広がって場所を取ってしまっている物から着手しているのですが、CB450のエンジンだけは後回しに。
昨年少しエンジン内を触って組み直し先日エンジンを積載しておいたCB93。
いざエンジンを回すチェックをしようとキックをしてみると・・・何故か途中で引っ掛かったようになり回らない・・・
という事でエンジンを下ろしてチェックしていく事に。
カムチェーンジョイントのクリップが破損していました。
ピックアップツールで破損したクリップも無事回収。
今まで2回ほどこのクリップが破損していますが理由が不明。
恐らくカムチェーンローラー付近に引っかかっているのではいないかと思われますが・・・
破損しない時と破損する時は何か違うのか?
ヘッド付近も色々と気になった事があったのでこの際一度全分解して徹底的にチェックする事に。
何故か抜けない左EX側のロッカーアームピン。
気になったのはカムシャフトのポイント側。
なんかアルミの削り粉で出来た粘土の様な物が大量についています。
マウント側も同じ。オイルが十分に回っていないのではないかと思ったのですが、オイルはマウント側の渦巻き状の溝からしか入って行かない構造なんですね。
反対側はオイルが入って行った時にオイルを回収するオイルラインが有りますが、こちら側は意味不明なオイルラインがあるだけで、これがどこにもつながっておらずまさしく意味不明・・・
ヘッド側のつながりも不明な点が。
改めてチェックすると良く分かりません。
結局スライドハンマーが無いのでカムとピン穴の間に小さなスリーブを入れながらカムをコツコツ叩いて出しました(笑)
それよりもカムとマウントが摩耗ですり減ってグラグラなのにショックです・・・。