月の裏側〜reprise〜

捻くれ者が音楽を語ったらどうにも収拾がつかなくなった件。マニアックな作品紹介と自分自身の音楽関係の思い出話を中心に。

NO.55 たんぽぽ「薄幸色」

2022-06-22 08:43:21 | 隠れた名曲

本当に偶然だったのですが、たんぽぽに関する記事を検索している時に

たんぽぽのアルバムである「薄幸色」を売っているネット販売の

レコードサイトを見つけました。アルバム自体は持っているのですが、

なんとサイン入りのレコードでした。しかも値段も手ごろ。

(その代わりに送料が高いという罠がありましたが)

どうしようか迷いましたが、今後サイン入りなんて入手出来ないだろうと

思い、購入を決心しました。

 

たんぽぽのアルバムがなかなか再発されないのは、

京都レコードの所属だったからと思われます。

京都レコードは、あのねのねや河島英吾さんが所属していましたが、

2002年に撤退していて、復刻は殆ど進んでいない状態です。

販売自体は、ワーナーや東芝に委託するような感じでした。

 

このアルバムで好きな曲は、やはりタイトル曲の「薄幸色」ですね。

アルバムの最初と最後に収録されていますが、儚い感じが好みです。

アレンジ違いで収録されていますが、甲乙つけがたいですね。

「セルフセレクション」のCDに収録されなかったのは残念です。

いい曲なのに、収録されなかった理由があるのでしょうか?

後は、ドラマの主題歌にもなった「ひとり歩き」。

小林亜星さんの作曲で、これも京都の雰囲気を感じさせる佳曲です。

アルバムB面は、珍しくポップな曲に挑戦していまして、

新たな境地を開くかと思われましたが、

残念ながら、これが実質的なラストアルバムになってしまいました。

 

80年代に引退していますので、もう新作を聴くことは出来ませんが、

このアルバムに掲載されているバイオグラフィを見ると、

色々なところでゲスト出演していたり、ラジオの収録を行っていたり、

結構忙しく活動しているのがわかります。

どこかで発掘音源をまとめて出してくれないかなと密かに期待しています。

 



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