娘の買った本が面白そうだったので、借りました。
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「十二人の死にたい子どもたち」
冲方丁 著
先ごろ劇場版が公開された、人気作家によるミステリーです。廃病院に自殺志願者の少年少女が12人集まって…というお話なんですが、これが滅法面白い。各キャラクターの個性が立っていて、ほとんど会話だけの展開であるにも関わらず、全く飽きさせません。
12人が死にたい動機は様々ですが、大半が病気や親の虐待、愛情不足によるもので、抱えた事情は深刻そのもの。同じ世代の子を持つ親としては、考えさせられます。一方で、こうした重いテーマをエンターテイメントに仕立て上げる著者の力量には、大いに感嘆しました。冲方丁さんの本って初めて読んだんですけど、他のも読んでみたい気にさせられます。
映画は見てないんですけど、TVで流れていた予告編の印象からは、なんか全然違う内容っぽい感じが…。そもそもこの表紙、作中のイメージとキャスティングがしっくりこないんですよね。失礼ながら。このまま見ないでおいた方がいいのかな…。あ、でも堤幸彦監督かあ…。うーん。
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「十二人の死にたい子どもたち」
冲方丁 著
先ごろ劇場版が公開された、人気作家によるミステリーです。廃病院に自殺志願者の少年少女が12人集まって…というお話なんですが、これが滅法面白い。各キャラクターの個性が立っていて、ほとんど会話だけの展開であるにも関わらず、全く飽きさせません。
12人が死にたい動機は様々ですが、大半が病気や親の虐待、愛情不足によるもので、抱えた事情は深刻そのもの。同じ世代の子を持つ親としては、考えさせられます。一方で、こうした重いテーマをエンターテイメントに仕立て上げる著者の力量には、大いに感嘆しました。冲方丁さんの本って初めて読んだんですけど、他のも読んでみたい気にさせられます。
映画は見てないんですけど、TVで流れていた予告編の印象からは、なんか全然違う内容っぽい感じが…。そもそもこの表紙、作中のイメージとキャスティングがしっくりこないんですよね。失礼ながら。このまま見ないでおいた方がいいのかな…。あ、でも堤幸彦監督かあ…。うーん。
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