新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

1830m

2012-09-14 07:12:50 | 音楽
何かと話題のAKB48の、最新アルバムです。AKBの大ファンである娘のために予約して買いました…って、自分が欲しかっただけだろう?はい、その通りです(笑)。

アルバムタイトルは、秋葉原のAKB劇場から東京ドームまでの直線距離を意味するらしいですね。つまり、この前、AKB初の東京ドームライブを行いましたけど、活動開始から7年かかってやっとそこまでたどりついたという、自分達の感慨が込められたもののようです。

二枚組34曲の豪華盤の中で、今回、特に印象に残ったのが冒頭を飾る「ファースト・ラビット」。この前Mステで歌ってましたけど、これ「出る杭になれ」っていう歌なんですよね。「空気読め」が全盛のこの時代に、真っ先に飛び出して傷つきながら自分の夢を追い掛けろという。よく見かける無責任で中身のない「夢を持て」ではなく、夢を追い掛けて実現するには大変な苦労が伴うもの、という前提で、それでも「夢を追い掛けろ」と訴えている。
震災チャリティソングの「風は吹いている」でも、全然励まさない。辛い現実を見据えた上で「絶望の中に光を探す」「たったひとつレンガを積むことから始めようか?」一人称で書かれた詞に貫かれているのは、第三者の立場で被災者を元気付けるのではなく、現地で共に瓦礫を処理する決意。「傍観者にはならない」

色々言われますけど、秋元康さんという方を僕は尊敬しますし、AKB48が好きです。これからも父娘で応援すると思います。

そうそう、AKBのアンチの方をおちょくったかのような、そのものズバリ「アンチ」という曲もあります。批判のお陰で成長できる、という内容だけど、素直に感謝してる風には聴こえない(笑)。