松竹。しかも1954年だからモノクロ。
冒頭の桜の花の中の勅使行列から、華やかな元禄絵巻がはじまるのかと思ったら内容はひたすら暗い。
ハード路線というべきなのかもしれないけれど、家族・主従・政治の人間関係や人間ドラマにウェイトがかかっているぶん、なんかとにかく重いのだ。
これって、忠臣蔵必須のシーン(たとえば杯の別れとか遥泉院の女中が吉良のスパイ疑惑とか)が少ないからかもしれない。
「講談じゃありませんよ、がんばって実録ふうにしてありますよ」
と言いたいのかもしれないけれど、忠臣蔵って
「悲劇なんだけど、そこここに華やかな見所があってそれがバランス取れてるから最後はカタルシス」
なんだと思うんだけど・・・。
浅野内匠頭の江戸城での右往左往、キレっぷりは今まで見た中で一番かもしれない。
、
冒頭の桜の花の中の勅使行列から、華やかな元禄絵巻がはじまるのかと思ったら内容はひたすら暗い。
ハード路線というべきなのかもしれないけれど、家族・主従・政治の人間関係や人間ドラマにウェイトがかかっているぶん、なんかとにかく重いのだ。
これって、忠臣蔵必須のシーン(たとえば杯の別れとか遥泉院の女中が吉良のスパイ疑惑とか)が少ないからかもしれない。
「講談じゃありませんよ、がんばって実録ふうにしてありますよ」
と言いたいのかもしれないけれど、忠臣蔵って
「悲劇なんだけど、そこここに華やかな見所があってそれがバランス取れてるから最後はカタルシス」
なんだと思うんだけど・・・。
浅野内匠頭の江戸城での右往左往、キレっぷりは今まで見た中で一番かもしれない。
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