みやこ海風だより

市議会報告からNPO活動、海を活用したまちづくり、文化創出のまちづくりをベースにしたつぶやきです。

やっと家事から解放

2007-05-14 22:55:13 | 風待ち談話
 やっとのこと家事から解放された。入院していた女房が無事退院とあいなったためである。3週間ぶりである。やはりいつもいる人がいて、それなりの事をやってくれる人がいないということは大変なことだ。しかしながら、一人の生活にも慣れてきているところでもあった。朝早く起きて洗濯から始まり食事を作ったりとそれなりのリズムを作っていた。それもまた新鮮な感じはしていたが、やはり仕事しながらの家事は大変なことだ。この3週間はいい経験をしたということだろう。女房はまだ完治状態ではなくこれからは毎日通院となる。じっくり時間をかけながら直してほしい。それまで風呂掃除もやりますから、自分。。。

強風に学ぶ。

2007-05-14 09:18:27 | 海だより
 先週末はちょっとした用事のため宮城県T市に出張していた。パソコンも持参してそこから更新しようと思っていたが、ホテルにはネットワークが整備されていなくてインターネットに接続できなかった。携帯での接続を試みたがそこはフォーマの環境も悪く、圏外表示ばかりでやはり接続は難しかった。いやはや大変なところだった。もちろん仕事関係のメールチェックも出来ずに苦労した。ある程度の町の規模なのだが、まだまだ未整備地区というのはあるものなんだと実感した。
 
 昨日は出張帰りの慌ただしさの中、朝早くから仕事。ジュニアの練習日にもなっていたので、それを早めに済ませて海へと予定していた。ところがその仕事、相手が時間通りではない。やれやれなかなか予定通りとはいかないものだ。
 それでも何とか海へと出ることができた。いつもより40分以上も遅れての出艇だった。風は無風。先に出ていた高校のヨットも漂っている。一応予報では吹く予定だったがベタ状態。それがしばらくすると南の風が吹き込んで来た。やっと吹いたか、と思ったが、なにやら風が重い。固まったブローががんがん吹き込んでくる。春特有の安定しない風だ。高校生たちのヨットも次々と沈しはじめた。早速ハーバーへ避難させようとしたが、ミニホッパーたちも沈。OPは風が強くて走れず流されている。一瞬にして海は荒れ模様となりあちこちでレスキューが始まった。
 しかしながらレスキューも各救助艇がすばやく動いたこともあり無事終了、高校生を含め全員がハーバーへ戻った。
 こうした一瞬の出来事は瞬時に対応できるというものではないが、冷静に対応することによって一つ一つが解決できる。子どもたちにも、こうした状況におかれた時、落ち着きながらも自分達で最低限出来ることを学ばせていきたい。もちろん我々もこれらの状況を教訓に常に学んでいかなければならない。

 

森川海

2007-05-10 22:30:43 | 海だより
 先月の新聞に書いたコラムの影響だろうか?立て続けに何か話してくれと2つの自治体関係から依頼が来た。テーマはどちらも「自然、または環境について」であった。コラムでは特に詳しく環境問題を掘り下げたわけではないのだが、その問題にかなり精通し積極的に活動しているのではと、そんなイメージで捉えられたのかも知れない。それらは自然環境を保全保護する啓発について書いたものだ。自然体験の中から身近な環境を見つめてほしいという願いと、ふるさとの森川海の素晴らしさを再確認しながらも、何か地球規模で自然が徐々にではあるが崩壊していることを訴えた。それらが目に止まったのだろうか、改めて気を引き締めているところだ。
 依頼されたテーマはまだ漠然とした大きなものだが、これから具体的に何を話していくかを整理していきたい。一つは小中学生などが対象であることから「地球カレンダー」や「29日目の恐怖」というキーワードで組み立てながら、宮古湾の海中を撮影した映像などを紹介してみたいと思う。

 それにしても自分が感じるに宮古湾の磯場も大きく変化していることは事実。昔はセーリングの合間にシュウリ貝を捕って食べたものだが、今その貝はバラストの影響でほとんど外来種のものになって食べることさえも出来ない。防潮堤の整備によっても潮の流れも変わった。地球の長い時間の中で築かれた自然なのだが、その規模で考えれば本当にあっと言う間に変化してしまった。
 せめても我々が調査活動を行っている「小魚たちのゆりかご」とも呼ばれる藻場を、守っていくことが宮古湾全体の自然を守ることにつながるのかも知れない。
 

