店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

それでいいのか妖星ゴラス

2010-07-13 18:46:37 | Weblog
 引越しをしてても、ディアゴスティーニシリーズは買っている。
 で、だいぶ書いてないやつがたまってきたので、とりあえずゴラスからいこう。
 
 まあ、地球が消滅するかもするかもしれないのに、非常にノーテンキなのだ。
 ♪せまい地球にゃ住みあきた~♪ってなんなのよ、もうすぐ地球に住めなくなっちゃうのにさあ・・・。
 冒頭が殉職アリのシリアスなだけに、ずっとそれでいくのかと思ったら宇宙港のパイロットが歌うわ踊るわで、ミュージカル仕様のパニック映画かよ、なんなんだこいつらは・・・と思ってしまった。
 これじゃ、天本英世扮するクラブの男に揶揄されてもしょうがないんじゃ・・・と思うようなノーテンキぶりである。
 なんか、ゴラスが迫ってきているのに、恋アリ歌アリ飲酒アリの青春映画なんだけど、その間も南極の皆さんはさんざんな目にあってるし・・・。

 でもなかなか細かいところではいい味がある。
 クリスマスらしく真っ赤なワンピースでキメたお嬢さんが家に帰ってきて、喪服の人々を見るシーンとか、冒頭の水泳シーンとか・・・繁栄を謳歌する青春怪作映画なんだよね、ホントに。