店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

店主再び温泉に突撃

2008-09-23 19:14:45 | 温泉
 先日また、「豊礼の湯」という、はげの湯温泉の近くの温泉に行ってきた。
 今回は皿、箸、調理用具持参である。
 まず近所のスーパーで骨つきモモ肉とニッポンハムの天津閣(ミニに肉まん)を購入したあと、大津の道の駅でカライモを4本買う。
 その後、小国の物産館で寿司と卵とトウモロコシを買い、温泉に向かった。
 当日は市内はすごい雨・・・だんだん阿蘇に近づくに連れて雨は小降りになってきたけれど、小国も雨である。
 そのせいか日曜日にしては少しすいている。
 しかし・・・調理用の炉(土管)は7つのうちすでに5つはふさがっている。
 残り2つをフル活用して、まず温泉に入ってる間にとり肉とイモを蒸しておく。
 風呂は・・・すでに何人か先客がいたが、雨なのと、少しぬるかったのとで、最後はひとりだけになる。
 山の中腹から見下ろすと、下がさっぱり見えないほど深い緑だ。
 山の上をみあげると、もっと高いところからも湯気が吹き上がっている。
 さらに山の上にも温泉はあるのだ。
 風呂から出てみると、ちょうどいいタイミングで鶏肉とイモが蒸しあがっている。このあと、肉まんと卵をゆで、さらにトウモロコシをゆでてみる。
 今回は雨でこの間食事をしたウッドデッキが使えないので、雨天用の休憩所のテーブルに蒸しあがったものを広げて、昼にした。
 最近はラジオで紹介されたり、県外で紹介されたりしたせいか、関西・中国地方方面から阿蘇・大分をめぐりここに車でやってくるツワモノもいるらしく、駐車場はいろんなナンバーの車が停められている。
 だから物産館の野菜や弁当も、けっこう早く売れてしまったりするようだ。
 
 そして蒸したものは・・・やっぱりおいしい。
 鶏はきゅうりと一緒にパンバンジーのソースをつけて食べたけど、ほどよく脂が落ちてヘルシーだし、肉もポロリとはがれてくれる。
 卵は5分でゆであがるので、ラクである。
 こんなふうにさんざん食いまくり、その後はいつものごとく白川水源へ。
 途中は雨が降ったりやんだりで、そのせいか人も休日にしては少なめである。
 行きは菊池→大観峰→小国のルートだったけど、ぶち君から
「同じ景色ばっかであきてきた」
 と言われたので、帰りは小国→内牧→国道→水源の道を通ってきた。
 こっちのほうが距離は短いけど、道は険しいような気が・・・。
 でもその険しい道の脇でも、牛が放牧されている。
 しかも牛、なんでせまい崖の中腹に何頭もかたまっているんだ?
 どうやって降りた?
 どうやって崖を上がる?
 その崖に牛の好物でもあるのか?
 そんなことを考えているうちに、どんどん景色は過ぎていく。

 ぶち君が
「お湯がちょっとぬるかったから、もう一軒お風呂に寄ってあったまっていく」
 というので、帰りは大津の岩戸温泉に寄る。
 町営らしい施設だが、まだ新しくてロビーも広くてキレイである。
 風呂も露天はちょっと先を流れる川がばっちり見えるし、すでに熊本市内では条例により禁止になったらしい「打たせ湯」もまだある。
 欠点はちょっと風呂が浅いこと・・・かな?
 温泉じたいは面積はコンパクトだけど湯の種類は多いと思うし、ぶち君はサウナにも入れたので、まあ満足したんじゃないのか。
 おいらも、一日に二軒温泉を回ることはめったにないので、今日はちょっとふやけ気味である。