いよいよ使用しようと特殊浴槽につけて固着したガソリンや固形物を除去していきます。CS65キャブはC110と同じく京浜キャブでC110後期型キャブとほぼ同形状の物になっています。
但しインシュレーター側出口がC110がΦ18mmであるのに対し(でも型名はPW16だけど)、CS65キャブはΦ20mmになっていて若干大排気量に適するようになっています。インシュレーター、マニホールドも内径が2mm大きくなっていますのでマニホールドごと流用するにはヘッド側の段付をなくすためにヘッドを加工した方が良さそうです。なんだかマニホールドの首振り角度が微妙な気がしますが・・・。
MJも110が82番であるのに対して88番と少し大きくなっているようです。
とりあえず消耗部品は交換してキャブだけ組んであとは取り付けを待つのみ。
せっかく特殊浴槽を作ったのでボチボチでやろうと思っていたC115キャブもOHしました。ガソリンが固着しまくりで最初は全く部品も外れませんでしたが特殊浴場の効果大、1日漬け込んだら内部も綺麗に♪
色々とキャブをメンテしている時にふと気が付いた事があり、先日不調で取り外した初期型C110Sのキャブをチェックしたのですが・・・どうも不調の原因になっていると思われる箇所を1箇所発見。
KEIHINの文字の下に直径1mm以下の小さな穴が開いているのですが、これがフロート室の天井までつながっているのですが、こいつが詰まってます!
多分密閉されるフロート室の油面安定のための吸気口だと思うのですが、これが詰まってると油面は安定しませんよね~。症状に思うところ有り!先日までフロートの角度ばかり弄りまわってました。
キャブクリーナーを垂らしてしばらく放置し細い針金でつついたら穴が通りました。こいつで復調するか!?
一度C110Sに付けて試走してみる事にします。
コーヒーを入れて持ってきてくれたお姉さんが
「カレー食べながらバイクに夢中?」
と言いました。
もう、カレー食べながらバイクに夢中にしか見えません(笑
思わぬ笑いが発生中~
カツカレーならぬキャブカレーですね(笑)
このカレーはかなりスパイシーです。プラスチックやゴムも溶けてしまうほど刺激的♪
了解しました~。
それまでには一度テストしてみます。
多分エアクリの容量不足が問題になるでしょうけど・・・。
キャブ社外品、注意したほうがいいですよ。
ものによっては、非常に精度が悪く、まったく使い物にならないものがあります。(スロージェトの穴が見た目でまったく違うものがありました)
特殊浴場の正体はキャブクリーナーです。
よく使うスプレー式とかの他にも色々と液体式の物もあるようなので、そちらがお勧めです。
ゴムやプラスチック等のものを漬け込むと溶けます。
やはり要チェックポイントなのですね。
うちのキャブもCS65、C115共詰まってましてそこで気が付きました。
最初にやった時は荒業でサンドブラスターで一皮向いたので、その時に穴が通った物かと。普通に問題なかったのでこういう落とし穴がある事に気が付きませんでした。
キャブの違いですが、うちの初期型C110S、初期型風C115にはオイルたまり室の無いキャブ、後期型の赤スポ、CS65にはオイルたまり室のあるキャブが着いていたのですが、これが前期型と後期型のキャブの違いの一つなのでしょうね~?