店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

店主むかつく

2007-08-18 12:03:58 | Weblog
 先日某店で仕事をしそていると、地元の和菓子屋のおやじが、売り場にやってきた。
 そいつは売れなくてヒマならしくて、しょっちゅう売り場を白衣姿でウロウロしていて、あちこちで立ち話をしている。
 うるさいデパートならその「うろついて立ち話」だけで注意されるのだが、おやじは注意されないのをいいことに、こんなことを言っていた。
「そんなに声だして客引きばかりしてると、呉服の仕事なんてできないよ」
 ハアァァァァ?
 いつおいらが呉服の仕事なんてしたいって言ったよ。
 こいつは商売に失敗して呉服屋から菓子屋に転業したらしい。
 そしてひとしきり呉服の仕事の薀蓄をたれて帰っていった。
 呉服の売り方で食品を売れるかっていうと、それには無理があるっていうのに。
 
 食料品は声出して売らなければ活気がなくてダメである。
 活気=新鮮さでもあるのだ。
 見るとおやじの売り場は、ただお客が来るのを待っているだけである。
 似た業者のライバル店がすぐそばにあって、そっちは販売の女性が自分からお客様に声をかけて活気があるからみなそっちへ流れていってしまう。
 それを認めたくないらしい。
 しかも中にいる店員(おやしの身内らしい)が売れなくてイライラするのか、明らかに客に見えるところでぶんむくれて顔を引きつらせて立っている。
 そんな顔をして立っている人のところの商品を、お客様は買いたいと思うだろうか?
 バカじゃねえのかこいつら。
 まわりから学べよ。

 「売れないから当り散らす」それだけなんだろうな。
 でもそれは、商売人のすることじゃない。
 こんな程度の低い輩が、けっこういる。
 

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