新・さひょ君のらくがき帳

僕と妻と娘、3人の日常と僕の趣味を書いたブログです。

歯医者へ(娘の付き添い)

2013-07-20 22:21:36 | 子育て
昼前に、娘を連れて近所の歯医者に行きました。

定期的にチェックしてもらい、虫歯予防をしているのですが、今日は少し歯石が付いているとのことで、削り取る器具でキュイーン。黙って耐えている娘が愛らしい(この変態親父め)。

そのうち何かに気付いた歯科衛生士さんが「ちょっとレントゲンを撮りましょう」と、娘を連れて別室へ。
戻ってきて続きをしていると、やがて他の患者さんの治療を終えた先生が来て、説明を受けました。

「乳歯が四本残っている。左右の上下に各一本づつ。ほっといてもいずれ抜けるが、蓋みたいに塞いで永久歯が出てくるのを邪魔しているから、抜いた方が良い」

僕「お願いします」

先生「じゃあ、今日は右の上下二本を抜きます。左側は次回に」

娘、ショック

みるみる顔がこわばり、涙がポロリ、ポロリ。やがて、声をあげて泣き始めました。

「大丈夫、大丈夫。麻酔する時だけちょっと痛いけど、抜くのはすぐ終わるから。ね、頑張ろうね」

先生、歯科衛生士さん、僕の3人がかりでなだめ、慰め、なんとか抜歯にこぎ着けました。

手間のかかったのは麻酔までで、抜くのはあっという間。抜いた歯は、小さなケースに入れてお土産に持たせてくれました。

「好きな物を選んでね」

歯科衛生士さんから、ご褒美の玩具が入った箱を目の前に差し出された娘。さっきまで大泣きしていたのはどこへやら、真剣な目で箱を漁り、可愛いアクセサリーをゲットしていました




猫の事務所に行きたーい

2013-07-19 23:04:47 | 映画
「猫の恩返し」
監督 森田宏幸
主演 (声)池脇千鶴

(物語)
女子高校生のハルは、学校からの帰り道で車に轢かれそうになった猫を助けました。その夜、仰々しい猫の行列の訪問を受けたハルは、猫王とその家来たちと名乗るそのけったいな連中から、助けた猫が猫の国の王子であることを聞かされます。
騒動の末、王子の嫁になることをせがまれて困り果てたハルは、どこかから聞こえてくる声と、ムタという白い猫に導かれて猫の事務所を訪れます。そこで出会ったフンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵と名乗る猫の人形と共に、ハルの奇想天外な大冒険が始まるのでした…。

   ◇   ◇

金曜ロードショーのジブリ特集第三弾は、二週前に放送された「耳をすませば」のスピンオフ作品。ジブリの作品は数あれど、はっきり繋がりがあるのは、この2作だけと言っていい。そう考えると、貴重な映画です。

で、今回はバロン大活躍。猫だけど、本当に良い男(笑)。内容もストレートなヒロイック・ファンタジーで、ハリウッドのヒーローものにも似た雰囲気を持つ(さらわれたハルをバロン達が追い掛けるシーンなんて、まるでスピルバーグ映画)肩の凝らない娯楽作です。

あー面白かった。

この映画は、この一言に尽きます。





ソラリスの陽のもとに

2013-07-19 19:42:13 | 映画
「惑星ソラリス」
監督 アンドレイ・タルコフスキー
主演 ドナタス・バニオニス

(物語)
地球に帰還した調査員の奇妙な証言の真偽を確かめると同時に、今後の調査継続の是非を判断するため、クリスは惑星ソラリスに旅立つ。そこには、現在三名の調査員が駐在しているはずだったが、到着早々に、うち一人の死報に接し、基地内には残った2名の調査員以外の子どもの存在を目にすることになる。混乱するクリスの前に現れたのは、十年前に亡くなったはずの妻だった…。

   ◇   ◇

近年、ソダーバーグ監督がリメイクした、SF映画の古典。

タルコフスキーの映画って、十年くらい前にBSで放送された「鏡」を見たくらい。その時は、映像は美しいけど何だか分からない…っていうのが、正直な印象でした。

で、この作品なんですけど、2時間40分と長い映画ですし、これといってドラマチックな展開がある訳でもありません。でも、退屈はしませんでした。なんか見入ってしまうんですよね。

物語は、やっぱりよく分かりません。「2001年宇宙の旅」でボーマン船長が木星に到着して以降の展開を、台詞入りで見せられているような…。もっとも、モノリスやスターチャイルドは異星文明の手による人工的な存在だったけれど、今回は惑星そのものが相手。でも、それってどういうこと?と思っても、明確な答えは示されない…。

この監督には熱狂的なマニアが居ますが、その気持ちは何となく分かるような気がします。

たまにはこんな映画を見て、世界は通り一辺倒ではない様々な価値観から成り立っていることに思い当たるのも、悪くない話です。




昨日の夕方の風景

2013-07-17 08:04:16 | 日記


昨日は仕事を早く切り上げて、定時で帰りました。

いつも写真を撮る河原から、一枚パシャリ

どこにでもある田舎の風景ですが、この豊かな自然に囲まれて過ごす幸せを、大事にしたいものだと、改めて感じました。

なんとか遺産だとか、なんとかツーリズムだとか、そんなかっこいい肩書や能書きは要らない。

ただ、身体一杯に、その豊かさを感受したいと思います。