2月17日~3月4日まで行なわれていた「梅まつり」も明日で終りです。暖かさに誘われて行って来ました。土・日のみ行事があります。11時と13時30分の2回、「平和の大塔」の前の西洋庭園で琴と尺八の演奏がありました。演奏曲は御馴染みの【春の海】や唱歌の【ふるさと】【おぼろ月夜】【花】など7曲と最後に【さくら21】という曲で、春に相応しい曲ばかりでした。尚、琴は「清翔会」、尺八は「竹樹会」の皆様による演奏でした。
表千家「熊谷社中」の皆様による野点があったので参加して来ました。茶菓子は梅の形の落雁でした。梅を観ながらのお茶はとても風流で美味しかったです。甘酒(ノンアルコール)のサービスもやっていました。美味しかったので、演奏会の前と後と2回も頂いてしまいました。後で知った事なのですが、この甘酒は弘化4年(1847年)頃創業の糀店が、伝統的な手法で手づくりした糀を使用した物だったそうです。
「白梅」・「紅梅」・「蝋梅」(ろうばい)と色々と咲いていて華やかでした。「蝋梅」は梅と書きますが「クスノキ目」です。「梅」は「バラ目」なので別物なのだそうです。あいにく「メジロ」には会えませんでした。「梅」は「桜」の様な華やかさはありませんが、静かに春を待つ感じが奥ゆかしくて気品がある様な気がします。まだ寒さが残る今の季節、春が近づくのを知らせるのに相応しいですよね。「投句」の受付もやっていましたが、俳句の心得はないのでやりませんでした。
「平和の大塔」の前の西洋庭園 / 琴と尺八の演奏
野点 / 甘酒のサービス
白梅 / 紅梅 / 蝋梅(ろうばい)