体調が。。

2007-05-08 22:54:54 | ソフトバレー
 本日夜、ソフトバレーの練習日。しかし、ちょっと体調が、、思わしくなかった。持病の腎臓系がじりじり痛みだし、そのため痛み止めを飲んでの練習参加となった。気温も高いため身体を動かすには絶好のコンディション、この機会を逃したくないばかりにちょっと無理をした。それに自宅にある菓子もみんなに食べてもらいたくて、それを持参して体育館に行った。
 練習では薬も効いたせいか、痛みもなくそれなりにプレーが出来た。まずは一安心といったところだ。でもこの持病、少し疲れが出ると痛みだす。なんとかならないのか。

 一人の生活となって早、2週間となった。炊事、洗濯などそれなりに出来るようになったが、それにしても家事って結構ハードだということを実感している。買い物やらなにやらで意外と時間も取られるし、洗濯干す作業も2階へ上がったり下がったり、今までにない非日常がまるで新たな文化のごとく自分を取り巻いている。これも慣れればまた楽しいものだ。ただ食事だけは、毎日簡単なもので済ませている。なので今一番食べたいもの。。
 刺身、焼き肉、カラッと揚がった野菜の天ぷら、肉じゃが、、、って、うわ~、あんまいいもん食ってねえ~んだ、俺!!

アメリカズカップ

2007-05-07 23:08:14 | 海だより
 昨日はジュニアクラブの練習日。少し寒い中での活動となったが、子どもたちは元気だ。OP5艇、SR1艇、ミニホ4艇で出艇。今年は中学生がメンバーの半分近くを占めるので、OPよりもミニホが必要になる。ん~大変だ。どこからか見つけてこなくては。さらにスタッフも必要になるので、こちらも見つけなければならない。誰かいないですかね~。ヨットが出来なくても一緒に海でいろんな活動をしてくれる、そんな人でもOKです。気軽に連絡下さい。

 さて、地中海ではアメリカズカップの予選、ルイビトンカップが始まった。中国が1勝したとかいろいろなニュースや情報が入り始め、レースも盛り上がってきている。
 小生、いつかこのレースを見たいと思っているが、なかなかチャンスに恵まれない。ニュージーランドに行って4年目となるが、この間は残念ながらカップはオークランドにはなく、アメリカズカップ村と、チームニュージーランドの新艇を見るのみだった。それでも雰囲気だけは味わい、勝手に「エア アメリカズカップ」(分かるかな~?)を楽しんでいる。今度こそニュージーランドが勝利したら、次回必ずオークランドに行きたいものだ。
 写真は2年前から今年にかけてのオークランドにおけるアメリカズカップ関連のものである。

 まずはこれがエミレーツチームニュージーランドの艇。05年2月に撮影したもの。


 その年に乗艇したNZLのアメリカズカップ艇。早いのなんのって、そりゃ感激でした。





初Tシャツ

2007-05-05 09:34:17 | 海だより
 連休は特に遠出をする予定もなく、ヨットハーバーと病院を行ったり来たりの日々である。が、昨日はヨット仲間のSさんが趣味で行っている木工の展示会があり、それにおじゃました。お盆やお椀をはじめ、各種手作りの非常に精度の高い製品がづらりと並べられ、多くの人の目を引いていた。なにかこれでヨットやマリンスポーツに関するグッズを作ってもらうことは出来ないものかと、少し考えた。

 昨日は宮古も25度ほどの気温となり、今シーズン本邦初(1月~2月にNZLでは半袖していたので)の半袖Tシャツとなった。やはり半袖になると気持ちがいい。何か行楽している!って感じで、遠くにいかなくても気分はリゾートしている。小生これでもTシャツマニアで、結構な数を持っている。ほとんどはヨット関係のものだが、外国で買ったものもそれなりにある。しかし、夏が短い当地方では着る期間も限られるので、このように20度を超える日が楽しみなのである。
 さて、本日の気温は???Tシャツは着れるのか?
 

鯉泳ぐ

2007-05-03 22:32:09 | 海だより
 連休の後半戦がスタートした。天候にも恵まれ宮古湾にも多くのヨットが浮かんだ。ハーバーにも高校ヨット部のOBたちが顔を見せてにぎわいを見せていた。いつもながらの連休の光景だ。昔話に花が咲いている。
 そんなハーバーに今年は鯉のぼりを上げた。施設内を少しにぎやかにしたいと思い、小生の家で10数年前に使用していたものを物置から出してきた。それをクラブハウスと電柱との間にシートを張って取り付けた。南西の風に大きく舞い上がった鯉のぼり、大空に吸い込まれるよう元気に泳ぐ姿を見るのは久しぶりだ。



 今度の日曜日にはジュニアクラブの子どもたちもやってくる。喜んでもらえたら嬉しい。まだ4匹と少ないが、これから多くの人に声をかけて、ハーバーいっぱいに鯉のぼりが泳ぐようになれば、にぎわいももっと増すことだろう。
 
 また、クラブハウス前には色鮮やかなチューリップが咲いている。これを見るだけでも心が和む。いい風が吹き美しい花が咲くハーバー、今年はとてもいい連休になりそうだ。





 

花見と会議とあっ!

