本日、閉伊川でサケの稚魚を放流する「第26回さけ稚魚壮行会」(宮古鮭祭実行委員会主催)が行われた。小雨まじりの肌寒い天候だったが、宮古市内の14の小学校と幼稚園、保育園児ら約500人が参加した。子どもたちは「元気で帰ってきてね~」と10万尾のサケの旅立ちを見送った。
稚魚は昨年12月、宮古漁協松山ふ化場で採卵、今年1月にふ化したもの。体長は5~6センチ。参加した子どもたちは係員からバケツに入れてもらった稚魚を水際まで運び、川に放流した。元気に川の中を泳ぐ姿に「頑張ってね~また会おうね」などと声をかけていた。
昨日は津軽石川で5万尾がやはり子どもたちの手によって放流されている。
サケは3~4年後に生まれた故郷の川に戻ってくる。
宮古では明治38年にサケのふ化事業が開始されて以来、サケは水産業の主要な役割を果たし、地域経済に大きく貢献してきた。昭和61年2月に旧宮古市はサケに象徴される豊かなまちづくりを目指して「サーモンランド宣言」を行っている。
このことから稚魚放流はサケに関する知識の高揚、情操教育の推進を図り、環境保全精神の涵養に資することなどを目的に毎年実施されている。
昨シーズンの閉伊川でのサケの回帰率は0・23%。1,400万尾放流したうち、河川捕獲尾数は3万3千尾だった。津軽石川は0・27%、5,140万尾のうち14万1千尾捕獲されている。
稚魚は昨年12月、宮古漁協松山ふ化場で採卵、今年1月にふ化したもの。体長は5~6センチ。参加した子どもたちは係員からバケツに入れてもらった稚魚を水際まで運び、川に放流した。元気に川の中を泳ぐ姿に「頑張ってね~また会おうね」などと声をかけていた。
昨日は津軽石川で5万尾がやはり子どもたちの手によって放流されている。
サケは3~4年後に生まれた故郷の川に戻ってくる。
宮古では明治38年にサケのふ化事業が開始されて以来、サケは水産業の主要な役割を果たし、地域経済に大きく貢献してきた。昭和61年2月に旧宮古市はサケに象徴される豊かなまちづくりを目指して「サーモンランド宣言」を行っている。
このことから稚魚放流はサケに関する知識の高揚、情操教育の推進を図り、環境保全精神の涵養に資することなどを目的に毎年実施されている。
昨シーズンの閉伊川でのサケの回帰率は0・23%。1,400万尾放流したうち、河川捕獲尾数は3万3千尾だった。津軽石川は0・27%、5,140万尾のうち14万1千尾捕獲されている。