風呂に入る

ぬるめのお湯に浸かりながら、歌なんぞを歌ってみます。

｢ウルトラマンタロウ｣の挿入歌｢ウルトラ６兄弟｣など歌ってみます。４０年も前の歌なのに、今でもソラで歌えたりします。

調子に乗って｢大鉄人１７｣なんぞを歌ってみます。超メジャーからマイナーへ。えらい転落ぶりです。しかも、途中で歌詞を忘れている部分があって、ふと我に返り、恥ずかしくなります。

気を取り直して｢宇宙鉄人キョーダイン｣など歌ってみます。なんか｢仮面ライダーフォーゼ｣に出たとかいう話ですが、石ノ森章太郎先生とは全く縁もゆかりもなかったと思うのですが、その辺のいい加減さが東映の長所でもあるよなあ、とか考えながら気持ちよく歌います。

いきなりアニメに移って、今度は｢ガンダムＳＥＥＤ｣の最後のエンディングだった｢ＦIＮＤ ＴＨＥ ＷＡＹ｣を歌ってみます。中島美嘉さんの名バラードです。

どうして僕は 迷いながら
逃げ出すことできないんだろう


進んだ道の先 光が見つかるから…


少し目頭を押さえた後、お風呂から上がりました。

冬の華

｢冬の華｣
監督 降旗康男
主演 高倉健



健さん映画二本目です。
脚本を、あの倉本聰さんが書いているので、単なるヤクザ映画とは一味違います。

断ち切れぬ義理と人情。と言っても全然浪花節ではなく、全編を貫いているのは人の生の哀しさ。足を洗おうと悩んだ末に、男はヤクザの世界に帰って行く。黙っていても実に絵になる。最初から最後まで、健さんの魅力全開です。

ヒロインの池上季実子が、出番は少ないけど、とても可憐で、彼女の｢おじ様｣という台詞が堪らない。
この作品を｢ルパン三世カリオストロの城｣と並ぶ、日本二大｢おじ様｣映画と名付けます。