それ行け!礼子先生

手に余る仕事を抱え走りまわる日々を、日記のように綴ります。

お手玉作り

2010-01-04 11:37:26 | Weblog
お正月に、私の母がやってきますが、耳が遠い。
年々ひどくなりほとんど聞こえない状態です。
話が聞こえないと人の輪に入りにくい。
大勢いればいるほど孤独を感じるようです。
去年、そんな母に
私の孫に毛糸を使って、鉤針の使い方を教えて欲しいと頼みました。
母は嬉々としてひ孫達に教えていました。
今年は?小布をいっぱいもっているはずの母。
お手玉にしました。
几帳面な母は、(なぜか似ていない私)布を洗いアイロンをあて、
サイズを測り、きっちり切って持って来ました。
上の孫は縫い物や刺繍などが大好き。
母のそばにぴったり座ってお手玉つくりをしました。
「小布を探していてこんなものを見つけた。」
と母が懐かしい布を持ってきました。
私のお宮参りの時の着物のはぎれ。
「手に入りにくい時代に大枚をはたいて今は無き心斎橋そごうで買った。」
と言ういわく付きの着物。
本身で作ってあったので大きくなっても着ていました。
懐かしい。(上の写真です)
お手玉のセットは孫が大事そうに抱えて持って帰りました。
90歳の大きいお婆ちゃんの伝える贈り物。