サヨコの独り言

興味のあるものを「コンデジ」で撮影しに行ったり、
街で偶然に見かけたものを「スマホ」で撮っています。

《東京オペラシティ》 ~ 《ルーヴル美術館展》

2018年07月20日 | 展覧会

高校の同窓生5人で京王新線の初台駅にて待ち合わせをしました。京王新線を利用するのは始めてだったので、パソコンで新宿駅の構内図を確認しました。「東京オペラシティ」までは初台駅の東口から直結だったので、外に出なくて済みました。

《東京オペラシティ》のコンサートホールで11:45~12:30に無料の「ランチタイムコンサート」がありました。今日の「ヴィジュアル・オルガンコンサート169」はスペイン出身の「アナ・ベレン・ガルシア」さんによるパイプオルガンの演奏。シューボックス型のホールはとても響きが良く、荘厳な音に包まれました。また、ストップレバーの操作や足鍵盤・指の動きなど、普段は見られないパイプオルガンの演奏の様子が、舞台上のスクリーンでリアルタイムに観る事が出来ました。観ても楽しむ事の出来る、一味違うオルガンコンサートでした。

食事は先日下見をした野村ビルに行く予定でしたが、「東京オペラシティ」の中で済ます事にしました。53階の「下高井戸旭鮨総本店」でランチメニューを食べました。10貫でシジミの味噌汁と茶碗蒸しが付いて税込み1500円はお手頃な価格でした。最初に出てきた茶碗蒸しは菊の花を模した可愛い容器に入っていました。秘伝の煮つめを使った穴子の寿司や他のネタもとても美味しかったです。偶然入ったお店でしたが、個室でゆっくりとお喋りを楽しむ事が出来ました。

今回のプランを提案したN君が外に出ないで済むルートを考えて、初台駅から乃木坂駅に行きました。外に出たのは乃木坂駅から「国立新美術館」の入口までの数10mだけでした。猛暑の中、助かりました。《ルーヴル美術館展》は人は人をどう表現してきたかと言う「肖像芸術」にテーマを絞ったユニークな展示でした。人の似姿である肖像が古代より様々な方法や目的で表現されていました。

【アルコレ橋のボナパルト】は皇帝になる前のナポレオンの肖像で、本人も一番気に入っていたそうです。通称【美しきナーニ】と呼ばれている肖像は誰を描いたのか不明だそうですが、不思議な雰囲気の絵です。目線が合うか合わないかで【モナリザの微笑み】と比較されています。【棺に由来するマスク】はおよそ3400年前にエジプトで出土した物で、亡くなった人の顔ではなく、理想の顔を表現したものだそうです。【性格表現の頭像】は心の病に悩んでいた作者が「しかめっ面」を作品にする事で病を克服しようとしたものだそうです。とてもインパクトがありました。

※ 「下高井戸旭鮨総本店」のランチの画像はY子さんから提供された物を基に作成しました。

「下高井戸旭鮨総本店」のランチ     


アルコレ橋のボナパルト / 美しきナーニ


棺に由来するマスク(上段左) / 性格表現の頭像(下段中)

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