さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

今朝は8日目でしたが、スムーズに排便が行われました。毎回こうだったらいいのですがね

2020-06-15 23:57:52 | トイレ・排泄
今朝の7時半すぎ、さっちゃんは僕より早く目覚めました。
僕もその気配ですぐ目が覚めましたが、さっちゃんはもう起き上がろうとしています。
これはトイレだな、と僕は思って、さっちゃんと一緒にトイレへ向かます。

今ではさっちゃんは自分でズボンやパンツを脱ぐことをしません。
ですから僕が脱がすんですが、さっちゃんは僕が脱がしていることなどお構いなしに便座に座ろうとします。
ですから僕は、落ちてくる腰を上に持ち上げながら、ズボンを脱がし、パンツを脱がさなければなりません。
これがけっこう大変なんです。

今朝も大変でした。
パンツを脱がすのがギリギリ間に合わなかったんです。
いつもなら便座に座ってからすぐにおしっこが出るわけではありませんから、遅れてパンツを引っ張り降ろして大丈夫なのです。
しかし今朝は、さっちゃんも切羽詰まっていたみたいで、僕が急いでパンツを脱がそうとしていて、まだ座り切っていない時にはや排尿!
僕は左腕におしっこを浴びてしまうは、パンツを脱がすのが間に合わなかったのでパンツは濡れてしまうは、散々でした。

パンツは脱がして、お風呂場の洗面器の中へ。
戻って来ると、ポトポトポトと、音がするではありませんか!
排便です!
8日目です!
まったく苦しまず、スムーズです!

この2ヶ月間ほどの超長間隔の便秘から脱却できたのでしょうか?
そうなら本当に嬉しいことですね。

午後にはさっちゃんの掛かり付けのお医者さんに行きました。
ここ最近の便秘状況を報告すると、腸のレントゲンも撮ってくれました。
腸にはガスがたくさん溜まっているとのこと。
今回は薬も出してくれました。
さっちゃんには7年前にも便秘の薬を出していたようですね。


今日一日が上記の事がらだけで、他は平穏に時間が流れていれば、祝うべき一日だったはず。
でも、このこと以外は腹の立つことばかりをするさっちゃんでした。
詳細は省きますが、今この時間、もうすぐ真夜中になろうとしているこの時間にも、さっちゃんは僕の横で後ろで前で、僕への文句を言い続けています。
本当に腹の立つさっちゃんであり続けましたね。
まあ夫婦喧嘩のようなものなんでしょうが、以前と違うのはさっちゃんを言い負かす武器が僕からは奪われていること。
さっちゃんには言葉という武器が通用しないからです。

以前の夫婦喧嘩でも、僕は理屈では勝っているつもりでも言葉では負けてしまっていました。
負けると、何日間も口をきかないか、何時間か家を出て姿をくらますのがせいぜいな僕でした。
今は言葉すら意味がなくなっていますし、姿をくらますわけにもいきません。
勝ちようもなければ、負けても反撃反抗の手段すら、今はないのです。

とりあえず、これから床に就いて、明日の朝起きたら忘れていることを期待したいと思います。
・・・・まださっちゃんは起きています。
コメント
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