新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

妻から聞いた話

2013-08-29 20:41:17 | 子育て
今日のことだそうです。

例によって体調不安定なため、他人への警戒心が強くなってしまった妻。銀行に行く用事はあるのですが、人に会うのが嫌で、家から出たくありません。

ふと思い付いて、娘にこう提案したそうです。

「社会勉強にもなるから、お母さんと一緒に銀行に行ってくれない?」

母親と一緒に何かするのが大好きな娘のこと。もちろん二つ返事でOKしたのだそうです。

ほかでもない、銀行に行く用事とは、娘名義の通帳に入金すること。

無事に終えて帰宅すると、娘が尋ねてきたそうです。

「ねえねえ、それって私の通帳?」

「そうだよ。でも、これはあなたが大人になるまで親が管理して、進学とか、その他色々必要なことに使うためのものだから、今は使えないよ」

「いくらあるの?見せて、見せてー!」

妻は最初は拒んだのですが、あんまりしつこくせがむので、根負けして通帳の残高を見せたのだそうです。

「えっ!?こんな大金?スゴーイ!」

それは、正直そんな大した金額ではないのですが、五年生の娘には、見たこともない大金なのは、間違いありません。

この10年あまり、児童手当や、僕の安月給から月々のやりくりで捻出したわずかなお金を、ただ娘のためにコツコツ貯めてきた、妻の、汗と努力の結晶でもあります。

「見せて良かったかな?」

不安げな顔で、妻が尋ねてきました。

「それは、とても良いことをしたと思うよ。」

僕は、そう答えました。