店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

忠臣蔵(花の巻・雪の巻)

2011-06-20 23:18:56 | Weblog
 松竹。しかも1954年だからモノクロ。

 冒頭の桜の花の中の勅使行列から、華やかな元禄絵巻がはじまるのかと思ったら内容はひたすら暗い。
 ハード路線というべきなのかもしれないけれど、家族・主従・政治の人間関係や人間ドラマにウェイトがかかっているぶん、なんかとにかく重いのだ。
 これって、忠臣蔵必須のシーン(たとえば杯の別れとか遥泉院の女中が吉良のスパイ疑惑とか)が少ないからかもしれない。
 「講談じゃありませんよ、がんばって実録ふうにしてありますよ」
 と言いたいのかもしれないけれど、忠臣蔵って
「悲劇なんだけど、そこここに華やかな見所があってそれがバランス取れてるから最後はカタルシス」
 なんだと思うんだけど・・・。
 
 浅野内匠頭の江戸城での右往左往、キレっぷりは今まで見た中で一番かもしれない。

 、
  

うなぎの山藤

2011-06-20 22:54:00 | Weblog
 この間ぶち君が馬券を当てたので、前から行きたかった「うなぎの山藤」に連れていってもらいました。
 そしてこれがうな重の松を食べたあとです。
 うな丼の松は、うなぎがごはんの中に入っています。

 うなぎの柔らかさ、タレのおいしさもさることながら、ここのは全然生臭くありません。
 口当たりの良さに、もちろん完食いたしました。
 うな丼の松には、デザートのフルーツ、小皿に入った「うなポッキー」(うなぎの骨を揚げたもの)もついているようでした。
 店のメニューはうな丼、うな重、蒲焼定食、単品蒲焼。
 おいらの好きな茶わん蒸しがないのが、ちょっと残念だったけど。

 ぶち君、ごちそうさまでした。