2007-05-02 16:43:52 | 風待ち談話
 昨夜、某新聞社のYさんより電話があった。
「明日の夜の花見、大丈夫出席しますよね」
「あっ!」。。。「忘れてた…」
「あっ、はい、はい、出席します!」と返事。さらに私はバーベキュー用焼き台ドラム缶の手配を依頼されていた。やばっ!慌てて手配。なんとか無事に花見の席にセットできることになり、ほっと胸を撫で下ろしていた。あとは天候の回復をまつだけだ。

 本日、午前、某団体から電話があった。
「今夜の会議、大丈夫出席しますよね」
「あっ!」。。。「忘れてた…」
「あっ、はい、はい、出席します!」と返事。「あれ、花見は?」
 おいおいおい!!

 最近こんな調子で物忘れが激しい。

 つい先日も葬式が終わって家で遅い昼食を食べていた所に委任されているある委員会から電話。
「あの~会議始まっていますが」
「あっ!」。。。「忘れてた…」
「あっ、はい、はい、今行くところでした。いや~葬式が長引いて~すみません」
忘れていなければ全然間に合う時間に葬式は終わっていたんだけど、慌てて葬式まんじゅうをくわえて車に乗り込んだ。電話が無ければ脳天気にも葬式弁当食べてくつろいでいたことだろう。

 いや~こんなのはもう普通になってしまった。なんとかせにゃ!!ピンチだ自分!

 今夜の花見は遅れても行くしかないが、もしかすれば「花見カキ」が用意されているような予感が。。誰か残しておいてね。

北東の風7メートル

2007-05-01 23:21:49 | セーリング
 暦も早5月となった。ゴールデンウィークにも入り人々の動きも活発だ。4月末は何だか忙しく、ブログも更新できないでいた。少しだけ振り返りながら、また5月も頑張ってみたい。

 4/29は宮古市内中学校春季野球大会の運営ボランティアとして一日中参加。今年30回目となった歴史ある大会、決勝戦は河南中と新里中が対戦し、新里中が4対3で勝った。昨年に続いての2連覇。グラウンドでは中学生たちのはつらつしたプレーが随所で展開され、球春到来を告げていた。
 残念だったのは重茂中がインフルエンザで試合を棄権したこと。過去の歴史で棄権は初めてのこと。まだまだ学校では流行っているらしいから、気をつけてほしいものだ。まずは新里中、おめでとう!

 4/30 宮古ジュニアセーリングクラブの今シーズンの活動初日。日本列島は20度を超える気温となったが宮古湾には北東の冷たい風が入り込み、気温もあがらずやや寒い日だった。それでも元気な子どもたちがヨットハーバーにやってきた。昨年11月以来、久しぶりの対面。大人びた子あり、背が高くなった子あり、ちょっと太めかな、と、いろいろな表情の子どもたちと再会した。今シーズンは新人が3人も加入し19人でスタートすることになった。まだ入会予定者もいる。今年もにぎやかになりそうだ。
 午前中はすべての艇の艤装を行った。マスト、ブームにセールをセッティングしたり、不備なところを修繕などした。しかし、いつもながら片付けた時のガラミがない。一体いつもどこに仕舞っているのか、毎年これを探すだけでエネルギーを使っている。来年こそはしっかり管理したいものだ。
 午後になり風が安定してきたので初セーリングした。ミニホッパー2艇、OP5艇で出艇。初心者たちはテンダーで初航海と見学。海水はまだ身を切るような冷たさだ。波しぶきは時折身体を濡らす。でも子どもたちは元気だ!ミニホッパーのM子がいきなり初沈をした。「超~~~寒い~~」と悲鳴。今度はOPのSがティラーを壊し、スプリットポールを海に落とした。艤装も不備だったのか、初日はいろんなリスクが伴う。身体馴らしのセーリングということで短時間で切り上げた。
 さあ、来週からいよいよ本格的なセーリングだ。

 5/1 ニュージーランドからヨット指導で宮古に滞在しているマークから、ヨットの国際交流に関する新しい情報が入った。我々は毎年オークランドのヨットクラブ(KYC、BBYCなど)と相互交流を行い、宮古の子どもたちを派遣している。オークランドからも2年に1回のペースで宮古にやってくる。昨夏にはKYCの子どもたちが宮古に来たが、今夏にも連続で向こうから来る予定があるという。予定されるのはネルソンという街のヨットクラブらしいが、現在向こうで協議をしているとのこと。また新たなクラブと交流できることの喜びはこの上ない。地方の小さなまちの小さなヨットクラブだが、しっかりふるさとに根っこをはりながらも、視線は海の向こうをも見据えている。新たな出会いが実現することを願ってやまない。