きました。
松並木の参道は500mほどあります。
辺りはとても静かで、小石の参道をザクザク踏みしめて歩く私の足音しか聞こえません。
松並木を抜けると、法隆寺の玄関にあたる南大門が迎えてくれます。
南大門をくぐると素晴らしい景色が広がります。
真っ青な空、冷たい空気、静けさ、シャキッと背筋が伸びます。
向こうに見えるのが中門です。
法隆寺の創建は、用明天皇が自らの病気平癒を祈って寺と仏像を造ることを誓願しましたが、実現しないまま崩御されました。
そのため、推古天皇と聖徳太子がその遺志を継いで607年に完成させたのが法隆寺と言われています。
境内は、五重塔や金堂を中心とした西院伽藍と、夢殿を中心とした東院伽藍があります。
中門の両脇には立派な金剛力士像が立っています。
奈良時代のものです。
阿形像は朱色です。
こちらの吽形像は黒色です。
すごい睨まれて、怖気づいちゃいます
全身に力がこもっている見事な表現です。
西院伽藍に入ると五重塔がまず目に入ってきます。
五重塔は本当に美しいなといつも思います。
飛鳥時代のもので、日本最古の五重塔です。
五重塔の頂にある相輪。
ここに4本の鎌がかかっているのを知ってる方も多いと思います。
見にくい写真ですが、下のほうに鎌があるのが分かるでしょうか?
この鎌は雷除けのまじないなんだそうです。
かなり大きな鎌ですよね。落ちてきたら怖いです
鬼さん、頑張って頭で支えてます。
朝日を浴びる金堂と五重塔。
美しい景色です。
金堂には有名な釈迦三尊像が安置されています。
飛鳥時代に特徴的な面長で左右対称のお顔、目の形が杏仁形、表情がやや固い印象です。
杏仁形(きょうにんぎょう)とは仏像の眼の形式です。
杏仁はアンズの種のことで、上下の瞼が同じ弧を描いているものを言います。
他にもたくさんの像が安置されています。
誰もいない中、ゆっくり長い時間鑑賞することができました。
金堂の柱には龍が巻き付いていました。
回廊には朝日が差し込み、格子の影が美しかったです。
ここでいったん西院伽藍から出ます。
出口を出たら見えるのが鏡池です。
風もなく、本当に鏡のように周りの木々が映っていました。
鏡池を通って、大宝蔵院に向かいました。
ここには玉虫厨子や夢違観音像、百済観音像など、多数の宝物を見ることができます。
もう本当に本当に素晴らしい宝物の数々に圧倒されます。
時間が過ぎるのも忘れ、じっくり見させていただきました。
法隆寺の拝観料は1500円とちょっとお高いですが、これだけの立派な建物や宝物を見せていただけるのなら納得です。
次回は東院伽藍です。
見どころが多すぎて、一回では書ききれません。