店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

貧すれば鈍になっていくのか

2006-12-06 13:01:43 | Weblog
 先日とあるデパートの催事で、おいらの同業者が出店業者に、
「商品が余って(売れ残って)いたら、私にください」
 と言ったとかで、業者がおいらの会社にどなりこんできた。
「お宅じゃ、どういう従業員教育してんの?」
 本当にそのとうりだ、ああ恥ずかしい。
 確かに売れ残った商品をもらえるときもあるのだが、もらえるもらえないはその店の規則によっても違うし、もらえるのは出店業者様のご好意である。
 決して従業員の側からくださいと要求する筋のものではない。
 そこらへんを理解してないのか、はたまた貧乏が染み付いてしまったているのか、最近は堂々とこんなふうに「ものをもらえるのは役得なんだから、もらわなきゃ損」「もらって当たり前、くれないのはケチ」なんて言い出す厚顔無恥な輩が増えてきた。
 「不景気なうえに生活が大変で、働きに出なきゃいけないんだから、役得があったっていいじゃない」
 こんなことをさも正論のように言われると、とってもイタい。
 こういうヤツは、自分がもらって帰ったのと同じ商品を、お金を出して買っているお客様がいることを、どう思っているのか。
 そしてお買いものを「してくれる」お客様に対しての「遠慮」なんてまったくないのだ。
 ひたすら「貧乏な自分(とその家族)がかわいそうで、その貧乏に耐えて家族を思うかわいい」のである。
 げぇぇぇぇぇ~。
 こいつらのそんな思惑を想像すると、おいらはとても頭が痛くなる。

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2 コメント

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Unknown (冷やしコアラ)
2006-12-09 20:26:14
自分目線でしか物事とらえられない奴は、商売人にはむかんわな・・・
逝って良しと言うことで。(--;・・・
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Unknown (さがみや)
2007-01-03 10:24:59
 そしてこんな輩でも「生活が苦しいので雇ってあげよう」と温情をかけるので、ますますいい気になっていると思うんだけど・・・。
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