日曜日ぶち君といつものとうり風呂に行った。
しかし、いつも行きつけの2つとも、ものすごく駐車場が混雑していて、いかにも人大杉状態らしいので、おいらたちは、もうひとつの隠れたいきつけの某温泉ドームに向かった。
その途中ぶち君がいつもと違う道を行ってたら、新しくまた温泉ができているのに気がついたので、そこに入ろうかと思い一本道なのでどこかでUターンするつもりで脇道に入った。
格好のUターン場所と思われる空き地に入ろうとしたら・・・
ガッ・・・という音がして、そのまま助手席のおいらの側が傾いた。
そしてズブズブと沈んでいく。
まずい・・・と思って窓をあけたら、なんとなく湯気が立っている気がする。
沼か?
温泉か?
このユルユルな沈みぐあいは・・・まさか・・・。
肥溜めに落ちたのかと思ったらそこは側溝だった。
ヤッホー、ラッキー。
一生肥溜めにハマルなんて縁がないと思っていたんだぜ。
「こういうところは、ガードレールをつけないといけないのに」
ぶち君はそう言ってカンカンに怒っている。
それは正論だ。
怒れぶち!正義の刃をかざせ!
じゃなくってさ・・・ちっともラッキーじゃねえよ、車は完全に溝に片輪はまってるぜ。
おいらたちは車から出てみた。
しかし、非力なおいらたちにはどうしようもない。
持ちあげてもエンジンをかけても、どうしようもない。
例え、年末のギフト商戦で16キロの商品を持って階段のぼったおいらでも、無理だった。
そうこうするうちに、ぶち君が人を呼ぼうということになって、道の真ん中に立ち手を振った。
止まってくれた車の一人目は、いかにも非力なおばさんだったので、しかたがない。
そして二人目の20代らしい、普通っぽい若いカップルのにいちゃんが、
「軽だから、(ぼくが)もちあげればなんとかなりますから、エンジンかけてください」
と言ってくれた。
にいちゃんは、がんばって車を持ちあげてくれた。
そして二回目のトライで車は路上に戻った。
礼をしようと思ったが、にいちゃんは名前や何かきかれたら、
「よかですよ」
とさわやかに笑って彼女と立ち去った。
最初はちょっと性格がキツそうなカオに見えたのに、笑って表情を崩すとすげーいい顔だった。
彼女も、迷惑そうな顔とかしないで、ずっとにいちゃんの様子を見ていた。
なんとなく「まずいなら自分も手を貸そうかな」というような、真剣な、思いやりのあるまるで看護婦さんのような顔をして見ていてくれた。
本当にありがとうよ、にいちゃんたち。
すげーいい人たちだ。
こういう人たちがいるなら、若者は少しも腐れてはいないんだぜ。
(腐れてるのは一部のDQNだけ・・・そういう腐れにはこのにいちゃんたちのツメの垢などを腹いっぱいにぶちこんでやろう)
おいらはこの恩を忘れないぜ。
ふたりとも幸せになれよ。
とこの場を借りておいらは祈っておく。
しかし、いつも行きつけの2つとも、ものすごく駐車場が混雑していて、いかにも人大杉状態らしいので、おいらたちは、もうひとつの隠れたいきつけの某温泉ドームに向かった。
その途中ぶち君がいつもと違う道を行ってたら、新しくまた温泉ができているのに気がついたので、そこに入ろうかと思い一本道なのでどこかでUターンするつもりで脇道に入った。
格好のUターン場所と思われる空き地に入ろうとしたら・・・
ガッ・・・という音がして、そのまま助手席のおいらの側が傾いた。
そしてズブズブと沈んでいく。
まずい・・・と思って窓をあけたら、なんとなく湯気が立っている気がする。
沼か?
温泉か?
このユルユルな沈みぐあいは・・・まさか・・・。
肥溜めに落ちたのかと思ったらそこは側溝だった。
ヤッホー、ラッキー。
一生肥溜めにハマルなんて縁がないと思っていたんだぜ。
「こういうところは、ガードレールをつけないといけないのに」
ぶち君はそう言ってカンカンに怒っている。
それは正論だ。
怒れぶち!正義の刃をかざせ!
じゃなくってさ・・・ちっともラッキーじゃねえよ、車は完全に溝に片輪はまってるぜ。
おいらたちは車から出てみた。
しかし、非力なおいらたちにはどうしようもない。
持ちあげてもエンジンをかけても、どうしようもない。
例え、年末のギフト商戦で16キロの商品を持って階段のぼったおいらでも、無理だった。
そうこうするうちに、ぶち君が人を呼ぼうということになって、道の真ん中に立ち手を振った。
止まってくれた車の一人目は、いかにも非力なおばさんだったので、しかたがない。
そして二人目の20代らしい、普通っぽい若いカップルのにいちゃんが、
「軽だから、(ぼくが)もちあげればなんとかなりますから、エンジンかけてください」
と言ってくれた。
にいちゃんは、がんばって車を持ちあげてくれた。
そして二回目のトライで車は路上に戻った。
礼をしようと思ったが、にいちゃんは名前や何かきかれたら、
「よかですよ」
とさわやかに笑って彼女と立ち去った。
最初はちょっと性格がキツそうなカオに見えたのに、笑って表情を崩すとすげーいい顔だった。
彼女も、迷惑そうな顔とかしないで、ずっとにいちゃんの様子を見ていた。
なんとなく「まずいなら自分も手を貸そうかな」というような、真剣な、思いやりのあるまるで看護婦さんのような顔をして見ていてくれた。
本当にありがとうよ、にいちゃんたち。
すげーいい人たちだ。
こういう人たちがいるなら、若者は少しも腐れてはいないんだぜ。
(腐れてるのは一部のDQNだけ・・・そういう腐れにはこのにいちゃんたちのツメの垢などを腹いっぱいにぶちこんでやろう)
おいらはこの恩を忘れないぜ。
ふたりとも幸せになれよ。
とこの場を借りておいらは祈っておく。
はっきり言って馬鹿はどこかに流れていって欲しい。
その代わり良い人には厚き福祉を切に願う。
(最初はフタの1枚無いところに落ちたと
思ったほど)
塩化カルシウムの袋があったので
それをタイヤの下に入れる
・・・それでも届かない
ってやってるときに、神がやってきた訳です
だいぶんまえ側溝にはまった車を手伝ったけどてこずった・・・同じ側溝に2台もはまってるんだもん、、、大雪の中。